電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

2021年8月16日

電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

電気温水器が古くなったため交換工事を考えている方もいるのではないでしょうか。電気温水器を交換するときは、交換工事の流れについて把握しておくことが大切です。

ここでは、電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ、電気温水器交換工事の流れ、電気温水器の交換工事の事例、電気温水器の交換工事業者の選び方、電気温水器よりエコキュートがおすすめについてご紹介します。
電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

 


Contents
  1. 電気温水器交換工事の流れ
  2. 電気温水器交換工事の費用
  3. 電気温水器交換工事の流れのまとめ
  4. 電気温水器の交換工事の事例
  5. 電気温水器の交換工事業者の選び方
  6. 電気温水器よりエコキュートがおすすめ
  7. エコキュートの選び方
  8. メーカーごとのエコキュートの特徴
  9. エコキュートの交換工事の流れ
  10. まとめ

電気温水器交換工事の流れ

電気温水器は安い夜間の電力でお湯を沸かす給湯器でますが、古い電気温水器を交換するのはどのような工事の流れになるのでしょうか?

ここでは、電気温水器交換工事の流れについてご紹介します。

 

電気温水器交換工事の流れ

電気温水器交換工事は、既に電気温水器を設置していて新しいものに交換するときと、石油給湯器やガス給湯器から交換するときがありますが、交換工事の内容がそれぞれ違ってきます。

また、給湯専用タイプからフルオートタイプに変更するときは追加工事が必要になります。

ここでは、電気温水器交換工事の流れについてご紹介します。

 

基礎工事

電気温水器の交換工事は貯湯タンクの大きなものを設置するため、コンクリートのしっかりしたベースが必要です。基礎工事は、基本的に石油給湯器やガス給湯器から交換するときには必要なものです。

しかし、電気温水器からの交換で従来のコンクリート基礎が使えるときや、アンカーがしっかりと固定できるようなコンクリート土間があるときは、基礎工事は必要ないでしょう。現場によって基礎工事が必要かどうかは違ってくるため、標準工事に含まれないときが多くあるようです。

 

古い給湯器の撤去

電気温水器に交換するときは、古い給湯器を撤去する必要があります。石油給湯器やガス給湯器から交換するときは撤去して処分する費用が多くは標準工事に含まれていますが、電気温水器から交換するときは古いものも大型であるため、処分する費用が別に必要になるときがあり ます。

 

給水配管、給湯配管の接続

基本的に、給水配管、給湯配管は古いものを使って、新しい電気温水器と接続するようになります。電気温水器を設置するところが古い給湯器と同じときは標準工事に含まれますが、大きく設置するところが変わって配管を延長する必要があるときは費用が別にかかるときがあります。

 

ふろ配管の接続

標準工事であればふろ配管は古いものを使う業者が多くあり、新しく交換するときは費用が別にかかります。また、フルオートタイプに給湯専用タイプから交換するときは、新しくふろ配管を設置する必要があるため費用がその分かかります。

 

リモコンの取付

リモコンの取付は、古い電気温水器がリモコンを使っているタイプであれば、標準工事に含まれるときが多くあります。古い電気温水器がリモコンを使っていないリモコンレスタイプであれば、リモコン線を新しく配線する必要があるため費用がその分かかります。

 

電気工事

200V電源が電気温水器は必要であるため、電源配線工事が専用に必要になります。新規に電気温水器を設置するときは必ず必要であるため、標準工事に含まれるときが多くあります。

また、電気温水器を交換するときは基本的に古い電源配線が使えるため必要ありませんが、時間帯別対応のものに8時間通電タイプのものから交換するときなどはタイムスイッチを撤去するなどが必要になります。

 

電力契約の申請

電力契約の申請が、石油給湯器やガス給湯器から電気温水器に交換するときは必要です。なお、電気温水器から同じタイプのものに交換するときであれば、電力契約の申請は必要ありません。

しかし、時間帯別対応のものに8時間通電タイプのものから交換するときは、電力契約の申請が必要です。このように電気温水器交換工事の内容は、設置するところの状態や電気温水器をどのようなタイプのものに交換するかで違ってきます。そのため、交換業者にまず現場をチェックしてもらって、見積もりを入手しましょう。

