エコキュート交換工事の費用・価格・相場を徹底解説
2023年6月30日
こんにちは、エコキュート修理工事、エコキュート交換工事、エコキュート取替工事のみずほ住設でございます。本日のコラム記事を担当させて頂く渋谷と申します、宜しくお願い致します。
エコキュート自体の寿命は一般的に平均して10年〜15年程度とされているのでエコキュートが発売された当時に購入したひとは買い替えを検討する時期にきているといっても過言ではありません。
エコキュートの使用中に起こる多くの故障にはどういうものがあるのでしょうか。故障のイメージだとお湯が出なくなるというようなことが想定されると思いますが、色々な症状が存在して故障に至るケースも多々ございます。お湯はりができない、沸き上げができない、リモコンが故障して画面表示がされない、音が出なくなる等。
またエコキュート本体に不具合が出ていなくても配管の劣化により水漏れが発生したり、ある日突然お湯の沸き上げができなくなってしまうことがあります。
故障は内部の消耗部品交換だけで済む場合もありますし、基盤がダメになっていたりすると逆に修理費用が高額になってしまうこともございます。
部分的に修理をしたとしても、すぐに別の場所に不具合が出る場合も多々あります。やはり10年前後使用した機会は様々なところが消耗していますのでいつ完全に壊れてしまうかわかりません。ですので買い替えしたほうが結果的に安価になるということもございますので気をつけましょう。
ほとんどの方がエコキュートの調子が悪くなってから交換を検討しますので現段階でエコキュート本体を買い替えた人はまだまだ多いとはいえないのではないでしょうか。
そのためエコキュート工事の体験談や詳細情報が少なくて困ったり、どれを選べばいいのか選び方が分からなかったり、不安を抱いている人も多いのは事実でしょう。家電製品の中でもエコキュートは高額なお買い物になると思いますのでご自身が満足できる製品、施工業者、金額で購入したいものですね。
故障をしていなくても使用から10年過ぎたら入れ替えの検討をした方が、いざというときに慌てなくていいのではないかと思います。
エコキュートの交換にはどの程度の工事費がかかるのかを節約する方法を含めてご説明させて頂きます。
Contents
エコキュートの種類
一概にエコキュートといっても、様々なメーカー、形状、機能があります。まずはエコキュートはどのようなメーカーがあり、どういったものを選択すればいいのかその特徴についてご紹介します。
メーカー
コロナ、三菱電機、パナソニック、日立、ダイキン、東芝などが人気のあるメーカーです。
基本的には古い機種とメーカーが違っても、設置スペースが確保できる状況であれば設置することは可能です。
それぞれのメーカーの特徴をご紹介していきます。
コロナ
コロナのエコキュートというと、エコキュートを世界で初めて開発したメーカーということでよく話題になっています。コロナは、2001年4月に世界で初めてエコキュートを発売して、次の年には省エネ大賞の経済産業大臣賞を受賞しました。
コロナのエコキュートは、高効率スクロールコンプレッサーとイジェクター回路を搭載し、さらに常に冷たい水を貯湯タンクから水加熱用熱交換器に送ることによってヒートポンプの効率をアップしています。高効率スクロールコンプレッサーは、効率良く大気の熱をもらった冷媒を圧縮して高温にします。
三菱
※バブルおそうじ(自動配管洗浄)搭載(P、Sシリーズ)
バブルおそうじは、おふろの配管をおまかせでマイクロバブル洗浄してくれるため、清潔できもちいいものです。浴槽の栓を入浴した後に抜くのみで自動的におそうじをしてくれます。
※キラリユキープPLUS
湯はり後に、きれいなお湯をキープする循環運転を実施。ふろ配管を通るお湯に深紫外線を照射します。深紫外線が菌のDNAで到達して作用。短い波長の深紫外線LEDは、水や空気を浄化する次世代の光源として注目が集まっています。
パナソニック
業界で初めてのひとセンサー搭載しました。入浴をひとセンサーが検知して、加熱を設定温度まで始めます。ふろ自動保温によるエネルギー消費を、入浴していないときに抑えます。
リズムeシャワープラスが温度変化でさらに省エネになり、肌あたりも快適です。対応している機種は、JPシリーズ、Jシリーズ、Wシリーズ、FPシリーズ、Fシリーズのフルオートです。
