パナソニックのHE-K37AQPSのエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ
2022年5月29日
エコキュートは、10年間~15年間の寿命とされており、一般的に寿命をオーバーするとトラブルが発生することもあるため、エコキュートの修理や交換を考えている方も多くいるでしょう。
ここでは、パナソニックのHE-K37AQPSからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、HE-K37AQPSの仕様、HE-K37AQPSの表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートの修理、交換の費用、時間とは?HE-K37AQPSからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
■HE-K37AQPSの仕様
ここでは、HE-K37AQPSのシステム、ヒートポンプユニット、貯湯タンクユニットの仕様についてご紹介します。
●HE-K37AQPSのシステムの仕様
ここでは、HE-K37AQPSのシステムの仕様についてご紹介します。
・定格消費電力:ヒートポンプユニット:0.915kW、ふろ循環ポンプ:80W/105W(50Hz/60Hz)
・待機電力:11W(リモコン表示点灯時)/8W(リモコン表示消灯時)
・沸き上げ温度:約65℃~約90℃
・給湯温度:水、32℃、35℃、38℃~47℃、60℃
●HE-K37AQPSのヒートポンプユニットの仕様
ここでは、HE-K37AQPSのヒートポンプユニットの仕様についてご紹介します。
・設置区分:屋外専用型(運転使用範囲:-20℃~43℃)
・外形寸法(高さ×幅×奥行き):690mm×858mm×289mm
・製品質量:56kg
・定格加熱能力:4.5kW
定格加熱能力の作動条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
・定格消費電力:1.32kW
定格消費電力の作動条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
・騒音:38dB
●HE-K37AQPSの貯湯タンクユニットの仕様
ここでは、HE-K37AQPSの貯湯タンクユニットの仕様についてご紹介します。
・設置区分:屋外設置専用型
・タンク容量:370L
・外形寸法(高さ×幅×奥行き):1,880mm×600mm×680mm
・製品質量(満水時):80kg(450kg)
・水側最高使用圧力(減圧弁設定圧力):190kPa(170kPa)
・ふろ:保温消費電力:80W/105W(50Hz/60Hz)、自動湯はり:ふろ湯量設定:100L~300L(20Lきざみ)、350L、400L、450L、500L、ふろ設定温度:36℃~48℃、水温、追いだき加熱能力:タンク内湯温80℃のときMAX10.0kW
・騒音:沸き上げ運転時:26dB、保温運転時:34dB
■HE-K37AQPSの表示されやすいエラーコードの要因と対処法
ここでは、HE-K37AQPSの表示されやすいエラーコードの要因と対処法についてご紹介します。
●エラーコードの「H79」
エラーコードの「H79」の要因は、ふろ注湯弁の異常で、ふろ注湯弁「閉」時に流量を流量センサーが検出したことです。
対処法は、ふろ注湯弁の交換です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H82」
エラーコードの「H82」の要因は、時計電源の異常、時計伝送の異常で、停電が復帰した後の時計データが不正規になったことです。
対処法は、時刻合わせ、日時設定を行うことです。
●エラーコードの「H84」
エラーコードの「H84」の要因は、ミストセンサーの異常で、ミストセンサーの断線あるいは短絡です。
対処法は、リード線、コネクターの接続のチェック、補修、ミストサーミスタの交換です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H86」
エラーコードの「H86」の要因は、ミスト混合温度の異常で、ミスト供給温度がミスト混合弁が原点位置で高い、あるいはミスト供給温度が混合弁が湯側全開で低いことです。
対処法は、断水が復帰した後、給水元栓、ミスト接続バルブを開ける、ミストセンサーのリード線、コネクターのチェック、補修、ミストセンサーの交換です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H88」
エラーコードの「H88」の要因は、ふろ混合弁温度の異常で、具体的には次のようなものがあります。
・湯側全開位置かつ残湯サーミスタ0温度が60℃以上で、12℃/20℃以上ふろ給湯サーミスタ温度が残湯サーミスタ0温度より低い状態が30秒間継続した
・設定温度+8℃以上高い状態がふろ注湯時に44秒間継続した
対処法は、次のようなものがあります。
・ソーラシステムとの接続のチェック、補修
・給湯混合弁、ふろ混合弁の湯側逆止弁のゴミの除去
・ふろ給湯サーミスタのコネクターの接続のチェック、補修
