ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスを徹底比較されたい方へ

2021年10月4日

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ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスのどちらがいいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスを徹底比較されたい方へ、都市ガスとプロパンガスの料金の比較、エコキュートとプロパンガスの併用はお得か?についてご紹介します。
ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスを徹底比較されたい方へ
■都市ガスとプロパンガスの料金の比較

ここでは、都市ガスとプロパンガスの料金の比較についてご紹介します。

●都市ガスとプロパンガスの違い

毎日使うガスとしては、都市ガスとプロパンガスがあります。
ここでは、都市ガスとプロパンガスの違いについてご紹介します。

・都市ガス
都市ガスは、次のような特徴があります。
主な原料、成分はメタンがメインの天然ガス
比重は空気よりも小さい
供給する方法はガス管を利用
供給するエリアは高い人口密度の都市部だけ
発熱量は1㎥あたり11,000kcal
ガス会社数は約200社

・プロパンガス
プロパンガスは、次のような特徴があります。
主な原料、成分はブタン、プロパンがメインの液化石油ガス
比重は空気よりも大きい
供給する方法は契約している人の家までガスボンベを配送
供給するエリアは全国
発熱量は1㎥あたり24,000kcal
ガス会社数は約18,000社

都市ガスは、地下に埋設したガス管を使ってガスを契約している人の家に自動的に供給します。
一方、プロパンガスは、ボンベに充てんして、契約している人の家まで運搬して供給します。
都市ガスを供給するエリアは、ある程度人口が密集した都市部に限定されています。
というのは、都市ガスを供給するためのガス管を埋設するためにイニシャルコストが非常にかかるため、コストパフォーマンスが期待できる契約する人が多い、つまり人口が多いエリアでのみ供給ができるためです。
一方、プロパンガスは、簡単な設備とボンベだけで供給できるため、全国で供給されており、特に都市ガスが供給されていないエリアで利用されています。
また、主な原料、成分が都市ガスとプロパンガスは違っており、熱量も違っています。
そのため、都市ガスとプロパンガスではガス機器の仕様も違っています。
ガスの種類が引越しなどで変わるときはガス給湯器の仕様を変える必要があるため、ガス給湯器の部品を交換したり、ガス給湯器自体を交換したりする必要があります。

●都市ガスとプロパンガスの料金制度の違い

ここでは、都市ガスとプロパンガスの料金制度の違いについてご紹介します。
都市ガスとプロパンガスの大きなガスの料金制度の違いは、規制料金制であったかどうかです。
都市ガスは過去に規制料金であったため、ガス料金はガス会社ごとの違いがそれほどありませんでした。
一方、プロパンガスは過去に規制料金制でなかったため、ガス料金はガス会社ごとの違いが大きいことも多くありました。

・都市ガスの料金制度
2017年4月まで、都市ガスは規制料金制でした。
規制料金制というのは、ガス料金は国の許可が必要なもので、総括原価方式で都市ガス会社は必ずガス料金を決める必要がありました。
なお、総括原価方式というのはガス料金が供給原価に基づいて決められるもので、安定した供給が要求される高い公共性のサービスに適用されます。
規制料金制のときには、ユーザーは自由に都市ガス会社を選ぶことができなく、エリアごとに決まった都市ガス会社と契約することが決められていました。
規制料金制が2017年に廃止されて、自由化に都市ガスのマーケットがなってからは、それぞれの都市ガス会社が自由にガス料金を設定することができるようになり、従来よりも安いガス料金で都市ガスを供給するところが出てきました。
しかし、従来の規制料金制の影響が強く残っており、大きく従来の規制料金制のときのガス料金から外れたものを設定するガス会社はありません。
新しく都市ガスのマーケットに参入したガス会社がガスを供給するときは、都市ガスが自由化になる前からあるガス会社の大手のガス管を有料で使う必要があるため、非常にガス料金を安くするのは困難であるということもあります。
そのため、現在、都市ガスの料金はガス会社による違いはそれほど大きくありません。
また、都市ガスが自由化になった後に新しく参入したガス会社が多くないこともあり、電気やプロパンガスと比較してユーザーにとっての選択肢はそれほど多くないといえます。

