ガス給湯器の臭いが気になる方へ

2021年9月1日

ガス給湯器の臭いが気になる方へ
ガス給湯器は台所やお風呂でお湯を使うときに必要ですが、あまり普段は意識することはないでしょう。
しかし、ガス給湯器は毎日の生活に必要な大切な住設機器の一つです。

ここでは、ガス給湯器の臭いが気になる方へ、ガス給湯器の臭いの要因と対処法、ガス給湯器からガスの臭いがするときにチェックすること、ガス給湯器がガス臭い要因と対策法、ガス給湯器のエコジョーズエコキュートの特徴と比較についてご紹介します。
ガス給湯器の臭いが気になる方へ
■ガス給湯器の臭いの要因と対処法

ガス給湯器を使っていると、動作不良などのいろいろなトラブルが発生するでしょう。
トラブルとしても、お湯が沸かない、異音がする、リモコンが動かない、臭いがするなどいろいろありますが、いつもとは違うトラブルあったときは対処がすぐに必要になります。
ここでは、ガス給湯器の臭いの要因と対処法についてご紹介します。

●ガスの臭い

ガスの臭いの主な要因としては、プロパンガスを使っていたケースで、ガスの残量が少なくなってくると臭いがいつもより強くなります。
もともと、プロパンガスは、漏れたことがすぐにわかるように臭いが人工的についているため、割合対処が早めにできるでしょう。
しかし、十分にプロパンガスの残量があるときや都市ガスを使っているときは、ガス漏れの恐れがあります。
そのため、ガス給湯器を使うのをすぐに止めて、ガスの元栓を閉めてください。
この後、業者にすぐに点検を頼んでください。

●焦げたような臭い

ホコリやゴミがガス給湯器の内部に溜まっているときは、焦げたような臭いがします。
このときは、不完全燃焼が発生しているためで、対処が自分でできないため、必ず業者に点検してもらいましょう。
内部爆発や一酸化炭素中毒などのリスクがあるため、すぐに対処する必要があります。

●酸っぱい臭い

ガス給湯器のトラブルの可能性があります。
未燃ガスで出ているときは、酸っぱい臭いがするようになります。
このときも、すぐにガス給湯器を使うのを止めて業者に点検してもらいましょう。
ガス漏れがほとんどのケースで発生している可能性があるため、そのままにしておくと二次災害が発生します。

●生ぐさい臭い

生ぐさい臭いということでもいろいろなものがありますが、ほとんどは汚れがガス給湯器の内部に溜まっています。
きちんと汚れを除去すると臭いは無くなりますが、臭いがニンニクの腐ったようなときはガス漏れの可能性があるため、ガス給湯器を使うのを止めてすぐに業者に点検を頼んでください。
ガス給湯器の内部を清掃する方法は、ガス給湯器の取扱説明書に書かれているため、参考にしてください。
ガス給湯器の臭いがするときは、対処しないことに最も注意する必要があるため、臭いをちょっとでも感じれば、すぐにチェックして業者に点検を頼んでください。
また、寿命がガス給湯器にもあるため、10年間近く使っているときは交換も検討しましょう。
普段とは違う臭いがガス給湯器で感じたときは、要因をすぐに探して正しく対処する必要があります。
臭いがあればすぐにガス給湯器を使うのを止めて、要因を探しましょう。
すぐに、専門の業者やメーカーに連絡するのがおすすめです。
大きなトラブルにならないように、普段からガス給湯器の臭いについて意識しておきましょう。
ガス給湯器の臭いが気になる方へ
■ガス給湯器からガスの臭いがするときにチェックすること

ガス給湯器は、瞬時に必要な分のお湯を必要なときに沸かすことができる便利なものです。
近年はオール電化住宅が着目されていますが、ガス給湯器は使い勝手が良く湯切れの心配がないため、根強い人気があります。
しかし、高い可燃性のあるガスを使っているため、十分に安全には気配りする必要があります。
メンテナンスを定期的に行うだけでなく、ガス漏れの兆候があれば、業者にすぐに連絡しましょう。
ここでは、ガス給湯器からガスの臭いがするときにチェックすることについてご紹介します。

●ガス給湯器の周囲がガス臭い

ガス給湯器の周囲がガス臭いときは、次のような要因でしょう。

・プロパンガスの残量不足
プロパンガスを使っているときは、タンクの中のガス量が少なくなれば高い臭いの成分濃度になるため、ガスの臭いをいつもよりも強く感じることがあります。
危ないガス漏れなどの兆候がなければそのまま使っても問題ないでしょうが、素人では判断が困難であるため、業者に点検してもらいましょう。

