石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ  

2021年11月6日

石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ  
石油給湯器を使っているときに不完全燃焼が発生して困っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ、石油給湯器の不完全燃焼の要因、石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因と対処法、エコキュートのトラブルの兆候の症状と修理費用についてご紹介します。
石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ  
■石油給湯器の不完全燃焼の要因

石油給湯器は、燃焼状態が外部からチェックできないため、自分で石油給湯器の燃焼状態をチェックするのは困難です。
しかし、石油給湯器の不完全燃焼の兆候があれば、すぐにチェックしたいと思うでしょう。
ここでは、石油給湯器の不完全燃焼の要因についてご紹介します。

●石油給湯器の不完全燃焼の要因

石油給湯器の不完全燃焼の要因としては、次のようなものがあります。

・燃焼器の能力が経年劣化によって悪くなっている
石油給湯器の寿命は、直圧タイプか貯湯タイプかによって少し違いますが、基本的に7年間~10年間です。
4人家族でお風呂を毎日使って2回~3回追いだきを行うようなライフスタイルであれば、7年間で壊れてもいいくらいでしょう。
特に、燃焼器の経年劣化はだんだん進むことがあり、石油給湯器の不完全燃焼の要因になることが多くあります。
石油給湯器を使っている人が音や臭いでわかることも多くありますが、給湯栓からのお湯の温度によって燃焼器の経年劣化を判断することは困難であるため、石油給湯器を定期的にチェックしないと燃焼器の経年劣化はわかりにくいでしょう。
燃焼器の燃焼状態を判断する一つの方法としては、排気口や排気筒の回りに煤が溜まっていないかをチェックするものがあります。
経年劣化でも煤は多少出てきますが、酷いときは非常に煤の臭いがします。

・排気筒が閉塞している
石油給湯器は灯油を燃焼するため、熱交換器には煤がほとんど付くようになります。
しかし、煤が一定量をオーバーすると煤が詰まって不完全燃焼が発生します。
煤が詰まると排気ができにくくなって、十分に燃焼するための空気が供給されなくなり、煤がさらに詰まって燃焼器のトラブルが発生することも多くあります。
このときは、熱交換器と燃焼器の交換が必要になり、機種によっては交換費用が10万円弱になるでしょう。
このようにならないためにも、石油給湯器は毎日簡単にチェックするのがおすすめです。
排気筒があるときは、排気筒が外れていないかをチェックしましょう。
また、黒煙が燃焼しているときに発生していないかをチェックすることも大切です。
臭いについては、灯油を燃焼するために灯油の臭いがどうしても発生するため、異常なくらい煤臭い、焦げ臭いということでなければ、それほど心配する必要はないでしょう。

●石油給湯器の不完全燃焼を判断する方法

ここでは、石油給湯器の不完全燃焼を判断する方法についてご紹介します。

・煙は正常な色か
黒煙が発生しているときは、不完全燃焼の可能性が大きくなります。
白煙が発生しているときは、トラブルが燃料系統に発生している可能性があります。
まず、石油給湯器の煙の色をチェックしてください。
黒煙が発生しているときは、ほとんど不完全燃焼であるだけでなく、二次被害の外壁の汚れなどにもなるためすぐに対処するのがおすすめです。
なお、白煙のときに変な臭いが発生しているときは、トラブルが燃料系統に発生している可能性が大きくなります。
例えば、水が灯油タンクに溜まっており、この水が石油給湯器の燃料通路部に侵入しているときなどがあります。
なお、寒いシーズンに排気筒から白い煙が出ているときは、息を吐くと白くなるように問題ありません。

・極端に大きな音でないか
石油給湯器の運転音が大きくなったと違和感を使っている人が感じたときは、不完全燃焼が石油給湯器で始まっているようなことも多くあります。
毎日石油給湯器を使っていて違和感があれば、業者に点検してもらうのがおすすめです。
不完全燃焼になる代表的な音としては燃焼器の燃焼音か送風機のモーターの運転音がありますが、特に送風機のモーターに異常があるときは音が明らかに大きくなることが多くあります。
要因としては、障害物が給気筒、排気筒にある、あるいは送風機のモーターそのものの経年劣化がある、鳥や虫が排気筒から侵入して排気筒が閉塞されている、などがあります。
このようなときは、気が付くとすぐに障害物を取り除くのみで直ったりするため、違和感があればすぐに業者に修理してもらいましょう。

