【ミサワホームのエコキュート交換ガイド】コストと効率のバランスを考える

2023年11月21日

「ミサワホームのエコキュート交換ガイド：コストと効率のバランスを考える」｜エコキュート修理、交換、取替工事はみずほ住設にお任せ下さい！

ミサワホームに住んでいる方やこれからミサワホームで家を建てる方の中には、エコキュートに交換したいと考えている方も多くいるでしょう。

ここでは、ミサワホームでのエコキュート交換、エコキュートの交換工事の流れ、エコキュート交換の経済的側面、住宅の快適性とエコキュート、ミサワホームのサポートとサービスについてご紹介します。

Contents

ミサワホームでのエコキュート交換
- エコキュートとは何か？
- エコキュートの交換の必要性
エコキュートの交換工事の流れ
エコキュート交換の経済的側面
- エコキュートのイニシャルコストと長期的な費用対効果
住宅の快適性とエコキュート
- ミサワホームのエコキュートユーザーからの声
- エコキュートによる生活の変化
ミサワホームのサポートとサービス
- ミサワホームのアフターサービス体制と保証制度
- ミサワホームのエコキュート関連のイベント情報とユーザーガイド
まとめ

ミサワホームでのエコキュート交換

ここでは、ミサワホームでのエコキュート交換についてご紹介します。

エコキュートとは何か？

エコキュートは、再生可能エネルギーを利用して電気でお湯を沸かす給湯機です。エコキュートは、ヒートポンプの技術を利用して「１」の電気エネルギーで、「２」の大気中の熱エネルギーを汲み上げることによって、「３」以上のエネルギーを生み出します。

そのため、エコキュートは環境に対しても優しいものです。ヒートポンプの技術は、エアコンや冷蔵庫などでも採用されているものです。

また、エコキュートは夜間の割安な電力でお湯を沸かすため、電気代が安くなります。ミサワホームは、環境に対する負荷「ゼロ」を目指した先進の住まいづくりを推進しています。

ミサワホームは、住宅を建てることが環境保全になるように、一歩先のECO住宅を追い求めています。自然や自然エネルギーの快適さを、さらに活かす住宅を開発しています。

太陽光で成長する樹木のように、人もさらに自然エネルギーを利用して暮らすことができると、余計な負担を環境に対してかけることがありません。

ミサワホームは、自然本来の快適さや太陽光発電を活かす「ECO・微気候デザイン」によって、一歩先のECO住宅を実現し、先をさらに見据えています。

例えば、太陽光と太陽熱を利用する「カスケードソーラー」、雨水・地熱・風力などの「新しい自然エネルギー」の利用、ゼロエネルギー住宅を超える「ライフサイクル・CO2マイナス住宅」の開発、シーズンや天候、時間によって快適空間を自動的に生みだす「ECOマネジメントシステム」の開発など、ミサワホームはさらにECO住宅の未来を明るくします。

ゼロ・エミッションを進めて、さらに負担を環境に対してかけない活動を推し進めています。暮らしや住まいがエコでも、住まいづくりについての活動の全てが環境に配慮していないと、本当のエコではありません。

ミサワホームは、「SUSTAINABLE」の環境活動計画に基づいて、いろいろな環境活動を展開しています。

例えば、ゼロ・エミッション化を工場では達成していますが、住まいづくりの現場でもさらに徹底しています。ミサワホームは、目標として住宅のライフサイクルにおける二酸化炭素の削減率50％（1990年度比）を掲げています。

さらに、京都議定書の中でも採用された、効率良く温室効果ガス削減義務を達成する「カーボンクレジット制度」の導入など、このように、ミワホームは地球環境のために一歩先の住まいづくりを考えています。

環境に対して森をつくることや緑を育てることと同じ発想に基づいて、大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かすエコキュートや太陽光で発電する太陽光発電システムなどを利用した、家計にも環境にも負荷の少ない暮らしをサポートしています。

エコキュートの交換の必要性

エコキュートの寿命は、一般的に10年間～15年間といわれています。しかし、エコキュートなどの大型家電は、10年間で交換するのがおすすめといわれています。

ここでは、エコキュートの交換の必要性についてご紹介します。

エコキュートの寿命の目安は10年間である

エコキュートの寿命は10年間～15年間といわれているため、交換の目安も10年間くらいになっています。

ユニットによって寿命が違っており、ヒートポンプユニットの寿命は5年間～15年間くらい、貯湯タンクユニットの寿命は10年間～15年間くらいです。

いずれのユニットも、寿命の目安は10年間になります。そのため、エコキュートを使い始めてから10年間が経っているときは、特に調子が悪くなくても交換を検討するのがおすすめです。

