ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ

2021年9月29日

ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ
ガス給湯器にはいろいろな安全装置が搭載されています。
しかし、ガス給湯器の安全装置が作動して困っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ、ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックすること、ガス給湯器の安全装置が働いたときの対処法、エコキュートの安全装置の漏電ブレーカーが働いたときの対処法についてご紹介します。
ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ
■ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックすること

ガス給湯器には、安全装置という安全に使うために必要なものが搭載されています。
安全装置は前もってリスクを検知して、ガス給湯器をトラブルが大きくなる前に止めます。
しかし、安全装置が実際に働いたときにはどうすればいいかわからない方も多くいるでしょう。
ここでは、ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックすることについてご紹介します。

●ガス給湯器の安全装置とは?

ガス給湯器は、ガスを燃焼した熱でお湯を沸かすものです。
普段はガス給湯器を問題なく使っているでしょうが、ガスを燃焼するため安全ということでは決してありません。
ガスを燃焼すると、火災や火傷が発生する要因にもなります。
そのため、ガス給湯器の扱いを間違うと大きなトラブルが発生します。
例えば、安全装置が古いガス給湯器には搭載されていないために、一酸化炭素中毒などが不完全燃焼によって発生することがあります。
安全装置は、未然にガス給湯器の大きなトラブルを防止するために搭載されています。
ガス給湯器の安全装置が働くときの流れとしては、次のようになります。
異常をガス給湯器のセンサーが検知する
ガスを止めてガス給湯器を止める

●ガス給湯器に搭載されている安全装置の目的

安全装置が、ガス給湯器には搭載されています。
ここでは、ガス給湯器に搭載されている安全装置の目的についてご紹介します。

・不完全燃焼防止装置
不完全燃焼防止装置は、温度をガス給湯器の2ヶ所で測って、この2ヶ所の温度の違いによって、前もって不完全燃焼を防止します。
不完全燃焼のリスクがあるときは、ガスを止めて、ガス給湯器を止めます。

・立ち消え安全装置
立ち消え安全装置は、ガスが何らかの原因で止まってガス給湯器が止まったときに、自動的にガスを止めるものです。
立ち消え安全装置によって、ガス給湯器が止まっているにも関わらずガスが供給されることが防止できます。

・空焚き安全装置
ガス給湯器に通水されていないときに運転すると、熱交換器が異常に加熱されるようになります。
このような状態が継続すれば、火災が発生することがあります。
そのため、空焚き安全装置は、通水されていないことを検知してガス給湯器を止めます。

・過熱防止装置
過熱防止装置は、ガス給湯器や熱交換器の温度が高くなり過ぎていないかを検知します。
温度が高くなり過ぎていたときは、ガスを止めて、ガス給湯器を止めます。

・過電流防止装置
ガス給湯器は、電気によってガスに点火します。
そのため、正しく電気が流れていなければ点火ができなくなります。
過電流防止装置は、ガス給湯器に異常な電流が流れたときに働きます。

・凍結防止装置
凍結防止装置は、外気温の低下を検知したときに凍結防止ヒーターを作動します。
配管などを凍結防止ヒーターで温めて、ガス給湯器の中に溜まっている水が凍るのを防止して、未然に配管が破損するなどを防止します。

・停電時安全装置
停電がガス給湯器を使っているときに発生すると、温度が制御できないなどの状態で加熱されるため非常にリスクがあります。
そのため、停電を検知すると、停電時安全装置によってガス給湯器が止まります。

●ガス給湯器の安全装置が働く要因

普段ガス給湯器を使っているときには、安全装置が働くことは基本的にありません。
安全装置が働くのは、ほとんどガス給湯器の連続の長時間使用あるいはガス給湯器の老朽化です。
ここでは、ガス給湯器の安全装置が働く要因についてご紹介します。

・ガス給湯器の連続での長時間使用
ガスメーターとしては、ガス給湯器を連続で長時間使用するとガスを止めるものがあります。
ガスメーターによっても違いますが、1時間くらいで自動的にガスが止まります。
このときは、ガスがガス給湯器に供給されないため、安全装置が働くことがあります。
そのため、ガス給湯器の連続使用は長くても1時間以内にしましょう。
また、シャワーを使うときは連続で長時間にならないようにしましょう。
水道代も節約できるため、シャワーは出したままにしないで、洗髪するなどの必要なときのみに使いましょう。

