電気温水器でお湯が出ないが水は出るという症状でお困りの方へ

2021年8月2日

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方へ

 

電気温水器を使っていると、お湯は出ないけど水は出るというような症状で困ることもあるのではないでしょうか。

ここでは、電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方へ、電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状の要因と処置法、電気温水器のお湯切れになる要因と処置法、電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないときはエコキュートに交換するのがおすすめについてご紹介します。

 

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方へ

 

電気温水器でお湯が出ないという症状の要因と処置法

ここでは、電気温水器でお湯が出ないという症状の要因と処置法についてご紹介します。電気温水器でお湯が出ないという症状のときは、初めに使っているお湯の量についてチェックする必要があります。

電気温水器は、前もってお湯沸かして貯めておいたものに水を混合して給湯します。そのため、同時にいくつかのところでお湯を使えば、一つの水栓から出るお湯の量はどうしても少なくなります。当然ですが、お湯をお風呂の給湯のみに使っているときにお湯が出ないときはこの要因ではありません。しかし、電気温水器からお風呂にお湯はりをするときに、お湯を台所などでも使っていると、お風呂のお湯はり量が少なくなります。そのため、電気温水器のお湯が出ていないのではないかと感じるかもしれません。

このようなときは、電気温水器のトラブルではないため、同時に使うお湯の量を少なくしたり、一時的であるため待っていたりする必要があります。また、給湯配管のトラブルも、古い電気温水器のときは多くあります。電気温水器からの給湯配管が、何らかの要因で詰まったり、水漏れしていたりすれば、電気温水器のお湯が出なくなります。

給湯配管は急にトラブルが発生することもあり、前の日までは電気温水器からお湯が出ていても、次の日には給湯配管の水漏れが発生して電気温水器のお湯が出ないこともあるため注意する必要があります。

しかし、電気温水器や給湯配管が経年で劣化することによって発生することがほとんどであるため、長年電気温水器を使っていなければ、この要因は考えにくいでしょう。そして、電気温水器の減圧弁のフィルターは最も注意する必要があります。フィルターが電気温水器の減圧弁にはあり、汚れがこのフィルターに詰まれば、お湯が出でなくなります。最も多い一つの要因で、フィルターを清掃することによってすぐに解消します。電気温水器でお湯が出ないときは、必ず減圧弁のフィルターをチェックしましょう。

混合水栓のフィルターも同じです。混合水栓のフィルターが詰まると、電気温水器にトラブルが発生していなくてもお湯が出なくなります。電気温水器の減圧弁のフィルターと同じように清掃すると、お湯が出るようになります。

これ以外に、止水栓のチェックも必要です。混合水栓のフィルターを清掃した後に止水栓を開けなかったりすれば、電気温水器のお湯が出ません。そのため、必ず止水栓もチェックしましょう。

つまり、電気温水器のお湯が出ないときのチェックポイントとしては、電気温水器の減圧弁のフィルターが詰まっていないか、混合水栓のフィルターが詰まっていないか、電気温水器のお湯をいくつかのところで同時に使っていないか、止水栓を閉めていないか、が挙げられます。

電気温水器のトラブルではない要因が多いため、業者に修理を頼む前にチェックしてください。もしこのようなことをチェックしてもお湯が出ないときは、電気温水器のトラブルの可能性があります。

電気温水器の逃し弁が故障すれば、水漏れが発生することもあります。水漏れはいろいろな影響があるため、早めに処置する必要があります。電気温水器の点検を、業者に頼みましょう。また、経年劣化によって給湯配管が詰まっていることもあります。

電気温水器のトラブルとはいえませんが、処置しないとはトラブルが発生しているのと同じです。電気温水器を早めに交換するなどが必要になるため、メンテナンスや点検を業者に頼んでください。

 

電気温水器でお湯がたまらないという症状の要因と処置法

ここでは、電気温水器でお湯がたまらないという症状の要因と処置法についてご紹介します。電源のトラブルが、電気温水器でお湯がたまらないという症状の要因の中で最も注意する必要があります。

電気温水器のブレーカーが、知らない間に雷や停電などのために落ちることがよくあります。電気温水器の運転スイッチを切ったままでお湯張りをすると、当然ですが、お湯がたまらないようになります。また、リモコンの操作間違いも案外とよくあります。運転スイッチを入れたはずでも、入っていないためにお湯がたまらないこともあります。

