スマートハウス

2020年7月22日


エネルギーを創って蓄え且つ省エネを実現するスマートハウスが注目されています。
スマートハウスとはどのような住宅なのかご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

基本的仕組みとメリット・デメリットも含めてご案内させていただきます。
みずほ住設のエコキュートのお客様の中でもスマートハウスにご興味がおありの方もいらっしゃいます。

スマートハウスは家庭内の

・照明

・空調設備

・調理設備

・家電

・給湯機器

をITを使って管理・制御してエネルギー消費を最適化する次世代住宅のことです。
厳密な定義や必須の機器があるわけではなく、実際に設置される装置などは住宅会社によって異なっています。

スマートハウスに欠かせないキーワードはHEMSです。
HEMSはHome Energy Management Systemを指します、直訳すると家庭内のエネルギーをコントロールするシステムとなります。

家庭内で使用される電力、ガス、水道といったエネルギーの消費量や利用状況をパソコンやスマートフォンやタブレットを使って見える化して、エネルギー消費を最適化して制御を行う役割を担うのです。

HEMSと太陽光発電、蓄電池、スマート家電・IoT家電などとを組み合わせて実現する住宅をスマートハウスとイメージするとわかりやすいでしょうか。

設備やシステム

スマートハウスはエネルギーを創って蓄えて、抑えながら使うための設備や機器を設置しているのが一般的です。そのための設備やシステムについてご案内させていただきます。

創る

創エネルギーは自らエネルギーを創り出すことです。
創エネルギーの代表は太陽光発電システムになります。

太陽光によって発生した直流電力をパワーコンディショナーで交流に変換し、家庭用の電力として使用するのです。
使用電力量よりも発電電力量が多い場合は電力会社に売電することも可能なものです。

スマートハウスでもこの太陽光発電システムによる創エネルギーを実現しているものがございます。

蓄える

蓄エネルギーはエネルギーを蓄えて必要な時に取り出して利用できるようにすることです。家庭における蓄エネルギーの代表は家庭用蓄電池や電気自動車になります。

家庭用蓄電池は太陽光発電システムと併用すると夜間や悪天候時の買電量を減らし、災害時や停電時でも電気を使えるというメリットを手に入れる事ができるものでございます。電気自動車の中でもV2H対応車種は蓄電池として利用することができる優れものです。

抑える

省エネルギーは言い換えればエネルギーを賢く使うことです。
スマートハウスではHEMSで省エネを実現すると同時に

・LED照明

・高効率給湯器(エコキュート)

・高効率エアコン

の省エネルギー機器を設置して消費エネルギーを抑えて効率的なエネルギーの活用を実現するものです。

メリット

HEMSによってエネルギー消費量を把握して最適化のための制御機能が備わっているスマートハウスは電力をはじめとするエネルギーを無理なく節約することが可能な便利なものです。
様々な省エネルギー機器もその助けになるではないでしょうか。

住むだけで手軽に省エネができるのはスマートハウスの大きなメリットになります。
省エネルギーに加えて創エネルギー蓄エネもできることで経済的メリットも生じます。

太陽光発電と蓄電池の組み合わせでは電力会社からの買電量を減らして、売電量を増やすことができます。
スマートハウスによって効率的に収入を得ることも可能なのです。

停電時や災害時にエネルギーを確保できる点も注目されています。
太陽光発電と蓄電池の組み合わせに代表されるメリットになります。

スマートハウスで省エネを徹底しておけば万一のときにも長期的なエネルギー確保ができて安心ですよね?
ハウスメーカーや工務店によって耐震・免震・制震などの技術を駆使した災害時に強いスマートハウスが開発されています。

スマートハウスはクリーンエネルギーを効率的に使用することでCO2排出の削減を実現するのです。
地球環境の保全に寄与できるというのもメリットに挙げられるのではないでしょうか。

デメリット

スマートハウスのデメリットはズバリ初期費用が高いことです。
HEMSと太陽光発電システムに蓄電池を備えると、機器の費用だけで何百万円もかかります。メンテナンス費用も発生致します。

通常の住宅をスマートハウス仕様にすると坪単価が10万円程度上がるとも言われています。
長期的に見れば経済的なメリットの恩恵を受けられ初期費用は回収できるとされていますが、機器の耐久年数も考えなければなりません。

様々な補助金を上手に利用すればこうした初期費用もかなり抑えることができます。
スマートハウスを建てるときには信頼できるハウスメーカーや工務店を選び、売電収入と光熱費のシミュレーションをしておく必要があるのはお分りいただけたのではないでしょうか。

キャッシュフロー計画と補助金の利用を含めてしっかりとしたプランを立てて臨むことが重要になります。
スマートハウスは創エネルギー、蓄エネルギー、省エネルギーを実現して環境問題への貢献も期待できます。

最大限に活用するためにはメリットとデメリットについて理解することが大切ではないでしょうか。
十分な計画を練って進めましょう、みずほ住設はエコキュート専門の会社として少しでもそのお役に立てますと幸いです。

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