・プロパンガスの料金制度
古くからプロパンガスは自由料金制で、ユーザーはガス会社を自由に選ぶことができます。
プロパンガスは過去に規制料金制であったことがないため、ガス料金を決まった方式で算出する必要もなく、国の許可も必要ありませんでした。
プロパンガスの会社は、それぞれ人件費や仕入れ原価などと自社の儲けを考慮してガス料金を自由に設定してきました。
そのため、プロパンガスは、ガス会社が違うとエリアが同じでもガス料金が違っています。
極端なケースとしては、エリアが同じプロパンガスの会社のガス料金が別の会社の倍以上に高いこともあり得えます。
そのため、プロパンガスを安く使うためには、しっかりと契約するプロパンガスの会社を選ぶことが必要です。

・都市ガスとプロパンガスの料金制度の違いのまとめ
都市ガスとプロパンガスの料金制度の違いとしては、次のようなことが挙げられます。
都市ガスは過去に規制料金制であった
プロパンガスは過去に規制料金制でなかった
都市ガスはガス会社によるガス料金の違いがあまりない
プロパンガスはガス会社によるガス料金の違いが大きい
都市ガスでもプロパンガスでもガス料金を比較することが大切である

●都市ガスとプロパンガスの具体的な料金の違い

ここでは、都市ガスとプロパンガスの具体的な料金の違いについてご紹介します。

・ガス料金の内容
都市ガスもプロパンガスも同じガス料金の内容で、基本料金と従量料金があります。
基本料金は、ガスの使用量に関係なく、必ず月々かかるものです。
従量料金は、1㎥あたりのガス料金で、ガスの使用量によってかかるものです。
月あたりのガス代は、基本料金と従量料金にガス使用量を掛けたものをプラスしたものです。

・都市ガスとプロパンガスを比較するときのガス料金
都市ガスとプロパンガスを比較するときは、両方ともガス会社が違うとガス料金が違うことに注意しましょう。
ガス料金は、エリアやガス会社によって違います。
ここでは、東京都で最も多く契約している人がいる東京ガスの一般契約料金と東京都の平均のプロパンガスの料金について比較します。
東京ガスの一般契約料金は、1ヶ月のガス使用量が0㎥超~20㎥のときは基本料金が1月あたり759.00円、従量料金が1㎥あたり145.31円、1ヶ月のガス使用量が20㎥超~80㎥のときは基本料金が1月あたり1,056.00円、従量料金が1㎥あたり130.46円です。
東京都の平均のプロパンガスの料金は、(一財)日本エネルギー経済研究所 石油情報センターの2021年6月の液化石油ガス価格分布状況によると、基本料金が1,752円、1ヶ月のガス代の基本料金と従量料金のトータル額は5㎥使ったときが4,422円、10㎥使ったときが7,041円、20㎥使ったときが12,197円です。

・都市ガスの熱量とプロパンガスの熱量の違い
正しく都市ガスとプロパンガスを比較するためには、熱量の違いを考える必要があります。
1㎥あたりの熱量は、都市ガスが11,000kcalでプロパンガスが24,000kcalです。
プロパンガスの熱量の方が都市ガスの熱量より約2倍余り大きくなります。
そのため、同じ熱量が必要なときは、プロパンガスの約2,18倍の都市ガスを使う必要があります。
都市ガスとプロパンガスの料金を正しく比較するためには、都市ガスの使用量をプロパンガスの使用量の約2.18倍にする必要があります。
そのため、プロパンガスが5㎥のときは都市ガスが約10.9㎥、プロパンガスが10㎥のときは都市ガスが約21.8㎥、プロパンガスが20㎥のときは都市ガスが約43.6㎥になります。

・都市ガスとプロパンガスの具体的なガス代の比較
ここでは、先にご紹介した条件において、都市ガスとプロパンガスの具体的なガス代の比較についてご紹介します。
プロパンガスを5㎥、都市ガスを10.9㎥使ったときのガス代は、プロパンガスが4,422円、都市ガスが759.00円に145.31円と10.9㎥を掛けたものをプラスした2,342円になります。
そのため、ガス料金はプロパンガスの方が都市ガスより約1.8倍高くなります。
プロパンガスを10㎥、都市ガスを21.8㎥使ったときのガス代は、プロパンガスが7,041円、都市ガスが1,056円に130.46円と21.8㎥を掛けたものをプラスした3,900円になります。
そのため、ガス料金はプロパンガスの方が都市ガスより約1.8倍高くなります。
プロパンガスを20㎥、都市ガスを43.6㎥使ったときのガス代は、プロパンガスが12,197円、都市ガスが1,056円に130.46円と43.6㎥を掛けたものをプラスした6,744円になります。
そのため、ガス料金はプロパンガスの方が都市ガスより約1.8倍高くなります。

