エコキュートと太陽光発電を併用する事でメリットが沢山!?

2020年7月25日


エコキュートは太陽光発電と併用すると、自宅のエネルギーをより効率的に使うことができるとされています。
エコキュートと太陽光発電を併用することにはどのようなメリットがあるのかという点をご案内させて頂きます。

エコキュートの仕組みから紐解く太陽光発電との相性

エコキュートは簡単に説明するとヒートポンプ技術を使って空気の熱でお湯を沸かす、家庭用給湯システムになります。
自然冷媒として二酸化炭素を使用し、夜間のうちにお湯を沸かすことが可能なものです。

自然冷媒とは熱を伝達する性質がある自然界に存在する物質になります。
エコキュートは外気をヒートポンプ内に取り込み、取り込んだ空気中の熱を熱交換器を使って自然冷媒であるCO2に吸収させるという特徴がございます。

熱交換器は温度の高い流体から低い流体へと熱エネルギーを移動させることで加熱や冷却を行う機械を指します。
熱を持ったCO2を今度は圧縮機で圧縮して約90℃の高温にするという仕組みになっています。

その後に別の熱交換器を使ってCO2の熱を水に伝えてお湯を作ります。
冷媒であるCO2を膨張させて低温に戻して再び空気中の熱を取り込んで、先ほどと同じサイクルを繰り返しながらお湯を作って貯湯タンクに貯めていく形になります。

エコキュートの大まかな仕組みが上記になります、少しはイメージができましたでしょうか?

エコキュート&太陽光発電のメリット

エコキュートと太陽光発電を併用することにはメリットがあるのでしょうか?
太陽光発電は日中の太陽光が照りつける時間帯に発電します。

しかし夜間は発電できず、足りない分の電力は電力会社から購入するようになっているのです。
太陽光発電とエコキュートを併用すると給湯にガスを使わないためオール電化に切り替えが可能です。

オール電化の家庭向けには夜間の電気料金が安いプランが用意されております。
太陽光発電とエコキュートを併用することで電気代の高くなる昼間は太陽光発電で発電した電気を使い、電気代の安い夜間にはエコキュートを使ってお湯を沸かすということができます。

電気とガスを使っている家庭と比べて効率的にエネルギーを使うことができ、光熱費の節約が可能になるのです。
エコキュートの場合はタンクに沸かしたお湯を貯めておくことができるため、災害などの非常時にも使うことができるというのもメリットのひとつになります。

デメリット

エコキュートと太陽光発電を併用しオール電化にした場合はエネルギー源が電気のみになるため停電時に使用できないというのがデメリットとして挙げられます。
太陽光発電とエコキュートを同時に設置する場合は初期費用がかかることもデメリットとされる事も多いです。

太陽光発電は設備を整えるだけでも少なくとも100万円以上のお金がかかります。
使い続けることで電気代を節約して売電収入も得られることから初期費用を回収していくことが可能ですが、収支がプラスになるまでには8~9年かかる事も多いです。

オール電化にするためにガスコンロをIHクッキングヒーターに切り替えるにはそのためのコストもかかる事は覚えておかなければなりません。

導入期間と費用

エコキュートの導入にかかる期間と費用はどのくらいかご存知でしょうか?
エコキュートを設置するには基礎工事と本体設置・配管・電線工事が必要になります。

工事が始まってしまえばこれらの工程は長くても丸一日で済んでしまいます。
事前に最適な設置場所を確保するための作業が必要になることもありますが、導入期間はさほど気にするほど長くはないでしょう。

工事費は今まで使用していた給湯器の撤去なども含めて10万円以上はかかるでしょう。本体価格は3~5人向けのタイプで30~40万円台のものが中心です。

エコキュート導入に自治体の補助金が使える可能性もございます。
補助金を利用するにはエコキュートの設置前に必要書類をそろえて提出する必要がございます。

費用は抑えられても工事に取り掛かるまでの期間が長くかかることもあります。

オール電化の注意点

エコキュートを導入する場合は沸かした湯を貯めるタンクが必要になるため、設置するためのスペースが必要になります。
商品によって必要な幅などが異なるため、導入前に自宅に設置できるか確認が必要です。

ガス代が元々安い家庭及び1人暮らしの場合はエコキュートを導入しても光熱費削減のメリットが受けにくい場合もあります。
コスト以外にも非常時に水を使えるといったメリットはありますが、コストメリットに重きを置いている場合は月々の光熱費やライフスタイルを考慮したうえで導入を検討しましょう。

エコキュートを導入してオール電化向けのプランを活用する際は時間帯によって電気代が変わります。
時間帯の設定は電力会社によって異なることがあるため、事前に確認したうえで電気を使う時間帯を工夫をするとメリットを更に享受する事ができます。

太陽光発電とエコキュートを組み合わせれば使い方次第で電気代を節約することができます。太陽光発電とエコキュートの併用を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

少しでも参考にして頂けますと幸いです。

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