石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ

2021年10月17日

石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ
石油給湯器を使っているときには油切れになることもあるのではないでしょうか。
油切れになれば、石油給湯器の空気抜きが必要になります。

ここでは、石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ、石油給湯器で油切れになったときは空気抜きが必要、石油給湯器の空気抜きの方法、石油給湯器の空気抜きのサービス事例、エコキュートは空気抜きが必要についてご紹介します。
石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ
■石油給湯器で油切れになったときは空気抜きが必要

石油給湯器を使っているときに、油切れについうっかりなったようなこともあるでしょう。
夏のシーズンは灯油が少なくなることについて無関心になりがちであり、あるいは冬のシーズンは考えている以上に灯油の消費量が多くなったりすることが多くるため、油切れになるときがあります。
なお、石油給湯器は油切れになると、点火不良のE110などのエラーが表示されます。
しかし、このときに油切れがわかって灯油を補充しても容易に石油給湯器が復旧しないため、心配になるでしょう。
石油給湯器が油切れになると、空気抜きが必要になります。
ここでは、石油給湯器で油切れになったときは空気抜きが必要についてご紹介します。

●石油給湯器の油切れのときの症状

ここでは、石油給湯器の油切れのときの症状についてご紹介します。
石油給湯器が油切れになると、初めはE120のエラーが表示され、この後はE110のエラーがずっと表示されます。
石油給湯器の電源を入れて給湯栓を開けてもお湯が出なく、少し経ってからE110のエラー表示がされる症状であれば、燃焼器の点火装置のトラブルの可能性もありますが、油切れをまず疑う方がいいでしょう。
油切れでないにも関わらずE110のエラー表示がされるのであれば、灯油の汚れや点火系統の部品のトラブルの可能性があります。

●石油給湯器の油切れのときの対策

石油給湯器が油切れになれば、灯油をまず補充する必要があります。
このときには、石油ストーブで使うために置いておいた灯油を灯油タンクに補充したが石油給湯器が運転しないこともあるでしょう。
灯油タンクが空になったときは、灯油が本来であれば通る灯油配管に空気が入るため、この空気を抜かないと石油給湯器は運転できません。
また、この他にも、30Lくらいの灯油の補充では石油給湯器が運転できないこともあります。
普通の灯油タンクは200L~400Lが多く、基本的に石油給湯器まで落差で灯油を送るため、灯油の残量がある程度なければ灯油が石油給湯器まで届かない可能性があります。
そのため、最低でも灯油タンクの容量の1/4以上、可能であれば1/2以上は灯油を補充するのがおすすめです。

●灯油配管の空気抜き

灯油配管の空気抜きは、もともと灯油があるはずの灯油配管に空気が入るため、この空気を抜かないと石油給湯器が運転できないときに必要なものです。
灯油配管の空気抜きの方法はいくつかあり、石油給湯器のストレーナーで空気を抜いたり、石油給湯器の電磁弁ポンプで空気を抜いたりすることができます。
しかし、石油給湯器の内部で空気を抜くのは、オイルセンサーが作動するためおすすめではありません。
なお、灯油配管の空気抜きは灯油配管の中の空気を抜くものですが、やりやすいところが現場によって違ってきます。
そのため、灯油配管の空気抜きの方法がわからないときは、業者に頼むのがおすすめです。
なお、業者に灯油配管の空気抜きを頼むと、5000円~8000円くらいかかります。
当然ですが、知識があれば自分で灯油配管の空気抜きを行うこともできます。
石油給湯器の取扱説明書にも灯油配管の簡単な空気抜きの方法については書かれているため、参考にしてチャレンジするのもおすすめです。
しかし、ストレーナーが石油給湯器の外部に付いており、ここで空気抜きができるケースのみでなく、石油給湯器の内部にストレーナーが付いているケースも多くあります。
石油給湯器の内部で空気抜きをするケースでは、オイルセンサーが作動することがあるため業者に頼む方がおすすめです。

●石油給湯器の空気抜きの方法がわからないがお金をかけたくないケース

石油給湯器の空気抜きの方法がわからないが、お金をかけて業者に頼みたくないような方もいるのではないでしょうか。
ここでは、お金をかけないで石油給湯器の空気抜きを行う方法についてご紹介します。

