石油給湯器の廃棄をご検討の方へ  

2021年11月5日

石油給湯器の廃棄をご検討の方へ  
石油給湯器は生活に必要なものですが、寿命になると交換する必要があります。
撤去した古い石油給湯器は廃棄するようになりますが、正しい廃棄方法が分からない方もいるのではないでしょうか。

ここでは、石油給湯器の廃棄をご検討の方へ、石油給湯器を廃棄する方法、石油給湯器の交換費用の相場、エコキュートの撤去、交換の費用の相場についてご紹介します。
石油給湯器の廃棄をご検討の方へ  
■石油給湯器を廃棄する方法

寿命、引越しなどによって、石油給湯器を廃棄することがあるでしょう。
ここでは、石油給湯器を廃棄する方法についてご紹介します。

●石油給湯器の交換の時期の目安

石油給湯器は8年間~10年間の寿命であるため、交換をこの年数を目安に行うのがおすすめです。
基本的に、石油給湯器の寿命の年数は目安です。
石油給湯器を交換するときは、次のようなことを参考にしてください。
リモコンに頻繫に同じようなエラーが表示される
お湯が浴室などで出にくくなる
異物や錆などがお湯に混じっている
水圧が不安定である
温度設定しているにも関わらず、熱くなったりぬるくなったりする
水漏れが石油給湯器から発生している
石油給湯器のトラブルが発生したままで使い続ければ、お湯が必要なときに使えなくなります。
また、石油給湯器の不完全燃焼が発生して、有害な一酸化炭素が発生することもあります。
寿命が近づいたり、このようなトラブルが発生したりしたときは、石油給湯器の交換を早めに検討しましょう。

●石油給湯器を廃棄するときに注意すること

石油給湯器を廃棄するときは、まず撤去する必要があります。
石油給湯器には、灯油配管、給水配管、給湯配管などが接続されています。
石油給湯器を撤去するときは知識が十分に必要であり、間違った方法で撤去すると灯油漏れや室内の水浸しなどが発生します。
また、石油給湯器を撤去した後も、電気工事や配管の廃棄が必要なことがあります。
電気工事士の資格が、電気工事のときは必要になります。
そのため、基本的に、電気工事ができる業者に頼んで撤去してもらうようになります。
自分で石油給湯器を撤去するのは、リスクがあることを把握しておきましょう。
石油給湯器の本体には、業者の連絡先の電話番号が書かれていることがあります。
そのため、チェックして石油給湯器の撤去を業者に頼んでください。
撤去が終わると、石油給湯器を廃棄するようになります。

●石油給湯器を廃棄する方法

石油給湯器を廃棄する方法としては、次のようなものがあります。

・電気工事業者に頼む
電気工事業者に撤去してもらった石油給湯器は、業者にそのまま持ち帰ってもらうことができます。
石油給湯器の撤去は電気工事業者に頼むことができますが、そのまま持ち帰ってもらうことによって簡単に廃棄することができます。
しかし、持ち帰ってもらうときはほとんど有料になります。
石油給湯器の撤去の費用や廃棄の費用は、頼む業者によって違っています。
標準交換工事費としては、3万円~5万円くらいが相場になっています。
しかし、どのような作業が標準交換工事費に含まれているかは、業者によって違っています。
撤去した後の石油給湯器の廃棄費用が別になったり、工事が追加で発生して費用が高くなったりすることもあります。
そのため、必ず前もって業者に相談して見積もりを入手しましょう。
電気工事業者に頼むときは、一緒に石油給湯器の交換を頼むと、トータル的に費用が安くなるときもあります。