日立
※ナイアガラタフネス
高い硬度の井戸水や水道水に幅広く対応する機種です。日立のエコキュートのナイアガラタフネスは、熱源としてタンクのお湯を繰り返し使うオリジナルの構造を採用することによって、配管詰まりの要因になるカルシウムなどの流入を少なくします。
※水道直圧給湯はそのまま飲める
直圧給湯配管と直圧給水配管には汚れにくく腐食に対して強いステンレスを採用し、給水した水をプレート式熱交換器を使って瞬間的に沸かすため、ほとんどそのままの水質で給湯することができます。なお、ふろのたし湯、湯はりを除きます。
ダイキン
※温浴タイム
温浴タイムはフルオートタイプ角型に対応しています。リモコンで好みの湯温モードが簡単に選択でき、一定の温度に保ちます。さらに、浴そうのお湯を循環しているため、不快な冷めた配管内のお湯が流れ込むこともありません。
※マイクロバブル入浴
マイクロバブル入浴は、フルオートタイプに対応しており、別売品のマイクロバブルアダプターが必要になるオプションです。マイクロバブル入浴は、入浴の快適性がアップするものです。
吸気ユニットから取り込んだ空気が、微細な約0.005ミリ~0.05ミリの泡になって浴そうの中に噴出します。マイクロバブル入浴は、体が温まって、すべすべのうるおい感をお肌にもたらすといわれています。
東芝
※銀イオンの湯
業界で唯一銀イオン発生ユニットを湯はり水路に搭載した除菌効果・防臭効果で快適なお風呂になります。銀イオンが細菌の増殖を抑え、きれいなお湯を保ちます。一般的に銀の原子が、電荷を持ち活性化したものを銀イオンと言います。
銀イオンは、細菌の細胞に吸着し、増殖を抑えるため、高い除菌・防臭効果を発揮します。毎日使うものに清潔性や快適性、安全性を求める声がより高まるなか、銀イオンの利用はその除菌・防臭の効果から広く期待されています。
容量の選び方
・370L 3~5人家族
・460L 4~7人家族
各家庭の状況や家族の人数によっては容量を下げると初期費用が抑えられるのでスタッフに相談するのがおすすめです。
タンク形状
・薄型
形状の異なるエコキュートを設置すると、基礎が足りなくなったり新設しなければならなくなったりする場合があります。
また、通常の搬入ができない場合もあり、追加費用がかかるケースがありますので、設置状況を写真などで詳しく確認してもらったり、実際に現地調査してもらうことが大事です。
地域別
設置現場の環境によってエコキュートの性能を選ぶ必要があります。
海沿いは耐塩害仕様
マンションはエマージェンシーストップ搭載機種
もちろん標準地仕様のエコキュートでも設置は可能です。
性能
同じメーカーでも型番によって製品の性能が変わってきます。
主な性能は、
・パワフル高水圧
・省エネ性の高い機種
・風呂配管自動洗浄機能
・太陽光発電連動
シャワーの水圧が弱いなら高水圧機種、電気代を抑えたいのであれば省エネに優れた機種など予算にもよると思いますがご自身の満足度の高いエコキュートを探すのがよいでしょう。エコキュートには様々な種類がありますので、まずはお問い合わせ時にオペレーターにご希望を伝えてみてはいかがでしょうか。
エコキュート交換工事にかかるコスト
エコキュートの交換にかかる工事費用については工事費用とエコキュート本体の費用がそれぞれかかります。以下に参考までに標準施工代金の目安を記載させて頂きます。
・エコキュートそのものを購入する費用として約20万円~約35万円前後
合わせると合計約30万円〜50万円ほどの費用がかかると考えておくことを推奨いたします。みずほ住設でも本体と工事費込みでご案内させて頂いているのですが、他の業者様でもそのような形を取っている業者様は多くなってきている傾向がございます。
注意点としては一見安いと感じても既存のエコキュートを撤去する際の費用を別途請求される場合や、ネットの情報だけですと脚部カバー、リモコンが別料金で表示されている場合があります。(みずほ住設では撤去費用やリモコン設置などコミコミにさせて頂いております。)
設置場所によってはクレーンで釣り上げなければならない際に重機を使用したり、工事員の人数を増やしたりすると金額が数万円変わってくる場合もあります。トラブルを防ぐためにも知識と経験が豊富なスタッフに機器設置の流れを見積もりの段階で相談していただくのがおすすめでございます。
