初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ

2022年11月8日

初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ
近年、エコキュートは電気給湯器の定番になってきています。
太陽光発電やオール電化を導入している住宅では、すでにエコキュートを設置していることが多くあるでしょう。
しかし、初めてエコキュートを取り替えしようと思っている方は、どのような機種を選ぶといいかわからないでしょう。
ここでは、初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ、次のようなことについてご紹介します。
・エコキュートとは?
・エコキュートの給湯タイプ
・エコキュートの選び方
・主なメーカーのエコキュートの特徴
・エコキュートの取り替え費用の相場
・エコキュートの取り替えまでの流れ
・エコキュートの取り替え事例
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●エコキュートとは?
ここでは、エコキュートの特徴、仕組み、メリット、デメリットについてご紹介します。
・エコキュートの特徴
エコキュートは、大気中の熱エネルギーを利用してお湯を電気で沸かす給湯器です。
沸かしたお湯は貯湯タンクユニットに貯めておいて、お湯を使うところに供給します。
太陽光発電やオール電化が普及するにつれて、エコキュートの需要が多くなっています。
・エコキュートの仕組み
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットで構成されています。
大気中の熱エネルギーをヒートポンプユニットで取り込んで、お湯を沸かします。
沸かしたお湯は貯湯タンクユニットの中に貯めておいて、必要なときにお湯を使うことができます。
・エコキュートのメリット
エコキュートのメリットとしては、次のようなものがあります。
(光熱費が低減できる)
光熱費が低減できることが、エコキュートの最大のメリットです。
普通のガス給湯器は、ガスでお湯を沸かすため、多くお湯を使うとガス代が高くなります。
電気温水器も、電気ヒーターでお湯を沸かすため、電気代が高くなります。
しかし、エコキュートは、大気中の熱エネルギーを利用して電気でお湯を沸かすため、電気代が安くなります。
なお、エコキュートは安い電気料金の深夜や夜間にお湯を沸かしますが、オール電化でなければ深夜や夜間の電気料金が安いプランの契約ができないことがあるために注意しましょう。
(環境に対して優しい)
エコキュートは、大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かします。
石油給湯器やガス給湯器のように、二酸化炭素を燃焼するときに排出しないため、環境に対して優しいでしょう。
また、大気中の熱エネルギーを効率良く集めるために使う冷媒は、二酸化炭素の自然冷媒です。
昔は人工の気体のフロンという冷媒を使うことが多くありましたが、エコキュートで使っている二酸化炭素の自然冷媒はリサイクルができるため、環境に対して優しいといわれています。
(豊富にメーカーがある)
エコキュートは、いろいろなメーカーが販売しています。
メーカーによってそれぞれ特徴があるため、自分が好きなものを選べることもメリットでしょう。
・エコキュートのデメリット
エコキュートは多くのメリットがありますが、デメリットもあります。
エコキュートのデメリットとしては、次のようなものがあります。
(イニシャルコストが高い)
エコキュートは、普通のガス給湯器や電気給湯器と比較して、イニシャルコストの本体価格や設置工事費用などが高くなることがデメリットです。
なお、エコキュートのイニシャルコストは、貯湯タンクの容量や給湯タイプなどによって違います。
(運転音がする)
エコキュートは、基本的に安い電気料金の夜間にお湯を沸かすため、運転音が気になりやすいこともデメリットです。
寝室の近くにエコキュートを設置すると、運転音が気になって睡眠できないというトラブルが発生することもあります。
また、近隣の人と騒音トラブルが発生することもあります。
そのため、エコキュートの設置場所は十分に検討しましょう。
(お湯を使いすぎると湯切れが発生する)
エコキュートは、貯湯タンクユニットに貯まっているお湯を使うようになります。
そのため、貯湯タンクユニットに貯まっているお湯を使い切ると湯切れが発生します。
昼間に沸き増しすることもできますが、電気を昼間に使うようになるため、電気代が高くなります。
