卒FITとエコキュートの相性が気になる方へ

2020年5月7日


卒FITを迎えたご家庭にてエコキュートを昼間運転させるお得情報が注目されているのはご存知ですか?
エコキュートは必要となるお湯を安い深夜帯の電気で沸かして貯め置きできるため、従来よりもコストを削減できると人気なのはご存知でしょう。

エコキュートの電気代金削減効果は電力会社が提供する深夜電気料金格安プランを活用するということが大前提です。となるとエコキュートの昼間運転のお得情報はどういうことでしょうか?

エコキュートは昼間と夜間の電気料金格差を利用するため、効率よくお湯を作ることができる商品として人気が出てきている事実はわかるでしょう。そうなると昼間運転は損しそうなイメージの方が多いことでしょう。

しかし、太陽光発電を設置しているご家庭で固定価格買取制度が期間満了で終了してしまうお宅の場合は異なります。今まで売電していた余剰電力をエコキュートに利用することができるため、昼間にエコキュートでお湯を作った方がお得になるのは事実です。

卒FIT?

そもそも卒FITがわからない方も多いのではないでしょうか?
太陽光発電設備を導入している方であればある程度は理解していると思います。

再生可能エネルギーの普及推進を目指して作られた固定価格買取制度でこのことをFITと言います。
太陽光発電設備で作られた電気を電力会社が高額な買取価格で買取りすることを政府が保証したものを指します。

高額な買取価格については永遠にその価格で買い取ってくれるわけではなく、太陽光発電の設置から10年間と決まっております。10年を経過してしまうと今までの高額な売電収入を得られなくなります。

このFITが期間満了で終了した対象者を卒FITと呼ばれております。卒FITを迎えたご家庭では余剰電力の買取価格が急落してしまうので、どうにか電力を活用したいというのが本音です。

固定価格買取制度がスタートした当初に太陽光発電を設置した方は、2019年が10年となるため続々と卒FITを迎える方が増えてきております。初期に太陽光発電を導入しているご家庭は非常に高額な買取価格を保証されていたのですが、卒FIT後約1/5程度の買取価格まで下落してしまいます。

この買取価格は電力会社から電力を購入する買電価格よりもかなり安くなってしまうのです。
そのため発電した電気は全て家庭内で消費するようにした方がお得になると言われております。

太陽光発電の余剰電力を利用して昼間運転させた方がお得になるのです。
太陽光発電とエコキュートで効率よく得られるメリットを知りたくありませんか?

太陽光発電?

太陽光発電はご存知の方が多い住宅用自家発電システムとなっています。
ですが実際設置している方は日本全国津々浦々まで導入されているとは言えないのが現状です。

ただ、この太陽光発電は急速に普及が広がっているのは事実です。
一般住宅の太陽光発電は屋根の上に太陽光パネルを設置して、太陽光エネルギーを電力に変換するものです。

太陽光発電を活用しているご家庭は昼間の生活になる電気を自家発電ができるようになり、日々の生活にかかる電気代を大幅に削減可能です。
消費しきれなかった電気に関しては電力会社に高額な売電価格で売電することができ、売電収入まで得ることができるのというメリットがございます。

大規模災害で電力の供給がなくなったとしても太陽光発電で生活に必要な電気を創ることができるというのも安心なメリットになりますね?
エコキュートや家庭用蓄電池のように太陽光発電との相性が非常に良い商品もあるので、今後さらに太陽光発電の普及が広がっていくと考えられています。

昼間運転のなぜ?

余計な電気購入を防ぐ!

太陽光発電この設備のメリットは家庭で使用する電気を自家発電することができるようになり、家計にかかる電気代を大幅に削減できる点です。
しかし、多くのご家庭では発電した電気全てを自分で消費するようなことはできません。

それを固定価格買取制度を利用して売電収入を得るというのが最も一般的な使い方になっていました。
電気代を削減できる上、売電収入まで得られるということが最大のメリットになるのです。

高額な価格での電気の買取りは10年間に限られてしまうため、卒FIT後は買取価格が急落して今までのような売電収入を確保することは難しくなります。

かなり売電価格が安くなってしまうので、売電するよりも自家消費に回して買電量を減らすようした方が圧倒的にお得になるのです。
余剰電力を使ってエコキュートを昼間運転させると売電収入が得られなくなるなっても、購入した電気を使ってお湯を沸かすとした場合は余剰電力でお湯を沸かした方がお得になれます。

売電価格<夜間電力

売電価格が格安に設定されている深夜帯の買電価格よりも圧倒的に安い価格にまで下落してしまうのです。こうなると売電するとりも・・・と考える人は多いのではないでしょうか。

売電価格よりも割高になる深夜電力を利用するのであれば、余剰電力を売電に回さずその電気でお湯を沸かした方がかなりお得になるわけです。これを使わない手はありませんね?

オール電化用の料金プランなどは昼間の電気代が割高なので、深夜の電力を使わないのであれば通常の料金プランに戻して全体的に電気代を削減する事も検討できます。
トータルでお得にすると考えると背景が見えてきます。

エネルギーロス

エコキュートは大気中の熱を効率よく活用することでお湯を沸かす給湯器です。
熱を利用するということは外気温が高い昼間の方が効率よくお湯を沸かすことができるのです。

エコキュートは使用するお湯をまとめて作って貯湯タンクに貯め置きしておくという仕様になっています。
深夜にお湯を作るのと昼間にお湯を作るのでは実際にお湯を利用するまでの時間差があるため、昼間に作る方がエネルギーロスが少なくなるという事実があります。

エコキュートの貯湯タンクはある程度の保温効果はあるものの、徐々に放熱してしてお湯の温度低下を招いてしまいます。一般的には夕方から夜にかけて最もお湯を使うことになりますので、使用時間に近いほどエネルギーロスを防ぐことができるのです。

昼間運転の方が平均で11%程度の省エネ効果があったとされている比較データもございます。
太陽光発電の売電状況が変わりそう、変わった方は一度検討してみると良いでしょう。

卒FIT後の余剰電力をどのようにして自家消費していくのかがキーワードになっています。
家庭用蓄電池を導入して家庭で消費する電力を全て自家発電をする方も多くなっていて、オール電化のエコキュートの電力として利用する方も多いです。

少しでも参考にしていただけますと幸いです。

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