10年前のエコキュートと最新のエコキュートは大きく効率が違う

エコキュートは、基本的に年間にどの程度少ない電力で給湯と保温ができるかということを表示するための年間給湯保温効率があります。

年間給湯保温効率は、年々全てのメーカーのエコキュートで高くなっており、この数値が高いほど電気代が低減できるとされています。

年間給湯保温効率の0.1は1,000円くらいの年間の電気代に相当するため、0.5違うと年間の電気代が5,000円くらい違うようになります。

なお、寒冷地仕様のエコキュートを除く年間給湯保温効率は、2010年頃が2.5～3.0で、2023年が3.0～3.8になっています。

例えば、年間給湯保温効率が2.5と3.8のエコキュートの年間の電気代を比較すると、3.8の方が1万3千円くらいも安くなります。

さらに、エコキュートを10年間使ったときは、13万円くらいも違いがあります。このようなことから、最新のエコキュートに交換するのがおすすめです。

エコキュートは修理用部品の最低保有期間がある

最低保有期間というのは、エコキュートの性能を維持するための修理用部品をメーカーが保有している期間です。

この保有期間はエコキュートの製造が終わってから始まり、最低保有期間が8年間になっています。

そのため、最低保有期間を過ぎてエコキュートを修理したいと考えても、修理用部品が無いことがあります。

最低保有期間が過ぎるとエコキュートを交換する必要があるため、ある程度使った段階でトラブルが発生する前に交換するのがおすすめです。

エコキュートの修理費用が高い

エコキュートの修理費用は、保証期間内のときにはほとんどかからないこともあるでしょう。しかし、エコキュートの保証期間は10年以下で終わることが多くあるため、10年間くらい経っていると修理費用を実費で全額支払う必要があります。

また、エコキュートは、使用期間が長くなるとだんだん劣化してきます。そのため、エコキュートを修理しても、すぐに別の箇所のトラブルが発生することがあるため、最終的に交換する方がお得になることもあります。

10年間くらい経ったエコキュートは、修理するよりも交換する方がおすすめです。

エコキュートが急に壊れたときのリスクが大きい

10年間以上経っていても、致命的なトラブルがエコキュートに発生していないときは、そのまま使い続けたいと思うでしょう。しかし、エコキュートは急に壊れることもあります。

エコキュートが急に壊れると、交換するまでお湯が使えません。時期によってはエコキュートを交換するまでに日にちがかかり、非常に不便になります。

また、このようなときは焦って、エコキュートを早く交換しようと思うと、比較検討も十分にできないでしょう。

エコキュートを十分に比較検討しないで選ぶと、先々後悔するようになるため、早めに交換を検討するのがおすすめです。

エコキュートの交換工事の流れ

ここでは、エコキュートの交換工事の流れについてご紹介します。

エコキュートの交換工事の準備と計画

ここでは、エコキュートの交換工事の準備と計画についてご紹介します。

エコキュートの交換業者を選ぶ

エコキュートの交換業者を見直すと、費用が安くなることがあります。現在は、エコキュートの交換業者が非常に多くあり、交換費用も相当安くなっています。

エコキュートの交換費用がお得になるプランなどもあるため、見積もりを複数の業者から入手して十分に比較検討をしましょう。

このときは、見積もりを複数の業者に頼んでいることを伝えましょう。その結果、業者間で価格競争が起きるため、エコキュートの交換費用が安くなることがあります。

貯湯タンクの容量を選ぶ

エコキュートの貯湯タンクの容量は、先々のライフスタイルに適したものを選びましょう。例えば、子供が生まれる、子供たちが近いうちに独立する、両親が近いうちに同居するなど、変わる家族構成に適した貯湯タンクの容量のエコキュートを選びましょう。

貯湯タンクの容量が変わると、10万円ちかくエコキュートの交換費用が変わることがあります。貯湯タンクの容量は、大きすぎるともったいなく、小さすぎると頻繫に湯切れが発生して電気代が高くなります。

ライフスタイルに適した給湯タイプを選ぶ

エコキュートの給湯タイプとしては、お湯を沸かすのみのシンプルな給湯専用タイプ、お風呂の湯はりのみが自動のオートタイプ、お風呂のお湯の量や温度を一定に維持するフルオートタイプがあります。

