電化上手VSスマートライフ

2025年1月29日

電化上手VSスマートライフ
燃料費が高くなったなどのために、電気代が高騰しています。
特に、オール電化住宅に住んでいる方にとっては、毎月の電気代が非常に負担になるでしょう。
東京電力エナジーパートナーでは、電化上手の電気料金が2022年10月から変わりました。
それまでは、電化上手の方がスマートライフよりも電気料金が安くなっていました。
しかし、電化上手の電気料金が2022年10月に変わったことによって、スマートライフの電気料金の方が安くなりました。
電化上手を契約している方は、電気料金プランの変更をこの機会に検討してみましょう。
ここでは、電化上手VSスマートライフを知りたい方へ、電化上手とスマートライフとは?電化上手とスマートライフの比較、電化上手とスマートライフに適している人についてご紹介します。
電化上手VSスマートライフ
●電化上手とスマートライフとは?
電化上手とスマートライフは、いずれも東京電力エナジーパートナーのオール電化向けの電気料金プランです。
オール電化向けの電気料金プランであるため、電気料金は夜間が安く昼間が高く設定されています。
電化上手VSスマートライフ
●電化上手とスマートライフの比較
ここでは、電化上手とスマートライフの比較についてご紹介します。
・電化上手の電力量料金単価
電化上手は、エコキュートや電気温水器などの夜間蓄熱式機器などを使うときに利用できるものです。
電化上手の電力量料金単価は、次のように2つの季節と3つの時間帯にわけて設定されています。
夏季は毎年7月1日から9月30日、その他の季は毎年10月1日から翌年の6月30日です。
昼間時間は毎日午前10時から午後5時、朝晩時間は毎日午前7時から午前10時と毎日午後5時から午後11時、夜間時間は毎日午後11時から翌朝の午前7時です。
なお、電化上手は、2016年3月31日をもって新規加入の受付が終わっています。
しかし、電化上手は、現在契約している人は引続き利用できますが、転居先では契約が新しくなるために利用できません。
また、電化上手の電力量料金単価は、2022年10月に変更になりました。
電化上手の現在の電力量料金単価(1kWh)は、次のようになっています。
昼間時間(夏季)が43.93円
昼間時間(夏季以外)が40.44円
朝晩時間が35.87円
夜間時間が28.85円
なお、それまで利用できていたエコキュートなどに対する割引は、2022年10月から無くなりました。
・スマートライフの電力量料金単価
スマートライフは、エコキュートなどの夜間蓄熱式機器を使っており、キッチンや空調も電気のときにおすすめのプランです。
スマートライフとしては、スマートライフS、スマートライフL、スマートライフプランがあります。
スマートライフSは、アンペアブレーカ(電流制限器)あるいは電流を制限する計量器による契約(10A~60A)です。
スマートライフLは、主開閉器(漏電遮断器など)の容量に応じた6kVA以上の場合の契約です。
スマートライフプランは、ブレーカの容量によらず、電気の使用実績に基づいて、契約の大きさを毎月決めるものです。
なお、スマートライフプランは、現在新規の加入の受付が停止されています。
いずれの電気料金プランも、基本料金が違うのみで同じ電力量料金単価です。
スマートライフは、電力量料金単価(1kWh)が午前6時?翌午前1時が35.76円、午前1時?午前6時が27.86円です。
なお、東京電力エナジーパートナーのオール電化向けプランのスマートライフは、東京電力エリアに住んでいるときだけ利用できます。
しかし、集合住宅に住んでおり、建物全体で電気を一括で契約している(高圧一括受電契約)ときは、東京電力エリアでも利用できません。
なお、東京電力エナジーパートナー自体は電気を東京電力エリア以外にも供給していますが、スマートライフは東京電力エリアだけの電気料金プランです。
スマートライフは、オール電化向けプランであるため、条件が供給エリア以外にもあります。
東京電力エナジーパートナーのスマートライフの加入条件は、1kVA以上の総容量の夜間蓄熱式機器あるいはオフピーク蓄熱式電気温水器を使っていることであるために注意しましょう。
・電化上手とスマートライフの昼間の電力量料金単価(1kWh)の違い
電化上手とスマートライフの昼間の電力量料金単価(1kWh)は、次のように大きく違っています。
午前7時から午前10時の電力量料金単価(1kWh)は電化上手が35.87円、スマートライフが35.76円
