IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ

2021年12月15日

IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ
ガスコンロからIHクッキングヒーターに交換したため、IHクッキングヒーターでも使える調理器具を探している方もいるのではないでしょうか。

ここでは、IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ、パナソニックと日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具、IHクッキングヒーター対応の調理器具はガスコンロと兼用できるか?エコキュートでも使える入浴剤についてご紹介します。
IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ
■パナソニックと日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具

ここでは、パナソニックと日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具についてご紹介します。

●パナソニックのIHクッキングヒーターで使える調理器具

パナソニックのIHクッキングヒーターで使える調理器具としては、次のようなものがあります。
材質は、鉄、ホーロー、ステンレスです。
特に多層鍋のステンレスは、火力が鍋によって加熱できなかったり、弱くなったりすることがあります。
ホーローの鍋は、焦げ付き、空焼きを避けてください。
トッププレートが溶けて焼き付いて損傷します。
底の形は、トッププレートに密着する平らなものです。
大きさ(底径)は、12cm~26cmです。
パナソニックのIHクッキングヒーターで使えない調理器具としては、次のようなものがあります。
材質は、アルミニウム、銅、多層鍋、耐熱ガラス、土鍋です。
多層鍋の底は、磁石の付かない非磁性ステンレスで、間にアルミニウムや銅が挟まれたものです。
なお、市販品のCH-IH、IHマークのある土鍋は使えます。
底の形は、丸い、脚がある、反りがあるものです。
反りは、目安が約3mm以上(揚げ物調理のときは約1mm以上、鍋だし作りのときは約2mm以上)です。

このような底の形のときは、正しく安全機能が作動しない、加熱できない、火力が弱くなることがあります。
大きさ(底径)は、12cm未満です。
異常検知機能が作動して、加熱できない、火力が弱くなることがあります。
薄すぎる底のときは、強火の加熱、空焼きで反ることがあります。
持っている調理器具をチェックする方法としては、次のようなものがあります。
水を調理器具に入れて、IHクッキングヒーターの中央に置く
電源プラグをコンセントに差し込む
「加熱」のコースを選んで、「切/スタート」ボタンを押す
使える調理器具のときは火力表示が点灯します。
チェックが終わると、「切/スタート」ボタンを押して切る
使えない調理器具のときは火力表示が点滅する
点滅が約1分後に消えて通電が止まります。
新しくIHクッキングヒーター用の調理器具を買うときは、(一財)製品安全協会が認めたIH対応のものを選びましょう。
IHクッキングヒーターで揚げ物をするときは、次のサイトの別売品の天ぷら鍋を必ず使いましょう。
https://panasonic.jp/ih/p-db/category/ih-acc/lineup.html

●日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具

材質や鍋の底の形状などによって、日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具と使えない調理器具があります。
日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具としては、(一財)製品安全協会のCH-IH、IHマークのあるものなどがおすすめです。
なお、土鍋などの陶磁器、直火用焼網は、IHで使えると表示しているもの、(一財)製品安全協会のCH-IH、IHマークのあるものでも使えません。

・日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具の材質
ここでは、日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具の材質についてご紹介します。

(鉄、鉄鋳物、鉄ホーロー)
鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターで使えますが、ホーロー鍋は空焚きしたり、焦げ付かせたりしないようにしてください。
底面のホーローが溶けて焼き付き、トッププレートが破損する要因になります。
オールメタル対応のIHクッキングヒーターで使えますが、ホーロー鍋は空焚きしたり、焦げ付かせたりしないようにしてください。
底面のホーローが溶けて焼き付き、トッププレートが破損する要因になります。

(ステンレス)
底に磁石が付くものは、鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターでもオールメタル対応のIHクッキングヒーターでも使えます。
底に磁石が付かないものは、鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターでもオールメタル対応のIHクッキングヒーターでも使えますが、底の厚さが1mmをオーバーすると火力が弱くなります。

(多層鍋)
間に鉄が挟まれているもの(磁石が底に付くもの)は、鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターでもオールメタル対応のIHクッキングヒーターでも使えますが、間に挟まれている材質によって火力が変わります。
間にアルミニウムが挟まれているもの(磁石が底に付かないもの)は、鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターでは使えませんが、オールメタル対応のIHクッキングヒーターでは使えます。
なお、間に挟まれている材質によって火力が変わります。

