三菱SRT-HP464WFDMからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ
2025年11月4日

エコキュートを交換するときは、どのようなことを基準に選ぶといいか迷うのではないでしょうか。
ここでは、三菱SRT-HP464WFDMからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、SRT-HP464WFDMの仕様、SRT-HP464WFDMの表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートを選ぶポイント、SRT-HP464WFDMからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。

■SRT-HP464WFDMの仕様
ここでは、SRT-HP464WFDMのシステムの仕様、貯湯タンクユニットの仕様、ヒートポンプユニットの仕様についてご紹介します。
●SRT-HP464WFDMのシステムの仕様
ここでは、SRT-HP464WFDMのシステムの仕様についてご紹介します。
・種類:フルオートタイプ
・沸き上げ温度範囲:約65℃~約90℃
●SRT-HP464WFDMの貯湯タンクユニットの仕様
ここでは、SRT-HP464WFDMの貯湯タンクユニットの仕様についてご紹介します。
・貯湯タンクの容量:0.46㎥(460L)
・設置場所:屋内設置可
・寸法:高さ1,800mm、幅700mm、奥行き795mm
・質量:約105kg(満水時約565kg)
・最大使用圧力:190kPa(逃し弁設定値)
・消費電力:風呂保温:0.178kW/0.226kW(50Hz/60Hz)(循環ポンプ)、凍結防止ヒーター:0.036kW(3℃ON、7℃OFF)
・給湯設定温度:約35℃~約48℃(1℃刻み)、約50℃、約60℃
・風呂温度設定:約35℃~約48℃(1℃刻み)
●SRT-HP464WFDMのヒートポンプユニットの仕様
ここでは、SRT-HP464WFDMのヒートポンプユニットの仕様についてご紹介します。
・設置場所:屋外専用
・寸法:高さ650m、幅900mm、奥行き300mm(配管カバー寸法を含む)
・質量:約62kg
・定格加熱能力:6.0kW
沸き上げ終了直前では、加熱能力が低下することがあります。
定格加熱能力の作動条件としては、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
・ヒートポンプユニットの定格消費電力:1.33kW
定格消費電力の作動条件としては、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
・運転音:40dB
運転音は、定格条件下での測定(JISのルームコンディショナに準じ測定)です。
運転音の条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。

■SRT-HP464WFDMの表示されやすいエラーコードの要因と対処法
ここでは、SRT-HP464WFDMの表示されやすいエラーコードの要因と対処法についてご紹介します。
●エラーコードの「P00」
エラーコードの「P00」の要因は、ふろ用電動混合弁のトラブルです。
対処法は、コネクター(中継コネクタ含む)の抜けをチェックした後、エラーコードを解除してください。
エラーコードが解除されないときは、メーカーあるいは業者に修理を頼んでください
●エラーコードの「P02」
エラーコードの「P02」の要因は、循環フロースイッチのトラブルで、正常にふろ機能の追いだきや保温などが動作しないことです。
対処法は、コネクター(中継コネクタ含む)の抜けをチェックした後、エラーコードを解除してください。
エラーコードが解除されないときは、メーカーあるいは業者に修理を頼んでください
●エラーコードの「P04」
エラーコードの「P04」の要因は、逆止弁のトラブルです。
対処法は、コネクター(中継コネクタ含む)の抜けをチェックした後、エラーコードを解除してください。
エラーコードが解除されないときは、メーカーあるいは業者に修理を頼んでください
●エラーコードの「P08」
エラーコードの「P08」の要因は、正常に沸き上げができないことです。
対処法は、給水配管専用止水栓を閉めて、メーカーあるいは業者に点検、修理を頼んでください。
●エラーコードの「P11」