また、トラブルが排水栓にあれば、お湯がたまらないときがよくあります。しっかりと浴槽の排水栓が閉まっていないと、電気温水器からいかに給湯してもお湯はたまらないでしょう。

ゴミが排水栓に詰まって完全に閉まっていないときなどは、お湯がちょっとずつ漏れて、わかったときにはちょっとだけ浴槽の底にたまっているのみということにもなるため注意する必要があります。

水道の元栓が開いてなかったり、止水栓が開いていなかったりすれば、電気温水器に給水されません。このときは水も電気温水器からは出なく、別の水栓からもお湯が出ないときがあるため、要因はすぐにわかるでしょう。

同じようなことが凍結や断水でも発生するため注意しましょう。特に、凍結が寒い地域の冬のシーズンでは発生しやすいため、電気温水器の凍結対策は寒い地域では大切なポイントです。電気温水器の凍結対策は、買ったときや寒くなる前に行なっておくことが大切です。

これ以外に、給湯配管や混合水栓が詰まっているときは、電気温水器のお湯が出なくなったりします。電気温水器の減圧弁や混合水栓のフィルターが詰まっているときもあるため、十分に注意する必要があります。

一方、給湯配管や混合水栓が急に詰まることはあまりないため、お湯がちょっとでも出にくいときに処置することが最も大切です。お湯が電気温水器から通る給湯配管からの水漏れも、お湯の量がちょっとずつ少なくなってきます。このときも水漏れが早めにわかることが大切で、処置が遅くなると面倒になるため注意しましょう。いずれの場合でも、異常が電気温水器のお湯の量にあれば普段から注意して処置できるようにしておきましょう。

つまり、電気温水器でお湯がたまらないという症状の要因としては、電源スイッチが入っているか、ブレーカーが落ちていないか、リモコンの操作間違いはないか、リモコンのスイッチを間違って押していないか、しっかりと排水栓を閉めているか、ものが詰まったりしていないか、パッキンが外れていないか、元栓、止水栓が開いているか、 断水していないか、凍結していないか、が挙げられます。

いずれの要因も電気温水器のトラブルにはなりませんが、お湯がたまらない要因になります。電気温水器でお湯がたまらないときは、このようなことをまずチェックしてください。これでも要因がわからないときは、電気温水器の故障の可能性があるため業者に点検を頼んでください。

 

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状のときに自分でできる処置法

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状のときは、電気温水器のトラブルをどうしても考えてしまいがちになるでしょう。しかし、電気温水器が実際にはトラブルになっていないときも多くあり、改善がちょっとした処置法でできることもよくあります。

ここでは、電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状のときに自分でできる処置法についてご紹介します。自分でできる処置法としては、次のようなものがあります。

電気温水器の減圧弁のフィルターの清掃
混合水栓のフィルターの清掃
止水栓が開いているかのチェック
同時に使うお湯の量の調整

このような処置法が自分でできないときや電気温水器のトラブルの可能性があるときは、業者に点検を頼みましょう。

電気温水器の減圧弁のフィルターの清掃としては、次のような方法になります。

まず、電気温水器の止水栓を閉めます。止水栓があるところはメーカーや機種によって違っているため、詳細については電気温水器の取扱説明書をチェックしてください。

次に、カバーを開けて漏電ブレーカーを切にします。漏電ブレーカーは、電気温水器の下部などに多くあり、主電源スイッチ、漏電遮断器といわれることもあります。なお、補助電源があるときはこれも切にします。

次に、圧力を逃し弁から逃がします。電気温水器の上部の点検口といわれるカバーを開けて、逃し弁のレバーを上げます。5秒間程度内部の圧力を逃がした後に、レバーを元に戻します。

次に、減圧弁のフィルターを取り外します。減圧弁があるところは機種によって違っています。減圧弁にはフィルターが付いています。フィルターはストレーナーともいわれています。ラジオペンチなどを使うと、フィルターが取り外しやすくなります。

取り外したフィルターをブラシなどで清掃します。ゴミなどがあるときは除去します。フィルターを元に戻して終わりです。最後に、電源と止水栓を元に戻します。

電気温水器の減圧弁のフィルターの清掃方法は、取扱説明書などにも記載されています。電気温水器によってはここでご紹介した方法と違っていることもあるため、取扱説明書を必ずチェックしてください。