 

電気温水器交換工事の費用

ここでは、電気温水器交換工事の費用についてご紹介します。給湯専用タイプでマイコン制御の丸型の最もシンプルな電気温水器の交換工事の費用は、15万円くらいの電気温水器の本体価格と8万円~10万円くらいの標準工事費をトータルした23万円~25万円くらいが相場でしょう。

また、フルオートタイプのお湯張りや追いだきができる電気温水器の交換工事の費用は、25万円くらいの電気温水器の本体価格と8万円~10万円くらいの標準工事費をトータルした33万円~35万円くらいが相場でしょう。いずれの電気温水器も、最も標準的な4人~5人家族用の370Lタイプです。

当然ですが、地域によって違っているでしょうが、だいたいこのような費用で、あとは機種のグレードや貯湯タンクの容量、必要な工事内容によって費用は違ってきます。標準工事に含まれている内容は業者によって違いますが、一般的に、標準工事内容としては次のようなものが含まれています。

・既設の給湯器の撤去・処分(大型のときは別途が多い)
・給水配管、給湯配管の接続
・ふろ配管の接続
・リモコンの取付
・電気工事
・電力契約の申請

基本的に、標準工事の前提は、既存の配管を使うことになります。そのため、大幅に配管を延ばしたり、新しくふろ配管やリモコン配線が必要になったりしたときは費用が別にかかります。

また、電気温水器を搬入するときに、特殊車両のクレーンやスタッフの人数が必要なときも、やはり費用が別にかかります。それぞれの家庭によって、電気温水器の設置条件や必要な工事は違ってきます。

標準工事費だけで電気温水器が設置できると考えていたが、後から工事が追加になって費用が考えていた以上にかかったというようにならないように、工事契約の前には必ず設置現場を実際に業者に見てもらって、前もってどのような工事が必要かをチェックしてもらってください。

 

電気温水器交換工事の流れのまとめ

電気温水器の交換を考えるときは、電気温水器の本体の価格だけでなく、工事費用も大切です。電気温水器交換工事は石油給湯器やガス給湯器に比較して大掛かりなものになるため、本体の価格にプラスして工事内容や費用がどの程度になるかは大切になります。

多くの業者は、電気温水器の設置費用を工事費込みで示していますが、どこまでの工事が含まれているかを必ずチェックすることが必要です。現場によって工事内容は違っており、業者の標準工事の内容では収まらないこともあるため、現場を実際チェックしてもらって見積もりを入手することが必ず必要です。

電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

 

電気温水器の交換工事の事例

ここでは、電気温水器の交換工事の事例についてご紹介します。

今回は、マンションに住んでいるお客様から電気温水器の交換工事をご依頼いただきました。
既設の電気温水器は、丸型の370Lのタイプでした。
トラブルが発生して、水栓から全くお湯が出なくなったということでした。
今回は、同じ丸型の370Lの電気温水器に交換しました。
既設の電気温水器はマンションの屋外のベランダ設置であり、ボロボロに配管の保温材がなっていたため、このような保温材も新しいものに交換しました。
給水配管、給湯配管、排水配管についても、交換できる箇所は新しいものに取り替えました。

まず、既設の電気温水器を撤去しました。
撤去した電気温水器は、工事が終わった後に持ち帰って処分しました。
搬出は屋内を通っての作業になりましたが、お客様の方で荷物などを前もって整理してくれていたため、搬出は問題なくできました。
新しい電気温水器の大きさは、既設の電気温水器とほとんど同じでした。
脚部はしっかりとアンカーボルトで固定しました。
給水配管については、長期間止水バルブも使っていたため、新しいものに交換しました。
消耗部品である減圧弁は、新しいものに交換しました。
給水用HIを接続配管には使いました.
さらに、インサートソケットは金属ネジ山のものを使ったため、非常に高い耐久性があるものになりました。
配管も新しいものに交換しました。
耐候テープを保温材には巻いて、保温工事もしっかりと行いました。
電気温水器を交換するときは、逃し弁も一緒に交換する必要があります。
逃し弁のトラブルが発生すると、水が継続して流れたりします。
新しい止水ゲートバルブに交換しました。
フレキシブル管を使って、排水までの配管は延ばしました。
試運転を行って完了しました。
深夜電力契約でしたが、強制通電を電力会社に頼んだため、お湯をその日の夜には使うことができました。
交換工事にかかった時間は、午前9時~午後1時でした。