・リサイクル業者に買取してもらう
撤去した石油給湯器は、リサイクル業者が買取してくれることがあります。
基本的に、石油給湯器の撤去は業者に頼むようになるため、費用がかかります。
しかし、撤去した石油給湯器をリサイクル業者に買取してもらうと、石油給湯器の廃棄費用を安くすることができます。
石油給湯器の買取条件としては、次のようなものがポイントになります。
基本的に製造してから3年以内のものになる
買取価格はメーカー、年式、型番によって違う
買取価格はリサイクル業者によって違う
なお、基本的に、3年以上経った石油給湯器は買取そのものも行っていないことが多くあります。
石油給湯器は、石油給湯器を買取しているリサイクル業者に頼むようになります。
例えば、「地域名 石油給湯器 買取」とインターネットの検索サイトで入力して調べてみれば、石油給湯器を買取しているリサイクル業者がわかります。
全国で石油給湯器を買取しているリサイクル業者としては、良品企画、ファーストハンズなどがあります。
このようなリサイクル業者では、石油給湯器を持ち込んで買取する店頭買取だけでなく、宅配便で石油給湯器を送ると買取する宅配買取も行なっています。
そのため、リサイクル業者が近くにないときでも問題ないでしょう。
2021年10月現在の良品企画の石油給湯器の買取価格の一例としては、次のようなものがあります。
CORONA コロナ 高圧力貯湯式 石油給湯器 UKB-NX460HR(FD )給湯+追いだき 屋内 強制排気 ふろがまが16,000円
なお、詳しい価格や内容については、良品企画のホームページをチェックしてください。
基本的に、リサイクル業者での買取は撤去した石油給湯器になります。
なお、リサイクル業者によっては、条件として石油給湯器を撤去するときに立ち会いをしていることもあります。
リサイクル業者での石油給湯器の買取を考えているときは、撤去する前に買取して欲しい旨をリサイクル業者に伝えて、買取してもらう方法をチェックしてください。

・ごみとして自治体で処分する
ごみを処分する方法は、自治体によって違っています。
そのため、住んでいる自治体のホームページをチェックして、自治体が決めている決まりに従う必要があります。
また、石油給湯器については、ごみとして処分ができない自治体があります。
先にご紹介したように、石油給湯器は電気工事業者に頼んで廃棄してもらうことができます。
電気工事業者に頼んだときは石油給湯器が事業ごみになって、処分が産業廃棄物として可能になります。
そのため、自治体によっては、一般ごみとして石油給湯器が出ることを考えていないところもあります。
住んでいる自治体のごみ回収品目表に石油給湯器が書かれていないときは、回収していないようになります。
このときは、石油給湯器をごみとして自治体で処分することができません。
一方、小型給湯器などのときは、回収している自治体もあります。
例えば、東京都目黒区や名古屋市、横浜市などでは粗大ゴミとして給湯器を回収しています。
石油給湯器が自治体で処分できるときは、基本的に回収は粗大ゴミの扱いになります。
まず、住んでいる自治体の窓口やホームページで、次のようなことをチェックしてください。
石油給湯器が処分できるか
処分できるときはどのような方法になるか
一般的に、収集予約と粗大ゴミ処理代金が、石油給湯器を粗大ゴミとして処分するときには必要になります。
粗大ゴミは、収集場へ持っていくのみでは燃えるゴミのように処分ができません。
収集場に放置して収集予約や処理代金を払わないときは、不法投棄になります。
そのため、自治体が決めているごみ処分の決まりを必ず守りましょう。
粗大ゴミの処分の方法としては、次のようになります。
自治体で処分できるかをチェックします。
処分できるときは収集予約をします。
自治体で決まっている処分代金を払います。
多くの自治体では、代金を粗大ゴミ処理券を買って払うようになります。
指定された日時に、粗大ゴミを収集場所に持って行きます。
粗大ゴミ処理券は、自治体が指定したスーパーやコンビニなどの取扱所で買うようになります。
処分する料金としては、例えば、東京都目黒区が600円、横浜市が500円などになります。
多くの自治体は、1,000円以内で1台あたり処分ができます。
電気工事業者の費用と比較して自治体で処分する方が安いときは、自治体に頼むのも一つの選択肢です。
基本的に、粗大ゴミの処分の方法はこのようになりますが、自治体によって細かいところが違うことがあります。
例えば、石油給湯器に粗大ゴミ処理券を貼って処分する必要がある、直接ごみ収集センターに持ち込む必要があるなど、自治体が決めた決まりがあるときはそれらに従う必要があります。
なお、詳しい料金や内容については、それぞれの自治体のホームページをチェックしてください。