混合水栓のフィルターの清掃は、次のような方法になります。

まず、混合水栓の止水栓を閉めます。混合水栓の止水栓は、水栓の根元あたりにあります。詳細については、電気温水器の取扱説明書をチェックしてください。混合水栓の止水栓を閉めるときはマイナスドライバーを使います。

次に、混合水栓の止水栓のフィルターを取り外します。フィルターは、ストレーナーといわれるときもあります。混合水栓によって、フィルターがあるところは違っています。フィルターを取り外すときはモンキーレンチなどを使います。フィルターをブラシなどで清掃します。ゴミがあるときは除去します。逆の方法でフィルターを元に戻します。

フィルターを元に戻すと止水栓を開けます。電気温水器が違っても、混合水栓のフィルターの清掃方法はほとんど同じです。混合水栓の止水栓とフィルターがあるところについては、電気温水器の取扱説明書をチェックしてみましょう。

また、水栓から出るお湯の量を混合水栓の止水栓を開閉して調節することも大切です。混合水栓の止水栓を閉め過ぎていると、お湯が出にくいことがあります。特に、混合水栓のフィルターを清掃した後などは、止水栓を閉め過ぎるときも多くあります。

そのため、電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状のときは、まず混合水栓の止水栓をチェックするのがおすすめです。

また、お湯を同時に使い過ぎれば、電気温水器から出るお湯の量が少なくなります。電気温水器のお湯が出ないと感じたときは、複数の蛇口で同時にお湯を使っていないかチェックしてください。

 

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方へ

 

電気温水器のお湯切れになる要因と処置法

電気温水器はお湯が蛇口からいつでも出るため、非常に便利でしょう。しかし、電気温水器のお湯切れで困ったこともあるのではないでしょうか。

電気温水器のお湯切れになれば、どのように処置するといいかわからないため慌てるでしょう。電気温水器のトラブルのときもありますが、単純にお湯切れのときもよくあります。

 

電気温水器のお湯切れになる要因と処置法

電気温水器からお湯が出ないときは、トラブルと考えがちになります。しかし、電気温水器からお湯が出ないのは、トラブル以外にも要因があります。特に、電気温水器からお湯が出ない要因としては、お湯切れが最も多くあります。電気温水器のトラブルと、お湯切れは間違いやすいため注意しましょう。

ここでは、電気温水器のお湯切れになる要因と処置法についてご紹介します。

 

電源が入っているか?

電気温水器のお湯切れのときは、まず電源が入っているかをチェックしましょう。電気温水器の電源が入っていないと、お湯切れの要因になります。単純なことですが、慌てていると電気温水器のお湯切れがわからないこともよくあります。慌てないで、まずは電気温水器の電源が入っているかチェックしましょう。

 

エラー表示が出ていないか?

電気温水器のお湯切れのときは、電気温水器のリモコンにエラー表示が出ていないかチェックしましょう。電気温水器のリモコンにエラー表示が出ていると、お湯が貯湯タンクの中にない、ブレーカーが作動しているなど、お湯切れの要因がわかることがあります。電気温水器のリモコンによくエラー表示が出るときは、電気温水器の本体を点検する方がいいでしょう。エラー表示は一時的なときもありますが、処置しないと電気温水器がトラブルになるリスクがあります。

 

お湯の使い過ぎがないか?

電気温水器のお湯切れの要因としては、お湯の使い過ぎが最も多くあるものです。単純なことですが、多くの人が電気温水器のトラブルと慌てて勘違いしています。特に、水が水栓から出るときはお湯の使い過ぎのことが多いため、チェックしてください。また、電気温水器のお湯切れの要因は、シャワーのお湯の量や入浴するときの浴槽のお湯の量が適切でないこともあります。電気温水器のお湯切れが頻繁に発生するときは、貯湯タンクの容量を見直したり、入浴するときの浴槽の湯量を見直したりするのがおすすめです。

 

断水や凍結がないか?

電気温水器のお湯切れで水も蛇口から出ないときの要因としては、断水や凍結のときが多くあります。電気温水器からの給湯の水栓以外のものからも水が出ないときの要因は、ほとんど断水や凍結です。断水については、水道局や隣近所などにも問い合わせてみましょう。また、凍結は特に寒い地域で発生しやすいため、冬のシーズンのための凍結対策が必ず必要です。

 

お湯切れがどうしても改善しないときは?