●都市ガスよりもプロパンガスの料金が高い理由

先にご紹介したように、都市ガスとプロパンガスの料金を比較すると、都市ガスよりもプロパンガスの料金が高いことがわかりました。
しかし、プロパンガスの会社が理由もなくガス料金を高く設定しているということではありません。
ここでは、都市ガスよりもプロパンガスの料金が高い理由についてご紹介します。

・供給するための費用がプロパンガスは都市ガスよりも高い
都市ガスよりもプロパンガスの料金が高い大きな理由としては、供給するための費用が都市ガスよりも高いことがあります。
都市ガスは、ガス管を初めに地中に埋設するために非常に費用がかかりますが、きちんとイニシャルコストが回収できるように計算されています。
ガス管は一旦地中に埋設すると、都市ガスは自動的に契約している人の家まで供給されるようになります。
そのため、都市ガスはランニングコストが安くなります。
しかし、プロパンガスはあまりイニシャルコストはかかりませんが、ガス会社のスタッフがボンベを都度契約している人の家まで配送するため、人件費や車の燃料代などの費用がかかります。
このボンベを配送するための費用は、プロパンガスの料金の大きな部分を占めています。
特に、山間部などで家があまりないときは、ボンベを配送するための費用が高くなりがちです。

・ガス料金がプロパンガスの会社のホームページで公表されていない
ガス料金の公表がプロパンガスのときは義務ではないため、ガス料金がプロパンガスの会社のホームページでも公表されていなく、わからないこともあります。
そのため、ユーザーが容易にいつでもガス料金のチェックができるようになっていません。
当然ですが、プロパンガスの会社のホームページにガス料金が公表されていないということでも、ガス料金がわからないということではなく、プロパンガスの販売店に聞くとガス料金を教えてくれます。
しかし、プロパンガスは容易にガス料金がわからないため、ユーザーがガス料金を比較するようなことも少なく、ガス料金の競争が発生しにくいようになっています。
このようなことから、プロパンガスの料金は都市ガスよりも高くなっています。
しかも、ユーザーでも自由にプロパンガスの会社が選べることをまだ多くの人が知らないため、新築するときにそのまま工務店などから紹介されたプロパンガスの会社と契約するようなケースも多くあります。
このようなことも、都市ガスよりもプロパンガスの料金が高い理由になっているといえるでしょう。
プロパンガスをユーザーが契約するときにガス料金をよくチェックするようになれば、積極的にプロパンガスの会社もガス料金を見直すため、ガス料金が安くなっていくことが期待されます。
なお、賃貸住宅に住んでいるときは、プロパンガスはオーナーや管理会社が契約している会社と契約するようになります。
そのため、プロパンガスの会社を変更したいときは、オーナーや管理会社に相談する必要があります。

●きちんとプロパンガスの会社を選ぶ

安いガス料金のプロパンガスの会社と契約したいときは、住んでいるところにあるプロパンガスの会社のガス料金をチェックして、最も安いところを探しましょう。
プロパンガスの会社のホームページでガス料金がわからないときは、プロパンガスの会社から見積もりを入手しましょう。
しかし、自分でプロパンガスの会社を見つけてガス料金を比較するのは少し面倒であるというような方もいるでしょう。
このような方は、ネットなどにあるプロパンガスの料金の一括見積もりサイトなどを利用するのがおすすめです。

●都市ガスとプロパンガスの料金の比較のまとめ

都市ガスとプロパンガスの料金の比較としては、次のようなものがあります。
都市ガスよりもプロパンガスはガス料金が約1.8倍高い
プロパンガスの料金が都市ガスの料金よりも高い理由はボンベを配送するための費用がかかること、ガス料金の競争が少ないこと
プロパンガスの料金は幅が広く、探すと現在よりも安いものが見つかる可能性が大きい

■エコキュートとプロパンガスの併用はお得か?

ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスを徹底比較したいのであれば、エコキュートとプロパンガスの併用についても検討してみましょう。
ガス給湯器のガス代が冬のシーズンに高いということで悩んでいる方もいるでしょう。
お湯を使うチャンスも冬のシーズンは多くなるため、他のシーズンよりガス代も高くなりがちです。
特に、プロパンガスは都市ガスと比較して料金が高いということもあり、冬のシーズンになるたびに悩んでいる方も多くいるようです。
また、ガス給湯器を交換するときに、そのままガス給湯器に交換するか、あるいはエコキュートに交換するか悩む方もいるでしょう。
ここでは、エコキュートとプロパンガスの併用はお得か?についてご紹介します。

●基本的にエコキュートとガスは併用できるか?

ガスを自宅で使うのは、主としてお風呂のガス給湯器と台所のガスコンロでしょう。
ガス暖房機のガスファンヒーターやガス温水式床暖房などを使っている家庭もあるでしょうが、全ての家庭で使っているということではないためここでは割愛します。
エコキュートはお湯を沸かす給湯器であるため、ガス給湯器のみをエコキュートに変更して、台所はガスコンロにすることもできます。
一方、給湯はガス給湯器で、台所をIHクッキングヒーターにすることもできます。
なお、台所はIHクッキングヒーターとガスコンロのいずれを使ってもほとんど光熱費は違いがないため、自分の好みで選んでも問題ありません。

●プロパンガスのメリット

自宅がプロパンガスか都市ガスかわからないときは、プロパンガスのボンベが自宅の外にあるかをチェックしてください。
プロパンガスのボンベがあれば、プロパンガスを使っていることになります。
ここでは、プロパンガスのメリットについてご紹介します。

・ボンベに入れてどこにでも運んで使える
プロパンガスは、安定性が非常に高く、ボンベに入れてどこにでも運んで使うことができます。
一方、都市ガスは、ガス管を自宅に引き込む必要があり、基本的に自宅の近くまでガス管が来ていないと使うことができません。
プロパンガスは、ガス器具とボンベさえあるとすぐに使えるため、容易に使えることが大きなメリットです。

・イニシャルコストが安い
プロパンガスは、都市ガスやオール電化と比較してイニシャルコストの安いことが多くあります。
設備費用もほとんど安いことが多いため、まとまったお金を最初に準備するのが困難であるという方には非常におすすめです。
しかし、プロパンガスはイニシャルコストが安い代わりにランニングコストが高くなります。

・熱量が大きい
都市ガスと比較して、プロパンガスは熱量の大きいことがメリットです。
プロパンガスの方が都市ガスよりも熱量が約2倍になるため、プロパンガスは中華料理店などのように大きな火力が必要なところで重宝されています。
しかし、一般家庭の都市ガス用のガスコンロもガスが多く出るようになっているものがあるため、実際にはメリットがあまりないかもしれません。
都市ガスと比較すると、プロパンガスの使用量は少なくなります。

・災害に対して強い
プロパンガスはガス器具がボンベさえあると使えるため、都市ガスの供給が止まっても問題ありません。
都市ガスはガスが一度漏れると、復旧するために時間が相当かかります。
一方、プロパンガスは、ボンベだけ運搬するとどこでもいつでも容易にガス器具が使えるため、災害に対して強いといえるでしょう。

●プロパンガスのデメリット

プロパンガスは先にご紹介したようにいろいろなメリットがありますが、デメリットもあります。
ここでは、プロパンガスのデメリットについてご紹介します。

・ランニングコストが高い
都市ガスと違って、プロパンガスは自由に卸売業者が料金を設定することができます。
ガスや電気も自由化になったため、従来よりも非常にガス料金が高いプロパンガスの会社は少なくなったようですが、ランニングコストについては高くなっています。
ランニングコストが高い要因については、ボンベを運搬する人件費も必要であるためです。
なお、プロパンガスのイニシャルコストが安いのは、ガス給湯器や周りの機器の費用が月々のガス料金に上乗せされているためです。
例えば、プロパンガスの会社がガス給湯器は無料ですというときは、月々のガス料金に間違いなくガス給湯器の費用が含まれています。
プロパンガスの契約はこのような仕組みになっているため、契約期間中についてはほとんど途中で解約できないようになっています。
契約期間中に解約すると高い違約金が請求されます。
一方、ガス給湯器を購入するときは、それほどガス料金は高くないでしょう。
しかし、このようなことができるためには、プロパンガスの会社と交渉する必要があるでしょう。