・ふろ給湯サーミスタ(ふろ混合弁ユニット)の交換
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H90」
エラーコードの「H90」の要因は、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニット間の通信異常で、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニット間の通信ができないことです。
対処法は、次のようなものがあります。
・3心ケーブル連絡配線の接続状態のチェック、修正
・貯湯タンクユニットのプリント基板、ヒートポンプユニットのプリント基板のチェック、交換
・保安器の復帰ボタンを押して復帰させる
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H92」
エラーコードの「H92」の要因は、ヒートポンプ配管の誤配管の検知で、ヒートポンプ配管の往き(水側)と戻り(湯側)を逆に接続したことです。
対処法は、ヒートポンプ配管の接続(往き側、戻り側)のチェック、修正です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H94」
エラーコードの「H94」の要因は、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニット間の循環異常で、具体的には次のようなものがあります。
・給水側止水栓が閉まっている
・給水配管の凍結
・貯湯タンクユニットとヒートポンプユニット間の水が循環しない
・ヒートポンプ配管の入水配管、出湯配管の誤接続
・水が沸き上げポンプの中にない状態で運転した
対処法は、次のようなものがあります。
・給水側止水栓を開ける
・給水配管の凍結が解凍するまで待つ
・水側バルブを開ける
・ヒートポンプ配管の逆接続を補修する
・ヒートポンプ配管の詰まり、折れを補修する
・ヒートポンプ配管の空気抜きを行う
・タンク上部のノズル詰まりを除去する
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H97」
エラーコードの「H97」の要因は、追いだき熱交換器の異常で、ふろ運転を行っていないときに高温をふろサーミスタが検出した後、冷却運転しても再度10分以内に冷却運転を行ったことです。
対処法は、ふろサーミスタの抵抗値のチェック、交換あるいは追いだき熱交換器の交換です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「F15」
エラーコードの「F15」の要因は、ファンロック異常で、ファンモーターが回転しないことです。
対処法は、次のようなものがあります。
・異物を除去する
・ファンモーターのコネクター外れのチェック、修正を行う
・ファンモーターの抵抗値をチェックする
抵抗値が異常のときはファンモーターの交換、正常のときはプリント基板の交換です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「F17」
エラーコードの「F17」の要因は、漏水の検知で、エコキュートの本体からの水漏れを検知したことです。
対処法は、水漏れの補修、水漏れがないときは漏水センサーのチェック、交換です。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
■エコキュートの修理、交換の費用、時間とは?
性能の高い高価なエコキュートでも、使い続けると寿命になります。
修理を頼むかを判断するためにも、エコキュートの寿命の目安やトラブルの症状について把握しておきましょう。
また、トラブルが発生した箇所によって、相当修理、交換の費用が違います。
そのため、おおまかなエコキュートの修理、交換の費用の相場を把握しておくのがおすすめです。
ここでは、エコキュートの修理、交換の費用、時間とは?についてご紹介します。
●エコキュートの寿命の目安
ここでは、エコキュートの寿命の目安についてご紹介します。
エコキュートは、お湯を沸かすヒートポンプユニットと沸かしたお湯を貯める貯湯タンクユニットがあります。
ヒートポンプユニットは、電子回路のトラブルが長く使い続けると発生することが多くあり、一般的に5年間~15年間の寿命の目安とされています。
一方、貯湯タンクユニットは、10年間~15年間の寿命の目安とされています。
しかし、メンテナンスを定期的に行ってきちんと入浴剤の使い方を守ると、寿命よりも長く使えることもあります。
エコキュートが最初に販売されたのは2001年と歴史がまだ浅いため、正しい寿命のデータが実際には揃っていません。
そのため、エコキュートの寿命は目安であり、状態を定期的にチェックして異常があればすぐに対処しましょう。
●エコキュートの修理、交換の費用の相場
エコキュートの修理や交換の費用は、トラブルが発生している箇所によって違います。
ここでは、エコキュートの修理、交換の費用の相場についてご紹介します。
トラブルが発生した混合弁の修理や劣化した配管の交換などの部分的な修理のときは、1万円くらい~の費用の相場です。