エラーコードの「P11」の要因は、ふろ用電動混合弁のトラブルです。
対処法は、給水配管専用止水栓を閉めて、メーカーあるいは業者に点検、修理を頼んでください。
●エラーコードの「P14」
エラーコードの「P14」の要因は、ふろ混合弁入口切替電動弁のトラブルです。
対処法は、コネクター(中継コネクタ含む)の抜けをチェックした後、エラーコードを解除してください。
エラーコードが解除されないときは、メーカーあるいは業者に修理を頼んでください。
●エラーコードの「P17」
エラーコードの「P17」の要因は、高温貯湯異常で、沸き上げ時に貯湯タンクユニット内の温度が目標温度よりも高い温度になったことです。
対処法は、次のようなものがあります。
貯湯タンクユニットの漏電遮断器を切る
逃し弁を開けて5分間以上お湯を出した後に閉める
貯湯タンクユニットの漏電遮断器を入れる
エラーコードが解除されないときは、残湯0Lサーミスタあるいは貯湯タンクユニットの基板を交換する
これでもエラーコードが解除されないときは、沸き上げサーミスタあるいはヒートポンプユニットの基板を交換する
どうしてもエラーコードが解除されないときは、メーカーあるいは業者に修理を頼んでください。
●エラーコードの「P24」
エラーコードの「P24」の要因は、入水切替弁のトラブルです。
対処法は、給水配管専用止水栓を閉めて、メーカーあるいは業者に点検、修理を頼んでください。
●エラーコードの「P26」
エラーコードの「P26」の要因は、出湯切替弁のトラブルです。
対処法は、給水配管専用止水栓を閉めて、メーカーあるいは業者に点検、修理を頼んでください。
●エラーコードの「P28」
エラーコードの「P28」の要因は、追焚切替弁のトラブルです。
対処法は、給水配管専用止水栓を閉めて、メーカーあるいは業者に点検、修理を頼んでください。

■エコキュートを選ぶポイント
エコキュートは、経済的にエコな給湯器で、寿命が10年間~15年間くらいといわれています。
エコキュートは、頻繁にトラブルが発生するようになれば交換のサインです。
エコキュートが急に使えなくなるとお湯が出なくて非常に不便になるため、早めに交換を検討する必要があります。
しかし、エコキュートを選ぶときは、多くのメーカーや機種があるためどれがいいかわからないでしょう。
ここでは、エコキュートを選ぶポイントについてご紹介します。
●エコキュートの給湯タイプ
エコキュートの給湯タイプとしては、給湯専用タイプ、オートタイプ、フルオートタイプがあります。
基本的に、エコキュートを交換するときは既設の給湯タイプと同じものを選ぶようになります。
なお、給湯専用タイプやオートタイプのエコキュートからフルオートタイプのエコキュートに交換するなど、給湯タイプを変えることもできます。
しかし、交換工事のときに追加工事が必要になるため、エコキュートの交換費用が高くなります。
給湯専用タイプのエコキュートからオートタイプやフルオートタイプのエコキュートに交換するときは、浴槽のふろ循環アダプターの取り付けや追いだき配管の工事などが必要です。
そのため、壁面や浴槽の素材によってはエコキュートの交換工事ができないこともあるため、工事業者に前もって相談しましょう。
既設のエコキュートと交換するエコキュートの給湯タイプが同じときは、追加工事があまりありません。
そのため、理由が特になければ既設のエコキュートと給湯タイプが同じものを選びましょう。
●エコキュートの貯湯タンクの容量
エコキュートは、貯湯タンクユニットの中のお湯が無くなると湯切れが発生してお湯が使えなくなります。
もしエコキュートの貯湯タンクの容量を間違うと、湯切れが頻繫に発生するために注意しましょう。
貯湯タンクの容量に適した家族数は、次のようになります。
180Lは家族数が1人~4人用
370Lは家族数が3人~5人用
460Lは家族数が4人~7人用
550Lは家族数が5人~7人用
貯湯タンクの容量は、家族数をベースに選んでください。
なお、基本的にエコキュートは10年間~15年間くらいの寿命であるため、この間に家族数などが変わることが予想されるときは貯湯タンクの容量を考慮するのがおすすめです。
●エコキュートの貯湯タンクユニットの形状
エコキュートの貯湯タンクユニットの形状としては、角型タイプと薄型タイプがあります。
貯湯タンクの容量はそれぞれ370Lや460Lなどのバリエーションがありますが、角型タイプと薄型タイプの違いは貯湯タンクユニットの形状が単純に変わるようになります。
では、どうして貯湯タンクユニットの形状が違うのでしょうか?