また、最近のエコキュートの機能としては、床暖房やミストサウナが使える機能、生活パターンを学習して省エネができる機能、お風呂の自動洗浄機能、音楽がお風呂で聞ける機能など、メーカーによっていろいろなものがあります。

高価なエコキュートは当然ですが機能が多く搭載されていますが、よく口コミなどでは、学習機能が省エネのために付いているが、お風呂に入る家族の時間が一定でないためにかえって使いにくい、などの意見があります。

高価なエコキュートに交換しても、機能を使わないと全く意味がないでしょう。また、メーカーによっても、リモコンに表示される項目などが違います。

エコキュートは、ライフスタイルに適したものを慎重に選びましょう。

エコキュートの実際の交換工事の流れ

ここでは、エコキュートの実際の交換工事の流れについてご紹介します。

エコキュートの実際の交換工事の流れは、既設の給湯器によって違います。

既設のガス給湯器からエコキュートへの実際の交換工事の流れ

既設のガス給湯器からエコキュートへの実際の交換工事の流れは、次のようになります。

現地調査、見積もり
基礎工事
既設のガス給湯器の撤去
エコキュートの設置工事
エコキュートの配管工事
エコキュートの電気工事
エコキュートのリモコンの設置工事
電力会社への申請

ガス給湯器はガスを燃焼してパイプの中の水を加熱することによってお湯を沸かすため、エコキュートのような貯湯タンクがなくてコンパクトなサイズで、メインは壁掛けタイプです。

一方、エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットがあり、基本的にそれぞれを屋外に設置するために設置スペースがガス給湯器よりも広くなります。

また、既設のガス給湯器からエコキュートに交換するときは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットを設置する土台を作る基礎工事が必要になります。

なお、すでに土台があるときは、基礎工事が省略できることがあります。

既設の電気温水器からエコキュートへの実際の交換工事の流れ

既設の電気温水器からエコキュートへの実際の交換工事の流れは、次のようになります。

現地調査・見積もり
既設の電気温水器の撤去
エコキュートの設置工事
エコキュートの配管工事
エコキュートの電気工事
エコキュートのリモコンの設置工事
電力会社への申請

電気温水器は、電気でお湯を沸かすということではエコキュートと同じですが、電気だけを使うということがエコキュートと違っています。

電気温水器は、貯湯タンクユニットだけであるため、エコキュートに交換するときには場合によっては設置場所を変える必要があります。

また、電気温水器を設置している土台が小さいときは、基礎工事が必要になることもあります。

既設のエコキュートから新しいエコキュートへの実際の交換工事の流れ

既設のエコキュートから新しいエコキュートへの実際の交換工事の流れは、次のようになります。

現地調査・見積もり
既設のエコキュートの撤去
新しいエコキュートの設置工事
新しいエコキュートの配管工事
新しいエコキュートの電気工事
新しいエコキュートのリモコンの設置工事
電力会社への申請

既設のエコキュートから新しいエコキュートに交換するときは、大きくサイズが違わなければ基礎工事や設置場所の変更などは必要ないでしょう。

既設の配管を場合によっては再度利用することがありますが、このときはエコキュートの交換工事時間が短くなります。

しかし、貯湯タンクの容量が大きくなるなどして大きなサイズになるときは、基礎工事や設置場所の変更が必要になることがあるために注意しましょう。

エコキュートの交換工事後のチェックリスト

エコキュートの交換工事後は、十分にチェックすることが大切です。ここでは、エコキュートの交換工事後のチェックリストについてご紹介します。

もし工事の不具合があったときは、必ず業者に直してもらってください。エコキュートの安全性が確保できないだけでなく、機能が十分に発揮できません。

なお、チェックリストについては、エコキュートの工事説明書などを参考にしてください。

設置の環境

・水道水を使用していますか
・ヒートポンプユニットを寝室や近所の迷惑になる場所に設置していませんか
・屋内にヒートポンプユニットを設置していませんか
・0.2MPa以上給水圧力がありますか
・ドレン水が排水される位置にヒートポンプユニットを設置していますか

設置の状態

・アンカーボルトで貯湯タンクユニットの脚が固定されていますか
・貯湯タンクユニットが満水のときの重量に十分耐えますか
・エコキュートをメンテナンスするときのスペースが確保されていますか
・エコキュートの工事制約が守られていますか
・ヒートポンプユニットの降雪対策は十分ですか
・近くに火気・可燃性ガス・引火物がありませんか
・設置床面の防水工事、排水工事は問題ありませんか
・2階以上に貯湯タンクユニットを設置するときは上部を固定しましたか
・傷、変形がエコキュートの外板にないですか