・煤臭さがないか
自分で排気ガスの臭いから石油給湯器の不完全燃焼を判断するのは困難でしょうが、不完全燃焼が相当進んでいるときは、異常なほどの煤臭さを感じるでしょう。
また、煤が排気口の周りに溜まっていないかも大切なチェックポイントです。
特に、排気口は網目状になっていますが、ここに煤が相当溜まっているようなときは不完全燃焼の可能性が非常に大きくなります。

・水が灯油タンクに溜まっていないか
灯油タンクの要因で石油給湯器が壊れることが多くありますが、これがわからないと石油給湯器を交換してもすぐにまた壊れてしまいます。
特に、結露が灯油タンクの中で発生することが多いため、メンテナンスを定期的に行うことが必要です。
多くの灯油タンクにはフィルターが下部に付いているため、ここに水が溜まっていないかチェックしてください。
もしここに水が溜まっているときは、水が石油給湯器に混じって、不完全燃焼が発生することがあります。
石油給湯器にもフィルターがありますがが、水があまり多いと完全に防止できなくなり、石油給湯器に水が侵入してトラブルが発生します。

●石油給湯器の不完全燃焼の要因のまとめ

ここでは、石油給湯器の不完全燃焼の要因についてご紹介しました。
普段から石油給湯器の音や臭いなどに注意していると、不完全燃焼の兆候がわかることもあります。
しかし、石油給湯器は屋外に設置されているためほとんど見ないことも多くあるでしょう。
そのため、石油給湯器の音がなんとなく大きい感じがすると思っても、気にしないこともあるでしょう。
そして、明らかに石油給湯器の音がおかしいとわかったときは、既に手遅れであったりします。
業者に頼むと、出張点検料が5000円くらいかかるため損すると思うかもしれません。
しかし、業者に頼んだおかげで、もしかすれば数万円の部品の修理費用がかったかもしれないが、最終的に安く直せることもあり得ます。
石油給湯器を使っているときは、ぜひ参考にしてください。
石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ  
■石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因と対処法

石油給湯器の燃焼ランプが点灯しなくて困っている方もいるでしょう。
石油給湯器が燃焼しないときに発生する症状であるため、まずトラブルを疑うかもしれません。
しかし、石油給湯器やリモコンをチェックすると直ることもあります。
ここでは、石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因と対処法についてご紹介します。

●石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因

給湯器の燃焼ランプが点灯しないときの症状としては、次のようなものがあります。
お湯だけ出ない
水もお湯も出ない
お湯は出るが燃焼ランプが点灯しない
燃焼ランプが点灯しないときは、このようないずれかの症状が発生しているでしょう。
いろいろな要因が、いずれのケースでも考えられます。
ここでは、石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因についてご紹介します。

・石油給湯器のリモコンの電源が入っていない
石油給湯器のリモコンの電源が入っていないときは、リモコンに全く表示されなく、燃焼ランプも点灯しません。
このようなことであればすぐにわかると思うでしょう。
しかし、石油給湯器を節電するために使わないときにリモコンの運転スイッチを切っているときは、案外と見落としがちです。
運転スイッチを入れてお湯を出してみて、燃焼ランプが点灯するか一度チェックしてください。

・石油給湯器の電源プラグがコンセントに差し込まれていない
リモコンの運転スイッチを入れても石油給湯器が運転しないときは、石油給湯器の電源プラグがコンセントに差し込まれていないことがあります。
長期間不在などのために石油給湯器の電源プラグを一時的にコンセントから抜くこともあるため、注意してください。

・ブレーカーが作動している
石油給湯器用のブレーカーとしては、建物に設置しているものと石油給湯器の本体にあるものがあります。
建物のブレーカーは、どこのものが作動したかをチェックしてください。
石油給湯器のブレーカーは、作動しているものを元に戻すと直ることがあります。
しかし、ブレーカーを元に戻してもまた作動するときは、石油給湯器の漏電が発生していることがあります。
そのため、石油給湯器を使うのを止めて本体をチェックしてください。
雷が石油給湯器の近くに落ちたり、大雨や水漏れによって浸水したりして、石油給湯器のブレーカーが作動することもあります。
雨が一時的に浸水したのであれば、石油給湯器の内部を乾かすことによって再度使えることがあります。
石油給湯器の内部や配管に水漏れが発生しているときは、使うのを止めて修理を業者に頼みましょう。

