東芝の電気温水器HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ
2025年2月12日
東芝の電気温水器を長年使っているとエラーコードが表示されるため、エコキュートに交換しようか検討している方もいるのではないでしょうか。
ここでは、東芝の電気温水器HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、HPL-2TFB375RAUの仕様、HPL-2TFB375RAUの表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートの寿命を延ばすコツ、HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
■HPL-2TFB375RAUの仕様
ここでは、HPL-2TFB375RAUの仕様についてご紹介します。
・貯湯タンクの容量:370L
・定格:ヒーター:単相200V 4.4kW(上、下ヒーターとも、ただし同時通電はしない)、ポンプ:単相200V 100W(50Hz)/124W(60Hz)
・タンク沸き上がり温度:自動:約75℃~90℃(水温により可変)、最高:約90℃
・給湯温度:30℃~48℃(1℃きざみ)、50℃、60℃
・外形寸法:幅700㎜、奥行き700㎜、高さ1,800㎜
・質量(満水時):約74kg(444kg)
・設置場所:屋内・防雨兼用形
・ふろ給湯機能:自動湯はり:湯はり設定温度:35℃~48℃(1℃きざみ14段階)、自動保温:自動湯はり開始から設定した自動運転時間(0~12時間)の間、設定温度で保温する、足し湯:自動湯はり開始から設定した自動運転時間(0~12時間)の間、設定温度で設定水位まで足し湯する、追いだき:自動運転中:設定温度+1.5℃上昇させる、自動運転中以外:設定温度まで上昇させる、差し水:約30℃のお湯で浴槽温度を約1.0℃低下させるまで差し水する
■HPL-2TFB375RAUの表示されやすいエラーコードの要因と対処法
ここでは、HPL-2TFB375RAUの表示されやすいエラーコードの要因と対処法についてご紹介します。
●エラーコードの「E:25」
エラーコードの「E:25」の症状は、自動足し湯を一定時間しても水位の30mmの上昇が検知できないことです。
要因としては、次のようなことがあります。
・浴槽の栓をふろ自動を切らないで抜いた
・浴槽のふろ循環アダプターのフィルターの目詰まり、純正でないふろ循環アダプターの使用、配管の詰まりなどによって水位が正常に検知できない
対処法としては、エラーコードの「E:20」と同時に表示されるときは栓抜けをチェックしてください。
●エラーコードの「E(U):27」
エラーコードの「E(U):27」の症状は、60分間湯はりしても設定水位まで上がらないことです。
要因としては、次のようなことがあります。
・浴槽の栓を閉めないで湯はりした
・給湯圧小、配管詰まりによって極端に給湯量が少ない
・お湯が浴槽から溢れるときは流量センサーのトラブルあるいはフロースイッチがONしないこと
対処法としては、エラーコードの表示内容をチェックして、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:28」
エラーコードの「E:28」の症状は、湯張り中に3分間28℃以下のお湯を検知したことです。
対処法としては、ハードチェックで「h:03」「h:04」をチェックし、ふろ循環アダプターの出湯温度と設定温度を温度計でチェックして問題がないときはミキシングバルブの交換が必要です。
メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:29」
エラーコードの「E:29」の症状は、湯はり中に1分間設定温度+10℃のお湯を検知したことです。
対処法としては、ハードチェックで「h:03」「h:04」をチェックし、ふろ循環アダプターの出湯温度と設定温度を温度計でチェックして問題がないときはミキシングバルブの交換が必要です。
メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:31」
エラーコードの「E:31」の症状は、ふろ往き配管詰りで、流量センサーが往き1管給水をしても動作しないことです。
要因としては、流量センサーが流量を少しも検知しないことです。
対処法としては、エラーコードの表示内容をチェックして、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:32」
エラーコードの「E:32」の症状は、ふろ戻り配管詰りで、流量センサーが戻り1管給水をしても動作しないことです。