また、学習機能がエコキュートには搭載されており、1日に使うお湯の量を記憶しておいて適した量のお湯を沸かします。
そのため、お湯を多く使った日は、湯切れが発生しやすいために注意しましょう。
初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ
●エコキュートの給湯タイプ
ここでは、エコキュートの給湯タイプについてご紹介します。
・エコキュートの代表的な機能
代表的なエコキュートの機能としては、次のようなものがあります。
(自動湯はり)
お風呂の湯はりがリモコンのボタンを押すのみで始まり、自動的に設定した水位で止まります。
(足し湯)
お風呂のお湯が少なくなったときにお湯を足します。
(追いだき)
お風呂のお湯がぬるくなったときに温め直します。
(保温)
設定したお風呂のお湯の温度を維持します。
(沸き増し)
貯湯タンクユニットの中のお湯を満タンになるまで沸かします。
(湯はり予約)
お風呂の湯はりが予約した時間に終わります。
(配管洗浄運転)
配管の洗浄を行います。
(非常水取り出し)
災害などによって断水したときに、貯湯タンクユニットの中のお湯や水が取り出せます。
(暖房機能)
浴室暖房や床暖房のときに使います。
・エコキュートの給湯タイプの特徴
エコキュートの給湯タイプとしては給湯専用タイプ、オートタイプ、フルオートタイプがあり、それぞれ次のような特徴があります。
(給湯専用タイプのエコキュート)
給湯専用タイプのエコキュートは、シンプルなもので、手動でお風呂の湯はりや足し湯を行います。
沸き増しや追いだき、配管洗浄などの機能は搭載されていません。
既設の給湯器の配管が使えるため、割合エコキュートの設置のハードルが低いものです。
(オートタイプのエコキュート)
オートタイプのエコキュートは、お風呂の湯はりがリモコンをワンタッチするのみでできます。
フルオートタイプのエコキュートと比較して、追いだき、配管洗浄の機能が搭載されていなく、足し湯が手動であるという違いがあります。
(フルオートタイプのエコキュート)
フルオートタイプのエコキュートは、自動のお風呂の湯はり、足し湯の機能にプラスして、追いだきや配管洗浄の機能も搭載されています。
リモコンのスイッチで、ほとんど全て自動でできるため、最も便利なものです。
手間がかからないためにおすすめですが、本体価格やランニングコストがその分高くなるため、機能や費用を十分に検討しましょう。
(多機能タイプのエコキュート)
多機能タイプのエコキュートは、浴室暖房や床暖房などの機能がフルオートタイプの機能にプラスされたものです。
エコキュートを床暖房で使用する方法は、温めたお湯を温水式の床暖房パネルに流し、床を温めるものです。
新しく床暖房とエコキュートの設置を検討しているときは、多機能タイプのエコキュートがおすすめです。
なお、多機能タイプのエコキュートだけに暖房機能は搭載されています
初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ
●エコキュートの選び方
ここでは、エコキュートの選び方についてご紹介します。
・貯湯タンクの容量で選ぶ
エコキュートは貯湯タンクユニットに貯めておいたお湯を使うため、家族数やお湯の使用量に応じて貯湯タンクの容量を選ぶのがおすすめです。
貯湯タンクの容量と家族数、使えるお湯の量の目安としては、次のようになります。
貯湯タンクの容量が200Lのときは、家族数が1人~2人、使えるお湯の量がお風呂の湯はりが1回、シャワーが2回、洗い物などです。
貯湯タンクの容量が300Lのときは、家族数が2人~3人、使えるお湯の量がお風呂の湯はりが1回、シャワーが3回、洗い物などです。
貯湯タンクの容量が350Lのときは、家族数が3人~4人、使えるお湯の量がお風呂の湯はりが1回、シャワーが4回、洗い物などです。
貯湯タンクの容量が450Lのときは、家族数が4人~5人、使えるお湯の量がお風呂の湯はりが1回、シャワーが5回、洗い物などです。
貯湯タンクの容量が550Lのときは、家族数が5人~7人、使えるお湯の量がお風呂の湯はりが1回、シャワーが7回、洗い物などです。
・エコキュートのサイズで選ぶ
エコキュートの設置スペースは、貯湯タンクの容量が大きいほど広くなります。
また、エコキュートの騒音トラブルを防ぐためには、設置場所がある程度限られるでしょう。
薄型タイプやスリムタイプのエコキュートもメーカーによってはラインナップしていることがあるため、設置場所に応じたエコキュートのサイズを選ぶのがおすすめです。
・住んでいる地域の環境に応じて選ぶ
エコキュートとしては、一般地仕様の他に寒冷地仕様や耐塩害仕様、耐重塩害仕様もあります。