・給湯量が少ない
石油給湯器は、一般的に給湯量が少ないときには燃焼しないようになっています。
機種によって具体的な給湯量は違いますが、ほとんど給湯量が毎分2L~3L以下では燃焼しません。
給湯量を多くすると、燃焼して燃焼ランプが点灯することがあります。

・水量センサーのトラブル
石油給湯器は、水量センサーで配管を通る水の量を検知してお湯を沸かすようになっています。
この水量センサーのトラブルが発生すると、水が流れていても検知しないようになります。
そのため、石油給湯器は燃焼しなく、燃焼ランプも点灯しません。

・灯油バルブ、止水栓が閉まっている
灯油バルブが閉まっていると、灯油が来ないため石油給湯器は燃焼できません。
また、止水栓が閉まっていると水が流れないため、石油給湯器が燃焼しなく、燃焼ランプも点灯しません。
石油給湯器を運転するためには、灯油バルブと止水栓を全開にしてください。

・水抜き栓のストレーナーがゴミで詰まっている
水を抜くための水抜き栓が、給水管には取り付けられています。
ゴミが水抜き栓のストレーナーに詰まっていると水が給水管に流れないため、止水栓が閉まっているときと同じようになります。
ストレーナーを歯ブラシなどで水洗いして、詰まりを除去してください。

・湯温調節で一時的に燃焼が止まった
湯温を調節するために、石油給湯器の燃焼が一時的に止まることがあります。
これは石油給湯器の機能によるもので、トラブルではありません。
しかし、燃焼ランプがお湯を出し続けていても点灯しないときは、何らかのトラブルの可能性があります。

・灯油タンクが空になっている
灯油タンクの灯油がなくなると、石油給湯器が使えなくなります。
灯油タンクの灯油が無くなったときは、灯油販売業者に連絡して灯油を補充してもらいましょう。
灯油を灯油タンクに補充した後は、石油給湯器の空気抜きを必ず行ってください。

・リモコンパネルのトラブル
リモコンパネルのトラブルによって、燃焼ランプが点灯しないこともあります。
燃焼ランプが点灯しないがお湯が問題なく出るときは、燃焼ランプを点灯するための配線などのトラブルが発生していることがあります。
型式が同じリモコンであれば、リモコンのみを交換することもできます。
修理用部品の保有期限内であれば、業者にリモコンの交換を頼みましょう。

・給湯栓のトラブル
特定の給湯栓だけからお湯を出すときに燃焼ランプが点灯しないときは、石油給湯器ではなく給湯栓のトラブルが発生していることが考えられます。
このときは給湯栓を修理する必要がありますが、水道工事の業者や給湯栓のメーカーに頼む必要があります。

●石油給湯器の燃焼ランプが点灯しないときの対処法

石油給湯器のトラブルの対処法については、それぞれの石油給湯器のメーカーのホームページでも紹介しています。
ここでは、石油給湯器の燃焼ランプが点灯しないときの対処法についてご紹介します。

・エラーコードをチェックする
石油給湯器のトラブルで燃焼しないために燃焼ランプが点灯しないときは、エラーコードがリモコンに表示されていることがあります。
トラブルの点火不良などの内容ごとにエラーコードが取扱説明書などに記載されているため、要因をチェックしましょう。
リモコンの電源を入れ直すと、エラーコードが消えることがあります。
燃焼ランプが点灯しないときによく表示されるエラーコードとしては、111,123などの11あるいは12で始まるものがあります。
なお、エラーコードの3桁目の数字は、トラブルが発生した場所によって違います。
11は点火不良、12は使っているときに安全装置が働いたときに表示されます。
エラーコードがリモコンの電源を入れ直しても消えないときは、燃焼しない要因がないかをチェックしてください。
エラーコードについては、石油給湯器のメーカーに問い合わせしてください。

・点検・修理を業者に頼む
燃焼ランプが点灯しない要因がわからないときや石油給湯器のトラブルが発生したときは、修理業者や石油給湯器のメーカーに修理を頼むのがおすすめです。
頻繫に同じ症状が発生するときは、石油給湯器の寿命になっていることがあります。
10年間くらい使っている石油給湯器でトラブルが発生したときは、新しい石油給湯器に交換することも考えましょう。

●石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因と対処法のまとめ
ここでは、石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因と対処法についてご紹介しました。
石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因は、灯油や配管のトラブルなどの石油給湯器のトラブルではないことがあります。
エラーコードがリモコンに表示されているときは、異常の内容を取扱説明書などでチェックしましょう。
石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ  
■エコキュートのトラブルの兆候の症状と修理費用