配管の状態

・給水配管のタンク専用止水栓の位置は適切ですか
・ヒートポンプ配管の材料、配管径、曲がり、長さなどの制約は守られていますか
・ヒートポンプ配管は独立した配管になっていますか
・50ｍｍ以上の排水口空間を確保していますか
・給湯配管材は耐熱性、耐食性に問題ないですか
・排水管材は十分に90℃の温度に耐えるものですか
・水漏れが接続部からありませんか
・保温工事、凍結防止工事は適切ですか
・ヒートポンプユニットは適切にドレン排水処理を行っていますか
・風雨、直射日光に対する防護は十分ですか
・給湯栓と混合水栓の全てを開けてきれいなお湯や水が出るのをチェックしましたか
・それぞれの水栓、給水継手部のストレーナをチェックしましたか
・決まった配管径、配管長ですか
・フレキ管をふろ配管に使っているときは片側50cm以内ですか
・無理な配管による潰れ、曲がりが配管途中にありませんか
・浴槽のふろ循環アダプターは別売の純正部品ですか

電気工事

・単相200Vの電源ですか
・電力契約は季節別時間帯別電灯契約あるいは時間帯別電灯契約ですか
・電線のサイズは適切ですか
・200Vの電源ブレーカーがついていますか
・200Vの電源ブレーカーの定格は問題ありませんか
・200Vの端子台は十分な締め付けですか
・保護アースの設置工事は確実ですか
・漏電遮断器の動作チェックを行いましたか
・リモコンケーブルは確実に接続していますか
・リモコンケーブルが電源電線に近接、交差していませんか
・貯湯タンクユニットは満水になっていますか
・給水弁のレバーは閉まっていますか
・ヒートポンプユニットのエア抜きを行いましたか
・エコキュートの本体や配管からの水漏れはありませんか
・給湯循環ポンプ、給湯熱交換器のエア抜きを行いましたか
・正常に沸き上げ、湯はり試運転が完了しましたか
・電力契約モードは設定しましたか
・湯水混合栓からの流量は十分ですか
・試運転完了後、すぐに入居しないときなどはエコキュートの漏電遮断器を切りましたか
・顧客への取扱説明、リモコンのいろいろな設定を完了しましたか

エコキュート交換の経済的側面

ここでは、エコキュート交換の経済的側面についてご紹介します。

エコキュートのイニシャルコストと長期的な費用対効果

ここでは、エコキュートのイニシャルコストと長期的な費用対効果についてご紹介します。例えば、ガス給湯器からエコキュートに交換したときにはどの程度お得になるのでしょうか？

ランニングコストが安くなることが、ガス給湯器からエコキュートに交換したときの最大のメリットです。

例えば、パナソニックによると、東京電力エリアでのガス給湯器とエコキュートのランニングコストは、次のようになっています。

・都市ガスのガス給湯器の年間のランニングコストは78,000円くらい
・エコキュートの年間のランニングコストは24,000円くらい

ガス給湯器に比較して、エコキュートの方がお湯を効率良く沸かすことができます。そのため、ガス給湯器とエコキュートのイニシャルコストの違いを考慮しても、長期的に10年間くらい使うとエコキュートの方がお得になるでしょう。

また、都市ガスの価格は地域によって違うため、ガス給湯器からエコキュートに交換すると、住んでいる地域によっては東京電力エリアよりもランニングコストがさらに安くなることもあります。

なお、エコキュートのランニングコストは、実際には機種や家族数、ライフスタイルなどによって変わるため、基本的に目安として考えておいてください。

住宅の快適性とエコキュート

ここでは、住宅の快適性とエコキュートについてご紹介します。

ミサワホームのエコキュートユーザーからの声

ここでは、ミサワホームのエコキュートユーザーからの声についてご紹介します。

・ミサワホームで新築してオール電化にしました。
・一冬しかまだ経っていませんが、快適です。
・何より灯油を補充することが無くなりました。
・オール電化にするときは、十分に蓄熱式暖房機の容量などを検討する方がいいでしょう。
・自宅は、吹き抜けのリビングに7kWの蓄熱式暖房機を1台のみにしましたが、不足している感じです。
・床暖房と併用する方が良かったかもしれません。
・オール電化にしたために電気代は安くなりました。
・上手く夜間電力を使うと、負担が費用的にも少ないでしょう。
・エコキュートは、快適ですばらしいです。

このように、ミサワホームのエコキュートユーザーからの評判はいいようです。