 

電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

 

電気温水器の交換工事業者の選び方

ここでは、電気温水器の交換工事業者の選び方についてご紹介します。

 

施工実績が大切

業者の規模はいろいろです。1人が営業から工事、アフターサービスまで行なっている業者があったり、専門職をそれぞれにおいて分業している業者もあったりします。どちらがいかは一律にいえませんが、一般的に規模の小さい業者で管理職が少なく、現場で仕事をするスタッフが多い方が費用は安くなるでしょう。

また、1人が責任を全て持つことによって、工事面もしっかりしている感じがします。しかし、作業効率が良くないときは逆に費用が高くなったりします。

一方、分業することによって、効率良く作業ができて費用が安くなることもあるでしょう。そのため、規模のみで業者を判断することはできません。

そこで、施工実績が一つの目安になります。どのような工事を過去に手がけたか?お客様からはどのような評判か?などをチェックしてみましょう。

 

安さのみでは選ばない

安さのみで決めるのはリスクがあります。まず、しっかりと見積書の内容をチェックしましょう。標準工事費と記載されていても、工事が実際に始まると標準工事外で費用が追加されるパターンがよくあります。

そのため、工事前に見積書に記載されている内容にわからないことが無いかチェックしましょう。また、材料費を安い業者は削減する傾向があるため、きちんと強度のある材料を使っているかが心配です。

また、スタッフの給料も安いためモラルがアップしにくいこともあるため、工事が手抜きになることがあります。そのため、激安などの業者は、はっきりと安い理由を聞いたり、費用が追加でかからないことをチェックしたりしてください。

大幅な値引きがある業者は、どのようにどこが値引きしたかを問い合わせましょう。信頼できる業者であれば、丁寧に説明してくれます。業者は、費用の安さのみでなく、信頼できるところに頼みましょう。

 

お客様のライフスタイルに応じた提案をしてくれるか

電気温水器のトラブルは、修理が簡単にできるものから大がかりなものまでいろいろです。非常に古い電気温水器や工事が大がかりなときは、将来的な安全性や耐久性などから新しいものに交換する方が、長期的に見ればコストパフォーマンスがいいことがあります。

また、すぐに壊れるとわかっているにも関わらず、その場しのぎの修理を行うような業者もいます。そのため、きちんと現状を説明して今後のアドバイスを行なってくれるような業者がおすすめでしょう。

 

アフターサービスや保証がしっかりしている

しっかりしたアフターサービスや保証がある業者は信頼できるでしょう。そのため、工事後のアフターサービスや保証内容についてチェックしておきましょう。可能であれば、無料のアフターサービスや定期点検を行ってくれるような業者がおすすめです。

また、アフターサービスが有料で保証期間がないような業者は注意しましょう。保証できないというのは、その分自信が工事にないということです。業者の工事ミスにも関わらず、アフターサービスが有料ということはありえないため、このような業者には注意してください。工事前には、アフターサービスや保証範囲なども含めてチェックしておくことが大切です。

 

スタッフの対応

メールや電話などで連絡したときに、業者のスタッフの対応をチェックしましょう。話を丁寧に親身になって聞いてくれ、誠実さが言葉に伝わってくるような業者であれば安心です。業者のスタッフの対応から、その業者がいいかどうかを判断することもできます。電気温水器の交換を安心して任せたいのであれば、対応がいいスタッフがいる業者に頼みましょう。

 

持っている資格

電気温水器を交換するときは、給水工事や電気工事の資格が必要です。過去には、資格を持っていない業者のスタッフが電気温水器の交換を行なっていたケースもあります。法令を守らないような業者はおすすめではないため、前もって業者のホームページなどで資格を持っているかをチェックしておきましょう。