エコキュートを設置する場所を変更しなければ電気工事や配管工事には時間がかからずスムーズな工事ができるため、費用が上乗せされた場合でもそれほどかからないという認識で構いません、目安としてはかかっても数万円程度だと判断した方が良いです。
エコキュートの種類を変更(例えば給湯専用→セミオート、オートタイプ→フルオート等)しなければ新しく追い炊き配管を取り付ける必要はないので、追加費用もかからないはずですし、半日程度で交換作業は終了する作業という認識で構いません。
ポイントとしては現在使っているエコキュートを処分するのにも費用がかかるという点は覚えておいた方が良いでしょう。(みずほ住設ではこちらもコミコミでご案内させて頂いております。)確かにエコキュート処分には業者でも費用がかかるものになります。
エコキュートの種類によりますがエコキュート交換費用として約35万円〜50万円程度を用意しておけば安心できるはずです。
エコキュート交換をするためには現在使っているエコキュートを撤去しなければなりません。撤去して廃棄する際の作業には手間がかかり、作業費用がかかります。またエコキュートは基本的に1人で撤去することはできません。
通常は二人一組で運びますが、塀を越えなければならなかったり、狭い曲がり角をまがらなかったりすると安全のためにも人員の増加をします。マンションなど狭い場所では解体しないと撤去ができない場合もあります。エコキュート交換の工事費用はどのような作業に対して支払う金額かもきちんと内容のご案内させて頂きます。
既存のエコキュートの撤去、新しいエコキュートの設置、新しいエコキュートの電気配線接続工事、お風呂場やキッチンのリモコン設置、既存エコキュートの廃棄で基本的に構成されます。
新しいエコキュートの設置はエコキュートのタンクやヒートポンプユニットをお家へ運び込み、コンクリートの土台にエコキュートを設置しなければなりません。設置箇所の土台にボルトを打ち込んだりエコキュートが倒れないようにに設置したりする作業に費用がかかります。
みずほ住設では土台にボルトを打ち込む作業は交換費用に含まれていますが土台(基礎)にヒビが入っていたり、基礎のサイズが足りない場合はその補修費用や新たに作成する費用が追加でかかってきます。(1~3万円程度)
エコキュートのサイズが大きくなると基礎のコンクリートの寸法が足りない場合があります。その際はみずほ住設ではエコベース(エコキュートタンクユニット、電気温水器の設置専用組立コンクリート基礎です)を使う場合があります。
コンクリートブロックを組み合わせ、ボルトで締めるだけで完成し、従来の現場打ち工法に比べ大幅な工期短縮になる基礎です。
電気配線工事はコンクリートの土台にエコキュートを置いた後に、ヒートポンプと貯湯タンクをそれぞれの電気配線につなげていきます。
ガス給湯器から新しいエコキュートに交換をする際はガス給湯器と比較してエコキュートのサイズが大きいため追加費用がかかってしまうので注意が必要です。(電気温水器からエコキュートへ交換の場合は設置箇所が確保できていれば追加費用はかからない可能性が高いです。)
既存のエコキュートの廃棄はエコキュートを廃棄する際の目安としては数千円〜1万円程度が相場になります。業者様によっては廃棄や処分費用は本体価格に含まれておりますので、あらかじめチェックしておきましょう。(みずほ住設はコミコミでございますのでご安心ください。)
エコキュート交換工事費用を節約するためにはエコキュート本体の購入価格次第という側面がございます。基本的な機能のみが付いたエコキュートですとトータル費用は非常にお求め安くなります。
様々な便利な機能がついた省エネ性に優れたエコキュートは運用のメリットが大きいものの、エコキュート本体価格は基本性能のみのタイプに比べるとかなり高額になるのは間違いありません。
主に潮風の影響をうける地域に設置する重塩害地にタイプや、井戸水専用タイプ、気温の低い地域の寒冷地タイプ、高水圧タイプ等は高額になる傾向です。
これまで使用していたエコキュートについてもしっかりと確認し必要な機能を把握してエコキュート交換工事業者に伝えるということも非常に大事な部分です。
初期費用が高くなったとしても、省エネ性に優れた機種を設置すれば月々の電気代は安くなるケースもございますので一概にどの機種がお得かというのはお客様の状況次第になるかと思います。みずほ住設のホームページから電話やメールやラインで既設の機種の概要をお伝えいただきたいです。
