エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

2024年4月20日

エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

 

エコキュートを交換する時期は、壊れてからでいいと思っている方も多くいるのではないでしょうか。しかし、次のような状態にエコキュートがなっているときは、交換を検討するのがおすすめでしょう。

お湯が出にくいことがある
異音がたまに発生する

10年間以上使っているエコキュートのトラブルが発生すると、しばらくお湯が使えなくなります。そのため、壊れる前にエコキュートの交換を検討しましょう。ここでは、エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ、エコキュートの寿命、エコキュートの交換のサイン、エコキュートの交換がおすすめの理由、エコキュートの寿命を延ばす方法、エコキュートの交換の依頼先についてご紹介します。

 

エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

エコキュートの寿命

エコキュートの寿命は、一般的に10年間~15年間くらいといわれています。しかし、エコキュートは、電気製品であるため、10年間以下でトラブルが発生したり、20年間くらい使えたりすることもあります。

エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットがあり、役割がそれぞれ違っています。ヒートポンプユニットは、大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かします。貯湯タンクユニットは、ヒートポンプユニットで沸かしたお湯を貯めておきます。

ヒートポンプユニットの寿命は、5年間~15年間です。
貯湯タンクユニットの寿命は、10年間~15年間です。

ヒートポンプユニットは、寿命が短いため、貯湯タンクユニットよりも先にトラブルが発生することがあります。しかし、ヒートポンプユニットのみを交換するのは、それほどおすすめではありません。というのは、次のような理由があるためです。

ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットはセットになっている

10年間くらい使っているときは、貯湯タンクユニットも劣化しているほとんどのメーカーは、交換用のヒートポンプユニットを準備していません。なお、ダイキンだけは、交換用のヒートポンプユニットを準備しています。また、エコキュートを10年間くらい使っているときは、セットで交換するのがおすすめです。というのは、ヒートポンプユニットのみを交換しても、すぐに貯湯タンクユニットのトラブルが発生することがあるためです。エコキュートを交換する目安は、10年間~15年間くらいと把握しておきましょう。

 

エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

 

エコキュートの交換のサイン

ここでは、エコキュートの交換のサインについてご紹介します。

 

お湯が出ないことが頻繫にある

給湯栓からお湯が出ないことが頻繫にあるときは、エコキュートの交換のサインです。ヒートポンプユニットでお湯を上手く沸かせていなかったり、水漏れが発生していたりするかもしれません。

なお、冬のシーズンにお湯が出ないときは、配管が凍結していることもあります。気温が高くなるまで待ったり、ぬるま湯で凍結している配管を温めたりするなどして、解凍するまで待ちましょう。

また、特定の給湯栓のみのお湯が出ないときは、給湯栓のトラブルが発生していることもあります。お湯が出ないときは、別の給湯栓もチェックしてみましょう。

 

エラーコードが頻繫にリモコンに表示される

エラーコードが頻繫にリモコンに表示されるときは、エコキュートの交換を検討すべきでしょう。一般的に、エラーコードがリモコンに表示されても、エコキュートの取扱説明に従って対処することによって、問題なく使えることもあります。

しかし、適切に対処してもエラーコードが頻繫にリモコンに表示されるときは、エコキュートの寿命が近くなっているサインです。メーカーあるいは業者に頼んで、エコキュートを修理するか交換するかをチェックしてもらいましょう。

 

お湯の温度が安定しない

お湯の温度が安定しないときは、エコキュートの交換のサインです。

お湯の温度が安定しない要因としては、次のようなものが考えられます。

エコキュートの温度センサーのトラブル
水とお湯を混合する給湯混合弁のトラブル

ヒートポンプユニットの劣化お湯の温度がぬるいときは、身体が入浴しているときに温まらなく、急にお湯の温度が高くなると危ないでしょう。部品の交換で直るときとエコキュートの交換が必要なときがあるため、メーカーあるいは業者に点検してもらいましょう。

 

お風呂湯はりの量が安定しない

同じ設定でお風呂の湯はりをしても、お湯の量が少なかったり多かったりするときは、エコキュートの交換のサインです。要因としては、お湯の量を測るセンサーのトラブルなどが考えられます。