・灯油を補充するときに灯油を配達する業者に頼む
灯油を配達する業者は全く石油給湯器についてはわかりませんが、ベテランの人であれば空気抜きの方法がわかっているでしょうから、灯油を配達するときに石油給湯器の空気抜きを行ってくれるようなこともあるでしょう。
なお、配達する業者の仕事は灯油を配達することであり、灯油配管の空気抜きまではできないという考えを持っていたりします。
しかし、灯油を配達する業者が灯油配管の空気抜きを行ってくれるかは、業者によって対応が違うため注意しましょう。

・石油給湯器まで灯油が来るまで運転する
石油給湯器には電磁ポンプという灯油を送るためのものが付いているため、この電磁ポンプを運転することによって灯油が少しずつですが石油給湯器まで来ることがあります。
電磁ポンプは灯油で普段は満たされているため、空気が入っていれば大きな運転音がします。
石油給湯器は燃焼動作を数回行って点火しないとエラーが表示されるため、給湯栓は開けっ放しにして、エラーが表示されると電源をリセットしてひたすら燃焼ランプが点くまで繰り返すようになります。
灯油配管の長さは石油給湯器の設置状況によって違うため時間がかかることがありますが、空気がいずれは抜けるでしょう。
なお、この方法は本当に電磁ポンプが問題ないのかと不安になるくらい大きな音がして電磁ポンプのトラブルが発生することもあるため、それほどおすすめではありません。

●石油給湯器で油切れになったときは空気抜きが必要のまとめ

ここでは、石油給湯器で油切れになったときは空気抜きが必要についてご紹介しました。
なお、業者によっては石油給湯器を購入したユーザーについて、無料で1回は空気抜きを行うようにしているところもあります。
石油給湯器を購入するときは、このような業者に頼むのもおすすめでしょう。
石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ
■石油給湯器の空気抜きの方法

石油給湯器は、灯油を使ってお湯を沸かします。
そのため、灯油タンクが石油給湯器には必要ですが、灯油タンクに灯油を入れるのを忘れて油切れになることがよくあります。
灯油を定期的に配達してくれる業者も多くあるでしょうが、この業者が灯油を入れるのを忘れて油切れになることもあります。
灯油を配達くれる業者が忘れて油切れになったときは業者が空気抜きをしてくれるでしょうが、灯油を自分で灯油タンクに入れているときに油切れになったときは空気抜きを自分で行う必要があります。
自分で灯油を灯油タンクに入れている人は空気抜きの方法がわかっているでしょうが、ここではわからない人のために石油給湯器の空気抜きの方法についてご紹介します。
石油給湯器の空気抜きをするときは、ゴムの手袋をしましょう。
まず、灯油を灯油タンクに入れます。
このときは、できるだけ灯油タンクが満タンになるまで灯油を入れてください。
最低でも、ポリタンク1個分の20Lくらいは入れるのがおすすめです。
石油給湯器にはストレーナーが付いているため、ストレーナーの空気抜き用のネジを緩めます
このときは、完全にネジを緩めて外さないようにしましょう。
ネジは空気が抜けるくらいに緩めます。
完全にネジを緩めて外すと灯油が溢れて、灯油の出る圧力が強いためなかなかネジが元に戻らなくなります。
ネジを緩めると空気がブクブクと出てくるため、灯油だけが出て空気が出なくなるまでネジを緩めておきます。
空気が出なくなれば、ネジを閉めて空気抜きは終わりです。
なお、具体的な石油給湯器の空気抜きの方法としては、次のようになります。
石油給湯器の前面カバーを取り外します。
石油給湯器の前面カバーを取り外すと、灯油配管が石油給湯器の内部に入っています。
この灯油配管が入ったすぐのところにストレーナーが付いており、ストレーナーには空気抜き用のネジがあります。