電気温水器を交換するときに必要な資格としては、次のようなものがあります。

・給水装置工事主任技術者
・第二種電気工事士

 

交換費用

交換費用が安いかよりも、見積額が相場に対してかけ離れていないかチェックしましょう。なお、電気温水器の交換費用の相場については、ネットなどで紹介されているため参考にしてください。

 

対応できる地域

対応できる地域は、業者によって違っています。やっと探した業者でも、住んでいる地域に対応していないと諦めざるを得ません。時間を無駄に使わないためにも、住んでいる地域に対応しているかを前もってチェックしておきましょう。

 

対応スピード

電気温水器は、毎日のように使うものです。そのため、電気温水器のトラブルが発生したときはできるだけ早く対応してくれる業者に頼みたいでしょう。頼んでから実際に対応してくれるまでの時間は、非常に大切です。即日対応してくれるかをチェックして、時間が対応するまでにかかるときは別の業者を探しましょう。

 

注意が必要な業者

ここでは、トラブルが発生しないように、注意が必要な業種についてご紹介します。

 

見積もり内容がわかりにくい業者や一式の業者

見積もり内容にはっきりした説明書きがなく、一式などの記載が多いときは、証拠が残らないため、いったいわないのトラブルになります。また、詳しいことがわからないため、営業マンにいい訳をされて費用が追加されたりすることがあります。

 

激安を謳っている業者

激安を謳って業者は、実際には安くないということが多くあります。標準工事費の中には使う配管の長さまで決まっており、例えば、これをオーバーしたときには費用が追加になるなどがあるため、見積もり内容にはどのようなものが含まれているかを十分にチェックしてください。また、費用が安いときでも理由を聞いてください。手抜きや過度の材料費の削減になるリスクがあります。

 

有料のアフターサービス

きちんと前もってアフターサービスや保証期間などをチェックしておくことが必要です。

 

電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

 

電気温水器よりエコキュートがおすすめ

電気温水器の交換を考えているのであれば、エコキュートがおすすめです。

ここでは、エコキュートの選び方、メーカーごとのエコキュートの特徴、エコキュートの交換工事の流れについてご紹介します。

 

エコキュートの選び方

エコキュートは、次のような家庭におすすめです。

・オール電化住宅を考えている
・家事を夜中に行う

エコキュートのメリットを、このような家庭は受けやすくなります。特に、あまり昼間は在宅していなく、家事を夜中に行う家庭は、安い電気料金の深夜にお湯を沸かすため、エコキュートがおすすめです。

ここでは、エコキュートの選び方についてご紹介します。

 

給湯タイプで選ぶ

エコキュートとしては、給湯専用タイプ、セミオートタイプ、フルオートタイプがあります。使える機能はそれぞれのタイプで違っているため、使う目的に応じてエコキュートを選ぶことが大切です。

給湯専用タイプのエコキュートは、手動湯はり、手動足し湯、非常用水取り出しなどの機能があります。

セミオートタイプのエコキュートは、自動湯はり、手動足し湯、沸き増し、お湯はり予約、非常用水取り出しなどの機能があります。

フルオートタイプのエコキュートは、自動湯はり、自動足し湯、追いだき、沸き増し、お湯はり予約、配管洗浄、非常用水取り出しなどの機能があります。

それぞれの機能は、次のようなものです。

自動湯はりは、リモコンのスイッチ一つで、好みの湯量と湯温のお湯はりを行います。
足し湯は、浴槽のお湯が少なくなればお湯を設定した湯量まで足します。
追いだきは、貯湯タンクの中のお湯の熱を使って、お風呂のお湯の量が同じで温めます。
沸き増しは、満タンまで貯湯タンクの中のお湯を沸き上げます。
お湯はり予約は、お風呂のお湯はりが予約した時間に終わります。
配管洗浄は、循環ポンプでふろ配管の洗浄を行います。
非常用水取出しは、災害が発生したなどで断水したときに、生活用水として貯湯タンクの中のお湯や水が利用できるように非常用コックを取り付けています。