最低の外気温がマイナス10℃以下になるなどの寒冷地に住んでいるときは、寒冷地仕様のエコキュートを選びましょう。
潮風が当たる海岸近くなどの地域では、エコキュートが腐食したりすることもあるため、耐塩害仕様や耐重塩害仕様の防錆処理などを行ったエコキュートを選ぶのがおすすめです。

●主なメーカーのエコキュートの特徴
ここでは、主なメーカーのエコキュートの特徴についてご紹介します。
・三菱のエコキュート
三菱のエコキュートは、実力派で省エネ大賞を2020年に受賞しています。
消費電力や給湯熱量をベースに計算された年間給湯保温効率が高い機種もあり、いろいろな省エネ技術が使われています。
また、浴槽の栓を抜くのみで配管の掃除ができるバブルおそうじの機能は、汚れをマイクロバブルの泡で落としてくれる画期的なものです。
楽に配管のお手入れができるのはメリットでしょう。
三菱のエコキュートの人気の機種は、省エネ機能だけでなく、便利な機能の浴室や脱衣所の暖房機と連動したスイッチなども搭載されています。
ハイグレードタイプで、先端技術が貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットにも詰まっています。
なお、三菱のエコキュートの詳細については、ホームページ(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/)などを参照してください。
・パナソニックのエコキュート
パナソニックは有名な家電メーカーですが、エコキュートも人気になっています。
パナソニックのエコキュートは、太陽光発電と連携するソーラーチャージやお湯の冷め方まで学習するAIエコナビなどの省エネ性能が特徴です。
また、省エネ機能が多くお湯を使うシャワーにも搭載されています。
人気の機能は、一定のリズムでシャワーの流量などを変えるリズムeシャワーがあります。
パナソニックのエコキュートの人気の機種は、家族数が4人~7人用のフルオートタイプです。
パワフル高圧給湯機能で、同時にお湯を台所とシャワーで使ってもお湯の温度や量が安定します。
なお、パナソニックのエコキュートの詳細については、ホームページ(https://sumai.panasonic.jp/hp/)などを参照してください。
・コロナのエコキュート
コロナは、世界で最初にエコキュートを販売しました。
研究を長期間に渡って積み重ねて、いろいろな賞も受賞しています。
コロナのエコキュートの特徴は、ラインナップが豊富であることです。
環境や気候の影響を受けやすい地域向けの寒冷地仕様や耐塩害仕様のエコキュートなども揃っており、住んでいる地域に適したものが選べます。
また、オリジナルの特殊成型断熱材、温度管理技術などで、お湯を効率良く沸かして貯めておいて使えることも特徴です。
コロナのエコキュートの人気の機種は、マンション用のもので、スリム設計・省スペースのフルオートタイプです。
人が浴槽に入ったことをセンサーで検知して追いだきを始める省エネ保温や、ふろ湯量や給湯量をコントロールしてくれる節水モードの機能が搭載されています。
なお、コロナのエコキュートの詳細については、ホームページ(https://www.corona.co.jp/eco/)などを参照してください。
・ダイキンのエコキュート
ダイキンのエコキュートは、お風呂が好きな方に嬉しい湯温モードが選べる温浴タイムや微細な泡を発生させるウルトラファインバブル入浴などの機能が搭載されています。
さらに、普通のエコキュートでは使えないような入浴剤も、一部のダイキンのエコキュートでは使えます。
また、家族数が少ない2人~3人向けのネオキュートもあり、家族数に応じて選びやすいことも特徴です。
ダイキンのエコキュートの人気の機種は、家族数が3人~5人用のパワフル高圧のフルオートタイプです。
なお、ダイキンエコキュートの詳細については、ホームページ(https://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/)などを参照してください。
・日立のエコキュート
オリジナルに開発した水道直圧給湯の機能が、日立のエコキュートの最大の特徴です。
同時に2箇所でお湯を使っても、一般的に使われている減圧弁方式の圧力の2.9倍くらいでお湯が出ます。
さらに、シャワーが戸建の3階でも使えます。
また、水道直圧給湯は、貯湯タンクユニットのお湯の熱を使って、水道水をプレート式給湯熱交換器で瞬時にお湯を沸かすため、エコキュートのお湯をそのまま飲用したり野菜洗いに使ったりすることができます。
日立のエコキュートの人気の機種は、水道直圧給湯機能が搭載されているフルオートタイプです。