このストレーナーの空気抜き用のネジを手で左に回すと緩んで、空気が抜けます。
空気抜き用のネジは、緩めるのみで完全に取り外さないようにしてください。
完全に取り外すと、灯油が溢れてネジを元に戻そうとしてもなかなか灯油の圧力で元に戻せません。
もし完全にネジが外れたときは、すぐに灯油タンクのバルブを閉めましょう。
石油給湯器によっては、ストレーナーが石油給湯器の外部にあったり、内部にあったりします。
石油給湯器の外部にストレーナーがあるときは空気抜きが簡単ですが、石油給湯器の内部にストレーナーがあるときは前面カバーを開ける必要があります。
石油給湯器の空気抜きのときは灯油がある程度溢れるため、使わない雑巾やタオル、ティッシュなどを下に敷いておきましょう。
なお、石油給湯器の周囲に灯油が溢れても、拭き取ると問題ありません。
灯油タンクから灯油を石油給湯器に送るときは、一般的に灯油タンクと石油給湯器の高低差を使っています。
そのため、灯油ポンプなどを使って灯油を送っているということではありません。
石油給湯器のストレーナーよりも、灯油タンクの方が高くなっています。
非常に稀ですか、石油給湯器のストレーナーと灯油タンクの高さが逆になっていることがあります。
つまり、石油給湯器のストレーナーの方が高く、灯油タンクの方が低いことがあります。
このようなときは、油切れになると、灯油を灯油タンクに満タンに入れても石油給湯器に灯油が流れません。
そのため、例えば、石油給湯器の本体側から電動工具のブロアーを使って灯油を吸い込みます。
このような方法であれば、石油給湯器側にすぐに灯油が流れます。
空気がとりあえず抜けるといいため、これで石油給湯器の運転ができます。
なお、この方法は自分で行うのは難しいため、専門の業者に頼むのがおすすめです。
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■石油給湯器の空気抜きのサービス事例

ここでは、石油給湯器の空気抜きのサービス事例についてご紹介します。
冬のシーズンになると、油切れによる空気抜き作業の依頼がよくあるそうです。
例えば、ネットで調べて午後10時頃に電話があり、自宅の石油給湯器で油切れになって50Lくらい灯油を補充したが石油給湯器が運転できなく、おそらく空気が入ったと思われるため空気抜きを頼みたいというような依頼です。

●油切れで発生するトラブル

油切れによって灯油配管に空気が入ると、家の石油給湯器などが全て使えなくなります。
冬のシーズンに石油給湯器が使えなくなれば、お風呂に家族全員が入れなくなります。
寒いシーズンは、やはり湯船に毎日入って温まりたいでしょう。
今回の依頼は、実際にはこのシーズンならではの緊急性があったようでした。
実は子供の受験が明日に控えており、早く石油給湯器を直したいということでした。
受験が明日に控えており、一生懸命に追い込みの勉強をしているときに石油給湯器が使えないと非常に足を引っ張るでしょう。
たとえ受験がなくても、子供が風邪をひくなどのトラブルになるのは心苦しいでしょう。

●灯油タンクの灯油が少ない

お客さんの家に着くと、3個分の灯油ポリタンクの約60Lが補充されていました。
石油給湯器のストレーナーも異常は特になく、灯油タンクの中も全く腐食などがありませんでした。
このようなチェックが終わると、あとは石油給湯器側から空気抜きを行うのみです。
しかし、今回は壁掛けの石油給湯器と床置きの暖房ボイラーが運転できないようになっていました。
セントラルヒーティングに床置きの暖房ボイラーは使っているため、この床置きの暖房ボイラーからそれぞれの部屋にあるパネルヒーターに温水が送られて暖房を行っています。
壁掛けの石油給湯器が床置きの暖房ボイラーの上にあり、この2つの空気抜きすると終わるはずでした。
空気抜きを行うときは普通は灯油コックを開けると灯油が出てきますが、今回は壁掛けの石油給湯器も床置きボイラーも灯油が戻ってしまいました。
灯油そのものは出てくるため詰まっているということではなく、まだ空気があるために戻るということでもありませんでした。
そのため、灯油タンクの灯油が不足していました。
屋外に設置している灯油タンクは最大490Lまで入りますが、そのときは灯油が約60Lだけ入っていました。
灯油タンクは、高低差を使って灯油が石油給湯器側に自然に送られるようになっています。
そのため、灯油タンクの給油口は高い位置に設けられています。
なお、2階に灯油を供給するときは専用のポンプのオイルサーバーというものを使います。
今回は、約60Lの灯油量では高低差によって石油給湯器側に灯油が送られない状態でした。
このような状態を防止するためには、さらに灯油量を多くして高低差を確保する必要があります。
石油給湯器側には灯油を送る電磁ポンプが内蔵されていますが、現在の灯油量では心配ということでさらに念のために灯油を補充しました。
灯油を夜遅い時間帯でも販売しているガソリンスタンドは多くあるため、3個分のポリタンク(約54リットル)の灯油を買いました。
この灯油を灯油タンクに補充して、これでトータル100L以上になりました。
この灯油量であれば、高低差も問題ないでしょう。