要因としては、流量センサーが流量を少しも検知しないことです。
対処法としては、エラーコードの表示内容をチェックして、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:Hc」
エラーコードの「E:Hc」の症状は、95℃以上を水温湯温センサーが検知したことです。
対処法としては、センサー検知温度をハードチェックでチェックし、リレーが通電したままでないかチェックする必要があるため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:HP」
エラーコードの「E:HP」の症状は、15分間加圧防止センサーが連続して検知したことです。
対処法としては、水滴(異物)が加圧検知センサーの電極間に付いていないかチェック、リード線のコネクター、本体の基板のコネクターが濡れていないかチェックする必要があるため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「E:HL」
エラーコードの「E:HL」の症状は、貯湯タンク下部のセンサーの温度の方が貯湯タンク上部のセンサーの温度より高い状態を30分間検知したことです。
対処法としては貯湯タンクの給水状態をチェックするために、タンク残湯センサーの検知温度をハードチェックでチェックし、センサーハーネスにトラブルが無いかチェックする必要があるため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
●エラーコードの「H:0」
エラーコードの「H:0」の症状は、ふろ電動三方弁(二方弁)の異常で、目標の位置信号が検知できないことです。
対処法としては、エラーコードを解除して再発しないときは様子を見てください。
また、すぐにエラーコードが表示されるときは部品のトラブルやハーネスの腐食や断線であるため、メーカーあるいは業者に連絡してください。
■エコキュートの寿命を延ばすコツ
エコキュートは10年間~15年間くらいの寿命といわれていますが、寿命は定期的に部品の交換やお手入れを行っているかによって違ってきます。
また、エコキュートの寿命は使用環境や使用方法によっても違います。
ここでは、エコキュートの寿命を延ばすコツについてご紹介します。
エコキュートだけでなく、電気製品のほとんどは寿命や耐用年数があります。
エコキュートを実際に使っていると、寿命よりも前に使えなくなったり、逆に寿命をオーバーしても使えることもあったりします。
それぞれの家庭によって使用状況は違うため、寿命は平均的に使えなくなる期間であると考えておきましょう。
エコキュートは給湯のみでなく、暖房も行うため、使えなくなれば非常に不便です。
急にエコキュートが使えなくなることを防ぐためにも、エコキュートの寿命を掴んでおくのがおすすめです。
エコキュートは2001年に初めて発売されたため、正確な寿命についてのデータがまだ十分に揃っていません。
一般的に、エコキュートの寿命は10年間~15年間くらいといわれています。
エコキュートは貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがあり、貯湯タンクユニットは10年間~15年間くらいの寿命といわれていますが、ヒートポンプユニットは使い始めてから5年間くらい経つとトラブルが発生することがあります。
寿命の10年間~15年間が経てば、さらにトラブルの発生が多くなります。
寿命になる前にエコキュートのトラブルが発生して、エコキュートの修理用部品のメーカーの保有が終わって在庫がなければ、エコキュートの本体を交換する必要があります。
しかし、部品をこまめにメンテナンスしていると、15年間経ってもエコキュートが使えることがあります。
●エコキュートの貯湯タンクユニットの寿命
比較的エコキュートの貯湯タンクユニットは長持ちしますが、寿命は部品を交換しないと短くなります。
ここでは、貯湯タンクユニットの水回路の部品を交換する目安の時期についてご紹介します。
貯湯タンクユニットの水回路の主な部品としては、逃し弁、減圧弁、流量調整弁、給湯ポンプ、給湯熱交換器があります。
逃し弁は圧力を逃すための部品、減圧弁は水道水の圧力を低くするための部品、流量調整弁はお湯を浴槽にはるときにお湯の量をコントロールするための部品、給湯ポンプはヒートポンプユニットで沸かしたお湯を給湯栓やお風呂に供給するための部品、給湯熱交換器はお湯を冷媒の熱で温める部品です。
このような部品の寿命を考慮すると、貯湯タンクユニットの寿命は10年間~15年間くらいになります。
●エコキュートのヒートポンプユニットの寿命
ヒートポンプユニットは、部品が多く内蔵されています。
ここでは、それぞれの部品の寿命についてご紹介します。
