疲労を持ち越さない!入浴の質を高めて疲労回復しましょう
2020年12月12日
疲労を持ち越すとなんとも言えない最悪の気分になりますよね。
「朝一なのに何となくやる気が出ない」
「体調は普通なのに体がだるくて動く気にならない」
体調不良でもないのに心身に不調を感じる原因は疲労です。
疲労を残したままにしておくと、鬱病や認知症などのリスクを伴ってしまいます。
その日の疲労はその日の内に回復させましょう。
しかし、現代人のライフスタイルではその日のうちに回復は難しいですよね。
そこで今回は、入浴中に出来る疲労回復についてお話ししていきます。
疲労について知る
外的要因により、同じ箇所に長時間の負荷がかかり続けると疲労が蓄積します。
負荷というと運動や筋トレを想像されるかと思いますが、脳や神経にも負荷はかかっています。
疲労の蓄積が倦怠感やだるさなどの不調をもたらします。
自分が抱えている不調がどこから来ているのかを見極め、回復に努めましょう。
不調がどこの疲労から来ているかを知っておくだけで心が楽になりますよ。
肉体疲労
肉体に負荷をかけ続けると、その部分に疲労が蓄積します。
同じ体勢で寝ていたり、長時間の座り作業で体に不調をきたす人も多いですよね。
体から来るだるさや倦怠感を感じるのであれば、肉体的な疲労が溜まっている証拠ですよ。
肉体疲労は適度な運動と休息で回復します。
座り作業の人は定期的に立つ習慣を作るなど自分で出来る工夫をしてみましょう。
神経疲労
体の歪みや悪い姿勢のまま生活していると、負荷がかかり自律神経が乱れます。
自律神経が乱れてくると疲労を回復する時間が減り、疲労回復しきれません。
その結果、体は疲れてないけど常にだるさを感じるようになります。
入浴などの疲労回復に加え、腹圧を意識した呼吸を行うと神経疲労は改善できますよ。
腹圧を意識した呼吸
1.姿勢を正す
2.お腹を膨らませながら5秒、息を吸う
3.お腹を膨らませたまま10秒、息を吐く
4.1セット5回を3セットほどする
脳疲労
ブルーライトや大量の情報を見ることにより、脳が休めず負荷になり脳が疲労していきます。
脳に疲労が蓄積していき機能が低下する状態が続くと、認知症や脳梗塞のリスクが高くなります。
寝てるのに寝たりなかったり、常にボーッとしてる感覚を認識できたら脳がかなり疲労していると考えましょう。
脳疲労の回復には睡眠が大きな役割を果たします。
瞑想や入浴などで副交感神経を高め、質の良い睡眠を心掛けましょう。
疲労回復に最適なお風呂の環境作り
入浴で疲労を回復するには副交感神経を高めることが大切です。
リラックスしやすいお風呂の環境を作りましょう。
環境作りから入浴時間を込みでも20分程度ですので、お忙しい中でも実践できますね。
お風呂の環境作り
1.40℃前後、120L程度の湯量でお湯を張る
2.お好きなアロマオイルor発泡タイプを用意する
3.リラックス出来る音楽を流せるようにしておく
4.キャンドルを用意する
追記:火の揺らぎにはリラックス効果があります。
入浴中の灯りにはキャンドルを使用してみましょう。
疲労に効果的な入浴方法
お風呂の環境を整えたら、次は入浴をして疲労を回復しましょう。
おすすめは入浴後に冷水シャワーを浴びる温冷浴です。
入浴で副交感神経を高めた後、冷水で交感神経を刺激することで自律神経が整います。
入浴の手順
1.体を洗って清める
2.アロマオイルor入浴剤を入れる
3.お好きな音楽を流す
4.キャンドルに火を灯し、電気を消す
5.10分ほど入浴する
6.電気をつけ、冷水シャワーで体を引き締める
まとめ
入浴で自律神経を整えることで睡眠の質が段違いに高まります。
疲労は持ち越さず、エネルギッシュな明日を迎えましょう。
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