エコキュートのお手入れでお困りの方へ

2020年10月31日

こんにちは、エコキュート修理工事、エコキュート交換工事、エコキュート取替工事のみずほ住設でございます。
本日のコラムを担当させて頂く上田と申します、宜しくお願い致します。

エコキュートは空気中に存在する大気の熱を活用してお湯を沸かす仕組みというのは弊社のコラムやエコキュートのコラムを読んでくださった事がある方はご理解頂いているのではないでしょうか。
この仕組みを活かして電気代を抑えられる点が魅力的でまだまだ注目を集めている商品になります。

エコキュートを導入してみたけどメンテナンスの方法が分からないいう方が非常に多い傾向がございます。メンテナンスをしなければ故障の原因になるので正しい情報で正しい対応が必要になります。

エコキュートの掃除方法や貯湯タンク、配管洗浄といった清掃時のポイントについてもご案内させて頂きます。皆様のエコキュートのメンテナンス、お掃除にとって少しでもお役に立てますと幸いです。

メンテナンス及びお掃除方法

エコキュートの掃除場所は配管洗浄と貯湯タンクの掃除がメインになります。
ここではそれぞれの具体的な掃除方法をご案内させて頂きます。

まずは配管です。
今お使いのエコキュートには自動配管洗浄機能はついていますか？ついていませんか？

エコキュートの浴槽とエコキュートの貯湯タンクにはお湯を循環させるための配管が通っているのは想像できますでしょうか？
エコキュートを使っている間はお湯が循環している状態なので汚れが付着することはあまりありませんが、エコキュートを使っていない時間は水が蓄積して汚れが付着してしまう恐れがございます。

今現在発売されているエコキュートは配管を自動で洗浄する機能が搭載されている商品も多いのですが、自動洗浄機能が搭載されていないエコキュートは洗浄ボタンをオンにして手動で洗浄する必要がございます。
一般的な洗浄をするだけでは除去しきれない汚れも存在するため、定期的に配管専用の洗剤を使って掃除をしなければなりません。

6ヶ月に1回程度は配管洗浄をすることを推奨させていただいております。
汚れが溜まっていると数ヶ月で配管から汚れが出て、お風呂にゴミが浮く場合もあるので注意が必要です。

汚れが確認できた時は洗剤を使って配管の掃除をして清潔なお湯を保つように努める必要があります。
配管の洗浄方法は最初にお風呂に水を入れて専用の洗剤をお風呂に入れます。

ポイントとして洗剤はアルカリ性の洗剤を使うことです。
酸性が配合されているものだと配管の劣化につながるので注意が必要です。

配管用の洗剤を入れたら洗浄ボタンをオンにします。
1時間程度配管内に水を循環させましょう。

ここで新しいきれいな水に変えて30分程度循環させて配管内部をすすぐ事が大事です。
最後に水を流してバスタブの中を掃除をする形になります。

配管洗浄のやり方は商品ごとに違うことがあるため、説明書を確認してから掃除をするようにしましょう。ここまでで配管洗浄のやり方はご確認いただけましたね。

次は貯湯タンクです。
貯湯タンクを掃除する際は最初に漏電遮断機を切った状態にしてから、給水配管専用止水栓と逃がし弁レバーを開ける必要がございます。

タンクに空気を入れて貯湯タンク内部が真空状態にならないようにしてから排水栓を開けて1分以上排水しなければいけません。
水抜きをした後に逃がし弁レバーを閉じて漏電遮断器をつける必要があります。

お湯が出るかどうかを確認しましょう。
空気が含まれた水が排出されます、そのうち数秒間お湯を出した状態にすれば通常通り水やお湯が出る事を確認できます。

貯湯タンクの清掃作業は1年間に3回程度を推奨させて頂いております。
タンクは外にある事が多いと思いますので、寒い時期を避けて掃除をするのが良いではないでしょうか。

エコキュートの内部は温度が高く雑菌が繁殖しやすい環境になります。
配管の内部では雑菌が繁殖する可能性が高いため注意が必要になります。

ここに溜まりやすい雑菌は人体に大きな悪影響を及ぼす細菌ではないものの、年配の方や小さなお子様などの免疫力が低い人の体には危険です。
免疫力の低い方にとっては健康を害するリスクがあるため、家族を守るためにエコキュートの掃除は欠かさず行う必要があると覚えておいてください。

外注も可能？

エコキュートの配管を定期的にしっかりと掃除をすれば、半年に1回成分の強力な洗浄剤を用いてお掃除するだけで配管の内部を常に清潔な状態に維持する事が可能になります。
それでも家庭では除去しきれない汚れが蓄積している場合もございます。

汚れが蓄積している可能性がある場合には業者に依頼する方法も選択肢の1つに入れておきましょう。
業者にエコキュートの掃除を依頼した際には約2〜3時間前後の配管洗浄で、料金は1万2000円～1万8000円程度のコストがかかるでしょう。

配管内の雑菌の繁殖確認検査を実施する場合はお掃除前とお掃除後でそれぞれ1500円程度かかるため、合計3000円程度の費用がかかることもあると考えておきましょう。
業者によってはエコキュートの掃除と雑菌検査がセットになっていプランもありますので、そのプランを選択する事で料金を抑える事が可能になります。

業者によって洗浄内容や料金については違いがあります。
いくつかの業者に見積もりを依頼してお求めやすく、親切な業者を選ぶことが非常に大切ではないでyそうか。

配管と貯湯タンクの掃除方法にご紹介しましたがいかがでしたでしょうか、覚えておくだけでも構いません。このようにエコキュートはメンテナンスをするものだという事をご理解頂けますと幸いです。

定期的にお手入れをしないとエコキュート本体が壊れる原因になり、雑菌が繁殖してしまいます。
エコキュートはこまめに掃除をして不具合や故障といったトラブルを押さえましょう。

少しでも参考にして頂けますと幸いです。

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