(アルミニウム、銅)
鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターでは使えませんが、オールメタル対応のIHクッキングヒーターでは使えます。
なお、軽いものは火力が弱くなります。
調理物と調理器具をトータルして、約1kg以上の重さになるようにしてください。
アルミ両手鍋は、鍋が変形しやすいため空焚きや炒め物をしないようにしてください。

(ガラス、土鍋などの陶磁器、直火用焼網)
鉄・ステンレス加熱のIHクッキングヒーターでもオールメタル対応のIHクッキングヒーターでも使えません。
IHで使えると表示しているもの、(一財)製品安全協会のCH-IH、IHマークのあるものでも使えません。

・日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具の形状
ここでは、日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具の形状についてご紹介します。

(材質が鉄、鉄鋳物、鉄ホーロー、ステンレス、多層鍋(間に鉄が挟まれているもの))
底の直径は、基本的に左右IHが12cm~26cm、中央IHは12cm~20cmです。
底の形状は平らなものです。
なお、底の反りが3mm以上のもの、丸いもの、外側に反っているもの、脚があるものは使えません。

(材質が多層鍋(間にアルミニウムが挟まれているもの)、アルミニウム、銅)
底の直径は、左右IHが15cm~26cmです。
底の形状は平らなものです。
なお、底の反りが3mm以上のもの、丸いもの、外側に反っているもの、脚があるものは使えません。
アルミ製容器やうどんなどが入っている簡易容器のパックなどは使えません。
間にアルミニウムが挟まれている多層鍋は、オールメタル対応のIHクッキングヒーターで加熱するときは火力が最大2.6kWになります。
火力が鍋の材質や形状、大きさによって約2割~3割弱くなることがあるため、火力、時間を料理の仕上がり具合をチェックしながら調節してください。
底が0.8mm以下の厚さの薄いものや反りがある調理器具を強火で加熱すれば、赤熱することがあります。
底が0.8mm以下の厚さの薄いものやステンレスを底に貼ったものなどは、強火の加熱や空焚きで調理器具が変形することがあります。
そのため、調理器具などを買うときにチェックすると同時に、十分火力にも注意してください。

使っているときに、ジー、キーン、カチカチなどの音が調理器具から出ることがあります。
これは調理器具そのものの振動で、異常ではありません。
調理器具の位置を変えたり、火力を下げたりすると、音が無くなることがあります。
調理器具以外の金属製小物やスプーンなどは、トッププレートに置かないようにしてください。
多層構造の鍋底を貼り合わせたフライパンや鍋などで、鍋の底が一部剥がれかけたり、変色していたりするものは使わないでください。
鍋底が剝がれかけたままで加熱すれば、異常に剝がれかけた箇所が赤熱することがあります。
また、局部的にトッププレートが過熱し、ひび割れ、変色する要因になります。
なお、医療用ペースメーカーを使っているときは、よく専門医師と相談してください。
IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ
■IHクッキングヒーター対応の調理器具はガスコンロと兼用できるか?

IHクッキングヒーターは火が出ないため、安全に使えるのでおすすめです。
しかし、引越しなどによってガスコンロにIHクッキングヒーターから交換することもあり得ます。
このようなときは、ガスコンロでもIH対応の調理器具が使えるかが気になるでしょう。
IH対応の調理器具が使えるかは、IHクッキングヒーターとガスコンロが全く仕組みも違うため心配でしょう。
ここでは、IHクッキングヒーター対応の調理器具はガスコンロと兼用できるか?についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターとは?

ガスコンロと違って、IHクッキングヒーターは火が出ないため、より安全であるとされています。
しかし、IHクッキングヒーターで使える調理器具はIH対応のものに限定されているため、ガスコンロよりも不便なこともあります。

・IHクッキングヒーターの仕組み
IHクッキングヒーターは、内蔵されている磁力発生コイルから出た磁力線でできるうず電流が流れるときの電気抵抗で発熱するようになっています。
つまり、IHクッキングヒーターは電流が流れるときの抵抗で発生する熱によって加熱するものです。
IHクッキングヒーターは、電流によって抵抗が熱を発生する仕組みを上手く利用しています。
そのため、IHクッキングヒーターでは、電気が流れない絶縁体や小さい電気抵抗のものなどは使えなくなります。
火が出るかどうかが、最もIHクッキングヒーターとガスコンロの大きな違いです。
そのため、IHクッキングヒーターは火が出ないため安全です。
IHクッキングヒーターでは、不注意によってガスコンロのように可燃物に火が付くようなことが少なくなります。