石油給湯器の不完全燃焼で困っているのであれば、エコキュートに交換するのがおすすめです。
エコキュートは、お湯を沸かすことについては性能が非常にいいものです。
しかし、ランニングコストを考慮すればエコキュートは非常にお得ですが、設置してから数年間で使えなくなると全く意味がありません。
ここでは、エコキュートのトラブルの兆候の症状と修理費用についてご紹介します。

●貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの寿命は違う

エコキュートは2001年に発売され、毎年その販売台数がアップし、2020年6月末で国内累計出荷台数が700万台をオーバーしました。
エコキュートとしては、沸かしたお湯を貯めておく貯湯タンクユニットとお湯を沸かすヒートポンプユニットがあります。
貯湯タンクユニットは、お湯を貯めておく魔法瓶のようなもので、寿命が10年間~15年間になっています。
一方、ヒートポンプユニットは、電子回路のトラブルが長く使い続けると発生することが多くあり、寿命は5年間~15年間とされています。
エコキュートの寿命は、多少メーカーによって違いますが、10年間~15年間といわれています。
エコキュートはメンテナンスを定期的に行って、きちんと入浴剤の使い方などを守ると、これ以上に寿命が伸びることも十分にあります。
しかし、自然災害などによって、寿命よりも前にエコキュートのトラブルが発生することもあります。

●エコキュートのトラブルが発生したときに良く現れる症状

ここでは、エコキュートのトラブルが発生したときに良く現れる症状についてご紹介します。

・足し湯をしてもお湯が出ない
給湯栓からお湯が出ない、お風呂の足し湯をしてもお湯が出ないときは、お湯を全て使い切った湯切れが発生していることがあるため、お湯を沸き増ししてみましょう。
また、温度調節をする基板が劣化していることがありますが、このときは一旦エコキュートのリモコンでリセットすると直るときもあります。
これでも直らないときは、温度を調節する基板が老朽化していたり、部品の温度センサーなどのトラブルが発生していたりすることが考えられるため、点検あるいは修理を業者に頼んでください。

・湯はりが止まらなく、浴槽からお湯が溢れる
湯はりが設定した水位で止まらないときは、水位の設定間違いがないかまずチェックしてください。
湯はりが止まらない要因としては、これ以外に浴槽のふろ循環アダプターのフィルターに入浴剤の汚れなどが詰まっていることが多くあります。
浴槽のふろ循環アダプターのフィルターが詰まっていると、水位センサーが誤作動して、湯はりが止まらないことがあります。
浴槽のふろ循環アダプターのフィルターを清掃しても直らないときや水位の設定が間違っていないときは、水位センサーのトラブルなどが考えられます。
特に、家族が多いときや入浴剤を使っているときは注意しましょう。

・シャワーの湯温が安定しない
台所などの給湯の湯温に問題がなく、お風呂のシャワーの湯温だけが安定しないときは、シャワーの湯温を調節するサーモスタット水栓に問題があることがあります。
少し設定温度を高くして、ちょうどいい湯温のお湯が出るかチェックしてください。
この対処法でも直らないときは、サーモスタット水栓のトラブルが考えられます。
お湯と水の量を横や縦にレバーを動かして調整するシングルレバー混合栓とお湯と水の量をお湯と水のハンドルで調整する2ハンドル混合栓のときは、レバーのトラブルでお湯の量が変わったり、お湯が出なくなったりすることがあります。
温度調整に異常があるときは、高温のお湯で火傷しないように十分に注意してください。
そして、お湯のレバーを止めて、この後お湯の量をだんだん多くして、混合水栓のトラブルかどうかをチェックしてください。
しかし、湯温がお風呂や台所などのいくつかのところで安定しないときや、設定温度とは違う湯温のお湯が出るときは、エコキュートにトラブルが発生していることが多くあるようです。
このようなときは、エコキュートと混合水栓の両方の修理ができる業者に頼む方がいいでしょう。

・熱交換器が目詰りしてエラーコードがリモコンに表示される
この症状は、水道水の水質が良くないときに現れます。
特に、井戸水や地下水を使っている家庭では、不純物の砂や鉄などが混じっていることがあり、熱交換器の目詰りの要因になることがあります。