保証対象外の箇所の修理ときは、費用が高くなります。
エラーコードの表示が解除されない、お湯が出ないというようなときは、ヒートポンプユニットの修理が必要なことが多くあります。
電子部品を交換するときは、一般的に8万円~15万円くらいの費用の相場になるでしょう。
エコキュートの本体を交換するときの工事費用の相場は、10万円~15万円くらいです。
エコキュートの本体価格のメーカー希望小売価格は、貯湯タンクの容量や機能などによっても違いますが、貯湯タンクの容量が370Lの家族数が2人~4人用のものは60万円くらいになります。
しかし、業者によっては、エコキュートの本体価格をメーカー希望小売価格から値引きしてくれます。
なお、エコキュートの交換工事のときは、費用が別途かかることがあります。
例えば、フルオートタイプのエコキュートに交換するときは、追いだき配管の工事費用がプラスされます。
さらに、既設のエコキュートの撤去費用がプラスで請求されることもあります。
なお、具体的なエコキュートの交換費用は、工事業者から見積もりを入手しましょう。
トラブルが発生した箇所によっても違いますが、エコキュートの寿命の目安の10年間~15年間をオーバーすると、修理用部品が無いことも多くあります。
また、修理すると割高になるため、エコキュートを交換するのがお得になることがあります。
エコキュートを設置してから10年間近く経っていれば、交換する方がいいことが多くあるため、業者とよく相談しましょう。
●エコキュートを交換するときは保証内容をチェックする
エコキュートを交換するときは、十分に保証内容をチェックしましょう。
エコキュートは、いろいろな保証制度がメーカーによって準備されています。
例えば、三菱のエコキュートは、本体のメーカーの無償保証期間が2年間です。
また、パナソニックのエコキュートは、本体のメーカーの無償保証期間が1年間です。
いずれのメーカーも有料で保証が延長できるため、カスタマイズが好みによってできます。
有料の延長保証期間としては、5年、8年、10年があります。
エコキュートの保証制度がトラブルの発生したときに利用できることもあるため、修理が必要なエコキュートの保証内容を一度チェックしましょう。
●エコキュートの交換の費用を安くする方法
ここでは、エコキュートの交換の費用を安くする方法についてご紹介します。
・複数の業者に見積もりを頼む
複数の業者に見積もりを頼むことによって、費用が安い業者に頼めることがあります。
見積書を比較検討して、予算に適した業者に頼みましょう。
しかし、エコキュートの交換の費用が安いのは理由があるでしょう。
例えば、希望したエコキュートではなくて価格が安い類似品を設置したり、工事に必要な過程を省略して工事時間を短くしたりすることがあります。
そのため、費用の安さのみでなく、十分に業者をチェックしてから頼まないと、工事不良などが発生することもあるために注意しましょう。
・そのまま既設の配管を利用する
新しいエコキュートを設置するときにそのまま既設の配管を利用すると、配管工事が簡単になるために工事の費用が安くなります。
しかし、既設の配管が老朽化しているとそのまま利用できません。
そのため、配管の状態をまず業者にチェックしてもらって、既設の配管が利用できるかを検討しましょう。
・自社施工の業者からエコキュートを買う
新しいエコキュートは自社施工の業者から買うと、中間マージンがかからないために費用が安くなります。
そのため、業者を選ぶときは、エコキュートも販売しているかもチェックしましょう。
なお、業者が希望するエコキュートを取り扱っていないこともあります。
それでもできるだけ費用を安くしたいときは、類似品がないか業者に相談しましょう。
●エコキュートの交換の時間
エコキュートを交換するときは、いつお風呂に入れるか心配になるでしょう。
基本的に、エコキュートの在庫が業者にあると、エコキュートの交換は半日間~1日間くらいで終わります。
エコキュートを設置した後に沸き上げすると4時間~5時間くらいお湯が使えるまでにかかりますが、ほとんど当日中にお風呂に入ることができます。
しかし、業者にエコキュートの在庫がなくて取り寄せするときは、2日間~2週間くらいかかるときもあります。
●新しいエコキュートを選ぶときのポイント
ここでは、新しいエコキュートを選ぶときのポイントについてご紹介します。
・予算に応じて選ぶ
まず、エコキュートの本体価格と工事費用を、予算に応じて業者に相談しましょう。
きちんと予算を決めて業者に相談すると、どのようなエコキュートを紹介すればいいか業者も判断しやすくなります。
相談するときは、エコキュートの本体価格と工事費用のみでなく、追加でかかる費用についてもチェックしておきましょう。
例えば、複雑な配管や配線などのときは、追加で工事費用がかかることがあります。
また、エコキュートが搬入しにくいときは、費用が特殊車両などで追加でかかることもあります。
エコキュートの交換の費用の大まかなトータル額をチェックしましょう。
・家族数やライフスタイルで選ぶ
エコキュートの貯湯タンクの容量は、家族数やライフスタイルによって選びましょう。
家族数に対する貯湯タンクの容量は、次のようになります。
家族数が1人~4人のときは貯湯タンクの容量が180L