・冷媒回路の部品の寿命
冷媒が通る冷媒回路の部品としては、コンプレッサーと電動膨張弁があります。
コンプレッサーは冷媒を圧縮する部品で、電動膨張弁は冷媒を減圧して低温にする部品です。
コンプレッサーの寿命は10年間くらい、電動膨張弁の寿命は15年間くらいが目安です。
・水回路の部品の寿命
ヒートポンプユニットの水回路の主な部品としては、循環ポンプ、流量センサー、凍結防止切替弁があります。
循環ポンプはヒートポンプユニットの中で水を循環する部品、流量センサーは水量を測る部品、凍結防止切替弁はエコキュートの部品の凍結を防止する部品です。
循環ポンプの寿命は7年間くらい、流量センサーと凍結防止切替弁の寿命は7年半くらいが目安です。
・送風機の部品の寿命
外に熱を逃がすためのファンモーターを、送風機には使っています。
ファンモーターの寿命は、7年間くらいが目安です。
・電気回路の部品の寿命
電気回路の部品は、パワーモジュールとインバーターがあります。
パワーモジュールは電力をコントロールする部品、インバーターはモーターの回転数をコントロールする部品です。
インバーターの寿命は12年間くらい、パワーモジュールの寿命は7年半くらいが目安です。
エコキュートは、調子が急に悪くなることもあるでしょう。
エコキュートの寿命によるトラブルの症状がわかると、修理する方がいいか交換する方がいいかがわかります。
例えば、足し湯をしてもお湯が出ない症状があります。
この症状は基板の経年劣化が要因で発生するものの一つといわれています。
足し湯は、お風呂のお湯が冷めたときに温め直す一つの方法です。
足し湯の方が追いだきよりも節電できるため、足し湯を利用するのがおすすめです。
また、お風呂の湯はりが設定したお湯の量になっても止まらないトラブルもあります。
湯はりするときに浴槽から溢れてもわからないことがあり、電気代や水道代が無駄になります。
エコキュートの設定のミスなどがないときは、エコキュートのトラブルが考えられます。
これ以外にも、お湯や水が貯湯タンクユニットから漏れるトラブルがあります。
貯湯タンクユニットも経年劣化によって部品のトラブルが発生すると、お湯や水が貯まらなくなります。
エコキュートのトラブルが発生すると、エラーコードがリモコンに表示されるため、取扱説明書をチェックして、エラーコードを解消してください。
これでもエラーコードが解消されないときは、寿命の可能性があるためエコキュートの交換を考えましょう。
●エコキュートの寿命が短くなる使い方
ここでは、エコキュートの寿命が短くなる使い方についてご紹介します。
・適さない入浴剤を使う
入浴剤の使用を制限する内容がエコキュートの取扱説明書にも記載されるなど、エコキュートの寿命が入浴剤を使うと短くなることがあります。
エコキュートに良くない影響がある入浴剤としては、にごりタイプ、硫黄・アルカリ・酸・塩分が含まれているもの、ミルク成分が含まれているとろみ系のもの、炭酸カルシウムが含まれてにごり湯を作るものなどがあります。
粉末タイプ、ゆずや薬草、固形物の茎など、成分がわからないものも、使わない方がいいでしょう。
なお、適さない入浴剤はメーカーや機種によって違うため、取扱説明書を必ずチェックして、メーカーが推奨している入浴剤を使いましょう。
入浴剤の全てが使えないということではなく、メーカーが推奨している入浴剤であれば問題ありません。
使えるかどうかわからないときは、メーカーに問い合わせしてください。
なお、エコキュートとしては使えても、追いだきするときには使えないことがあります。
というのは、追いだきはお湯を循環するために、目詰まりが発生するときがあるためです。
追いだき付きのエコキュートで入浴剤を使うときは、このこともチェックしておきましょう。
・エコキュートと相性の良くない水を使う
エコキュートの寿命が短くなる地下水や温泉水、硬水や井戸水などは、メーカーも保証していません。
水質が要因のトラブルは無償保証の対象ではないため、このような水を使うときは前もって水質検査を受けるのがおすすめです。
しかし、現在は井戸水や地下水対応のエコキュートもあり、井戸水や地下水をエコキュートに使ってもメーカーが保証してくれます。
井戸水や地下水を使うときは、井戸水や地下水対応のエコキュートを設置しましょう。
・一般仕様のエコキュートを寒冷地や塩害地で使う
寒冷地で一般地仕様のエコキュートを使うと、凍結などのトラブルが発生しやすくなります。
また、塩害地で一般地仕様のエコキュートを使うと、潮風のために腐食しやすくなります。
そのため、寒冷地や塩害地に住んでいるときは、寒冷地仕様のエコキュートや耐塩害仕様のエコキュートを使いましょう。
・日頃のお手入れを行わない
エコキュートの寿命が短くなる要因としては、日頃のお手入れを行わないことがあります。