・ガス漏れ
トラブルがガス管の一部に発生して、ガス漏れしていることもあります。
ガス管や接続箇所に使われているパッキンが古くなって破損・ヒビ割れしていることが主な要因と考えられるため、対処しないと引火して火災が発生することがあるため非常にリスクがあります。

・不完全燃焼
完全燃焼は、燃焼するための酸素が足りなくて、燃焼が十分にできていない状態をいいます。
不完全燃焼が発生すると、オレンジ色の炎になったり、火が燃焼中に消えたりするなどが現れ、一酸化炭素が同時に発生します。
わずかでも一酸化炭素を吸うと中毒になり、死亡することもあります。

●ガス給湯器がガス臭いときにチェックするポイント

ガス給湯器がガス臭いときは、次のようなこと心をチェックしましょう。

・ガスメーター
ガス臭いときは、部屋の窓をすぐに開けて換気すると同時に、ガスメーターにあるガス栓とガスの元栓を閉めて、契約しているガス会社にすぐに連絡してください。
引火することがあるため、電気品などのスイッチを入れたり、タバコを近くで吸ったりするのは絶対に止めましょう。

・ガス給湯器の本体
ガス給湯器の本体にススが付いていたり、変形したりしているときは、異常発火がガス給湯器の内部で発生していることがあります。
本体が振動していたり、臭いが焦げくさかったりするときなども注意してください。
火気がガス給湯器の周囲に無いことをチェックして、業者にすぐに連絡してください。

・ガス給湯器の吸排気口
鳥の巣や枯葉などでガス給湯器の吸排気口が塞がれて、不完全燃焼が発生することがあります。
また、ガス給湯器の吸排気管の接続箇所が外れているときも同じです。

●ガスの臭いが続くときの対処法

ガスの臭いが部屋の窓を開けても無くならないときは、ガス給湯器を使うのを止めましょう。
一酸化炭素中毒や火災が発生する可能性があるため、ガスの元栓を閉めて点検を業者に頼んでください。
また、ガス給湯器そのものの寿命によって、修理が大掛かりに必要なときは、新しい機種への交換も考えてください。
部屋を換気してガスの臭いが無くなれば心配ありませんが、念のために点検を業者に頼むのがおすすめです。
また、経年劣化によってショートがガス給湯器の内部で発生するようなトラブルも多くあるため、トラブルが頻繁に発生するときは、新しいガス給湯器に交換するのがおすすめです。
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■ガス給湯器がガス臭い要因と対策法

ガス給湯器を使っていれば、ガス臭い、変な臭いなどがして気になることもあるのではないでしょうか。
ガスを使っているガス給湯器であれば、異臭がすればどのようなことが起きているかわからないため心配になるでしょう。
ここでは、ガス給湯器がガス臭い要因と対策法についてご紹介します。

●ガス給湯器がガス臭い要因

ここでは、ガス給湯器がガス臭い要因についてご紹介します。

・ガス給湯器で不完全燃焼が発生している
ガス給湯器で不完全燃焼が発生していれば、ガス臭いことがあります。
不完全燃焼が発生する理由としては、次のようなものがあります。
ガス給湯器の経年劣化やトラブル
水漏れがガス給湯器の内部で発生している
ガス給湯器の給気口が塞がっている
空気の流れが遮られる屋根や塀などがガス給湯器の周囲にある
ガス給湯器の給気口や排気口に鳥の巣などがある
ガス給湯器の内部で不完全燃焼が発生しているときは、次のような症状が現れます。
炎がオレンジ色や赤色になる(青色が正常)
炎がときどき消える
黒い煙が出ている
このような症状が現れているときは、ガス給湯器を使うのを止めて点検をすぐに業者に頼んでください。

・プロパンガスの残量が少ない
プロパンガスを使っているときは、ガスの臭いがプロパンガスの残量が少なくなれば強くなるときがあります。
ガスそのものはもともと無臭ですが、ガス漏れが発生したときにすぐに人がわかるように臭いをつけています。
プロパンガスの残量が少なくなれば、ガスと一緒にボンベの底に溜まっている臭いの元が出てくるため、ガス臭いということになります。
なお、勝手にプロパンガスボンベは触らないようにしましょう。
プロパンガスボンベの破損や転倒が発生すれば、リスクがアップします。
ガスの残量が心配なときは、プロパンガスの業者に連絡してチェックしてもらいましょう。