・不用品回収業者に頼む
次のようなときは、不用品回収業者に頼むと簡単に石油給湯器が廃棄できます。
リサイクル業者の料金が高くて納得できない
リサイクル業者で石油給湯器を買取してくれない
自治体で石油給湯器の処分を行なっていない
不用品回収業者は、石油給湯器だけでなくまとめて家の中の不用品を回収してくれます。
そのため、処分できない不用品をまとめて回収してもらうのもおすすめです。
自治体で多くの粗大ゴミを処分するときは、収集予約と粗大ゴミ処理券の購入を個別に行う必要があります。
しかし、不用品回収業者のときは、このようなことは電話一本で全てのものを簡単に回収してくれます。
また、自治体で処分するときは、収集場に石油給湯器を持って行く必要があります。
大きな石油給湯器のときは、これのみでも大変です。
さらに、指定されたスケジュールでないと石油給湯器の処分ができません。
しかし、不用品回収業者であれば、自宅まで希望の日時に取りに来てくれます。
このことも不用品回収業者に頼むメリットでしょう。

●石油給湯器を廃棄する方法のまとめ

ここでは、石油給湯器を廃棄する方法についてご紹介しました。
できるだけ早く簡単に石油給湯器を廃棄したいときは、不用品回収業者に頼むのがおすすめです。
日本全国に不用品回収業者は多くありますが、次のような質が良くない業者も中にはいるため注意する必要があります。
無料で回収すると謳っているにも関わらず、高額な料金を追加で要求してくる
回収した石油給湯器を不法に投棄する
このような業者に頼んでトラブルが発生しないように、十分に注意しましょう。
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■石油給湯器の交換費用の相場

初めて石油給湯器を交換するときは、費用の相場がわからないため不安になるでしょう。
また、石油給湯器の交換をどこに頼むといいかなども把握しておく必要があります。
同じ石油給湯器を長年使っていれば、お湯が沸かなくなったり、シャワーのお湯の量が少なくなったりするなどのトラブルが発生しやすくなります。
そのため、設置してから約8年間〜10年間経っている石油給湯器は交換を検討しましょう。
しかし、石油給湯器の交換は結構費用が高くなります。
ここでは、石油給湯器の交換費用の相場についてご紹介します。

●石油給湯器の交換の費用の相場

一般的に、石油給湯器の交換の費用の相場としては、次のようになります。
給湯専用タイプの石油給湯器は55,000円〜70,000円
給湯+追いだきタイプの石油給湯器は99,000円〜130,000円
給湯+追いだき+暖房タイプの石油給湯器は150,000円〜200,000円
なお、石油給湯器の交換の費用の相場は、石油給湯器の本体価格と工事費用をプラスしたもので、石油給湯器の給湯能力や設置場所、作業内容などによって違います。
石油給湯器は、修理するか、交換するか迷うこともあるでしょう。
このようなときは、次のことを参考にしてください。
交換するとお得なのは、次のようなときです。

(石油給湯器を8年間〜10年間使っている)
このようなときは、修理しても、すぐに経年劣化によってトラブルが発生し、長期的に見れば交換する方がお得です。

(湯温が不安定である)
灯油バルブが完全に開いていない、配管に残っていた水が出てきた、お湯を家の他のところで使っている以外に湯温が不安定なときは、石油給湯器の寿命の兆候でしょう。

(異音がする)
石油給湯器から普段と違う異音がしたときは、寿命の兆候でしょう。

(お湯が家中で出ない)
お湯が家の特定のところで出ないのではなく、お湯が家中で出ないときは、石油給湯器の寿命の兆候でしょう。
修理するとお得なのは、次のようなときです。

(買ってから1年間〜3年間未満)
1年間〜3年間未満のときはメーカーの保証期間内であるため、石油給湯器の修理が無料になることがあります。
メーカーや部品によって、保証期間は違います。
そのため、石油給湯器を買うときには十分にチェックしましょう。

(賃貸住宅)
オーナーや管理会社に伝えると、石油給湯器の修理を無料で行ってくれることがあります。

●石油給湯器の交換工事の内容

石油給湯器の交換工事の内容は、一般的に次のようになります。
既設の給湯器の撤去
石油給湯器の交換工事
リモコンの取付工事
撤去した給湯器の回収
工事後の動作チェック
工事後の簡易的な掃除
これ以外に、配管の保温材の取付などもありますが、オプション料金が業者によってはかかることもあります。
そのため、十分に工事業者の工事内容をチェックしましょう。

●石油給湯器の交換工事業者を選ぶときに注意すること

ここでは、石油給湯器の交換工事業者を選ぶときに注意することについてご紹介します。

・資格を持っているか
資格を持っていると、技術がある程度あることがわかります。
石油給湯器の交換に大切な給水装置工事主任技術者などの資格を持っている業者は安心でしょう。

