エコキュート買い替え時のチェックポイント!!|エコキュート交換、修理のことならみずほ住設にお任せください。
2020年4月25日
エコキュートへの買い替え検討時にチェックすべき点を紹介させて頂きます。
エコキュートは電気を使用してお湯を沸かすというシステムです。エコキュートは他の給湯方法と比較してガス代、電気代と比べて固定費を大幅に削減することが可能なので注目されております。
ガス給湯がメインとなっているマンションなどの集合住宅でも使えるような小型エコキュート、スリム型エコキュートが登場してからはエコキュートに買い替えるご家庭が増加している傾向が顕著にみられます。
ますます人気が出てきているエコキュートはその人気の高さから多くの主要電気メーカーが販売に参入するようになっております。最近ではエコキュートの機種が非常に多くなってきているので選ぶべきエコキュートがわからないという方も多いのではないでしょうか。
選択肢が増えすぎてしまい、メーカー毎の機種を比較するだけでも膨大な時間と余計な労力がかかってしまうという点を懸念しております。しかもエコキュートはメーカー毎に力を入れているポイントが異なります。
タンク容量・サイズの違い・機能比較まで考えると、時間ばかりかかって選ぶことすら面倒に感じてしまう方も多いのではないでしょうか。ここからはエコキュートに買い替えようと検討した場合にエコキュートのプロがエコキュートの機種選びのチェックポイントを見ていきましょう。
エコキュートは10年以上も利用することが想定されるものなので、後悔しないようにしていきましょう。エコキュートが給湯コストを下げられる理由は大気中の熱を効率よく利用してお湯を作る点、電気代が安い深夜にお湯を作るという仕組みが大きな要因です。
エコキュート選びをする際はタンク容量に注意しなければいけません、夜間に貯めておいた以上のお湯を日中に使用すると必要な時にお湯切れしてします。電気代が高い昼間や夕方に沸き増しをすると、エコキュートの節電効果を最大限利用することができません。
エコキュートの機種選びは家族構成・今後のライフスタイルを考慮し、1日にどの程度のお湯を利用しているのか計算しておくと良いでしょう。家族構成ごとに推奨されている貯湯タンクのサイズは下記を参考としてください。
1人 :180L
2~3人家族:300L
3~4人家族:370L
4~5人家族:460L
5~7人の大家族:550L
家族構成ごとに推奨されるタンク容量が異なるという点はわかりましたね?
ちなみに、お子様がいらっしゃる場合などで今後使用する水量が大きいと想定される場合は上記のサイズよりも1つ上のものを選択する事も考えておいた方が良いでしょう。
頻繁に湯切れを起こすような状態になってしまうとエコキュートの電気代削減効果を得ることができません。
エコキュートの導入をする場合、数年後のライフスタイルを考えてタンク容量を選んでおく事が好ましいと考えております。
『フルオートタイプ』『オートタイプ』『給湯専用タイプ』
エコキュートへの買い替えの際はタイプもおさえておかなければいけません。機能による違いがあり、この部分の選択を間違ってしまうと、導入後に後悔につながりかねないのです。
エコキュートはお湯の温め方やお風呂に入る時の便利機能でフルオートタイプ、オートタイプ、給湯専用タイプの3つに分類されています。この3つのタイプの違いを検証していきましょう。
フルオート
エコキュートで最も高機能なものはフルオートと呼ばれ、お湯張り・保温・足し湯までをボタン1つで自動運転してくれて非常に便利な機能が満載です。蛇口を開きに行ったりお湯貯まりを確認しに行ったりする必要もないので、ボタンさえ押せばお湯はりがスタート→設定の温度・量になれば自動でストップしてくれます。
自動追い炊き機能、お湯の温度を一定に保つ機能、量が減った場合は足し湯等を自動で行います。フルオートは非常に便利な機能が多く利便性が高いということが最大の特徴でメリットです。
ただ本体価格が高額になる傾向があることや、足し湯などが必要ない場合でも設定を変え忘れてしまうと自動で行ってしまいます。そのため余計な光熱費が掛かってしまう可能性があり、経済的デメリットになる場合がございます。
オートタイプ
オートタイプと聞くとその名前からフルオートと勘違いする人も多いのですが、フルオートよりもワンランク下の扱いで機能が減ります。このタイプはお湯はりに関しては自動ですが、保温・足し湯を自動で行う機能は付帯しておりません。
湯量が減ってきた、湯温が下がってきたという場合には自分で差し湯をする必要があります。
オートタイプの特徴とメリットはフルオートのエコキュートより安価で導入できる上、適度な便利機能があるという点です。
上記のような購入時の経済的メリットと共に自動機能による損失リスクを抑える事が可能です。良い面として強調すると、足し湯や保温を自動で行わないので設定の変え忘れがあっても余計な光熱費が掛かってしまうことも少ないのです。
給湯専用タイプ
給湯専用タイプのエコキュートはお湯を作るという点に特化しており、お風呂にお湯を貯める行為は全て自分で行わなければいけません。機能面だけで考えると、フルオート、オートの2つのタイプよりは劣っております。
便利機能をつけていないということで、導入費用は他の2つのタイプよりも安くすることが可能です。お風呂を入れる時に設定量までお湯が貯まるとメロディーで知らせてくれるなどの簡易的な便利機能はついていますが、給湯専用タイプに関してはとにかく導入コストを削減したいと考えている人にオススメタイプになります。
エコキュートのサイズ
エコキュートの導入を考えた場合は設置場所も考えなければいけません。ガス給湯からエコキュートへ買い替えの場合はエコキュートの設置スペースが確保できないことにより、設置したくても設置できない場合もございますので注意が必要です。
ガス給湯を利用している方は設置箇所を今まで気にしなかった人も多いのですが、ガス給湯とエコキュートでは本体サイズがかなり異なります。ガス給湯器は現代ではかなりの小型化も進んでおり、壁掛け設置タイプを含めて広い設置スペースは必要ではないのです。
エコキュートはお湯を貯め置きしておくというシステムなので、ガス給湯器とは比較にならないほどの広い設置スペースが必要になるのです。エコキュート導入時はヒートポンプユニットと貯湯タンクの設置が必要になり、サイズはガス給湯器と大きく異なる事になります。
エコキュート設置の際はタンクユニットとヒートポンプの間隔を開ける必要があり、エコキュートを設置するためには設置床面積としてきちんとスペースを確保できるということが条件となるのです。最近ではヒートポンプユニットと貯湯タンクの奥行が薄い薄型タイプやスリムタイプなどの設置面積の節約が可能なタイプも登場していますので、設置箇所の条件はかなり緩和しています。
東京などの都市部の住宅密集地は隣家との距離が近すぎて設置が難しいという場合もあります。エコキュート設置の専門業者に設置の可否判断、及び現地調査を依頼してみるのが賢明です。
ガス給湯器などからエコキュートへの買い替えを検討したときに、絶対おさえておきたいエコキュート導入時のポイントについてご紹介しました。給湯コスト、家計コストを大幅に削減できる給湯器としてエコキュートの人気がどんどん高くなっております。
エコキュートへの交換、買い替えを検討したときには上記のポイントは最低限おさえておきましょう!
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