コロナCHP-S30NX3からエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ
2025年12月9日

エコキュートの交換費用は、業者によって違っています。
そのため、エコキュートを交換するときは、費用の相場を掴むとともに業者を選ぶことが大切です。
ここでは、コロナCHP-S30NX3からエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、CHP-S30NX3の仕様、CHP-S30NX3の表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュート交換費用の相場、交換業者を選ぶポイント、CHP-S30NX3からエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。

■CHP-S30NX3の仕様
ここでは、CHP-S30NX3のシステムの仕様、貯湯タンクユニットの仕様、ヒートポンプユニットの仕様についてご紹介します。
●CHP-S30NX3のシステムの仕様
CHP-S30NX3のシステムの主な仕様としては、次のようなものがあります。
・種類:給湯専用タイプ
・沸き上げ温度:約65℃~約90℃(給湯負荷に応じ自動可変)
●CHP-S30NX3の貯湯タンクユニットの仕様
CHP-S30NX3の貯湯タンクユニットの主な仕様としては、次のようなものがあります。
・種類:屋内形・屋外形兼用
・貯湯タンクの容量:300L(1缶)
・水側最高使用圧力:190kPa(減圧弁設定圧:170kPa)
・外形寸法(高さ×幅×奥行):1,870mm×600mm×610mm
・質量(製品質量/満水時質量):57kg/357kg
・消費電力:制御用:5W(リモコン消灯時4W)
・貯湯機能:おまかせ省エネ、おまかせ、使いきり、満タン/湯増し、湯増し休止
・ふろ給湯機能:お湯はりお知らせ
●CHP-S30NX3のヒートポンプユニットの仕様
CHP-S30NX3のヒートポンプユニットの主な仕様としては、次のようなものがあります。
・外形寸法(高さ×幅×奥行):720mm×792mm×299mm
・質量:49kg
・中間期標準加熱能力:4.5kW
沸き上げ終了直前では加熱能力が低下する場合があります。
中間期標準加熱能力の作動条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸上げ温度が65℃です。
・中間期標準消費電力:0.970kW
中間期標準消費電力の作動条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸上げ温度が65℃です。
・運転音(中間期/冬期):38dB/43dB
運転音は、定格条件下での測定(JISのルームエアコンディショナに準じ測定)です。
運転音の中間期の作動条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸上げ温度が65℃です。
運転音の冬期の作動条件は、外気温(乾球温度/湿球温度)が7℃/6℃、水温が9℃、沸上げ温度が90℃です。

■CHP-S30NX3の表示されやすいエラーコードの要因と対処法
ここでは、CHP-S30NX3の表示されやすいエラーコードの要因と対処法についてご紹介します。
●エラーコードの「H44」
エラーコードの「H44」の要因は、インバータのトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「H50」
エラーコードの「H50」の要因は、ヒートポンプ循環系のトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U01」
エラーコードの「U01」の要因は、中温水サーミスタのトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U02」
エラーコードの「U02」の要因は、中温水取出信号の異常検知です。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U03」
エラーコードの「U03」の要因は、中温水戻り信号の異常検知です。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U05」
エラーコードの「U05」の要因は、熱交1次入口サーミスタのトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U06」
エラーコードの「U06」の要因は、熱交1次出口サーミスタのトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U07」