なお、浴槽のふろ循環アダプターのフィルターが詰まることによって、給湯が上手くできなくてお湯の量が少なくなることもあります。そのため、定期的にフィルターを清掃して、詰まりを防止しましょう。

 

お風呂の湯はりや追いだきができないことがある

お風呂の湯はりや追いだきができないときは、エコキュートの交換を検討すべきです。要因としては、貯湯タンクユニットのトラブルが発生していたり、リモコンのトラブルが発生していたりすることなどが考えられます。

しかし、フィルターや配管の汚れが要因のこともあります。そのため、メーカーあるいは業者に点検してもらいましょう。

 

異音が発生する

ヒートポンプユニットから「ヴォーン」などの異音が発生するときは、トラブルが考えられます。ファンモーターのトラブルが発生すると、大きな「ヴォーン」というような音が出ます。ヒートポンプユニットは屋外設置であるためわかりにくいでしょうが、エコキュートの調子が良くないと思ったときはチェックしましょう。

 

リモコンが作動しないことがある

リモコンが要因で、沸き上げやお風呂の湯はり、追いだきなどができないこともあります。リモコンは、浴室と台所などに設置されています。いずれか1箇所のリモコンのトラブルが発生したときは、リモコンの液晶や配線などのトラブルも考えられるため、リモコンだけを交換して直ることも多くあります。

しかし、浴室と台所の両方のリモコンが作動しないときは、エコキュートのトラブルが発生していることがあります。そのため、メーカーあるいは業者に相談しましょう。

 

エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

 

エコキュートの交換がおすすめの理由

ここでは、エコキュートの交換がおすすめの理由についてご紹介します。

 

お湯が使えない状態が避けられる

エコキュートのトラブルが発生すると、お湯が使えなくて入浴などができなくなります。特に、冬の寒いシーズンにお湯が使えない暮らしは耐えられないでしょう。

しかし、トラブルが発生する前にエコキュートを交換すると、お湯が使えない状態が避けられます。エコキュートの交換は半日間~1日間くらいで終わるため、交換した日から入浴することができます。

 

エコキュートのメーカーや機種の検討ができる

トラブルが発生してからエコキュートの交換を検討すると、十分にメーカーや機種の検討ができません。そのため、在庫のあるエコキュートの中から選ぶようになります。

しかし、エコキュートの交換を前もって検討すると、メーカーや機種を十分にチェックすることができます。また、家族数が変化したときはエコキュートの貯湯タンクの容量を見直す必要があり、シャワーの水圧が心配なときは高圧タイプを検討する必要があります。

メーカーによっても、機能や保証期間が違うことがあります。例えば、パナソニックのエコキュートは、太陽光発電の余剰電力で沸き上げすることができます。また、日立のエコキュートは、高速湯はりモードで入浴がスムーズにできます。安全機能や省エネ性能なども、メーカーによって細かく違っています。

エコキュートのトラブルが発生する前に交換を検討して、ライフスタイルに適した機種を選びましょう。

 

依頼先の比較ができる

エコキュートの交換を前もって検討すると、依頼先の比較ができます。依頼先によって、エコキュートの交換費用などが大きく違います。また、見積もりを複数の依頼先から入手して比較することもできます。

さらに、エコキュートはトラブルが発生することもあります。そのため、アフターフサービスや保証が充実している依頼先がおすすめです。

 

別のリフォームの検討も一緒にできる

エコキュートのトラブルが発生してから交換すると、別のリフォームの検討ができません。というのは、何週間もお湯が使えない期間があると、生活が不便になるためです。例えば、エコキュートを急いで交換したが、ユニットバスのトラブルがすぐに発生して交換する必要があったというようなケースもあります。

ユニットバスを交換するときは、エコキュートと接続する配管などの工事が必要になります。エコキュートとユニットバスを一緒に交換しないと、手間がかかって費用も余計にかかります。そのため、エコキュートの調子が悪くなれば、別のリフォームも一緒に検討しましょう。