どうしてもお湯切れが改善しないときの要因としては、電気温水器のトラブルが考えられます。電気温水器がトラブルになってもエラー表示が出ないときもあり、電気温水器がちょっとしたトラブルで正常に動かなくなっているときもあります。

このようなときは、次にご紹介するような電気温水器のトラブルの要因をチェックしてください。

 

電気温水器のトラブルの要因

電気温水器のトラブルの要因はいろいろです。わかりやすい要因による電気温水器のトラブルもありますが、業者でないとわからない要因によるものもあります。電気温水器からお湯が出なくて要因もわからないときは、業者に修理を頼む必要があります。電気温水器のトラブルの要因を自分で見つけて処置するよりも、お湯が早く出るときもあります。

ここでは、電気温水器のトラブルの要因についてご紹介します。

 

耐久年数

耐久年数が電気温水器にもあります。電気温水器の耐久年数は、一般的に15年間~20年間です。耐久年数に近くなると、電気温水器だけでなく、トラブルが発生しやすくなります。さらに、一定年数をオーバーした電気温水器のトラブルが要因でお湯が出ないときは、耐久年数と考えられます。

そのため、業者に修理を頼むときは、新しい電気温水器に交換することも考えておきましょう。もし修理費が新しい電気温水器に交換するのと同じ程度かかるのであれば、耐久年数をいずれはオーバーするため、交換を思い切って検討しましょう。

 

逃し弁のトラブル

電気温水器の逃し弁のトラブルが発生すれば、漏水が発生します。水が逃し弁から漏れることによって、正常に電気温水器が動かなくなります。特に、電気温水器のお湯切れが発生しやすくなります。電気温水器の逃し弁のトラブルのときは、業者に修理を頼む必要があります。電気温水器のお湯切れがよく発生するときは、逃し弁のトラブルの可能性があるため業者に点検してもらう必要があります。

 

ブレーカーの作動

ブレーカーが何らかの要因で作動したときも、電気温水器のお湯切れになります。ブレーカーが作動した要因がわかるときは電気温水器のトラブルではありませんが、要因がわからなくてブレーカーが作動するときは、多くの要因が水漏れです。このときは、業者に点検を頼む必要があります。電気温水器のお湯切れのときは、ブレーカーが作動していないかチェックしましょう。

 

貯湯タンクのトラブル

屋外に電気温水器の貯湯タンクは設置していることが多くあり、劣化が風や雨によって発生しやすくなります。電気温水器のお湯切れが発生するときは、貯湯タンクのトラブルが要因のこともよくあります。電気温水器の貯湯タンクのトラブルが要因で故障したときは、修理が早急に必要です。水漏れが酷いときは、電気温水器を交換する必要があるため、自分でも定期的なメンテナンスとして貯湯タンクをチェックしておきましょう。

 

電気温水器のお湯切れを解消するための時間

電気温水器のお湯切れが発生したときは、お湯切れを解消するための時間が気になるでしょう。

ここでは、電気温水器のお湯切れを解消するための時間についてご紹介します。

 

電気温水器のお湯切れになる要因

電気温水器のお湯切れになる要因としては、お湯の使い過ぎ、貯湯タンクの劣化・トラブル、逃し弁のトラブル、ブレーカーの作動が考えられます。電気系統のトラブルなどもこれ以外に考えられますが、お湯切れの要因としてはこのようなものが多くあります。特に、電気温水器のトラブルが発生すると、お湯は修理するまで使えません。そのため、不便になるため、メンテナンスなどを定期的に行いましょう。

 

電気温水器の電気契約プラン

電気温水器の電気契約プランとしては、沸き増し可能のものと不可のものがあります。電気温水器のお湯切れを解消するための時間は、いずれのフランで契約しているかによって違ってきます。時間帯別電灯(季節別時間帯別電灯を含む)契約などに、沸き増し可能の電気温水器はなっています。基本的に、電気温水器は深夜電力を使ってお湯を沸かしますが、必要なときはお湯を昼間にも沸かすことができます。

一方、深夜電力(通電制御型)契約などに、沸き増し不可の電気温水器はなっています。この電気温水器はお湯を深夜電力だけで沸かすため、お湯を昼間に沸かすことはできません。そのため、電気温水器のお湯切れを解消するための時間は、どちらの電気契約に自宅の電気温水器がなっているかによって違ってきます。沸き増し可能の電気温水器であれば、昼間にもし電気温水器のお湯切れが発生したときでもお湯を時間をかけると沸かすことができます。しかし、沸き増し不可の電気温水器であれば、お湯が次の日の朝まで出ないようになります。