・明確に工事内容や料金が表示されていか
工事内容や料金がわかった上で、工事が頼めるため安心でしょう。
しかし、明確に工事内容や料金が表示されていないと、作業当日に料金が追加でかかることもあります。

・損害賠償保険に入っているか
損害賠償保険に入っていると、工事をしているときや工事が終わった後に物を壊したなどのトラブルが発生したときでも、損害額を業者が負担してくれます。

・業者の口コミや顔写真をチェック
業者の口コミや顔写真があると、業者の人柄がわかります。
石油給湯器の交換は、業者が来宅するため、業者の人柄がわかれば安心でしょう。
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■エコキュートの撤去、交換の費用の相場

石油給湯器の廃棄を検討しているのであれば、廃棄した後にエコキュートを設置するのがおすすめです。
エコキュートは、光熱費が安くなるなどのメリットがあります。
エコキュートに既設の給湯器を交換するときは、古い給湯器を撤去する必要があります。
ここでは、エコキュートの撤去、交換の費用の相場についてご紹介します。

●エコキュートの設置工事費用、撤去・廃棄の費用の相場

ここでは、エコキュートの設置工事費用、撤去・廃棄の費用の相場についてご紹介します。

・エコキュートの設置工事費用の相場
一般的に、エコキュートの設置工事費用の相場は10万円~18万円くらいといわれています。
開きが8万円もあるので、びっくりする方もいるでしょう。
当然ですが、エコキュートの設置工事費用としては安い方がいいでしょうが、安過ぎる工事費用のときは注意する必要があります。
例えば、工事当日に費用が追加されたり、工事に使用する部品が安物であったりするときがあります。
一方、工事費用が不自然に高過ぎることもあります。
ほとんどの方は、水道工事や電気工事については知識がないでしょう。
不自然に工事費用を高くしたり、内容がよくわからない工事が追加で必要であるといわれたりするときもあります。
そのため、工事費用は高過ぎるときでも安過ぎるときでも注意する必要があります。
では、どのようにして業者を選ぶといいのでしょうか?
どのような業者に頼むといいかわからないときは、必ず、いくつかの業者から見積もりを入手して比較してみるのがおすすめです。
2社~3社から見積もりを入手して比較することによって、工事費用が適正なものかを簡単に判断することができます。

・エコキュートの撤去・廃棄の費用の相場
エコキュートそのものが結構大きいため、廃棄するために費用がかかることもあります。
エコキュートの撤去・廃棄の費用の相場は1万円くらいです。
エコキュートの基本工事費用に撤去・廃棄の費用が含まれていることも多くあるため、前もってチェックしておきましょう。

●エコキュートの交換工事のときに費用が追加で必要な工事内容

エコキュートに給湯器を交換する費用の相場は、既設の給湯器の種類や家のブレーカーなどによっても違います。
ここでは、エコキュートの交換工事のときに費用が追加で必要な工事内容についてご紹介します。

・基礎工事
エコキュートは、ガス給湯器に比較して相当大きくなります。
ガス給湯器の据え置きタイプで設置しており基礎が小さいときは、基礎工事がエコキュートを設置するために必要になります。
エコキュートの基礎は、一般的にコンクリートのベースを使って設置するエコベースになっていますが、緩い地盤の土地にエコキュートを設置するときは、土間打ちという最初からコンクリートを流し込む基礎を作る必要があります。
基礎工事の費用としては、次のようになります。

・エコベースの基礎工事のときは2万円~

・土間打ちの基礎工事のときは5万円~

特に、土間打ちのときは、基礎工事とエコキュートの設置工事で2日間かかるため、人件費も合わせて工事費用がそれなりにかかります。

・電気工事
200Vの電源が、エコキュートには必要です。
家の中の分電盤の容量がすでに一杯になっていたり、100Vにだけに対応していたりするときは、分電盤を交換する必要があります。
また、電気を家の中に引き込んでいる幹線が細かったり、引き込まれていなかったりするときは、別途幹線の張替え工事が必要になります。
電気工事の費用としては、次のようになります。
分電盤を交換するときは35,000円~50,000円
幹線の引き込みをするときは20,000円~50,000円
なお、幹線の引き込みをするときは、費用が長さによって違います。