・ガス給湯器の部品が破損している
最もリスクがあるのは、部品が破損してガス漏れしているときです。
ガス栓からガス給湯器に接続している配管の破損のときは、臭いはガスの元栓を閉めると無くなります。
しかし、ガスの元栓を閉めてもガス臭いようなときは、ガス配管が破損していることがあります。
このときは、ガス会社に連絡して問題がガス配管にないかをチェックしてもらいましょう。

●ガス給湯器がガス臭いときの対策法

ガス給湯器がガス臭いときは、普段通り使っていれば思わぬトラブルが発生するかもしれません。
ここでは、ガス給湯器がガス臭いときに行うことについてご紹介します。

・ガス栓を閉めて窓を開ける
ガス給湯器がガス臭いときは、ガス栓を閉めて窓を開けましょう。
このときは、換気扇は使わないように注意しましょう。
ガス漏れが発生しているときは、静電気が換気扇のスイッチを入れると発生して、ガスに引火することがあります。
換気扇以外に、ガス給湯器や電気のスイッチなど、電気製品全般のスイッチを入れないようにしてください。

・ガス栓を閉めてもガス臭いときはガス会社にすぐに連絡する
ガス栓を閉めた後に、ガス会社に連絡するか、修理業者に連絡するか悩むかもしれませんが、ガス会社に初めに連絡しましょう。
ガスがガス配管から漏れるようなトラブルが発生したときは、大きなトラブルになることがあるため非常にリスクがあります。
そのため、ガス会社にまずは連絡して点検してもらって、ガス管の周囲にトラブルがなければ、修理業者に連絡するような流れがおすすめです。

●ガス給湯器の点検・修理のときのポイント

ガス給湯器の点検・修理のときは、対応スピード、料金が次のような依頼先で違っています。

・ガス会社

・ガス給湯器の販売代理店

・ガス給湯器の業者

例えば、旧型のガス給湯器が欲しいというときは、ガス会社ではなくガス給湯器の販売代理店やガス給湯器の業者に頼むのがおすすめです。

●ガス給湯器がガス臭い要因と対策法のまとめ

ここでは、ガス給湯器がガス臭い要因と対策法についてご紹介しました。
ガス給湯器がガス臭い要因としては、次のようなことが考えられます。

・ガス給湯器で不完全燃焼が発生している

・プロパンガスの残量が少ない

・ガス給湯器の部品の破損によるガス漏れが発生している

なお、不完全燃焼とガス漏れのときは、業者による点検・修理が必要になります。
ガス漏れは大きなトラブルになることもあるため、ガス会社にすぐに連絡してください。
また、ガス給湯器の不完全燃焼やトラブルのときは、点検を業者に頼んでください。
ガス給湯器の臭いが気になる方へ
■ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの特徴と比較

ガス給湯器の臭いが気になる方は、エコキュートに交換する方法もあります。
ここでは、ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの特徴と比較についてご紹介します。

●ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの特徴

ここでは、ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの特徴についてご紹介します。

・ガス給湯器のエコジョーズの特徴
ガス給湯器というのは、お湯をガスバーナーの熱で沸かすものです。
現在、最も人気のあるガス給湯器は、潜熱回収型給湯器のエコジョーズで、ガスを燃やすときの排熱も利用して、お湯をより効率良く沸かすことができ、省エネになるという特徴があります。
ガスバーナーで水道から引き込んだ配管を加熱してお湯を沸かしながら、このときに生じた排気熱も利用して水を温めるようになっています。

・エコキュートの特徴
現在、最も電気給湯器で人気のものはエコキュートです。
エコキュートは、お湯を電気と大気中の熱で沸かします。
ヒートポンプというエアコンの技術と同じもので、エコキュートは稼働します。
ヒートポンプユニットを電気の力で動かし、冷媒を圧縮したときに生じる熱を水熱交換器で水に移し替えることによってお湯を沸かします。

●ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートのメリット・デメリット

ここでは、ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートのメリット・デメリットについてご紹介します。

・ガス給湯器のエコジョーズのメリット・デメリット
水道水を温めるため必要な分のみ必要なときにお湯をたっぷりと無駄なく使えることや、非常に大きさがコンパクトであることが、ガス給湯器のエコジョーズの大きなメリットです。
エコキュートに比較してお湯を強い水圧で出すことができるため、より快適にシャワーなどを利用することができます。
しかし、それぞれのガス会社によっても違いますが、エコキュートに比較してランニングコストが少し高めであることが、ガス給湯器のエコジョーズのデメリットです。