家族数が2人~4人のときは貯湯タンクの容量が300L
家族数が3人~4人のときは貯湯タンクの容量が370L
家族数が4人~5人のときは貯湯タンクの容量が460L
家族数が5人~7人のときは貯湯タンクの容量が550L
シャワーを浴びたり、家族数が多かったりするときは、大きめの貯湯タンクの容量を選びましょう。
家族数に対して貯湯タンクの容量が足りないときは、湯切れが発生します。
湯切れが発生すると、シャワーが使えなくなるため、再度昼間にお湯を沸かすことによって電気代が高くなります。
エコキュートをせっかく設置しても、電気代が高くなると意味がないでしょう。
エコキュートを買うときは、業者にも相談して、家族数やライフスタイルに適したものを選びましょう。
・搭載されている機能で選ぶ
エコキュートにはいろいろな機能が搭載されていますが、自分が必要な機能が搭載されているものを選びましょう。
例えば、エコキュートに搭載されている機能としては、追いだき、床暖房などがあります。
エコキュートに搭載されている機能については、メーカーあるいは業者に問い合わせしましょう。
・操作の容易さで選ぶ
エコキュートの操作が容易なものを選ぶと、高齢の方や子供などでも簡単に使えます。
例えば、リモコンの大きな画面やボタンのものは操作がしやすいでしょう。
また、音声でガイダンスをしてくれるものもあります。
業者の店頭やメーカーの展示場などで、実際にエコキュートを操作してチェックしましょう。
●火災保険がエコキュートの修理、交換で利用できるか?
エコキュートの修理や交換のときは、保険の補償内容やトラブルの内容によって火災保険が利用できます。
火災保険が利用できるのは、補償の対象に建物の付属物もなっていたり、自然災害にも適用できたりするものに契約しているときです。
しかし、トラブルを証明するために、トラブルが発生した部品の提示、あるいは撮った写真を要求されることがあるために注意しましょう。
トラブルが発生した部品やエコキュートをすでに業者が廃棄しており、写真が提出できないようなことも多くあります。
エコキュートの修理や交換が終わった後に火災保険を申請しても、利用できないことがあります。
また、火災保険についてエコキュートの修理や交換を頼む業者が知っているときは、利用できそうか相談しましょう。
また、エコキュートの修理、交換のときは、エコキュートのトラブルが発生した箇所の写真を撮っておきましょう。
●エコキュートのよくあるトラブルの症状と対処法
ここでは、エコキュートのよくあるトラブルの症状と対処法についてご紹介します。
次のような症状がエコキュートで現れているときは、自分で対処できることがあります。
自分で対処してもトラブルが直らないときは、メーカーあるいは業者に相談しましょう。
・お湯が出ない、足し湯ができない
給湯栓からお湯が出ない、お風呂の足し湯ができないときは、湯切れが考えられます。
そのため、沸き増しを行ってみましょう。
また、温度を調整する基板のトラブルが考えられます。
このときは、一旦エコキュートをリセットすると直ることもあります。
これでも直らないときは、すでに温度を調整する基板が老朽化していることが考えられます。
そのため、修理、交換を業者に頼む必要があります。
水も出ないときは、止水栓が閉まっていないか、断水になっていないかをチェックしましょう。
外気温が低いときは、凍結していることも考えられます。
いずれのときも、断水が終わったり、解凍が無くなったりするまで待つ必要があります。
なお、自然に解凍しないときは、対処を業者に頼みましょう。
・お風呂の湯はりが止まらない
お風呂の湯はりが設定した水位で止まらないときは、水位の設定間違いがないかをチェックしましょう。
これ以外に、お風呂の湯はりが止まらない要因としては、浴槽のふろ循環アダプターのフィルターに入浴剤の汚れが詰まっていることが多くあります。
水の設定が正しいときや浴槽のふろ循環アダプターのフィルターを清掃しても直らないときは、水位センサーのトラブルが考えられます。
そのため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
・エコキュートからお湯や水が漏れる
貯湯タンクユニットの中の水がお湯になるときは、体積が増えて膨張水が出てきます。
また、低温にヒートポンプユニットの周りがなったときも、外気温との温度差によって結露水が発生します。
しかし、このような現象はエコキュートのトラブルではないため、様子をしばらく見て、水漏れが止まるかチェックしましょう。
なお、貯湯タンクや配管が劣化して亀裂しているようなときは、部品を交換する必要があります。
特に、急に水道代や電気代が高くなったときは、穴が住宅の内部の配管に開いて水漏れが発生していることがあります。
そのため、すぐに水道業者に連絡して点検してもらいましょう。
・お風呂のシャワーのお湯の温度が安定しない
お風呂のシャワーだけのお湯の温度が安定しないときは、サーモスタット水栓(混合水栓)のトラブルが考えられます。
サーモスタット水栓(混合水栓)というのは、シャワーの温度をコントロールするものです。
このようなときは少しお湯の設定温度を高くして、お湯の温度が安定するかチェックしてください。