使用していたエコキュートがオートタイプ→新しいエコキュートがフルオートタイプの場合は追加で配管工事の必要がございます。
今までのエコキュートが小さなスリムなタイプから大きい大容量タイプに変更する場合は基礎工事も必要になる場合もございます。
今お使いのエコキュートの情報をエコキュート交換工事業者と共有すれば追加工事がある場合も事前にきちんと把握する事が可能になります。
エコキュートが故障→エコキュート交換作業をするというパターンが非常に多いですが、エコキュートは当日に交換がすぐできるわけではありません。新しいエコキュートに交換するまでの間はお湯を使用できない状態になってしまう恐れが発生してしまいます。
10年以上使っているエコキュートは突然故障が起きる可能性について予め頭に入れておく事が非常に大事になります。基本的には故障する前に買い換える方法がメンタル面でもコスト面でも優れた購入方法になります。
いざという時のために交換計画を立てておく事が非常に大事です。給湯はライフラインにもなるものですので、考えておくだけでも必要な準備と思っておく事が大切です。
エコキュートを交換するにはエコキュートを販売している家電量販店や電気屋さん、リフォーム業者様やみずほ住設のようなエコキュート専門業者に依頼する方法から選べます。
エコキュートの保証について
エコキュートはメーカーによって保証期間が異なります。本体が1年から5年、冷媒回路が3年から5年、タンクはどのメーカーも同じ5年です。こちらが有料延長保証に加入する事により最大で10年メーカー保証が受けられるようになります。延長保証規定の無償修理サービスの範囲内であれば部品代、出張費、修理代が無料でメーカー保証が受けられます。
その他メーカー延長保証(最大10年)も別途料金で加入が可能です。業者によって独自の保証を導入しておりますのでご自身がどういった保証が必要なのか考えるのも費用の節約になります。
エコキュートの補助金について
時期によってはエコキュートを設置すると補助金が出る場合があります。自治体によっては事前に申請が必要な場合がございます。ご自身で申請するものや、施工業者でなくては申請できないものなど様々な制度がありますので地方自治体などに問い合わせをして申請を行ってみてはいかがでしょうか?
エコキュートの交換費用についてのよくある質問5選
エコキュートの交換総額はいくらですか?
交換総額の相場は【30万円~45万円】程が多いです。設置状況や選定機種により、金額が異なりますので弊社までお気軽にご相談下さい。三菱、日立、ダイキン等が比較的お安いメーカー様です。
エコキュートの撤去処分費用はいくらですか?
撤去処分費は2万円前後となります。エコキュートからガス給湯器へ検討されている方、古いエコキュートが邪魔になっている方、ご相談下さい。
コロナのエコキュートの基盤交換費用はいくらですか?
基盤交換は5万円前後が多いです。基盤と同時に他の部品交換や修理も可能な場合が多く、基盤交換をする際には他の内部部品も同時に点検してください。
エコキュート補助金の5万円はいつもらえる?
補助金につきましては工事完了後、2か月前後で口座にお振込みされる形になります。申請手続きは施工業者が行います。
エコキュートの逃し弁交換費用はいくらですか?
弁の交換費用は15000円~25000円前後が多いです。メーカー在庫がある場合は即日対応可能ですが、時期によりお時間を要する場合もございます。
まとめ
工事費用を抑えたい場合はエコキュート専門業者に依頼する方法になりますが、重要なことは対応の仕方や不明点に関して丁寧に回答、解説してくれるかという点が今後のお付き合いの上でも大事ですよね?
お客様が安心して依頼できる業者を見つけることも重要です。口コミなどでメリットデメリット、その理由などを発見するのもいいかもしれません。今後10年ほど使用するエコキュートですから後悔のないようにエコキュートの交換にかかる工事費用を把握して交換を検討しておく事が大切だという事がお分かりいただけましたでしょうか。
エコキュート、修理、交換設置について
わからないことがあったら
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