 

電気温水器のお湯切れを解消するための時間

時間をある程度かけることによって、沸き増し可能の電気温水器であれば電気温水器のお湯切れが解消します。電気温水器によってお湯切れを解消するための時間は違いますが、だいたい100Lのお湯が約1時間で沸くとされています。電気温水器や設定温度によって違っていますが、目安として使ってください。

また、入浴が電気温水器のお湯切れでできないときは、シャワーを使う方法もあります。シャワーの1回で使うお湯の量の平均は、約50Lです。シャワーは、1分間に7L~10Lの流量で、5分間くらい使います。このようなシャワーのお湯の量であれば、30分間くらいで沸き上がります。

 

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方へ

 

電気温水器でお湯が出ないときはエコキュートに交換するのがおすすめ

電気温水器でお湯が出ないときに新しい電気温水器に交換するのであれば、エコキュートの方がおすすめです。

 

電気温水器とエコキュートの違い

エコキュートは、電気給湯器の中でも、ヒートポンプの技術を利用する給湯機の愛称です。ヒートポンプの技術は、大気中の熱を吸収して、圧縮することによって効率良く熱を利用するものです。お湯をヒートポンプの技術で沸かして、貯湯タンクに貯めて使います。

一方、電気温水器は電気で作動するヒーターが内蔵されています。電気温水器の種類としては、瞬間式と貯湯式などがあります。瞬間式の電気温水器は、瞬時にお湯を使うときに水を温めるものです。

貯湯式の電気温水器は、お湯をヒーターで沸かして、貯湯タンクに貯めて使います。

ここでは、電気温水器とエコキュートの違いについてご紹介します。

 

お湯の沸かし方の違い

電気温水器は、電気を使ってヒーターを暖めて、貯湯タンクに貯まっている水を暖めます。水がだんだん温水になって、お湯がいつでも使える状態になります。一方、エコキュートは、ヒートポンプユニットという室外機から大気の熱を取り込んで、圧縮機によって冷媒を圧縮して温水を作ります。お湯の沸かし方としては、電気温水器はシンプルですが、エコキュートは複雑になっています。

 

電気代の違い

電気代としては、圧倒的にエコキュートの方がお得です。機種によっても違いますが、電気温水器とエコキュートの電気代は、3倍くらいの違いがあることが多くあります。エコキュートが選ばれるようになった一つの理由としては、電気代の低減ができることも挙げられます。

 

設置スペースの違い

電気温水器は、貯湯タンクだけでお湯を沸かします。一方、エコキュートは、貯湯タンクユニット以外にヒートポンプユニットが必要になります。エコキュートは電気代が低減できて省エネになりますが、電気温水器よりも広い設置スペースが必要になります。

 

長期的に見れば電気温水器よりもエコキュートの方がお得

エコキュートの最大のメリットは、経済的な家計の負担を低減しながら、地球環境に対して貢献できることです。エコキュートは、主として深夜の割安な電力を使うことが多いため、1日あたりの電気代を30円~40円くらいに抑えることもできます。普通の電気温水器のときは、1日あたりの電気代が90円~150円くらいになることが多いため、エコキュートの方がランニングコストの面では非常にお得であるといえます。

しかし、普通の電気温水器よりもエコキュートは設置スペースやイニシャルコストが多く必要であるということもあります。家庭の使用状態を十分にチェックして、エコキュートと電気温水器のどちらがお得か検討しましょう。

 

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方へ

 

まとめ

ここでは、電気温水器でお湯が出ないけど水は出るという症状でお困りの方へ電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状の要因と処置法、電気温水器のお湯切れになる要因と処置法、電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないときはエコキュートに交換するのがおすすめについてご紹介しました。

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状のときは、電気温水器が実際にはトラブルになっていないときも多くあり、改善がちょっとした処置法でできるといもよくあります。

電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状のときに自分でできる処置法としては、次のようなものがあります。

・電気温水器の減圧弁のフィルターの清掃
・混合水栓のフィルターの清掃
・止水栓が開いているかのチェック
・同時に使うお湯の量の調整

このような処置法が自分でできないときは、業者に点検を頼みましょう。電気温水器でお湯が出ない、お湯がたまらないという症状でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

 

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