なお、メーカーや機種によっては、搭載されていない機能もあります。

 

貯湯タンクの容量で選ぶ

湯切れが発生しないように、エコキュートはライフスタイルと家族構成に適した貯湯タンクの容量を選ぶことが大切です。

例えば、4人の家族数でもお湯を頻繁に使うときは、余裕のある460Lの貯湯タンクの容量がおすすめです。また、エコキュートは、給湯するときに水を貯湯タンクの中のお湯に混ぜて給湯に適した温度にするため、季節によって実際に使える湯量は違うことがあり、最大使用率をベースにした貯湯タンクの容量を選ぶのがおすすめです。

家族数、貯湯タンクの容量、目安の使用量、使える湯量としては、次のようになります。

家族数が1人~2人のときは、貯湯タンクの容量が185L、目安の使用量がお風呂が1回(150L)、シャワーが2回(160L)、洗面・台所が(80L)、使える湯量が410Lです。
家族数が2人~3人のときは、貯湯タンクの容量が300L、目安の使用量がお風呂が1回(200L)、シャワーが3回(240L)、洗面・台所が(120L)、使える湯量が650Lです。
家族数が3人~4人のときは、貯湯タンクの容量が370L、目安の使用量がお風呂が1回(200L)、シャワーが4回(320L)、洗面・台所が(160L)、使える湯量が750Lです。
家族数が4人~5人のときは、貯湯タンクの容量が460L、目安の使用量がお風呂が1回(200L)、シャワーが5回(400L)、洗面・台所が(200L)、使える湯量が850Lです。
家族数が5人~7人のときは、貯湯タンクの容量が550L、目安の使用量がお風呂が1回(200L)、シャワーが7回(560L)、洗面・台所が(280L)、使える湯量が1000Lです。

条件としては、貯湯タンクの中の湯温が80℃、給水温度が5℃、シャワー温度が42℃、湯はり温度が42℃です。お風呂は1回200L、シャワーは1回80L、洗面・台所は1日1人40Lとしています。なお、それぞれのメーカーによって、家族数と貯湯タンクの容量は違っています。

基本的に、数値は参考と考えておきましょう。

 

メーカーで選ぶ

エコキュートのメーカーとしては、次のようなものがあります。

 

三菱

三菱のエコキュートは、オリジナルのマイクロバブルを利用した機能が搭載されています。ふろ配管を排水した後に洗浄するバブルおそうじの機能、湯冷めを微細な泡で防止するホットあわーの機能など、ユニークな機能がメリットです。

 

パナソニック

パナソニックのエコキュートは、オリジナルの節電技術のエコナビと優れた学習能力による高い省エネ性能がメリットです。

また、パナソニックのエコキュートは豊富な商品ラインナップであるため、エコキュートが電気料金プランや家族数を考えて選びやすくなっています。

 

日立

日立のエコキュートは、貯湯タンクユニットに従来よりも高い断熱性能のウレタンクを採用しています。そのため、最小限にお湯の温度が下がるのを抑えます。

また、普通の約2倍のスピードで湯はりが終わる高速湯はり機能のナイアガラ倍速湯はりもメリットです。水道直圧給湯フルオート標準タンク(高効率)Rシリーズだけが、ウレタンクで真空断熱材を採用しています。

 

ダイキン

ダイキンは、ヒートポンプ式エアコンを初めて日本で製造し、またヒートポンプ式暖房エアコンを世界で初めて製造した会社として有名です。ダイキンのエコキュートは、3階でも同時に2箇所で給湯できるパワフルな300kPaの水圧がメリットです。

 

コロナ

コロナは、エコキュートを世界で初めて発売したメーカーです。エコキュートの開発に昔から携わっていたこともあり、年間給湯保温効率の高さや省エネ大賞の受賞など、安定した品質がメリットです。

 

メーカーごとのエコキュートの特徴

ここでは、メーカーごとのエコキュートの特徴についてご紹介します。

 

三菱のエコキュートのプレミアムシリーズ(Pシリーズ)(SRT-P376UB、フルオート、370L(3人~4人用))