・ガス給湯器の老朽化
ガス給湯器は、8年間~10年間くらいの寿命といわれています。
このくらいの年数になると、ガス配管も水配管も老朽化してきます。
さらに、ガス給湯器のガス配管や水配管の接続部のパッキンなども古くなって、ガス漏れや水漏れなどのリスクが大きくなります。
異常がこのような箇所で発生すると、安全装置がすぐに働きます。
しかし、安全装置が老朽化によって働いたときは、ガス給湯器を修理してもトラブルがすぐにまた発生することがあります。
そのため、ガス給湯器を使ってから8年間くらい経っているときは、修理するよりも交換する方がおすすめです。

●ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックする方法

ガス給湯器の安全装置が働くと、つい慌ててなんとか自分で対処したくなるかもしれませんが、安全性を考慮すれば修理業者に頼むのがおすすめです。
ここでは、ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックする方法についてご紹介します。

・すぐに換気する
室内にガス給湯器があるときは、すぐに換気するために窓を開けてください。
ガス給湯器の安全装置が働いているため、一酸化炭素が不完全燃焼によって発生していることがあります。
人体にとって一酸化炭素は有毒であるため、室内の空気を換気して入れ替えてください。
このときは、絶対に換気扇を回さないように注意してください。
すぐに換気するためにどうしても換気扇を回したいでしょうが、ガスが漏れているときに換気扇を回すと火災が発生する要因になるため非常にリスクがあります、
換気が完全に終わるまでは、絶対に電気品を使わないようにしてください。

・ガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターに連絡する
換気が終わると、すぐにガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターに連絡してください。
すぐに対応してくれないだろうということで、自分でついいろいろガス給湯器を触りたくなるかもしれませんが、余計なトラブルが発生することもあります。
そのため、必ずガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターに連絡してください。
このときは、ガス給湯器の安全装置がどのような状況で働いたかを可能な限り詳細に伝えてください。
ガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターとしても、状況がわかっていると対応がすぐにできやすくなります。
ガス給湯器の安全装置が働くと、修理はメーカーでなければできません。
ガス屋でも修理ができないことがあるため、必ずガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターに連絡してください。

●ガス給湯器の安全装置が働いたときに絶対に止めること

ここでは、ガス給湯器の安全装置が働いたときに絶対に止めることについてご紹介します。
最新のガス給湯器は、安全装置が働いてインターロックがかかると再点火ができません。
しかし、再点火が製造年度やメーカーによってはできるガス給湯器もあります。
再点火がこのようなガス給湯器はできますが、再点火は絶対に止めてください。
再点火すれば、一酸化炭素がガス給湯器の内部に溜まっているため引火して爆発することがあります。
そのため、ガス給湯器のメーカーにすぐに連絡してください。

●ガス給湯器の異常を判断する方法

ここでは、ガス給湯器の異常を判断する方法についてご紹介します。

・使っているときによくガス給湯器の燃焼が止まる
上手くガスが供給できていないときには、ガス給湯器の燃焼がよく止まることがあります。
基本的に、このトラブルはガス給湯器が老朽化しているときによく発生します。
ガス給湯器を使っているときに何回も燃焼が止まるときは、ガス給湯器が寿命になっていることがあります。
ガス給湯器を使い始めてから時間がまだそれほど経っていないときはメーカーにすぐに連絡し、ガス給湯器を使い始めてから8年間くらい経っているときは交換を考えましょう。

・炎が赤色、黄色である
ガス給湯器で燃焼がきちんとできていれば、炎は青色になります。
炎が赤色や黄色のときは不完全燃焼が発生しているため、安全装置がそのうちに働くでしょう。
炎が青色にすぐになればいいですが、違う色に頻繫になるときは給気口や排気口を清掃してください。
不完全燃焼は、上手く吸気と排気ができていないときに発生しやすくなります。
まず、給気口や排気口を清掃して、炎の色がそれでも安定しないときはガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターに連絡してください。

・ガス給湯器を使っているときにガスの臭いがする
ガスの臭いがするときは、ガス漏れが発生していることがあります。
ガス漏れのために、ガス給湯器に適切なガス量が供給できなくて、安全装置が働くことがあります。
そのままにしていれば、引火して火災が発生することがあります。
ガス給湯器の安全装置が、火災の発生する前に働くかもしれません。
しかし、ガスの臭いがすればガス給湯器を使うのを止めて、ガス給湯器の設置業者あるいはメーカーに連絡してください。

●ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックすることのまとめ

ガス給湯器は、安全に使えるように安全装置が搭載されています。
ガス給湯器のトラブルが簡単なときはエラーがリモコンに表示されるのみですが、リスクがある不完全燃焼のようなときは安全装置が働きます。
インターロックをかけて操作が全くできなくなるようなガス給湯器もあります。
このようなときはなんとか自分で対処しようとしないで、ガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターにすぐに連絡してください。
インターロックがかかったときは、解除がガス給湯器のメーカーでなければできないようになっています。
すぐにガス給湯器を直したいということもわかりますが、再点火は安全のためにも絶対にしないでガス給湯器のメーカーにすぐに連絡しましょう。
また、ガス給湯器の安全装置が働く前に、異常を見つけることもできます。
少しでもおかしいと思えば、すぐにガス給湯器の設置業者かガス給湯器のメーカーに連絡しましょう。
なお、ガス給湯器を8年間くらい使っているときは、寿命になっていることがあります。
このようなガス給湯器は修理しても他の箇所がすぐに壊れることがあるため、老朽化しているときは新しく交換することも検討しましょう。
ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ
■ガス給湯器の安全装置が働いたときの対処法

ガスを使ってガス給湯器はお湯を沸かすため、ガス給湯器で万一トラブルが発生すると、火災や一酸化炭素中毒などのトラブルが発生することがあります。
そのため、ガス給湯器には安全装置の不完全燃焼防止装置などが搭載されており、異常を検知すれば運転を自動で止めます。
ガス給湯器の安全装置は、このようなトラブルを自動で未然に防止してくれますが、働くとお湯が出なくなります。
ここでは、ガス給湯器の安全装置が働いたときの対処法についてご紹介します。

●不完全燃焼による一酸化炭素中毒

ガス給湯器が不完全燃焼すれば、一酸化炭素が発生します。
一酸化炭素は高い毒性があり、室内や浴室内で濃度が0.04%になれば頭痛や吐き気などの中毒症状が1時間~2時間で発生し、濃度が1.28%になれば1分間~3分間で死亡します。
そのため、室内に設置しているガス給湯器を使っているときは、換気を十分に行ってください。
なお、排気筒(煙突)式のガス風呂釜を使っているときは、入浴するときに台所の換気扇を回すと排気ガスが逆流するため注意してください。

・不完全燃焼が発生する状況
給排気が正常にできていないときには、不完全燃焼が発生します。
例えば、不完全燃焼が発生するのは、部品の経年劣化によって水漏れが発生して水がバーナーにかかっている、排気筒が外れている、鳥の巣やゴミが排気筒や煙突に詰まっている、物で給気口・排気口が塞がれている、給気・排気を妨害する屋根や塀をリフォーム時や増改築時に設置したときなどです。

・不完全燃焼を見極める方法
不完全燃焼は人体に害があるためリスクがありますが、このようなときはすぐにガス給湯器を使うのを止めましょう。
不完全燃焼を見極める方法としては、次のようなものがあります。
ガス給湯器を使っているときに燃焼が止まる(燃焼が以前に止まったことがある)
ススが付いている
前板の塗装した箇所の色が変わっている
嫌な臭いがする
炎が青色でなく、赤色や黄色である
炎があふれる
異常にガス給湯器が過熱する
強制排気式の排気ファンが回っていない

●ガス給湯器の安全装置が働いたときの対応法

ここでは、ガス給湯器の安全装置が働いたときの対応法についてご紹介します。

・ガス給湯器のメーカーに連絡する
安全装置の不完全燃焼防止装置などが働いたときは何らかの異常がガス給湯器で発生しているため、すぐに使うのを止めて、ガス給湯器のメーカーに連絡しましょう。
お湯が使えないということで自分で勝手に判断してガス給湯器を使い続けると、非常にリスクがあります。
古い10年間くらい使っているガス給湯器で安全装置が働いているときは、寿命が要因であると考えられるため、安全な新しいガス給湯器に交換する必要があります。