・エコキュートのメリット・デメリット
貯湯タンクにお湯を貯めるため、水道が災害などで使えなくなったときに非常用水として貯湯タンクのお湯や水が使えることが、エコキュートのメリットです。
また、エコジョーズに比較して、ランニングコストは安めの傾向があります。
しかし、貯湯タンクのお湯が無くなれば湯切れが発生することや、エコジョーズと比較して設置スペースがより大きくなるというデメリットもあります。

●ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートについてのQ&A

ここでは、ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートについてのQ&Aについてご紹介します。

・シャワーの強さはどうして違うか?
基本的に、ガス給湯器は給湯量が号数によって違っており、シャワーの強さが違います。
一般的に、ガス給湯器は16号、20号、24号があり、給湯量が16号は少なく、24号は多くなります。
4人家族以上で同時に台所とお風呂のシャワーなどを使うときは、給湯量の多い24号がおすすめです。
一方、同時に使うことが一人暮らしのときはないため、16号でも問題ありません。
エコキュートは、シャワーの強さが減圧弁の水圧によって違います。
標準圧タイプと高圧タイプがあり、シャワーが高圧タイプは強くなります。

・エコキュートのお湯はどうして飲用できないか?
貯湯タンクの中に貯まっているエコキュートのお湯は、水に含まれているカルシウム成分などが沈殿しています。
電気ポットと仕組みが同じようなものですが、電気ポットのように掃除が気軽にできなく、間違いなくきれいであるとはいえないため、飲用しない方がおすすめです。
エコキュートのお湯を飲用するときは、一度煮沸する必要があります。

・ガス給湯器とエコキュートのイニシャルコストの違いは?
機能によっても違いますが、イニシャルコストはガス給湯器が15万円~、エコキュートが30万円~になります。

・耐用年数は、ガス給湯器が約10年間、エコキュートが約10年間~15年間といわれているが、エコキュートの方が耐用年数は長くなるか?
耐用年数は、ガス給湯器、エコキュートともに約10年間が目安になります。
エコキュートの貯湯タンクの耐用年数は、約15年間になります。
貯湯タンクはステンレス製で約15年間の耐用年数がありますが、ガス給湯器の熱交換器は銅製で約10年間の耐用年数になります。

・トラブルが発生したときの修理費はガス給湯器とエコキュートのどちらが高くなるか?
普通の消耗部品を修理するときは、ガス給湯器でもエコキュートでも1万円~2万円くらいの費用がかかります。

・停電したときはエコキュートは使えないがガス給湯器は使えるか?
基本的に、停電したときはガス給湯器も使えません。
しかし、停電したときでも、メーカーによっては、電気を車のシガーライターソケットから取って使える機種などもあります。
なお、マンションのときは、車まで遠いため実際には対応が困難です。

・ガス給湯器が適している家庭と、エコキュートが適している家庭とは?
プロパンガスを使っている家庭は、エコキュートがおすすめです。
というのは、基本的にプロパンガスはガス料金が高いためです。
ガス給湯器は、いかに続けてお湯を使っても湯切れしないため、家族数が多い家庭などにおすすめです。
一方、エコキュートは貯湯タンクであるため、続けてお湯を使うと湯切れします。
一人暮らしで続けてお湯を使わないときなどはエコキュートでも問題ないでしょう。
ガス給湯器は、エコキュートに比較してコンパクトで、設置スペースが狭くても設置できます。

●ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの比較

ここでは、ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの比較についてご紹介します。

・イニシャルコスト
イニシャルコストは、ガス給湯器のエコジョーズの方が安くなります。
値引きした後のイニシャルコストの目安としては、ガス給湯器のエコジョーズが約18万円~40万円、エコキュートが約30万円~80万円です。
ガス給湯器のエコジョーズもエコキュートも、本体価格の値引き率が高いため、本体価格と工事費用込みのイニシャルコストは、相当お得になります。
寿命はガス給湯器のエコジョーズとエコキュートが約10年間で、一般的にメーカー保証期間は1年間~5年間です。
この期間のトラブルについては無償でメーカーが修理を行ってくれますが、保証期間は有償で最長10年間まで延長できます。
業者によっては、独自の保証をメーカー保証の他に付けてくれることがあるため内容をチェックしましょう。
例えば、業者の独自の保証としては、次のようなものがあります。
5年間~10年間の保証
無償修理あるいは有償で上限額ありで修理対応
受付は時間内あるいは24時間365日で対応
給湯器はお湯が急に出なくなるなどのトラブルが発生することもあるため、このような保証があれば安心です。
給湯器の本体はネットショップなどで買うこともできますが、給湯器は水道やガス、電気についての資格を持っていないと設置することができません。
そのため、DIYで給湯器を設置するのは絶対に止めましょう。
資格を持っていない人が給湯器を設置すると、法律に違反します。
買った給湯器の設置は、必ず業者に頼みましょう。