お風呂湯はりが約9分30秒でできる高速湯はりの機能だけでなく、学習機能やセンサー検知など、お湯が賢く使える機能も搭載されています。
なお、日立のエコキュートの詳細については、ホームページ(https://kadenfan.hitachi.co.jp/kyutou/)などを参照してください。
・東芝のエコキュート
東芝は、エコキュートにエアコンに採用しているヒートポンプの技術を利用しています。
貯湯タンクユニットの保温効率をアップしたり、浴槽の冷めやすさを学習して保温したりする省エネ機能も搭載されています。
デザイン性についても、ブラックのリモコンなど、こだわりも見られます。
東芝のエコキュートの人気の機種は、オーバルタイプの角が丸くなった貯湯タンクユニットです。
銀イオン発生ユニットをお風呂の湯はりの回路に設けて、細菌の繁殖を防止する銀イオンの湯の機能が搭載されていることも特徴です。
なお、東芝のエコキュートの詳細については、ホームページ(https://www.toshiba-carrier.co.jp/products/small/eco/index_j.htm
)などを参照してください。
初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ
●エコキュートの取り替え費用の相場
エコキュートの取り替え費用の相場は、25万円~75万円です。
エコキュートの本体価格の相場は15万円~60万円、取り替え工事費用は10万円~15万円くらいを見ておくといいでしょう。
エコキュートの本体価格は、貯湯タンクの容量や機能などによって違います。
エコキュートは、使用目的や家族数に応じたものを選ぶことが大切です。
また、新しくエコキュートを設置するときは、基礎工事や電気工事、配管工事なども必要になります。
エコキュートの取り替え工事のときは、既設の給湯器の撤去費用などがかかることもあるため、業者に確認しましょう。

●エコキュートの取り替えまでの流れ
エコキュートを取り替えしようとしても、どのような流れになるか、どの程度費用がかかるかなど、わからないことが多くあるでしょう。
エコキュートの取り替えの方法や費用を前もって把握しておくことによって、トラブルを避けることもできます。
ここでは、エコキュートの取り替えまでの流れについてご紹介します。
・エコキュートの設置スペースをチェックする
エコキュートを取り替えするためには、まず設置スペースをチェックする必要があります。
ガス給湯器などを使っているときは、エコキュートが大きいために驚くことでしょう。
基本的に、エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあります。
そのため、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの両方の設置スペースが必要になります。
メーカーや機種によって違いますが、一般的に貯湯タンクユニットは200cmくらいの高さ、60cmくらいの幅、70cmくらいの奥行きといわれています。
一方、ヒートポンプユニットは60cmくらいの高さ、60cmくらいの幅、30cmくらいの奥行きになっており、大きさはエアコンの室外機と同じくらいです。
しかし、あまりにも設置場所が狭いと、エコキュートのメンテナンスができなかったりすることもあるために注意しましょう。
また、エコキュートは夜間に運転するため、寝室の近くには設置しないなどが必要です。
このようなことを考慮しながら、エコキュートの設置場所を決めます。
エコキュートの設置スペースがなかなか確保できないようなときは、近年多くなっている薄型タイプがおすすめです。
薄型タイプのエコキュートは角型タイプに比較してイニシャルコストが少し高くなりますが、40cmくらいの奥行きと薄く、外観的にもデザインのスタイリッシュなものが多いためにおすすめです。
なお、エコキュートの取り替えするときは、業者と十分に相談して、自宅に適した機種を選びましょう。
・既設の給湯器の撤去、基礎工事を行う
エコキュートの設置場所が決まると取り替え工事になりますが、既設の給湯器があるときは撤去します。
また、既設の給湯器がガス給湯器のときは、ガス会社と解約するかも検討します。
というのは、エコキュートを取り替えするとガスが必要なくなることがあるためです。
そのため、エコキュートの取り替え工事が終わった後に、ガス会社と解約する必要があります。
次に、エコキュートを設置するための基礎工事で土台を作ります。
基礎工事は、砂利を敷いたり、コンクリートを流し込んだりするなどして土台を作ります。