・再点火は絶対に止める
不完全燃焼が発生しているときなどに再点火すると一酸化炭素中毒になることがあるため、再点火は絶対に止めてください。
なお、不完全燃焼防止装置によってインターロックがかかっているときは再点火ができません。
しかし、古い不完全燃焼防止装置が付いていないガス給湯器は、再点火ができるため注意してください。

・安全装置が付いていないガス給湯器は安全装置が付いているものに交換する
古いガス給湯器は、再点火ができたり、不完全燃焼防止装置が付いていなかったりするため、安全装置が付いたガス給湯器に交換するのがおすすめです。
ガス給湯器を屋内で使っているときは、できるだけガス給湯器を屋外で使うのがおすすめです。
屋外にガス給湯器があると、屋外から新鮮な空気をいつでも給気して屋外に排気するため高い安全性があります。

●ガス給湯器の安全装置が働いたときの対処法のまとめ

ガス給湯器の不完全燃焼が発生しているにも関わらず使い続けて、トラブルが発生すると手遅れです。
安全装置が働くと、このようなトラブルが発生する前にガス給湯器を止めて自動でガスを止めます。
また、不完全燃焼が発生しているのがわかったときは、使うのをすぐに止めて、ガス給湯器のメーカーに連絡してください。
修理ができなくてガス給湯器を交換するときは、業者に頼んでください。
新しいガス給湯器にすぐに交換してくれます。
ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ
■エコキュートの安全装置の漏電ブレーカーが働いたときの対処法

ガス給湯器の安全装置が作動して困っているのであれば、エコキュートに交換するのがおすすめです。
エコキュートは、電気を使うため電流が過剰に流れたり、家庭で契約している許容電力量をオーバーしたりすれば、漏電ブレーカーが火災や漏電を防止するために働くことがあります。
そのため、漏電ブレーカーはエコキュートを保護するために非常に大切なものです。
あまり漏電ブレーカーが頻繁に働くと、エコキュートの寿命が短くなったり、基板や配線などが傷んだりするようになります。
ここでは、エコキュートの安全装置の漏電ブレーカーが働いたときの対処法についてご紹介します。

●エコキュートの漏電ブレーカーが働くのはトラブルか?

エコキュートは、貯湯タンクユニット、ヒートポンプユニット、配管など、いろいろな部品から成り立っている精密なものです。
そのため、長年エコキュートを使っていれば本体のみでなく、部品も経年劣化してトラブルが発生することがあります。
エコキュートは、寿命をオーバーして使い続けていれば、配線が漏電・ショートしやすくなるため、漏電ブレーカーが働きやすくなります。
そのため、寿命をオーバーしてエコキュートを使い続けていればトラブルが発生しやすくなり、漏電ブレーカーが働きやすくなります。
しかし、漏電ブレーカーが働く要因は、必ずしもエコキュートのトラブルではないこともあります。
というのは、自然災害の落雷や水害などが発生して、水がエコキュートの内部に侵入すると、漏電を防止するために漏電ブレーカーが働くことがあります。
このときは、エコキュートのトラブルが発生しているということではありません。
エコキュートの漏電ブレーカーが働いたときに、スイッチを入れても漏電ブレーカーがまたすぐに働くときは、漏電していたり、トラブルが発生していたりすることがあります。
このときは、すぐにエコキュートのメーカーや修理業者に連絡して対処してもらいましょう。

●エコキュートの漏電の要因

エコキュートは、寿命をオーバーして使い続けていれば、貯湯タンクユニット、ヒートポンプユニット、配管などのいろいろな部品が壊れることがあります。
このようなときは、漏電の要因になることもあるため、エコキュートを無理に修理して使い続ければ漏電します。
そのため、エコキュートの寿命をオーバーしてトラブルが発生したときは、漏電を防止するために交換する方がいいでしょう。
エコキュートを修理する方が新しく交換するよりも費用は安くなりますが、例えば、基板が経年劣化すれば漏電やショートが発生する可能性が大きくなります。
また、使っているエコキュートが寿命にまだなっていなくても、修理をするよりも新しいものに交換する方が漏電するリスクが少なくなります。
そのため、エコキュートを交換する方が修理するよりも、先々のメンテナンスや安全面のことを考慮すると安心でしょう。
エコキュートを交換する費用を節約して、先々、漏電・ショートによって火災が発生すると、全く意味がありません。