・急にガス料金が値上げされることがある
プロパンガスの料金は自由にプロパンガスの会社で決めることができるため、原料費が高くなったなどのために、急にガス料金が値上げされることがあります。
日本では確かにほとんどのガスは輸入しているため、原料費が高くなれば値上げも仕方がないかもしれません。
しかし、一旦高くなったガス料金はほとんど値下がりすることはないでしょう。
ガス料金が値下がりしても、値上がりの方が大きいため、長期的に見ればほとんど値上がりしています。

●エコキュートのメリット

ここでは、ガス給湯器のみをエコキュートに交換したときのメリットについてご紹介します。

・ランニングコストが安い
ガス給湯器と台所のガスコンロを使っている一般家庭のときは、給湯に使うガス代が全体のガス代の6割~7割を占めるとされています。
例えば、月々のガス代が10,000円のときは、給湯に使うガス代が6,000円~7,000円になります。
一方、エコキュートに交換したときの月々のランニングコストは月平均で1,800円程度といわれています。
そのため、トータルコストはエコキュートにガス給湯器を交換するのみでも安くなる可能性が大きくなります。

・断水したときにお湯や水が使える
エコキュートは貯湯タンクがあるため、災害などで断水したときでも、貯湯タンクの中に貯まっているお湯や水を生活用水として使うことができます。
災害に対してはプロパンガスも強いですが、エコキュートがあるとお湯や水が使えるため、万一のときにはより安心感があるでしょう。

●エコキュートのデメリット

エコキュートは先にご紹介したようにいろいろなメリットがありますが、デメリットもあります。
ここでは、エコキュートのデメリットについてご紹介します。

・イニシャルコストが高い
エコキュートに変更するときは、イニシャルコストが高くなります。
エコキュートの本体価格や設置するときの工事費用も含めると、一般的にイニシャルコストは40万円~80万円程度かかります。
そのため、まとまったお金を初めに準備するのが困難である、現在の家にいつまで住むかわからないためあまりお金を使いたくないというような方には、それほどエコキュートはおすすめではありません。

・昼間の電気料金が高い
電気代をエコキュートで低減するためには、安い深夜電力の電気料金プランに入って、お湯を安い電力を使って沸かすことが必要になります。
しかし、昼間の電気料金は割高になります。
給湯の電気代が安くなっても、給湯以外にかかる電気代が高くなると全く意味がないでしょう。
家庭の電気の使い方、ライフスタイルによっては、電気代が現在より高くなることもあります。
エコキュートを設置するときは、しっかりとこのことを把握して起きましょう。

●現在のガス代によってはエコキュートとプロパンガスの併用がお得になる

現在のガス代が高いために変更したいというときは、エコキュートに変更するとお得になる可能性があります。
月々の平均のガス代が10,000円をオーバーするというときは、エコキュートに給湯器のみを交換してもメリットが出やすくなります。
当然ですが、オール電化にして台所もIHクッキングヒーターにすると、もっとお得になる可能性があります。
一方、月々の平均のガス代が4,000円~5,000円のときは、メリットが経済的に出にくくなります。
現在のガス代やライフスタイル、家族数などによっても違うため、ここでご紹介したことは基本的に目安として考えてください。

●エコキュートとプロパンガスの併用はお得か?のまとめ

ここでは、エコキュートとプロパンガスの併用はお得か?についてご紹介しました。
月々のガス代によっても、メリットが出やすいかどうかが違います。
エコキュートにガス給湯器を変更するのみでも光熱費が安くなることもあります。
ガス代が高いために悩んでいるのであれば、エコキュートもぜひ1度検討してみましょう。

■まとめ

ここでは、ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスを徹底比較されたい方へ、都市ガスとプロパンガスの料金の比較、エコキュートとプロパンガスの併用はお得か?についてご紹介しました。

プロパンガスは、配送するために費用がかかりガス料金の競争が少ないためにガス料金が都市ガスよりも約1.8倍高くなります。

ガス給湯器を交換するために都市ガスとプロパンガスを徹底比較されたい方へは、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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