エコキュートがどのようなものなのかわからくてお困りの方へ

2020年10月14日

こんにちは、エコキュート修理工事、エコキュート交換工事、エコキュート取替工事のみずほ住設でございます。エコキュートにちょっとは興味はあるものの、具体的にどのようなシステムでお湯を沸かすのか、どのような効果を得られるのか等を分からない人も意外といらっしゃるのではないでしょうか。

エコキュートの基本的な仕組みや導入することで得られるメリット等を踏まえてご案内させて頂きます。
エコキュートの基本的な仕組みと、重要な部材部分について紹介もご案内させて頂きます。

エコキュートの仕組みを理解するうえで覚えておきたいパーツとして、貯湯タンクとヒートポンプユニットが挙げられます。
エコキュートというものは貯湯タンクとヒートポンプユニットの2つで構成されており、貯湯タンクの中の水をヒートポンプユニットでお湯に変えて再度貯湯タンクに戻すという仕組みです。
貯湯ユニットはエコキュートで生成したお湯をためるためのタンクで、貯湯タンクに戻されたお湯は水と混合されることはなく蓄積されます。
蓄積したお湯は電気で保温されるわけではございません。

断熱材を利用したポットのような仕組みによって保温している特徴があり、自宅でお湯を使用すると貯湯ユニットの下から水が出されてお湯を押し上げるようにして給湯する仕組みとなっております。
エアコンの室外機のような見た目のヒートポンプユニットはエコキュート用のオリジナルのもので、外から熱を吸収して熱を使ってお湯を沸きあげる特徴になります。

お湯を沸きあげる際には電気エネルギーが不可欠ですが、ヒートポンプ式であるためあまり電気を使わずに効率的に運転することが可能となります。
エコキュートはお湯を沸かす目的や給湯する目的で電気を使うのではなく、冷媒を伝えるために使用しているという特徴がございます。

エコキュートで使用される電気と生成する熱を比較すると、熱のエネルギーは使用する電気エネルギーの約3倍になるので、エコキュートは効率的で省エネ効果が高いといえるのではないでしょうか。

冷媒機能

エコキュートはヒートポンプが効率よく空気中の熱を集めて水に伝えるための冷媒機能が不可欠です。
お湯を生成する際に冬場の水道水の水温は12.3度程度ですが60度程度まで熱してタンクに蓄積させ、水と混合させることで適温にする事ができるのです。

熱交換器のサイズをコンパクトにする冷媒機能として一般的なのがフロンという人工気体です。
エコキュートは二酸化炭素を冷媒機能として利用している特徴がございます。

自然界にある二酸化炭素は冷媒機能として効率的な上に、オゾン層に悪影響を及ぼさないので環境に配慮できることも特徴となります。
エコキュートの冷媒機能として利用される二酸化炭素はエコキュートのためだけに生成されているものではなく、工場から出る二酸化炭素を再利用しているという背景もございます。

冷媒機能として二酸化炭素を利用しないヒートポンプタイプの給湯器もありますが、冷媒機能に二酸化炭素を使用していないものはエコキュートではなくヒートポンプ式給湯器と呼ばれており、エコキュートとヒートポンプ式給湯器は異なる商品であるという認識が必要です。

エコキュートの仕組みによって導入した際にどのような効果を得られるか知りたくないですか？
次は利用者にとってメリットとなる効果についてご案内させて頂きます。

電力消費量

エコキュートは基本的に夜間にお湯を沸かすが特徴がございます。
電気代を抑えられる時間帯にお湯を沸かして貯湯タンクにお湯を蓄積させ流のです。

夜間に生成したお湯を利用するので電力消費量が少なくて節約効果が高いという魅力がございます。

給湯効率化

エコキュートは給湯を効率化することによって、自宅でのエネルギー消費量が抑えられることが特徴になります。
給湯は家庭で使用するエネルギー消費量の約30%を占めるので給湯を効率化できるかどうかは省エネにもつながります。

エコキュートは空気を使って少ない電気で効率的にお湯を沸かせるので、給湯の効率化を実現できることがメリットになります。
エコキュートは電気エネルギーを使用して空気の熱を使って給湯エネルギーを生成するので、電気エネルギーのみでお湯を沸かした際と比べて消費電力量が3分の1に抑えられてリーズナブルを実感する事ができます。

家計

エコキュートのは少ないエネルギーでお湯を沸かせます。
エコキュートは電気料金がお得な時間帯にお湯を沸かせるので、家計がお得になります。

昼間の電力料金と比較して夜間の電力は安い値段であるため、エコキュートを利用して節約したい場合には夜の間に翌日使うお湯を準備しておくこともポイントになります。
家族が多い場合や、台所やシャワーなどの入浴でたくさんのお湯を使用する場合だったり、お湯を使う床暖房を取り入れている家庭はより大きな節約効果を得られるでしょう。

エコキュートの仕組みは非常にシンプルです。
エコキュートを上手に使いこなしたら、節約効果を得る事ができます。

お湯を使う機会が多くなる冬の時期にはエコキュートの仕組みを利用して賢く節約したいですね。
少しでも参考にしていただけますと幸いです。

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