●エコキュートが漏電してトラブルが発生したときの修理費の目安

エコキュートが漏電してトラブルが発生したときは交換する方が安心ですが、やはりエコキュートの交換費用は高いため、修理したいと思うでしょう。
漏電ブレーカーが漏電・ショートを未然に防止してくれますが、それでもトラブルが発生することもあります。
エコキュートを設置した業者との契約内容によっては、修理が保証期間内のときは無料でできることがあります。
そのため、トラブルが発生しても修理費を自分が負担する必要があるということでは必ずしもありません。
また、エコキュートが漏電してトラブルが発生する要因は、モーターのみの漏電、基板や配線のみの漏電など、いろいろなケースがあります。
配線のみが漏電しているときの修理費は、修理業者の出張費、技術料などをトータルして1万円くらいのこともあります。
しかし、モーターや基板などを交換するときは、修理費の目安は10万円以上になることがあります。

●エコキュートの漏電のチェック方法

エコキュートには、漏電したときに働いて電気を自動的に止める安全装置の漏電ブレーカーが付いています。
漏電ブレーカーは屋外あるいは屋内に設置されており、漏電ブレーカーが働いたときは漏電していることがあるため注意する必要があります。
火災や感電のリスクを防止するためには、次のようなチェックをすることが大切です。

・エコキュートのリモコンに漏電のエラー表示がないか

・エコキュートの電源が入るか

・きちんと浴槽にお湯が温まるか

・異常に電気代が高くなっていないか

・異常がエコキュートのメンテナンスや定期点検のときにないか

エコキュートを使っているときは、このような漏電チェックを定期的に行いましょう。
基板や配線などがもし壊れていたり劣化ショートしていたりすれば、未然に漏電を防止することはできませんが、漏電チェックを定期的に行うことによって感電や火災のリスクは少なくなるでしょう。
エコキュートをできるだけトラブルなく使い続けたいのであれば、普段からメンテナンスや清掃を行ったり、漏電ブレーカーをチェックしたりするなどがおすすめです。

●エコキュートが漏電したときの対処法

エコキュートは、精密機器でいろいろな部品があるため、漏電することもあるでしょう。
もしエコキュートが漏電したときは、二次災害の火災や感電などを防止するために知識を把握しておくことが大切です。
ここでは、エコキュートが漏電したときの対処法についてご紹介します。

・エコキュートを使っているときにリモコンにエラーが表示した
異常が基板や温度センサーなどで発生していることがあります。
対処法としては、エコキュートの専用ブレーカー、漏電ブレーカーを一旦切って、数分後に入れてみましょう。

・アンペアブレーカーが働いた
契約アンペアの許容電力量を自宅で使っている家電品の電力使用量がオーバーしたときは、家庭の全ての電気が止まります。
そのため、使用電力を少なくしてからアンペアブレーカーを入れましょう。

・漏電ブレーカーが働いた
漏電ブレーカーが働くのは、漏電がエコキュートや別の家電品に発生していることがあります。
そのため、全ての安全ブレーカーを切った上で、漏電ブレーカーのみを入れて漏電した箇所をチェックすることが大切です。
あるいは、トラブルで働いているのみのこともありますが、エコキュートのメーカーや修理業者に連絡して漏電の対処を頼むのがおすすめです。

・エコキュートの漏電ブレーカーが働いた
エコキュートの漏電ブレーカーは、ほとんど貯湯タンクユニットに付いています。
エコキュートの漏電ブレーカーが働くと、非常に漏電している可能性が大きいため、エコキュートのメーカーや修理業者にすぐに頼みましょう。

●エコキュートの安全装置の漏電ブレーカーが働いたときの対処法のまとめ

エコキュートの漏電は、寿命をオーバーして使うことで発生したり、自然災害で発生したりすることがあります。
漏電はいきなり発生することはあまりなく、基板・配線、部品の経年劣化によってほとんど発生します。
そのため、漏電チェックを定期的に行ったり、メンテナンスや清掃をしたりして、火災や感電が発生しないようにしましょう。
ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ
■まとめ

ここでは、ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方へ、ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックすること、ガス給湯器の安全装置が働いたときの対処法、エコキュートの安全装置の漏電ブレーカーが働いたときの対処法についてご紹介しました。

ガス給湯器の安全装置が働いたときにチェックする方法としては、次のようなものがあります。

・すぐに換気する

・ガス給湯器のメーカーのカスタマーセンターに連絡する

ガス給湯器の安全装置が作動してお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
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