午前10時から午後5時の電力量料金単価(1kWh)は電化上手が43.93円、スマートライフが35.76円
午後5時から午後11時の電力量料金単価(1kWh)は電化上手が35.87円、スマートライフが35.76円
このように、特に午前10時から午後5時の電力量料金単価(1kWh)の違いが大きく、スマートライフの方が相当安くなっています。
そのため、昼間も電気を使う家庭であれば、電気代は電化上手よりもスマートライフの方が安くなることが多くあるでしょう。
・電化上手とスマートライフの夜間の電力量料金単価(1kWh)の違い
電化上手とスマートライフの夜間の電力量料金単価(1kWh)は、次のようにスマートライフの方が少し高くなっています。
電化上手の午後11時から午前7時の電力量料金単価(1kWh)は28.85円
スマートライフの午後11時から翌午前1時の電力量料金単価(1kWh)は35.76円、午前1時から午前6時の電力量料金単価(1kWh)は27.86円
・電化上手からスマートライフへの切り替えで電気代が安くなる
電化上手とスマートライフを比較すると、電化上手は昼間の電力量料金単価が高く、スマートライフは夜間の電力量料金単価が少し高くなります。
電化上手は今までお得であるといわれてきましたが、夜間の電力量料金単価の値上げと割引の撤廃によってお得さが少なくなったでしょう。
また、家電品の冷蔵庫などは、昼夜に関係なく電気を使います。
午後11時から午前7時に集中して電気を使うのでなければ、電化上手よりもスマートライフの方がお得でしょう。
電化上手VSスマートライフ
●電化上手とスマートライフに適している人
ここでは、電化上手とスマートライフに適している人についてご紹介します。
・電化上手に適している人
電化上手に適しているのは、昼間にほとんど電気を使わない人です。
例えば、帰宅するのが遅い人や太陽光発電を導入している人は、電化上手を利用していても大幅に電気代が高くなることはないでしょう。
電化上手は、夜間の電気料金が安いことがメリットです。
夜間をメインに電気を使う人は、電化上手の方がおすすめです。
・スマートライフに適している人
スマートライフに適しているのは、電気を昼間にも使う人です。
特に、在宅ワークをしている人や家に常に誰かがいる人は、スマートライフを利用することによって、電化上手よりも電気代が安くなるでしょう。
なお、スマートライフは、電気料金が電化上手のように夏季でも高くなることはありません。
スマートライフは、夏季料金がなく、夜間と昼間の区分がわかりやすいことがメリットでしょう。
電化上手を今まで利用していた人は、電気料金プランをこの機会に見直ししてみましょう。
電化上手VSスマートライフ
●電気代が気になるときは太陽光発電と蓄電池の導入がおすすめ
電気料金は、再エネ賦課金の値上げや燃料費の高騰でじわじわと高くなっています。
また、在宅ワークも多くなって、電気代が気になることもあるでしょう。
電気代が気になるときは、太陽光発電と蓄電池の導入がおすすめです。
特に、オール電化向けの電気料金プランは、電気料金が昼間に高く設定されています。
太陽光発電を導入することによって、最小限に昼間の電気料金が高い時間帯の買電を抑えることができます。
また、国や地方自治体から、補助金を太陽光発電や蓄電池の導入に対して受けとることができます。
太陽光発電と蓄電池の導入は、電気代が節約できるのみでなく、長期間の停電対策にもおすすめです。
電気代が気になるときは、太陽光発電や蓄電池の導入をこの機会に検討するのもいいでしょう。
電化上手VSスマートライフ
●まとめ
ここでは、電化上手VSスマートライフを知りたい方へ、電化上手とスマートライフとは?電化上手とスマートライフの比較、電化上手とスマートライフに適している人についてご紹介しました。
電化上手は今まで最もお得であると思っていたかもしれませんが、一律にお得であるとはいえません。
電化上手を現在利用している人は、電気料金プランをスマートライフに切り替えることを検討してみましょう。
また、電気料金の値上げ対策としては、太陽光発電と蓄電池の導入もおすすめです。
太陽光発電と蓄電池を導入すると、最小限に昼間の電気料金が高い時間帯の買電を抑えることができます。
さらに、太陽光発電と蓄電池の導入で、長期的な停電に備えることもできます。
東京電力エナジーパートナーと契約している方は、電化上手からスマートライフへの切り替えや太陽光発電と蓄電池の導入を、この機会に検討してみましょう。

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