ハイパワー給湯
お湯を貯湯タンクユニットから送る圧力を高くして、パワフルな給湯量を3階でも実現しました。節湯タイプのシャワーヘッドも使えます。

お急ぎ湯はり
約25%普通の湯はりよりも短いお急ぎ湯はりモードを搭載しています。便利さを時短でアップしました。

ダブル追いだき
自動でお湯はり、保温、足し湯まで行います。一気に設定温度まで上げる急速追いだきと湯温をゆっくり上げるマイルド追いだきが選べます。

バブルおそうじ
入浴した後に浴槽の栓を抜くのみで、配管の汚れを約0.1mmのマイクロバブルが吸着して洗い流します。

ホットあわー
ボタンを押すのみで、浴槽内に約0.01mmのマイクロバブルが滞留して体を包み込みます。お肌の水分量が多くなり、湯冷めがしにくくなります。

 

パナソニックのエコキュートのパワフル高圧 酸素入浴機能付フルオート(HE-JPU37LQS、フルオート、370L (3人~5人用))

ぬくもりチャージ
有効にお風呂の残り湯の熱を利用して、次に沸き上げするときの消費電力が低減できます。

エコナビ
ひとセンサーが浴室への入室を検知して、加熱を設定温度まで始めます。湯温や湯量を高い学習能力で制御して、エネルギーの無駄な消費を低減するために省エネです。

酸素入浴機能
浴槽に、毎分約2L、約30%の酸素濃度の空気を供給します。湯冷めもしにくく、リラックス効果もあります。

温浴セレクト
お湯の量を変えないで、好みの湯温を、あつめ、ふつう、ぬるめから選ぶことができます。

電気料金プランかんたん設定
電気料金プランの多様化したものの設定に対応する省エネ運転が、簡単に選べます。

 

日立のエコキュートの水道直圧給湯標準タンク RDシリーズ(BHP-FV37WD、フルオート、370L(3人~5人用))

ウレタンク
ウレタンフォームと真空断熱材を貯湯タンクユニットに採用しているため、お湯が冷めにくくなりました。

ナイアガラ出湯
2系統にふろ湯はり回路をすることによって、湯はりが標準湯はりに対して約2倍の速さになりました。気泡と噴流が吹き出す快泡浴が、別売りの循環アダプターを使うと楽しめます。

パワフルシャワー
水道直圧給湯で500kPaの給水圧のときは、パワフルな湯量が同時に浴室のシャワーと台所の給湯を使っても確保できます。

水道直圧給湯で飲用可能
お湯は瞬間的に水道水を沸かすため、台所で給湯したお湯もそのまま飲用できます。

 

ダイキンのエコキュートの角型(パワフル高圧 320kPa)(EQ37XFV、フルオート、370L(3人~5人用))

温浴タイム
温浴タイムの機能で、好きな湯温に足し水や足し湯をしないで調整できます。

パワフル高圧
給湯圧力の強化と貯湯タンクユニットで320kPaの高圧にアップしています。3階でのパワフルシャワー、2箇所同時給湯を実現しました。

エコ確認
使用湯量がエコ確認の機能でチェックできます。電気代の節約方法やわかりにくいムダも教えてくれます。

沸き増し運転
1回のみ貯湯タンクのお湯を満タンにする2つのモードと常に12時間満タンにするモードで、お湯が多く必要なときでも対応できます。

 

コロナのエコキュートのプレミアムエコキュート(CHP-HXE37AZ1、フルオート、370L(3人~5人用))

電力料金メニューに応じてお湯を賢く沸き上げ
電気料金メニューに応じて、沸き上げ時間シフト、ピークカット、パワーセーブのピーク電力抑制の機能が選べます。

高圧力パワフル給湯
3階でのシャワーでも流量は満足できるものが確保でき、1階のときの湯張りは約10分間で終わります。

省エネ保温
水位の変化を入浴検知センサーが検知すると、追いだきと保温を始めます。変化が水位に無いときは停止して、無駄なエネルギーを省きます。

タンク湯増しスイッチ
貯湯タンクの湯増し時間を1時間~3時間の中から選べるため、お湯が急に必要になったときでも安心です。

簡単操作ガイド
リモコンのスイッチや操作方法などの説明がチェックでき、操作が取扱説明書を読まなくてもできます。

 