 

エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

 

エコキュートの寿命を延ばす方法

ここでは、エコキュートの寿命を延ばす方法についてご紹介します。

 

定期的に点検を行う

エコキュートの寿命を延ばすためには、早期に不具合を見つけることが大切です。

次のような点検を、年に2回~3回くらいの頻度で行いましょう。

エコキュートや配管から水が漏れていないか
漏電遮断器が作動するか
逃し弁が作動するか

凍結防止ヒーターが作動するかこのような点検は、自分で行うことができます。エコキュートの取扱説明書にも掲載されているため、チェックしてください。また、3年に1回くらいは、メーカーあるいは業者に点検を頼みましょう。

 

お手入れを行う

エコキュートの寿命を延ばすためには、お手入れを行うことも大切です。お手入れを行わないと、エコキュートのトラブルが発生するだけでなく、性能が悪くなることもあります。

エコキュートのお手入れとしては、次のようなものなどがあります。

浴槽のふろ循環アダプターのフィルターの清掃(日常的に)
リモコンの拭き掃除(日常的に)
貯湯タンクとヒートポンプユニットの水抜き(半年間に1回以上)
追いだき配管の洗浄(半年間に1回以上)

 

メーカーが推奨する入浴剤を使う

エコキュートは、メーカーが推奨する入浴剤を使いましょう。というのは、追いだき配管やポンプなどにお風呂のお湯が循環して、入浴剤が目詰まりすることがあるためです。

例えば、粉タイプやにごりタイプの入浴剤を使うと、お湯が循環するときにフィルターが目詰まりするなどして、トラブルが発生することがあります。

なお、これはエコキュートのフルオートタイプだけで注意する必要があることです。エコキュートのフルオートタイプは、お風呂の湯はり、保温、足し湯などの機能が自動でできます。しかし、エコキュートの給湯専用タイプやオートタイプは、入浴剤についての制限がありません。最近は、エコキュートのフルオートタイプがメインになっているため、注意しましょう。

 

エコキュートの周りに物を置かない

エコキュートの周りには、物を置かないことが大切です。特に、エコキュートのヒートポンプユニットの周りに物を置くと、上手く大気が流れなく、効率が悪くなったり、トラブルが発生したりします。

また、自転車などがエコキュートの近くにあると、倒れたときにぶつかって破損することもあります。さらに、エコキュートの周りに物があると、お手入れや点検もしにくいため、注意してください。

 

 

エコキュートの交換の依頼先

エコキュートの交換の依頼先としては、次のようなところがあります。

専門の業者
家を建てたハウスメーカー
リフォーム業者
家電量販店

ホームセンター家を建てたハウスメーカーと繋がっているのであれば、頼みやすいでしょう。しかし、ハウスメーカーは、エコキュートの交換費用が高くなります。そのため、専門の業者に頼むのがおすすめです。というのは、次のような理由があるためです。

エコキュートの交換実績が豊富にある

エコキュートの交換費用が安いまた、リフォーム業者や家電量販店、ホームセンターは、下請け業者にエコキュートの交換工事を任せています。下請け業者に任せると、エコキュートの交換費用が高くなったり、頼む度に違った下請け業者が来るために過去の状況を把握していなかったりするなどがあります。このようなことから、エコキュートの交換実績が豊富にあり、交換費用が安い専門の業者に頼むのがおすすめです。

エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ

 

まとめ

ここでは、エコキュートの交換する時期はいつがいいのか悩んでいる方へ、エコキュートの寿命、エコキュートの交換のサイン、エコキュートの交換がおすすめの理由、エコキュートの寿命を延ばす方法、エコキュートの交換の依頼先についてご紹介しました。

エコキュートは、寿命が10年間~15年間の給湯器です。エコキュートのトラブルが発生してから交換を検討すると、生活が不便になります。また、ゆっくりとエコキュートのメーカーや機種、依頼先を検討する時間もありません。そのため、エコキュートは寿命がオーバーしたり、交換のサインが現れたりすれば、交換を早めに検討しましょう。

 

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