灯油タンクに灯油を補充するときは、相当高い確率で多少なりとも灯油が溢れることがあるでしょう。
服に灯油が付くと臭いがあり、洗濯機で洗うと臭いが別の衣類にも付いたりするため、洗濯する前にもみ洗いを手で行う方がいいでしょう。
また、アスファルトに灯油が垂れると、いつまで経っても染み込んだ灯油のシミが取れなくなります。
シミが取れなくなるのみでなく、アスファルトに穴が空くこともあります。
灯油が大量に溢れたときは消防に連絡する必要があることもあり得るため、灯油を灯油タンクに補充するときは十分に注意しましょう。
灯油を再度補充して空気抜きを再度行なったところ、灯油コックを開けると灯油がきちんと出てくるようになりました。
そのため、灯油タンクの給油量が多くなったことによって普通の自然な灯油の流れになったようでした。
この後は壁掛けの石油給湯器と床置きの暖房ボイラーの空気抜きを行って、いずれも問題なく運転することをチェックしました。
壁掛けの石油給湯器と床置きの暖房ボイラーの運転がまた止まると問題であるため、しばらく様子を見ました。
空気抜きするために、約1時間半かかりました。
お客さんは寒い思いをちょっとの間したかもしれませんが、トラブルが大きくなる前に対処できたので喜んでくれました。

●石油給湯器の空気抜きのサービス事例のまとめ

ここでは、石油給湯器の空気抜きのサービス事例についてご紹介しました。
今回の石油給湯器のトラブルの要因は、単純に油切れによって灯油配管に空気が入ったものでした。
しかし、特に今回は石油給湯器の油切れの時期が良くありませんでした。
一般的に、灯油は業者が定期的に灯油タンクに補充するため切れることはほとんどありませんが、年末年始の時期になれば補充する時期が遅くなることがあります。
また、外気温が低いときやロードヒーティングを使ったときなどは、灯油の消費量が多くなることがあります。
なお、ロードヒーティングのときは、灯油の消費量が相当多くなるため注意しましょう。
考えている以上に灯油の消費量が多くなることはよくあります。
また、灯油が盗まれることも、例外としてはあります。
灯油タンクの中の灯油は、下に接続されている灯油配管を切断すると容易に盗むことができるため、よく盗まれることがあります。
最近は、防犯ガードが付いていたり、鍵が防犯のために付いていたりする灯油タンクも多くあります。
また、油漏れも例外としてはあります。
経年劣化あるいは施工不良によって、灯油がどこかで漏れて灯油が異常に少なくなったようなケースもあります。
油漏れのときは灯油がじわじわと減ってくるため、月々の灯油代をチェックしているとわかるでしょう。
あるいは、灯油の臭いがすることでもわかります。
このようなことから、灯油タンクの中の灯油が思ってもみなかったようなトラブルで無くなることがあります。
このようなトラブルを防止するためには、ゲージメーターの定期的な点検と防犯の徹底を行うことが大切です。
毎日チェックするのは容易ではありませんが、万一のトラブルを防止するためには手間や時間をかけることも必要でしょう。
十分に注意していても何らかの要因で油切れになるのが心配なときは、空気抜きのサービスや灯油の代理購入を行っているような業者のあるため気軽に問い合わせしてみましょう。
石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ
■エコキュートは空気抜きが必要

石油給湯器の空気抜き方法を知りたいと思っているのであれば、エコキュートについても検討してみましょう。
エコキュートは、光熱費が低減できたり、環境に対して優しかったりするために、近年人気になっています。
このエコキュートを長持ちさせるためには空気抜きを定期的に行うのがおすすめですが、案外と知らなくてトラブルが発生しやすくなっていることもあります。
ここでは、エコキュートは空気抜きが必要についてご紹介します。

●エコキュートの空気抜きとは?