これでも直らないときは、サーモスタット水栓(混合水栓)の交換が必要になることがあります。
しかし、お湯の温度がお風呂や台所などの複数の箇所で安定しないときは、エコキュートのトラブルが考えられます。
そのため、エコキュートとサーモスタット水栓の両方の対処ができる業者に頼むと、スムーズに修理ができるでしょう。
・エラーコードがリモコンに表示される
エラーコードがリモコンに表示されているときは、まず取扱説明書でエラーコードをチェックしましょう。
メーカーによって、エラーコードの内容は違います。
取扱説明書に従って対処してもエラーコードが解除されないときは、メーカーあるいは業者に修理、交換を頼む必要があります。
●エコキュートの寿命を延ばすコツ
ここでは、エコキュートの寿命を延ばすコツについてご紹介します。
・環境に適した機種を選ぶ
エコキュートを交換するときは、自宅の環境に適した機種を選ぶことが大切です。
基本的に、メーカーは井戸水、地下水、温泉水を使ったときに保証しないため、トラブルが発生したときでも修理が有料になります。
しかし、エコキュートの中には地下水や井戸水対応のものがあり、このようなものを使っていると保証してくれます。
また、寒冷地では寒冷地仕様のエコキュート、海岸地域では耐塩害仕様のエコキュートを選びましょう。
・ヒートポンプユニットの吸込口、吹出口の周りに遮蔽物を置かない
ヒートポンプユニットには吸込口が側面と背面にあり、吹出口が正面にあります。
ヒートポンプユニットの周りに遮蔽物を置くと、このようなところが塞がれて運転が正常にできなくなるため、トラブルが発生する確率がアップします。
そのため、きれいにエコキュートの周りは整理しておきましょう。
・貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットのお手入れも大切である
貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットは、水抜きを年に2回、3回くらいを目途に行うのがおすすめです。
このお手入れを行わないと、水道水の不純物が貯湯タンクやヒートポンプユニットの中に溜まって、トラブルが発生したりします。
汚れが長年溜まると業者に頼んで清掃する必要があるため、定期的に自分で水抜きを行いましょう。
・入浴剤は慎重に使う
追いだき機能付のフルオートタイプのほとんどのエコキュートは、制限が入浴剤の使用にあります。
というのは、フルオートタイプのエコキュートはお湯を追いだききや保温などで循環するため、入浴剤が配管やポンプの中に詰まると腐食が発生するためです。
特に、濁り湯の使用が禁止されているエコキュートが多くあるため、メーカーが推奨する入浴剤のみを必ず使いましょう。
・長期間家を留守にするときはエコキュートの電源を切る
長期間家を留守にしてお湯を使わないときは、エコキュートがお湯を無駄に沸かさないように電源を切りましょう。
しかし、冬のシーズンは凍結することがあるため、電源は入れておきましょう。
また、1ヶ月間以上家を留守にするときは、貯湯タンクの中の水質が変わることもあるために排水しておきましょう。
エコキュートの異常を感じたときは、業者に早めに点検を頼みましょう。
●エコキュートの修理、交換の費用、時間とは?まとめ
ここでは、エコキュートの修理、交換の費用、時間とは?についてご紹介しました。
一般的に、エコキュートの寿命の目安は、ヒートポンプユニットが5年間~15年間くらい、貯湯タンクユニットが10年間~15年間くらいとされています。
トラブルの症状によっても違いますが、エコキュートの修理、交換の費用の目安としては、部分的な修理、交換のときが1万円くらい~、ヒートポンプユニットの修理のときが8万円〜15万円くらいです。
エコキュート全体の交換のときの工事費用は、10万円~15万円くらいでしょう。
しかし、エコキュートの本体価格が工事費用以外にプラスされます。
エコキュートのトラブルの症状としては、次のようなものがあります。
・お湯が出ない、足し湯ができない
・お風呂の湯はりが止まらない
・エコキュートからお湯や水が漏れる
・お風呂のシャワーのお湯の温度が安定しない
・エラーコードがリモコンに表示される
自分で対処できることもありますが、修理、交換を業者に頼む必要があることもあります。
■HE-K37AQPSからエコキュート交換する人気の型番ランキング
ここでは、HE-K37AQPSからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
第1位:パナソニックのエコキュートのHE-N37KQS
パナソニックのエコキュートのHE-N37KQSは、Nシリーズのフルオート ミドルクラス 高効率ZEH対応で、タンク容量が370L、家族の人数が3人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,810mm、幅が600mm、奥行きが680mm、ヒートポンプユニットは高さが672mm、幅が867mm、奥行きが332mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、915,200円(税込)です。