また、ガス漏れのリスクも無いため、安全性がより優れているでしょう。
一方、IHクッキングヒーターは、凹凸のある調理器具がガスコンロのように使えません。
調理面がフラットである必要があります。
これは、IHクッキングヒーターのトッププレートを掃除しやすいというメリットでもあります。
さらに、IHクッキングヒーターは電磁誘導加熱であるため、周囲が暑くなりにくいというメリットもあります。
ガスコンロを使うときは、周囲が暑くなります。
一方、IHクッキングヒーターはIH対応の調理器具だけが使えます。
いかに気に入った調理器具でも、IH対応のものでないと使えません。
さらに、炎がガスコンロのように見えないため、火加減がIHクッキングヒーターで調理するときに難しいという人が多くいます。
調理やIHクッキングヒーターに慣れていると火加減で困ることもないでしょうが、初めてIHクッキングヒーターを使うようなときなどは火加減で困ることもよくあるでしょう。
つまり、IHクッキングヒーターのメリットとデメリットとしては次のようになります。
IHクッキングヒーターのメリットは、火が出ないため安全である、周囲が暑くない、トッププレートがフラットであるため楽に掃除ができることです。
一方、IHクッキングヒーターの デメリットは、IH対応の調理器具に限定される、火加減が難しい、停電のときに使えないことです。

●IHクッキングヒーターとガスコンロで調理器具が兼用できるか?

デメリットが、IHクッキングヒーターでもガスコンロでもあります。
しかし、IHクッキングヒーターで調理が難しいような人もおり、IHクッキングヒーターからガスコンロに交換する人もいるでしょう。
一方、新築や引越しなどでガスコンロからIHクッキングヒーターに交換する人もいるでしょう。
このようなときは、IHクッキングヒーターとガスコンロで調理器具が兼用できるかが気になるでしょう。

・IH対応の調理器具はガスコンロでも使えるか?
実際に、ガスコンロでもIH対応の調理器具は使えます。
しかし、IH対応にするため、調理器具の材質や底などを変えたりしています。
そのため、ガスコンロでもIH対応の調理器具は使えますが、使いにくいと思うることがあるかもしれません。
また、ガスコンロでIH対応の調理器具を使うと、熱くなりにくくて冷めにくくなります。
IH対応の調理器具が熱くなりにくいのは困るでしょう。
例えば、ガスコンロでIH対応の鍋が熱くなるまで待つのであれば、普通の鍋を買って使う方がおすすめです。
さらに、ガスコンロでIH対応の調理器具を使うときは、表面のコーティングなどが早く劣化するとされています。
調理器具によっても違うでしょうが、ガスコンロで使うときは普通の調理器具の方がいいでしょう。
つまり、持っているIH対応の調理器具を使うときでも、新しく買うときでも、IH対応の調理器具でない方がガスコンロで使うときはいいでしょう。

・IH対応とIH専用の違い
IH対応の調理器具はおすすめではありませんが、ガスコンロでも一応使うことができます。
しかし、IH専用の調理器具はIHクッキングヒーターでのみ使えます。
つまり、IH対応の調理器具は一応IHクッキングヒーター以外でも使えますが、IH専用の調理器具はIHクッキングヒーターでしか使えません。
当然ですが、ガスコンロではIH対応の調理器具を使うのがおすすめでないことも把握しておきましょう。
最近は、調理器具として、IH・ガス兼用というものがあります。
このような調理器具は、IH対応の調理器具と違って、快適にガスコンロでも使えるようになっています。
ガスコンロでIH対応の調理器具を使うときは注意する必要がありますが、IH・ガス兼用の調理器具は安心してIHクッキングヒーターでもガスコンロでも使えます。
IHクッキングヒーターがある賃貸に住んでいるが先々引越しするようなときなどは、IH・ガス兼用の調理器具を初めから買うのがおすすめです。
逆のケースでも同じであるため、調理器具を買うときは十分に検討しましょう。
また、オールメタル対応のIHクッキングヒーターが近年はあります。
銅などの調理器具は、普通のIHクッキングヒーターでは使えません。
しかし、オールメタル対応のIHクッキングヒーターでは、銅などの調理器具でも使えます。
調理器具も大切ですが、IHクッキングヒーターも新しくて性能が高いものを選ぶのもおすすめです。