エラーコードの「U07」の要因は、熱交2次出口サーミスタのトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U08」
エラーコードの「U08」の要因は、熱交2次入口サーミスタのトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。
●エラーコードの「U11」
エラーコードの「U11」の要因は、中温水混合弁のトラブルです。
対処法は、メーカーあるいは業者に問い合わせしてください。

■エコキュート交換費用の相場、交換業者を選ぶポイント
エコキュートの交換を検討するときは、費用が最も気になるのではないでしょうか。
ここでは、エコキュート交換費用の相場、交換業者を選ぶポイントについてご紹介します。
●エコキュート交換費用の相場
ここでは、エコキュートの交換費用の相場についてご紹介します。
なお、費用は全て税抜きになっています。
エコキュートの交換費用としては、本体価格と交換工事費用があります。
・エコキュートの本体価格の相場
エコキュートのメーカー希望小売価格は非常に高いため、びっくりするのではないでしょうか。
ハイグレードな機種のメーカー希望小売価格は、100万円以上になっています。
しかし、実際には、エコキュートの本体価格の相場はメーカー希望小売価格よりもずっと安くなっています。
例えば、エコキュートの貯湯タンクの容量が370Lの本体価格の相場は、次のようになっています。
ベーシックな機種が18万円くらい
ミドルクラスの機種が20万円くらい
ハイグレードな機種が22万円くらい
なお、ベーシックな機種は給湯専用タイプなどのシンプルな機能のモデル、ミドルクラスの機種はフルオートタイプや高圧機能なるモデル、ハイグレードな機種は高性能で多機能なモデルとしています。
また、メーカーや業者などによって、エコキュートの本体価格の相場は少し違います。
・エコキュートの交換工事費用の相場
エコキュートの交換工事費用の相場は、次のようになっています。
既設のエコキュートから新しいエコキュートへの交換工事費用の相場は10万〜15万円
既設の電気温水器からエコキュートへの交換工事費用の相場は12万〜18万円
既設のガス給湯器からエコキュートへの交換工事費用の相場は15万〜20万円
なお、エコキュートの交換工事費用の相場は、設置環境や交換工事内容によって違います。
・エコキュートの交換工事費用の内容
エコキュートの交換工事としては、基本工事と追加工事があります。
ここでは、エコキュートの交換工事費用の内容についてご紹介します。
(エコキュートの基本工事費用に含まれている内容)
エコキュートの基本工事費用に含まれている内容としては、次のようなものがあります。
電源工事、分電盤交換工事、屋内配線工事などの電気工事費用
給水配管、給湯配管などの配管工事費用
貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットが転倒しないように土台に据え付ける設置工事費用
リモコンを取り付けるリモコンの取付工事費用
既設のエコキュートを処分する処分費用
スタッフの移動にかかる交通費
電力会社への届出を行う電力会社への申請費用
工事の瑕疵による損害を補償する保証料
このように、エコキュートの基本工事費用には、エコキュートの交換に必要な一通りの工事費用が含まれています。
当然ですが、工事の前の現場調査や工事の後の試運転費用や不具合があったときの対応費用なども含まれています。
(エコキュートの追加工事費用に含まれている内容)
エコキュートの追加工事費用に含まれている内容としては、次のようなものがあります。
エコキュートを設置するための土台を作るときの基礎工事費用
エコキュートの設置スペースを確保するために、大型の物置などの設備を移設撤去するときの移設撤去費用
給湯専用タイプからフルオートタイプのエコキュートに交換するときの浴槽のふろ循環アダプターの取付工事費用
冬のシーズンの配管の凍結を防止するために凍結防止ヒーターを取り付けるときの凍結防止ヒーターの設置工事費用
通常の搬入が困難な狭小地などでユニック車などを使うときの特殊運搬費
なお、移設撤去費用は、撤去する物の大きさによってはサービスに含まれることがあったり、大きな想定外の費用が発生したりすることもあります。
エコキュートを交換するときに設置場所近くの大きな設備を撤去するときは、見積もりを頼むときに現場の様子を写真などで送るとスムーズになります。
●エコキュートの交換業者を選ぶポイント
エコキュートの交換業者は、いろいろあります。
そのため、エコキュートの交換はどのような業者に頼むか悩むでしょう。
エコキュートの交換業者としては、訪問販売業者、家電量販店、ネット通販があります。
エコキュートの交換費用を重要視するときは、ネット通販が間違いなくおすすめです。