・配管工事
既設の配管を使わないで、配管を新しくやり直すときは費用が追加でかかることがあります。
基本的に、配管の長さで工事費用が決まるため、2階にお風呂があるなどのためにエコキュートからお風呂まで遠いときは、長さによって費用が違います。
基本工事費用に、配管の交換工事費用が含まれていることもあります。
工事する前には、基本工事費の内容をチェックしておきましょう。
冬のシーズンに厳しい冷え込みがある地域では、凍結防止ヒーターを配管の凍結防止のために取り付けることもあります。
配管が凍結すれば、水漏れする要因になります。
寒冷地に住んでいるときは、工事するときに凍結防止ヒーターを必ず取り付けるようにしましょう。
また、給湯専用タイプやオートタイプのエコキュートからフルオートタイプのエコキュートに交換するときは、新しく追いだき配管工事が必要になります。
このときに一緒に浴槽のふろ循環アダプターの取付が必要です。
このときの費用としては、次のようになります。
新しい追いだき配管の工事は約10,000円
ふろ循環アダプターの取付は約8,000円

・搬出・搬入
特殊なユニックなどがエコキュートの搬出・搬入に必要なときは、費用が追加でかかります。
また、基本的に、エコキュートは大きいため、搬出・搬入は通常2人作業になります。
しかし、搬出・搬入に3人、4人の人員が必要になときは、費用が追加でかかります。
このときの費用としては、次のようになります。
ユニックが搬出・搬入で必要なときは50,000円~70,000円
人員が追加のときは15,000円~30,000円

●エコキュートの交換の流れ

ここでは、エコキュートの交換の流れについてご紹介します。

・既設のエコキュートの撤去
まず、現在設置しているエコキュートを撤去します。
エコキュートとしては、貯湯タンクユニット、ヒートポンプユニット、リモコンを交換します。
初めに、貯湯タンクの中に入っているお湯や水を抜きます。
例えば、370Lの容量の貯湯タンクのお湯や水を全て抜くためには1時間くらいかかるため、この間に別のリモコンの交換などの作業を行います。
貯湯タンクユニットもヒートポンプユニットも相当重いものです。
貯湯タンクのお湯や水が全て抜けると、貯湯タンクユニットを搬出します。
ヒートポンプユニットを搬出すると、既設のエコキュートの撤去は終わりです。

・新しいエコキュートの設置
古いエコキュートを搬出した後に、新しいエコキュートを搬入します。
エコキュートを交換するときは、基本的に設置場所は同じところにします。
新しいエコキュートを、以前の設置場所に取り付けます。
ほとんどのエコキュートは、3本脚になっています。
新しくアンカーボルトを打って、しっかりと基礎に固定します。
最後に、きちんとエコキュートが水平になっているかをチェックして設置は終わりです。

・エコキュートの配管工事、電気工事
エコキュートの設置が終われば、次に配管工事と電気工事を行います。
配管が外れるとお湯が漏れるため、配管工事は丁寧に行います。
全ての配管工事と電気工事が終われば、エコキュートの貯湯タンクの中に水を入れた後に電源を入れます。
最後に試運転をしてトラブルがなければ、お客様に使い方について説明してエコキュートの交換は終わりです。
エコキュートの交換は、スムーズに工事が進むと半日くらいで終わります。
エコキュートを交換した日の夜には、お湯が元通りに使えるようになります。

・エコキュートの廃棄
撤去したエコキュートは、業者が持ち帰って廃棄します。
不用品回収業者が回収してくれる銅管などと、産業廃棄物になるものがあるため、業者が持ち帰って分解して仕分けます。

●エコキュートの撤去、交換の費用の相場のまとめ

ここでは、エコキュートの撤去、交換の費用の相場についてご紹介しました。
エコキュートは設置工事が必要であるため、本体価格だけでなく工事費用もチェックしましょう。
エコキュートは設置してから10年間以上使うようになるため、交換費用が安いということのみで買うと後悔するでしょう。
エコキュートを交換するときは、必ず複数の業者から見積を入手しましょう。
石油給湯器の廃棄をご検討の方へ  
■まとめ

ここでは、石油給湯器の廃棄をご検討の方へ、石油給湯器を廃棄する方法、石油給湯器の交換費用の相場、エコキュートの撤去、交換の費用の相場についてご紹介しました。

石油給湯器を廃棄する方法としては、次のようなものがあります。

・電気工事業者に頼む

・リサイクル業者に買取してもらう

・ごみとして自治体で処分する

・不用品回収業者に頼む

石油給湯器の廃棄をご検討の方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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