・ランニングコスト
ランニングコストは、エコキュートが圧倒的に安くなります。
年間の光熱費の目安としては、ガス給湯器のエコジョーズのガス代が約12万円~、エコキュートの電気代が約2.2万円~2.4万円です。
エコキュートは、安い電気料金の深夜電力と、太陽光発電があると昼間に発電した電気を使うことができるため、コストパフォーマンスが優れています。
・設置スペース
設置スペースについては、狭小住宅やマンションにもガス給湯器のエコジョーズの方が適しています。
ガス給湯器のエコジョーズは、屋内設置や壁掛け設置にも対応しており、ほとんどどのような設置スペースでも対応できます。
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの設置が必要になります。
ここでは、3人~5人家族向けのガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの設置スペースの目安についてご紹介しましょう。
ガス給湯器のエコジョーズは、幅600mm×高さ470mm×奥行き240mmくらいです。
一方、エコキュートの貯湯タンクユニットは幅600mm×高さ1810mm×奥行き680mmくらい、ヒートポンプユニットは幅800mm×高さ670mm×奥行き300mmくらいです。
横1760mm×縦880mmくらいが畳1帖の大きさであるため、設置スペースがイメージしやすいでしょう。
エコキュートの貯湯タンクユニットを設置するときは、高いため窓のないところが必要であり、また重量に耐えられるベースを造る必要があります。

・家族数
家族が多くてお湯切れが心配なときは、お湯の量を気にしないで使えるガス給湯器のエコジョーズの方がおすすめです。
ガス給湯器のエコジョーズはお湯を使うたびに沸かすため、お湯切れがなく、シャワーも高い水圧で使えるため快適です。
エコキュートは、深夜に沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておくことによってお湯が使えるようになっています。
貯湯タンクの容量分しかお湯を貯めることができないため、湯切れがお湯の使用量によって発生することがあります。
迷ったときは貯湯タンクを大きめの容量にすると安心ですが、適切な水位でお風呂のお湯をはる、シャワーを出したままにしないなどの使い方も考えましょう。
なお、水圧がエコキュートは低く、シャワーが2階にあるときなどは水圧が弱くなるため、浴室を設置するときの判断の目安にしましょう。
エコキュートはちょっと本体価格が高くなりますが高圧タイプがあるため、浴室が2階にあるときは、この高圧タイプを選ぶと快適性がアップします。

・ライフスタイル
ガスや電気は昼間あるいは夜間のいずれかの時間帯で割引になるプランが多くあるため、一日中使うことが多くあるときは、オール電化のエコキュートと太陽光発電をセットにする方が、大幅に光熱費が低減できます。
次のようなライフスタイルのときは、使用湯量と使用頻度が多いため、使い勝手はお湯をその都度沸かすガス給湯器のエコジョーズの方がいいでしょう。
お風呂に朝と夜の2回入る家族がいる
同時に台所とお風呂で使うことが多い
台所や浴室が1階と2階にある2世帯住宅

・災害が発生したとき
災害が発生したときは、エコキュートの方が役に立ちます。
エコキュートは貯湯タンクに貯まっているお湯を使うため、災害が万一発生して断水になっても、貯湯タンクに貯まっているお湯や水を使うことができます。
また、火災が発生するリスクが火を使わないために低いことも安心です。
ガス給湯器の臭いが気になる方へ
■まとめ

ここでは、ガス給湯器の臭いが気になる方へ、ガス給湯器の臭いの要因と対処法、ガス給湯器からガスの臭いがするときにチェックすること、ガス給湯器がガス臭い要因と対策法、ガス給湯器のエコジョーズとエコキュートの特徴と比較についてご紹介しました。

ガス給湯器の臭いとしては、次のようなものがあります。

・ガスの臭い

・焦げたような臭い

・酸っぱい臭い

・生ぐさい臭い

ガス給湯器の臭いが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

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