というのは、訪問販売業者や家電量販店は、人件費や店舗維持費がかかるために諸経費がエコキュートの交換費用に上乗せされるためです。
しかし、ネット通販であれば、ネット上の宣伝費だけで大きな費用がかからなく、エコキュートの交換費用が割合安くなります。
ここでは、エコキュートの交換業者を選ぶポイントについてご紹介します。
・自社施工の業者を選ぶ
エコキュートの交換業者としては、自社施工のところと下請け業者に工事を任せているところがあります。
自社施工の業者は、工事スタッフが自社や自社グループ内にあり、販売から工事、アフターサービスまでを一貫して行っています。
一方、下請け業者に工事を任せている業者は、基本的に販売だけを行って、工事は完全に下請け業者に委託しています。
自社施工の業者と下請け業者に工事を任せている業者の違いは、中間マージンがかかるかどうかということです。
自社施工の業者は、中間マージンがかからない分、エコキュートの交換費用がより安くなるでしょう。
エコキュートの交換業者を選ぶときは、自社施工の業者がおすすめです。
・対応が速い、正確な業者を選ぶ
エコキュートの交換業者を選ぶときは、質問してからいつ回答があるかも目安の一つになります。
回答が理由もなく遅い業者は、エコキュートを交換した後にトラブルが発生したときの対応も遅くなるのではないかというような不安があります。
しかし、いかに回答が速くても、情報が正確でなかったり、質問に答えてくれなかったりすると、安心してエコキュートの交換も任せられないでしょう。
メールや電話応対の正確さも、親身な顧客への対応が徹底されているかを判断するポイントになります。
・保証が充実している業者を選ぶ
エコキュートの交換業者を選ぶときは、保証が充実しているかも大切です。
保証が充実している業者は、次のような保証を準備していることもあります。
無償で全ての顧客に適用される施工10年保証
保証期間が5年、8年、10年の有料の延長保証
なお、保証内容は業者によって違っているため、見積もりを複数の業者から入手して十分に比較検討することが大切です。
●エコキュートの将来的な交換費用の相場
エコキュートは、発売された頃には交換費用の相場が安くても100万円近くかかる高額なものでした。
しかし、普及を促すための補償金制度や価格競争などによって、最近はエコキュートの交換費用の相場が30万円〜50万円くらいになっています。
では、エコキュートの交換費用の相場は今後も安くなって、最終的にガス給湯器並みの10万円〜20万円くらいになるのでしょうか?
残念ですが、エコキュートの交換費用の相場は上がることが考えられます。
エコキュートなどの住宅設備は、昨今の物価高の影響を受けています。
2022年から2023年にかけて、ほとんど全てのメーカーがエコキュートの本体価格をアップしており、今後もさらにアップする可能性があります。
そのため、エコキュートを交換するときは、早めに決心するのがおすすめです。
●エコキュート交換費用の相場、交換業者を選ぶポイントのまとめ
ここでは、エコキュート交換費用の相場、交換業者を選ぶポイントについてご紹介しました。
エコキュートの交換費用の相場は、30万円〜50万円ですが、貯湯タンクの容量や機能などによって違います。
また、基礎工事や大型設備の撤去移設が必要なときや給湯専用タイプからフルオートタイプのエコキュートに交換するときは、追加費用がかかることがあります。
そのため、実際に業者から見積もりを入手してチェックすることが大切です。
また、エコキュートの交換業者を選ぶポイントとしては、次のようなものがあります。
自社施工の業者を選ぶ
対応が速い、正確な業者を選ぶ
保証が充実している業者を選ぶ
見積もりはほとんどの業者が無料で行っているため、まずは気軽に問い合わせてみましょう。
エコキュートを交換するときは、ぜひ参考にしてください。

■CHP-S30NX3からエコキュート交換する人気の型番ランキング
ここでは、CHP-S30NX3からエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
●第1位はコロナのエコキュートのCHP-S30AZ1-12
コロナのエコキュートのCHP-S30AZ1-12は、 一般地用 フルオートで、タンク容量が300L、家族の人数が2人〜4人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,770mm、幅が600mm、奥行きが610mm、ヒートポンプユニットは高さが650mm、幅が900mm、奥行き300mmです。
無線LAN対応インターホンリモコンセット付きのエコキュートのメーカー希望小売価格は、1,031,800円(税込)です。