というのは、エコキュートの設置スペースが狭いときやベランダに設置するときなどは角型タイプのエコキュートが設置できなかったり、通路が塞がれたりすることがあるためです。
例えば、狭い設置スペースで角型タイプの貯湯タンクユニットのエコキュートを設置すると、完全に通路が塞がれることもあります。
しかし、薄型タイプの貯湯タンクユニットのエコキュートを設置すると、通路が塞がれることもないでしょう。
また、設置スペースに余裕があるときは、角型タイプの貯湯タンクユニットのエコキュートでも問題ないでしょう。
●エコキュートの使用圧力
ここでは、エコキュートの使用圧力についてご紹介します。
エコキュートとしては、高圧力タイプと非高圧力タイプがあります。
なお、メーカーによっては、高圧力タイプの代わりにハイパワー給湯やパワフル高圧ということもあります。
一般的に、非高圧力タイプは最高使用圧力が200kPaくらいのエコキュートで、高圧力タイプは最高使用圧力が500kPaくらいのエコキュートです。
なお、高圧力タイプのエコキュートは、非高圧力タイプのエコキュートに比較して本体価格が少し高くなります。
高圧力タイプのエコキュートのメリットは、2箇所同時給湯ができる、2階、3階での給湯でもほとんど水圧が変わらなくお風呂の湯はりやシャワーが通常通りできることです。
一方、非高圧力タイプのエコキュートは、2箇所同時給湯や2階、3階での給湯を行うと、極端に水圧が低くなって利便性が悪くなります。
2箇所同時給湯は頻度がそれほど高くないために我慢できるかもしれませんが、お風呂が2階、3階にあるときは高圧力タイプのエコキュートを必ず設置する必要があります。
お風呂が2階、3階にあるときに非高圧力タイプのエコキュートを選ぶと、お風呂の湯はりやシャワーのときに非常に不便になります。
●エコキュートの寒冷地仕様
エコキュートは使う地域によって仕様が違っており、選ぶときは注意する必要があります。
寒冷地でエコキュートを使うときは、寒冷地仕様のものを選ぶ必要があります。
寒冷地仕様のエコキュートは、寒冷地の北海道や東北地方などで使うものです。
一般地仕様と寒冷地仕様のエコキュートが違うのは、配管などが冬のシーズンに凍結することがあるためです。
寒冷地仕様のエコキュートは、配管などが冬のシーズンに凍結しないように、ヒーターを内蔵して凍結防止運転などの機能があり、凍結するリスクが少なくなるようになっています。
寒冷地仕様のエコキュートを使う必要がある地域の目安としては、北海道、東北地方などの最低の外気温がマイナス10℃を下回る地域です。
もし配管などが凍結すると、お湯が極寒の中で使えないということになるために注意しましょう。
●エコキュートの耐塩害仕様
海岸に近い地域では、耐塩害仕様のエコキュートを使う必要があります。
耐塩害仕様のエコキュートを使う必要がある地域の目安として、海岸からの距離が1km以内です。
というのは、基本的にエコキュートは屋外に設置するため、潮風が当たる場所に設置すると金属部分が腐食するためです。
しかし、耐塩害仕様のエコキュートは防錆処理を行っているため、金属部分の腐食を抑えることができます。
なお、エコキュートを海岸からの500m以内に設置するときは、耐塩害仕様のものでもトラブルが発生することがあります。
このときは、耐塩害効果がさらに強力な耐重塩害仕様のエコキュートを使う必要があります。
耐塩害仕様と耐重塩害仕様のエコキュートについては、メーカーあるいは業者に相談してみましょう。
また、エコキュートを南国の沖縄県などで設置するときは、ヒートポンプユニットにヤモリが侵入してトラブルが発生することがあります。
そのため、ヤモリ対策のエコキュートを準備しているメーカーもあるため、必要なときはメーカーあるいは業者に相談してみましょう。
●エコキュートの多機能タイプ
ここでは、エコキュートの多機能タイプについてご紹介します。
エコキュートとしては、多機能タイプと非多機能タイプがあります。
エコキュートで浴室暖房乾燥機や床暖房などを使いたいときは、多機能タイプのものがおすすめです。
普通のエコキュートはほとんど給湯機能として使っていますが、多機能タイプのエコキュートは温水式の浴室暖房乾燥機や床暖房を一緒に使うことができます。
販売しているメーカーが多機能タイプのエコキュートは限定されているため、交換を検討するときはメーカーあるいは業者に前もって相談するのがおすすめです。
なお、多機能タイプのエコキュートは、パナソニックやコロナなどが販売しています。
●エコキュートを選ぶポイントのまとめ
ここでは、エコキュートを選ぶポイントについてご紹介しました。
エコキュートを選ぶポイントとしては、次のようなものがあります。
エコキュートの給湯タイプ
エコキュートの貯湯タンクの容量
エコキュートの貯湯タンクユニットの形状
エコキュートの圧力
エコキュートの寒冷地仕様
エコキュートの耐塩害仕様
エコキュートの多機能タイプ
エコキュートを選ぶポイントがわからないときは、業者に相談するのがおすすめです。

■SRT-HP464WFDMからエコキュート交換する人気の型番ランキング
ここでは、SRT-HP464WFDMからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
