ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ

2025年11月2日

ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ
エコキュートのヒートポンプ配管を検討している方もいるのではないでしょうか。
エコキュートのヒートポンプ配管の保証を要求するのであれば、ブリヂストンのエコるーぷがおすすめです。
ブリヂストンのエコるーぷの保証期間は、施工日、
あるいは引き渡し日のいずれか早く到達した日から10年間です。
沸き上げ温度が90℃くらいになるエコキュートのヒートポンプ配管に使える配管材料は、限定されます。
さらに、エコキュートのメーカーが推奨する配管材料でも、
長期保証に対応できるものはありませんでした。
しかし、ブリヂストンのエコるーぷは、このような状況に風穴を開けました。
ブリヂストンのエコるーぷは、施工性が良く柔軟性に富んでいるのみでなく、
耐久性能が圧倒的で、10年間の保証を実現し、
漏水事故で過去に苦労した施工業者などの救世主のような存在になっています。
しかし、ブリヂストンのエコるーぷは、市場価格が高いため、
情報をできるだけ集めるまでは実際には採用しにくいでしょう。
ここでは、ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ、
ブリヂストンのエコるーぷのメリット・デメリット、
エコるーぷとライバルメーカーのフッ素樹脂系ホースの違い、
エコるーぷのラインナップについてご紹介します。

ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ
●ブリヂストンのエコるーぷのメリット・デメリット
ここでは、ブリヂストンのエコるーぷのメリット・デメリットについてご紹介します。
・ブリヂストンのエコるーぷのメリット
ブリヂストンのエコるーぷのメリットとしては、次のようなものがあります。
エコキュートのヒートポンプ配管に樹脂管のアルミ三層管や架橋ポリエチレン管というようなものを使うときは、
特に耐熱性と線膨張係数が大切です。
余裕が耐熱性になければヒートポンプ配管の曲げ部が破損し、
大きい線膨張係数であれば膨張と収縮を繰り返して継手と配管の接続部に負担がかかって
漏水事故が発生するリスクが高くなります。
ヒートポンプユニットの沸き上げ温度は最高90℃~95℃であるため、
銅管だけでなく、95℃の最高使用温度の樹脂管のアルミ三層管や架橋ポリエチレン管というようなものでも問題ありません。
しかし、いずれの樹脂管メーカーでも、
「最高使用温度をオーバーする温度になるときは使わないでください」
というような注意書きをするくらい余裕を仕様に持たせていません。
しかし、フッ素樹脂系のブリヂストンのエコるーぷは、100℃の最高使用温度で、
連続して使っても余裕があるため、ヒートポンプユニット側でもし異常高温になっても急に脆化することはありません。
ブリヂストンのエコるーぷの線膨張係数は、1.0×10⁻4です。
一方、銅管の線膨脹係数は1.77×10⁻5であるため、
銅管よりもブリヂストンのエコるーぷの方が熱による膨張と収縮が少なくなります。
そのため、継手と配管の接続部にかかる負担が少なく、
各段に経年劣化スピードを遅くすることができます。
また、露出の横引き配管で垂れ下がる美観クレームや、
配管の熱収縮によるスレ音クレームなどというようなトラブルに対しても、抑止効果が期待できます。
大きく施工性に影響するのは、可とう性と配管そのものの重さでしょう。
ブリヂストンのエコるーぷの曲げ半径は10Aで50mmで、架橋ポリエチレン管の曲げ半径の150mmだけでなく、
アルミ三層管の60mm(ベンダー使用時)と比較しても、可とう性が圧倒的に高くなります。
そのため、隠ぺい部や狭小部での配管の取りまわしのときや
配管の将来的な更新時の引き抜きのときなどにも、非常にメリットがあります。
しかし、単位重量については、ブリヂストンのエコるーぷが0.102kg/mですが、
アルミ三層管が0.116kg/m、架橋ポリエチレン管が0.068kg/mです。
そのため、運搬性については、ブリヂストンのエコるーぷよりも架橋ポリエチレン管の方がメリットがあります。

・ブリヂストンのエコるーぷのデメリット
ブリヂストンのエコるーぷのデメリットとしては、次のようなものがあります。
フッ素樹脂系ホースは、新しいものではありません。
しかし、一般的な給水給湯配管の市場価格からフッ素樹脂系ホースの価格はかけ離れていたため、
コストパフォーマンスを見いだすことができませんでした。
現在でも、10mmの保温厚の銅管、アルミ三層管、架橋ポリエチレン管の市場価格は600円/mくらいですが、
ブリヂストンのエコるーぷの市場価格は1,300円/m以上です。
普及をこの価格が阻害していましたが、10年間の製品保証のブリヂストンのエコるーぷであれば、
メリットがある現場も多くなっています。

ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ
●エコるーぷとライバルメーカーのフッ素樹脂系ホースの違い
フッ素樹脂系ホースをエコキュート用として製品化しているのは、ブリヂストン、オンダ製作所、カクダイがあります。
ここでは、エコるーぷとライバルメーカーのフッ素樹脂系ホースの違いについてご紹介します。