対応リモコン(別売品)のコミュニケーションリモコン(HE-NQWKW)のメーカー希望小売価格は、56,100円(税込)です。
対応リモコン(別売品)の増設リモコン(HE-RQVKZ)のメーカー希望小売価格は、27,500円(税込)です。
搭載されている機能としては、エコキュート専用アプリ、無線LAN搭載コミュニケーションリモコン(台所リモコン)、電気料金プランかんたん設定、ピークセーブ機能、ダブルピークカット機能、ピークシフト設定、ソーラーチャージ、AIエコナビ、配管洗浄、キレイキープコート、真空断熱材、4本脚 耐震設計技術、ECHONET Lite AIF認証対応、HOME IoT(AiSEG)対応、昼間沸き上げ停止、給湯ガイド、自動お湯はり、自動保温・自動たし湯、追いだき、たし湯・高温たし湯などがあります。
なお、機能の詳細については、パナソニックのエコキュートのホームページ(https://sumai.panasonic.jp/hp/)などを参照してください。
第2位:日立のエコキュートのBHP-FR37UU
日立のエコキュートのBHP-FR37UUは、フルオート 標準タンク(高機能)の一般地仕様(-10℃対応)で、タンク容量が370L、家族の人数が3人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,771mm、幅が650mm、奥行きが730mm、ヒートポンプユニットは高さが720mm、幅が792mm、奥行きが299mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、1,010,900円(税込)です。
エコキュートの本体と対応リモコンと脚カバーがセットのメーカー希望小売価格は、1,077,450円(税込)です。
別売品の対応リモコン(BER-U1FH)のメーカー希望小売価格は、51,700円(税込)です。
別売品の脚カバー(BEAKT-46S)のメーカー希望小売価格は、14,850円(税込)です。
搭載されている機能としては、ウレタンク、高速湯はり(約11分)、追いだき、ダブル湯温設定、シルキー快泡浴、インテリジェント制御、おまかせ小世帯、来客時満タン沸き上げ、節約サポート機能、きらりUVクリーン、ステンレス・クリーン自動洗浄システム、入浴剤対応、汚れガードパネル、太陽光発電利用沸き上げ、ECHONET Lite AIF認証対応、日立エコキュートアプリ、耐震クラスS対応などがあります。
なお、機能の詳細については日立のエコキュートのホームページ(https://kadenfan.hitachi.co.jp/kyutou/)などを参照してください。
第3位:三菱のエコキュートのSRT-S375A
三菱のエコキュートのSRT-S375Aは、一般地向け(高機能)のSシリーズのフルオートW追いだきの角型で、タンク容量が370L、家族の人数が主に3人〜4人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,820mm、幅が630mm、奥行きが760mm、ヒートポンプユニットは高さが638mm、幅が865mm、奥行きが301mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、835,000円(税別)です。
インターホンタイプリモコンセット(RMCB-D5SE)のメーカー希望小売価格は、40,000円(税別)です。
脚部カバー(GT-L460A)のメーカー希望小売価格は、13,500円(税別)です。
搭載されている機能としては、こだわりの先進仕様、フルオートW追いだき、キラリユキープ、バブルおそうじ、スマートリモコン、耐震クラスS、電力自由化対応、省エネ制御、あったかリンク、お天気リンクEZ/AIなどがあります。
なお、機能の詳細については、三菱のエコキュートのホームページ(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/
)などを参照してください。
■まとめ
ここでは、パナソニックのHE-K37AQPSからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、HE-K37AQPSの仕様、HE-K37AQPSの表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートの修理、交換の費用、時間とは?HE-K37AQPSからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介しました。
HE-K37AQPSからエコキュート交換する人気の型番ランキングとしては、次のようになります。
第1位:パナソニックのエコキュートのHE-N37KQS
第2位:日立のエコキュートのBHP-FR37UU
第3位:三菱のエコキュートのSRT-S375A
パナソニックのHE-K37AQPSからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
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