エコキュートの交換工事の流れ

ここでは、エコキュートの交換工事の流れについてご紹介します。

 

設置場所のチェック

工事前には、エコキュートの設置場所を決める必要があります。一般的に、屋外にエコキュートは設置します。エコキュートの設置場所は、大きさ、配管、配線などの条件を考慮した上で、お客様と相談して決めます。

 

基礎工事

エコキュート用の基礎ブロックを、エコキュートの貯湯タンクユニットの設置場所に設置します。エコキュートの貯湯タンクユニットは60kg~90kgの重量があり、満水のときには400kg~600kgの重量になります。そのため、基礎ブロックはしっかりとしたものが必要です。

 

既存の給湯器の撤去

既存の給湯器を撤去します。リフォームするときにエコキュートと一緒にIHクッキングヒーターを設置するときは、ガスを使わないため工事が終わった後に契約をガス会社と解除すると全くガス代がかからなくなります。

 

既存の給湯器を撤去した後のコーキング

既存の給湯器を撤去した後に、コーキング剤で給湯器を固定していたネジ穴を埋めます。このコーキングを行なわなければ、水などがネジ穴から浸入して壁などが傷むため、非常に大切な処理です。

 

エコキュートの貯湯タンクユニットの設置

前もって作ったベースに、エコキュートの貯湯タンクユニットを設置します。このときは、基礎ブロックの上に置くのみで、ボルトをまだ固定しません。

 

エコキュートの貯湯タンクユニットの水平チェック

エコキュートの貯湯タンクユニットの傾斜度を測って、水平をチェックします。

 

エコキュートの貯湯タンクユニットの固定

水平のチェックが終わると、基礎ブロックとエコキュートの貯湯タンクユニットをしっかりとボルトで固定します。

 

給水配管、給湯配管の切り廻し

配管の切り廻しがエコキュートを設置するときに必要であれば、給水配管、給湯配管の切り廻しを行います。

 

配管をエコキュートの貯湯タンクユニットに接続

給水配管、給湯配管、ふろ配管を、エコキュートの貯湯タンクユニットに接続します。

 

給水配管、給湯配管の保温工

冬のシーズンの朝方などのように気温の非常に低いときには、配管が凍ることがあります。お湯が冬の慌しい朝などに使えなければ非常に困るため、凍るのを防止するために配管の保温工事を行います。

 

エコキュートのヒートポンプユニットの設置

エコキュートのヒートポンプユニットを設置します。

 

配管、配線の接続

エコキュートの貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの配管、配線を接続します。当然ですが、この配管もしっかりと保温工事を行います。

 

ふろリモコン、台所リモコンの取付

古いリモコンがあるときは取り外して、エコキュートの新しいリモコンを取り付けます。エコキュートのリモコンは、ボタンの配置もわかりやすく、シンプルで、非常に操作しやすくなっています。設置した後は、しっかりと業者が操作方法を説明してくれるため安心です。

 

リモコンの配線の接続

エコキュートの貯湯タンクユニットとリモコンの配線を接続します。

 

エコキュートの貯湯タンクユニットの脚カバーの取付

脚カバーをエコキュートの貯湯タンクユニットに取り付けます。脚カバーを取り付けると、配管が見えなくなって、外観が非常にきれいでスマートになります。

 

エコキュートの交換工事の完了

最後にエコキュートの試運転を行って、エコキュートの交換工事は完了になります。

電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ

 

まとめ

ここでは、電気温水器交換工事の流れを知りたい方へ、電気温水器交換工事の流れ、電気温水器の交換工事の事例、電気温水器の交換工事業者の選び方、電気温水器よりエコキュートがおすすめについてご紹介しました。

電気温水器交換工事の流れとしては、次のようになります。

・基礎工事
・古い給湯器の撤去
・給水配管、給湯配管の接続
・ふろ配管の接続
・リモコンの取付
・電気工事
・電力契約の申請

電気温水器交換工事の流れを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

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