・製品特性
ブリヂストンのエコるーぷの保温材には、矢印などが流水方向の表示と施工性のアップのために印字されています。
フッ素樹脂系ホースは、オンダ製作所がフッ素系FEPパイプ、カクダイがエコくるっとです。
10mm温材付パイプでの仕様比較は、次のようになります。
ブリヂストンのエコるーぷ (25m)は、最高使用圧力が1.0MPa、
使用温度が0℃~100℃、最小曲げ半径が50mmです。
オンダ製作所製のフッ素系FEPパイプ(25m)は、最高使用圧力が1.0MPa、
使用温度が0℃~100℃、最小曲げ半径が150mmです。
カクダイ製のエコくるっと(20m)は、最高使用圧力が1.0MPa、
使用温度が0℃~95℃、最小曲げ半径が50mmです。
フッ素樹脂系ホースの一つメリットは、耐候性が管そのものにあることです。
これまで、架橋ポリエチレン管の漏水トラブルとしては、
経年劣化で保温材が収縮して露出した配管が紫外線で劣化して漏水することがありました。
しかし、フッ素樹脂系ホースであれば、メーカーに関係なく安心して屋外でも使うことができます。
また、最高使用圧力も、メーカーに関係なく1.0MPaです。
少し使用温度は違いますが、基本的にフッ素は高温に対して強いために大きな違いはないでしょう。
しかし、最小曲げ半径については、ブリヂストンのエコるーぷとカクダイのエコくるっとが50mmですが、
オンダ製作所のフッ素系FEPパイプは150㎜で大きく違っています。
最小曲げ半径が小さいほど、狭小部での配管取りまわしがいいため、
性能面では100℃の最高使用温度で50mmの最小曲げ半径のブリヂストンのエコるーぷの方がメリットがあります。
また、価格面においても、ブリヂストンのエコるーぷの方が競争力があります。

・継手
ブリヂストンのエコるーぷは、メカニカル方式という継手にパイプに差し込んでから締め込むものを採用しています。
オンダ製作所のフッ素系FEPパイプ用の継手は、ワンタッチ式でダブルロックジョイントの技術を応用しています。
カクダイのエコくるっと用の継手は、タケノコ式であるために価格が安くなりますが、少し耐圧性能に不安があります。
継手の仕様比較は、次のようになります。
ブリヂストンのエコるーぷは、継手形式がメカニカル式です。
オンダ製作所のフッ素系FEPパイプは、継手形式がワンタッチ式です。
カクダイのエコくるっとは、継手形式がタケノコ式です。
継手の構造は、メーカーの考え方が最も色濃く反映されています。
ブリヂストンは、施工品質の安定化を図るためにメカニカル式を採用しています。
施工業者に締付トルク管理を頼むのではなく、それ以上回らないところまで締め付けるのみでいいようにすることによって、誰が施工しても漏水が発生しないようになっています。
オンダ製作所は、樹脂管継手のトップメーカーで、販売実績がダントツのダブルロック方式を採用しています。
日本国内では、施工性がこれよりいい商品はないと言ってもいいでしょう。
カクダイは、タケノコ式という衛生設備や追いだきに使われることが多いものを採用しています。
価格を重要視したシンプルなものですが、この方式が長年ハードな使用環境が続くエコキュートのヒートポンプ配管にベストであるかは現在ではわかりかねるため、実績を今後注視する必要があります。

・製品保証
製品保証は、次のようになっています。
ブリヂストンのエコるーぷは10年間
オンダ製作所のフッ素系FEPパイプは10年間
カクダイのエコくるっとは無保証
銅管、アルミ三層管、架橋ポリエチレン管は、全て基本的に無保証です。
フッ素樹脂系ホースは、高温性能や耐候性が圧倒的にあるため、価格が必然的に高くなり、
製品保証がプラスされて検討に初めて値するというのが実情です。
ブリヂストンのエコるーぷとオンダ製作所のフッ素系FEPパイプは、
条件付きの10年間の長期保証が設定されています。

ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ
●ブリヂストンのエコるーぷのラインナップ
ここでは、ブリヂストンのエコるーぷのラインナップについてご紹介します。
・ヒートポンプ配管セット(高耐候性被覆)
ヒートポンプ配管セット(高耐候性被覆)としては、次のようなものがあります。
品番ECO-EL3Tは、配管長が3mです。
品番ECO-EL5Tは、配管長が5mです。
なお、セット内容としては、2本の配管(往戻)、4個の継手(ユニオンアダプター)、
4個の継手用保温材、1本のVVFケーブル(配管長+2m)です。
・エコるーぷ(高耐候性被覆)
エコるーぷ(高耐候性被覆)としては、次のようなものがあります。
品番EL10AH10-50は、呼び径が10A、保温材厚が10mm、保温材外径が35.5mm、全長が50mです。
品番EL10AH10-25は、呼び径が10A、保温材厚が10mm、保温材外径が35.5mm、全長が25mです。
品番EL10AH20-25は、呼び径が10A、保温材厚が20mm、保温材外径が56.5mm、全長が25mです。
・エコるーぷ(シングルチューブ)
エコるーぷ(シングルチューブ)としては、次のようなものがあります。
品番EL10A-120は、呼び径が10A、保温材厚が10mm、保温材外径が14.6mm、全長が120mです。

ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ
●まとめ
ここでは、ブリヂストンのエコるーぷをご検討の方へ、
ブリヂストンのエコるーぷのメリット・デメリット、
エコるーぷとライバルメーカーのフッ素樹脂系ホースの違い、
エコるーぷのラインナップについてご紹介しました。
沸き上げ温度が90℃くらいになるエコキュートのヒートポンプ配管に使える配管材料は、限定されます。
フッ素樹脂系ホースは、施工性が良く柔軟性に富んでいるのみでなく、耐久性能が圧倒的であるため、
施工業者だけでなく、ユーザーにとってもメリットがあります。
フッ素樹脂系ホースとしては、特に優れたトータルバランスのブリヂストンのエコるーぷがおすすめです。
ブリヂストンのエコるーぷは、別の管種より価格が高くなりますが、
フッ素樹脂系ホースの中では、10年保証が付いているだけでなく価格競争力があり、
保温材付の巻物・配管セット・裸管などのラインナップも豊富にあるため、
どのような現場でも対応することができます。
メリット・デメリットを把握した上で、興味があれば、ぜひ一度ブリヂストンのエコるーぷを使ってみましょう。

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