ここでは、エコキュートの空気抜きについてご紹介します。
エコキュートのお湯を貯める貯湯タンクユニットやお湯を沸かすヒートポンプユニットの中にある配管は、水が基本的に入っています。
空気が配管に入っていれば、空気が噛んだようになってスムーズにお湯が循環しないことがあります。
そのため、貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットの配管に空気が入ったときは、空気抜きを行う必要があります。
また、エコキュートを設置してしばらくすれば、汚れがヒートポンプユニットにも溜まってきます。
そのため、空気抜きを行うと、ヒートポンプユニットの中の空気や水とともに溜まっている汚れを外に出すことができます。

●エコキュートの空気抜きが必要な理由

ここでは、エコキュートの空気抜きが必要な理由についてご紹介します。

・エコキュートを設置したすぐ後に、水を貯湯タンクの中に入れたときに配管の空気を無くす
エコキュートを設置したすぐ後のときや、貯湯タンクの中の水を抜いてエコキュートを長期間使っていなくて再度使うときは、エコキュートの空気抜きをしなければ、正常にお湯の沸き上げができなかったり、お湯が家の中で使えなかったりするときがあります。
エコキュートを設置したすぐ後のときの空気抜きについては、工事するときに工事業者が行なってくれるため、自分で空気抜きを行う必要はありません。
しかし、長期間使っていなくてエコキュートを再度使うときは、自分で空気抜きを行う必要があります。

・ヒートポンプユニットの内部の汚れを出してトラブルの発生を防止する
ヒートポンプユニットは、水道水に含まれている水垢や不純物などが長年使っていると溜まってきます。
そのため、ヒートポンプユニットの中に溜まっている汚れを空気抜きを行うことによって、水や空気とともに除去することができます。
長期間エコキュートを使うためには、ヒートポンプユニットの空気抜きを1年に2回くらいは行う方がいいとされています。

●エコキュートの空気抜きの方法

ここでは、エコキュートの空気抜きの方法についてご紹介します。

・貯湯タンクユニットの空気抜き
貯湯タンクユニットの下部にある脚部カバーを取り外して、排水栓を閉めます。
貯湯タンクの中に水を入れるために給水栓を開けます。
貯湯タンクユニットの上部にある逃し弁レバーを上げます。
水が排水口から出ることをチェックします。
水だけが排水口から出るようになれば逃し弁のレバーを下げます。

・ヒートポンプユニットの空気抜き
水抜き栓がヒートポンプの側面には付いています。
軽くこの水抜き栓を回すと、お湯あるいは水が出てきます。
水が空気と混じって最初のうちは出てくるため、このままの状態でしばらく待ちます。
水だけが出るようになって水抜き栓を閉めると、空気抜きは終わりです。
なお、水抜き栓を回すときは、回し過ぎて外れないように注意してください。

●エコキュートの空気抜きをするときに注意すること

ここでは、エコキュートの空気抜きをするときに注意することについてご紹介します。

・空気抜きは定期的に行う
定期的に湯垢などの汚れを除去することによって、エコキュートをより長期間使えるようになります。
そのため、1年に2回~3回はエコキュートの空気抜きを行いましょう。
例えば、時期がわかりやすいように1回ずつお盆とお正月に行うのがおすすめです。

・熱湯が出ることがある
沸き上げしていないときに、ヒートポンプユニットの空気抜きは行うようにしてください。
お湯がヒートポンプユニットの中に残っているときに空気抜きを行うと、熱湯が排水栓から吹き出すことがあります。
なお、手で回してもヒートポンプユニットの排水栓は緩むようになっています。
しかし、熱湯が飛び散らないようにタオルや厚手のゴム手袋を使うなどして、十分に注意してください。

●エコキュートは空気抜きが必要のまとめ

ここでは、エコキュートは空気抜きが必要についてご紹介しました。
エコキュートの貯湯タンクの水を空にした後に再度使うときは、必ず貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの両方で空気抜きを行ないましょう。
メンテナンスとしてヒートポンプユニットの空気抜きを行うときは、半年に1回くらいの頻度で行うのがおすすめです。
エコキュートは、ヒートポンプユニットの方が貯湯タンクユニットよりもトラブルが発生しやすくなっています。
現在のエコキュートを少しでも長く使うためには、エコキュートの空気抜きを必ず行いましょう。
石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ
■まとめ

ここでは、石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方へ、石油給湯器で油切れになったときは空気抜きが必要、石油給湯器の空気抜きの方法、石油給湯器の空気抜きのサービス事例、エコキュートは空気抜きが必要についてご紹介しました。

石油給湯器で油切れになったときは、空気抜きが必要になります。

石油給湯器の空気抜きは、自分で行うこともできますが、わからないときは業者に頼むのがおすすめです。

石油給湯器の空気抜き方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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