搭載されている機能としては、自動お湯はり、追いだき、省エネ保温・自動保温、ふろ自動一時停止、自動たし湯(有/無)、今日の湯増し休止、使い切りモード、ダブル温調、ふろ湯量節水、ふろ配管洗浄、高圧力(最高使用圧力170kPa)、入浴お知らせ(音声モニター付)、ecoガイド、コロナ快適ホームアプリ(無線LAN対応インターホンリモコン選択時)、無線LAN対応インターホンリモコン、などがあります。
なお、機能の詳細については、コロナのエコキュートのホームページ(https://www.corona.co.jp/eco/)などを参照してください。
●第2位は三菱のエコキュートのSRT-W306D-2
三菱のエコキュートのSRT-W306D-2は、一般地向けのAシリーズのフルオートW追いだきの角型で、タンク容量が300L、家族の人数が主に2人〜4人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,800mm、幅が600mm、奥行きが650mm、ヒートポンプユニットは高さが638mm、幅が865mm、奥行きが301mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、1,050,000円(税別)です。
無線LANアダプター付リモコンセット(RMCB-D6SE-T)のメーカー希望小売価格は、70,000円(税別)です。
リモコンセット(RMCB-D6SE)のメーカー希望小売価格は、60,000円(税別)です。
脚部カバー(GT-L300B)のメーカー希望小売価格は、12,000円(税別)です。
搭載されている機能としては、こだわりの先進仕様、フルオートW追いだき、スマートリモコン、耐震クラスS、電力自由化対応、省エネ制御、お天気リンクEZ、MeAMORなどがあります。
なお、機能の詳細については、三菱のエコキュートのホームページ(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/)などを参照してください。
●第3位はパナソニックのエコキュートのHE-C30LQS
パナソニックのエコキュートのHE-C30LQSは、Cシリーズ フルオート ミドルクラス 省スペース低背で、タンク容量が300L、家族の人数が2人〜4人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,530mm、幅が600mm、奥行きが680mm、ヒートポンプユニットは高さが672mm、幅が867mm、奥行きが332mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、898,700円(税込)です。
対応リモコン(別売品)のコミュニケーションリモコン(HE-CQWLW)のメーカー希望小売価格は、64,900円(税込)です。
対応リモコン(別売品)の増設リモコン(HE-RQVLZ)のメーカー希望小売価格は、31,900円(税込)です。
搭載されている機能としては、エコキュート専用アプリ、無線LAN搭載コミュニケーションリモコン(台所リモコン)、電気料金プランかんたん設定、ピークセーブ機能、ダブルピークカット機能、ピークシフト設定、ソーラーチャージ、AIエコナビ、うっかりアシスト、配管洗浄、キレイキープコート、真空断熱材、4本脚 耐震設計技術、ECHONET Lite AIF認証対応、AiSEG2対応、昼間沸き上げ停止、給湯ガイド、自動お湯はり、自動保温・自動たし湯、追いだき、たし湯・高温たし湯、入室サインなどがあります。
なお、機能の詳細については、パナソニックのエコキュートのホームページ(https://sumai.panasonic.jp/hp/)などを参照してください。

■まとめ
ここでは、コロナCHP-S30NX3からエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、CHP-S30NX3の仕様、CHP-S30NX3の表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュート交換費用の相場、交換業者を選ぶポイント、CHP-S30NX3からエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介しました。
CHP-S30NX3からエコキュート交換する人気の型番ランキングとしては、次のようになります。
第1位はコロナのエコキュートのCHP-S30AZ1-12
第2位は三菱のエコキュートのSRT-W306D-2
第3位はパナソニックのエコキュートのHE-C30LQS
コロナCHP-S30NX3からエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
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