というのは、エコキュートの貯湯タンクユニットが満水になると400kg~600kgくらいになるため、土台はしっかりとしたものが必要になるためです。
貯湯タンクユニットの転倒防止用のアンカーも同時に設置します。
なお、厚さ10cm、縦横80cm以上のコンクリートがあるときは、基礎工事が必要ありません。
また、土台を作る方法としては、既製品のコンクリートを使うエコベースと型枠を作ってコンクリートを流し込む現場打ちがあります。
エコベースは、既製品の土台を置くのみであるため、時間や費用がかかりませんが、弱い地盤のときは土台が安定しなくなりがちです。
一方、現場打ちは、地盤が割合弱いときでも土台のしっかりとしたものが作れますが、エコベースよりも時間や費用がかかります。
土台を作る方法については、業者と十分に相談して決めるのがおすすめです。
・エコキュートの取り替え工事の流れ
土台が完成すると、次に配管工事を行います。
既設の電気温水器などがあるときは、そのまま配管を使うことができます。
しかし、エコキュートを既設の給湯器とは違ったところに設置するときは、新しく配管工事が必要になります。
そのため、エコキュートを取り替えするときは、配管の位置もチェックしてから設置場所を決めましょう。
エコキュートの配管工事としては、給水配管工事、給湯配管工事、追いだき配管工事、排水配管工事があります。
給水配管工事、給湯配管工事は、エコキュートを使うための最も基本的なものです。
貯湯タンクユニットと、水道管、シャワーや給湯栓を接続する工事です。
追いだき配管工事は、追いだき機能付きエコキュートだけのときに必要で、貯湯タンクユニットの中のお湯をお風呂に送るためのものです。
排水配管工事は、貯湯タンクユニットやヒートポンプユニットからの排水を排水口に流すためのものです。
配管工事の時間は、3時間~5時間くらいになります。
この間は、お湯や水が断水になるために使えなくなります。
そのため、前もって準備しておきましょう。
配管工事が全て終わると、次にエコキュートを設置します。
貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを、土台の上に水平になるように設置します。
次に、配線工事を行います。
エコキュートを運転するためには、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの電源線とアース線、台所リモコンと浴室リモコンの配線などの工事が必要になります。
配線工事が終わると、試運転を行って、問題がないとエコキュートの取り替え工事が完了します。

●エコキュートの取り替え事例
ここでは、エコキュートの取り替え事例についてご紹介します。
・石油給湯器からエコキュートに取り替えした事例
台所をIHクッキングヒーターにするときに、エコキュートを取り替えした事例です。
石油給湯器からエコキュートへの取り替えですが、コンクリートで浴室の壁の穴などは埋めました。
エコキュートに取り替えする前の石油給湯器は、20年近く使っていました。
オール電化にしたことによって、安心して将来的にも住めるようになりました。
・大きな貯湯タンクの容量のエコキュートに取り替えした事例
住宅全体をリフォームする機会にオール電化にして、エコキュートを取り替えした事例です。
広い戸建ですが、大きな460Lの貯湯タンクの容量のエコキュートに取り替えしたことによって、お湯がたっぷり使えるために安心です。
初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ
●まとめ
ここでは、初めてのエコキュートの取り替えでお困りの方へ、次のようなことについてご紹介しました。
・エコキュートとは?
・エコキュートの給湯タイプ
・エコキュートの選び方
・主なメーカーのエコキュートの特徴
・エコキュートの取り替え費用の相場
・エコキュートの取り替えまでの流れ
・エコキュートの取り替え事例
ここでご紹介したことなども参考にして、エコキュートの取り替えを検討してみましょう。
自宅に適したエコキュートを選ぶためには、信頼できる業者を探すことが大切です。
見積もりを複数の業者から入手して比較検討し、自分たちの要望に適したエコキュートを提案してくれるような業者を選びましょう。
なお、見積もりを複数の業者から入手するときは、エコキュートの一括見積もりサイトなどを利用するのもおすすめです。
エコキュートの一括見積もりサイトは、地元の優れた業者をいくつか紹介してくれます。
相談が無料でできるため、気軽に利用してみましょう。

エコキュート、修理、交換設置について
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