・貯湯タンクユニットからお湯や水が漏れる
エコキュートが沸き上げ運転をしているときは、貯湯タンクの中の水がお湯になって体積が増え、貯湯タンクの外に膨張した分が排水されてポタポタ水が外部に漏れているようなことがありますが、これはトラブルではないため、水漏れが止まるかチェックしてください。

・ヒートポンプユニットから水が漏れる
ヒートポンプユニットの裏側にある空気熱交換器が低温になれば、結露が外気温との温度差によって発生して、結露水が出ます。
ヒートポンプユニット下部からこの結露水は排水されますが、これは正常なものです。
しかし、明らかに排水量が多いようなときは、注意する必要があります。
特に、急に電気代や水道代が高くなったときなどは、穴が住宅の内部の配管に開いて水漏れしていることがありますが、わからないまま水が漏れ続けることがあります。
このようなときは、すぐに水道業者に連絡して点検してもらいましょう。

●エラーコードがリモコンに表示されたときは内容をチェックする

エラーコードがリモコンに表示されたときは、解除方法がそれぞれのメーカーによって違います。
それぞれのメーカーのホームページからそれぞれのエラーコードの内容をチェックして、適切に対処してください。

●エコキュートの修理費用

エコキュートの修理費用は、トラブルが発生している箇所によって違います。
特に、エコキュートのトラブルが発生するときは、配管、貯湯タンクユニット、ヒートポンプユニットのケースが多くあります。
ここでは、エコキュートの修理費用についてご紹介します。

・配管の修理費用
配管の凍結、水漏れ、経年劣化などによって交換が必要になったときは、1万円〜5万円くらいの配管の修理費用になります。
配管の修理費用そのものはそれほど高いものではありませんが、配管が地中に埋まっているときは水漏れがわからないで水を何ヶ月間も垂れ流しているようなことも多くあります。
すぐにわかると対処できますが、対処が遅れると水道代が非常に高くなります。
水道の使用量が同じであるにも関わらず水道代が急に高くなったようなときは、点検をすぐに業者に頼みましょう。

・貯湯タンクユニットの修理費用
エコキュートの貯湯タンクユニットは基本的に魔法瓶のようにお湯を貯める役目のものであるため、実際には内部はほとんど保温するためのもので貯湯タンクユニットそのもののトラブルが発生することはあまりありません。
しかし、貯湯タンクユニットのトラブルが自然災害などによって発生したときは、約30万円近く修理費用がかかることがあります。

・ヒートポンプユニットの修理費用
エコキュートの中でも、ヒートポンプユニットは最も構造が複雑になっています。
ヒートポンプユニットは、大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かしており、稼働量もその分多いためトラブルが発生するリスクが高くなります。
ヒートポンプユニットのどの部品のトラブルが発生したかによっても違いますが、10万円〜15万円くらいの修理費用と考えておきましょう。
エコキュートの部品の寿命は毎日使ったときは7年間~8年間であるため、頻繫に修理を行っているのであれば新しいエコキュートに交換する方がいいこともあります。
エコキュートの部分的な修理、交換の費用は、1万円~6万円くらいになります。
メーカー保証対象外の箇所のときは、修理費用が高くなります。
お湯が沸かない、エラーコードがリモコンに表示されて消えないというようなときは、ヒートポンプユニットのトラブルのケースが多くあります。
どの部品のトラブルが発生したかによって違いますが、コンプレッサーなどを交換するときは15万円くらいの修理費用になると考えておきましょう。

●エコキュートのトラブルの兆候の症状と修理費用のまとめ

ここでは、エコキュートのトラブルの兆候の症状と修理費用についてご紹介しました。
エコキュートの寿命が近くなったことによって部品のトラブルが発生したときは、修理費用によってはエコキュートの交換を検討する方がいいでしょう。
トラブルが発生した箇所によっても違いますが、エコキュートの寿命の目安の10年間をオーバーすると、修理用の部品が販売されていないことも多くあります。
また、修理をする方が交換するよりも割高になるため、エコキュートの交換を業者がすすめることがあります。
設置してから10年間近く経っていれば、エコキュートの工事業者に相談しましょう。
石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ  
■まとめ

ここでは、石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方へ、石油給湯器の不完全燃焼の要因、石油給湯器の燃焼ランプが点灯しない要因と対処法、エコキュートのトラブルの兆候の症状と修理費用についてご紹介しました。

石油給湯器の不完全燃焼の要因としては、次のようなものがあります。

・燃焼器の能力が経年劣化によって悪くなっている

・排気筒が閉塞している

石油給湯器の不完全燃焼でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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