●第1位は三菱のエコキュートのSRT-S467
三菱のエコキュートのSRT-S467は、一般地向けのSシリーズのフルオートW追いだきの角型で、タンク容量が460L、家族の人数が主に4人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが2,160mm、幅が630mm、奥行きが760mm、ヒートポンプユニットは高さが715mm、幅が865mm、奥行きが301mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、1,320,000円(税別)です。
無線LANアダプター付リモコンセット(RMCB-F7SE)のメーカー希望小売価格は、70,000円(税別)です。
脚部カバー(GT-M460W)のメーカー希望小売価格は、13,500円(税別)です。
搭載されている機能としては、こだわりの先進仕様、フルオートW追いだき、スマートリモコン、バブルおそうじ、キラリユキープPLUS、パカっとハンドル、耐震クラスS、電力自由化対応、省エネ制御、あったかリンク、お天気リンクEZ、おそうじ湯はリンク、MeAMORなどがあります。
なお、機能の詳細については、三菱のエコキュートのホームページ(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/)などを参照してください。
●第2位は三菱のエコキュートのSRT-S467U
三菱のエコキュートのSRT-S467Uは、一般地向けのSシリーズのフルオートW追いだきの角型で、タンク容量が460L、家族の人数が主に4人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが2,160mm、幅が630mm、奥行きが760mm、ヒートポンプユニットは高さが715mm、幅が865mm、奥行きが301mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、1,390,000円(税別)です。
無線LANアダプター付リモコンセット(RMCB-F7SE)のメーカー希望小売価格は、70,000円(税別)です。
脚部カバー(GT-M460W)のメーカー希望小売価格は、13,500円(税別)です。
搭載されている機能としては、こだわりの先進仕様、フルオートW追いだき、スマートリモコン、バブルおそうじ、ハイパワー給湯、キラリユキープPLUS、パカっとハンドル、耐震クラスS、電力自由化対応、省エネ制御、あったかリンク、お天気リンクEZ、おそうじ湯はリンク、MeAMORなどがあります。
なお、機能の詳細については、三菱のエコキュートのホームページ(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/)などを参照してください。
●第3位はコロナのエコキュートのCHP-37AZ1
コロナのエコキュートのCHP-37AZ1は、一般地用 フルオートで、タンク容量が370L、家族の人数が3人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,860mm、幅が630mm、奥行きが730mm、ヒートポンプユニットは高さが720mm、幅が884mm、奥行きが299mmです。
無線LAN対応インターホンリモコンセット付きのエコキュートのメーカー希望小売価格は、1,125,300円(税込)です。
搭載されている機能としては、自動お湯はり、追いだき、省エネ保温・自動保温、ふろ自動一時停止、自動たし湯(有/無)、今日の湯増し休止、使い切りモード、ダブル温調、ふろ湯量節水、ふろ配管洗浄、高圧力(最高使用圧力190kPa)、貯湯ユニット内ステンレス配管、汚れんコート、おそうじconnect、使い切りモード、入浴お知らせ(音声モニター付)、ecoガイド、無線LAN対応インターホンリモコン、インターホンリモコンなどがあります。
なお、機能の詳細については、コロナのエコキュートのホームページ(https://www.corona.co.jp/eco/)などを参照してください。

■まとめ
ここでは、三菱SRT-HP464WFDMからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、SRT-HP464WFDMの仕様、SRT-HP464WFDMの表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートを選ぶポイント、SRT-HP464WFDMからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介しました。
SRT-HP464WFDMからエコキュート交換する人気の型番ランキングとしては、次のようになります。
第1位は三菱のエコキュートのSRT-S466
第2位は三菱のエコキュートのSRT-B466U
第3位はコロナのエコキュートのCHP-E37AY5
三菱SRT-HP464WFDMからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
最新記事