●美味しい料理をIHクッキングヒーターで作る方法

美味しい料理がIHクッキングヒーターでできなくて、IHクッキングヒーターからガスコンロに交換したいような方もいるでしょう。
実際に、料理をIHクッキングヒーターで作りにくいと思っている主婦も多く、ガスコンロを買うような方までいるようです。
ここでは、美味しい料理をIHクッキングヒーターで作る方法についてご紹介します。

・調理器具の選び方が大切
美味しい料理がIHクッキングヒーターでできないときは、調理が上手くないということでは必ずしもありません。
そのため、料理がガスコンロで上手くできる人でも、IHクッキングヒーターで美味しい料理が作れないこともあります。
料理が得意であるにも関わらずIHクッキングヒーターで美味しい料理ができないときは、IH対応の調理器具が要因です。
というのは、IH対応の調理器具の中には品質が悪いものがあり、ムラが加熱するときにできることがあるためです。
つまり、火の通り方が調理器具の場所によって違うため、料理が得意な人でも美味しくなりにくいと考えられます。
美味しい料理がIHクッキングヒーターでできないときは、IH対応の調理器具の品質にも注意しましょう。
もしかすれば、品質の高いIH対応の調理器具であれば、IHクッキングヒーターでも非常に美味しい料理が作れるかもしれません。

・IHクッキングヒーターに慣れることも大切
IHクッキングヒーターは、火が見えないため火加減の調節が難しくなります。
特に、火加減などで苦労することが、IHクッキングヒーターに慣れるまでは多くあります。
そのため、美味しい料理がIHクッキングヒーターではできないと思ってしまいます。
ガスコンロと同じように、IHクッキングヒーターでも慣れることが大切です。
IHクッキングヒーターに慣れることによって、上手く火加減などが調節できます。
そのため、美味しい料理がIHクッキングヒーターでもできるでしょう。
・IHクッキングヒーターは温度調節が必要な料理におすすめ
温度調節は、IHクッキングヒーターの一つのメリットです。
美味しさのポイントに温度調節がなるような揚げ物の料理は、IHクッキングヒーターで作る方が簡単です。
ガスコンロのときは、温度調節が困難であり、温度が揚げ物をしているときに低下して、揚げるときにカラッとならないという人も多くいます。
しかし、IHクッキングヒーターのときは、ボタン一つで温度調節ができます。
揚げ物に最適な温度にIHクッキングヒーターの温度調節を設定しておくと、最適な温度を調理が終わるまで維持してくれます。
しっかりと火を中まで通したいハンバーグなどの料理やじっくりと煮込みたいカレーなどの料理なども、簡単にIHクッキングヒーターでできます。
一方、温度調節にガスコンロでミスすれば、すぐに焦げるでしょう。
そのため、IHクッキングヒーターは、温度調節が必要な料理こそおすすめです。
美味しい料理がIHクッキングヒーターでできないときは、温度調節が必要な料理を作ってみましょう。

●IHクッキングヒーター対応の調理器具はガスコンロと兼用できるか?のまとめ

ここでは、IHクッキングヒーター対応の調理器具はガスコンロと兼用できるか?についてご紹介しました。
基本的に、ガスコンロでもIH対応の調理器具は使えますが、それほどおすすめではないでしょう。
また、美味しい料理がIHクッキングヒーターでできないときは、IH対応の調理器具を使ってみるといいかもしれません。
IHクッキングヒーターを簡単に諦めないようにしましょう。
IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ

■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方へ、パナソニックと日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具、IHクッキングヒーター対応の調理器具はガスコンロと兼用できるか?エコキュートでも使える入浴剤についてご紹介しました。

パナソニックのIHクッキングヒーターで使える調理器具の材質としては、鉄、ホーロー、ステンレスがあります。

日立のIHクッキングヒーターで使える調理器具としては、(一財)製品安全協会のCH-IH、IHマークのあるものなどがおすすめです。

IHクッキングヒーターでも使える調理器具をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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