エコキュートは屋外に設置することが多いため、全くお手入れを行わないで使う人も多くいるようです。
また、フルオートタイプのエコキュートは自動配管洗浄の機能が搭載されているため、お手入れが必要ないと考えている人もいるかもしれませんが、お手入れが必要ないのは追いだき配管のみで、自分でエコキュートの貯湯タンクの水抜きなどは行う必要があります。
このようなお手入れを行わないと、エコキュートは寿命よりも短期間で使えなくなることもあります。
●エコキュートのお手入れの方法
エコキュートの寿命は使用環境や使用方法で違いますが、寿命を延ばすためにはこまめなお手入れが必要です。
ここでは、エコキュートのお手入れの方法についてご紹介します。
・貯湯タンクの水抜き
貯湯タンクの中の水をそのままにしておけば、底に水道水の不純物が溜まって、湯ドロなどとしてお湯の中に混じります。
そのため、貯湯タンクの水抜きを年に2回、3回行うことによって、きれいなお湯を使うことができます。
貯湯タンクの水抜きの方法としては、次のようになります。
貯湯タンクユニットの下部の脚カバーを外して、給水配管用の水栓を閉めます。
貯湯タンクユニットの上部のカバーを開けて、逃し弁のレバーを手前に倒して、1分間~2分間貯蔵タンクユニットの下部の排水栓を開けます。
排水ホッパーがあるときは、水が排水栓を開けているときに溢れないようにしてください。
排水栓を閉めた後に給水配管用の水栓を開けて、水が排水口から出ることをチェックするともとに逃し弁のレバーを戻してください。
排水するときは、お湯が熱いために火傷しないようにしてください。
貯湯タンクの水抜きの方法は、メーカーや機種によって違うことがあるため、エコキュートの取扱説明書でチェックしてください。
何年間も貯湯タンクの水抜きを行っていないときは、水抜きのみでは貯湯タンクの中をきれいにするのは困難です。
貯湯タンクの中が汚れていれば、ゴミがお湯に混じりやすくなります。
なお、貯湯タンクのメンテナンスは、メーカーや業者に頼むのがおすすめです。
・ヒートポンプユニットの水抜き
ヒートポンプユニットを長く使うためには、ヒートポンプユニットの水抜きを年に2回、3回行うことが必要です。
ヒートポンプユニットの水抜きは空気抜きともいわれており、定期的に水抜きを行わないとヒートポンプユニットのトラブルが発生します。
ヒートポンプユニットの水抜き方法としては、次のようになります。
ヒートポンプユニットの全ての水抜き栓を、回して開けます。
水が1分間以上出ることをチェックした後、水抜き栓を閉めてください。
水が出ているときは、水抜き栓を抜かないようにしてください。
ヒートポンプユニットの水抜き方法は、メーカーや機種によって違うことがあるため、エコキュートの取扱説明書をチェックしてください。
・逃し弁のチェック
逃し弁は、年に2回、3回チェックするのがおすすめです。
逃し弁のチェック方法としては、次のようになります。
エコキュートの排水口からお湯や水が出ていないことをチェックしてください。
もしお湯や水が出ているときは、貯湯タンクユニットの上部のカバーを開けて手前に逃し弁のレバーを倒したり、もとに戻したりしてお湯が水が出なくなるかチェックしてください。
お湯や水が出なくなれば、手前に逃し弁のレバーを倒して、お湯や水が排水口から出ることをチェックした後、もとに逃し弁のレバーを戻します。
逃し弁の近くの配管などは高温になっているため、火傷しないように注意してください。
逃し弁のチェック方法は、メーカーや機種によって違うことがあるため、エコキュートの取扱説明書をチェックしてください。
・漏電遮断器のチェック
漏電遮断器は、漏電が発生したときに火災や感電事故が発生する前に電気を止める役目があり、漏電ブレーカーともいわれています。
年に2回、3回は漏電遮断器をチェックして、安全にエコキュートを使いましょう。
漏電遮断器のチェック方法としては、次のようになります。
貯湯タンクユニットの上部のカバーを開けてください。
カバーの中にある漏電遮断器のテストボタンを押して、切やOFFに電源レバーがなることをチェックしてください。
電源レバーを入やONにしてください。
漏電遮断器のチェック方法は、メーカーや機種によって違うことがあるため、エコキュートの取扱説明書をチェックしてください。
・リモコン
エコキュートを長年使っていればリモコンも汚れるため、表示などが見えにくくなります。
こまめに掃除しないと、リモコンの汚れが落ちにくくなります。
リモコンの汚れは、水で濡らして乾いた布で拭き取りましょう。
アルコールやシンナーは、変色や変形の要因になるため使わないようにしてください。
●エコキュートを使うときに注意すること
ここでは、エコキュートを使うときに注意することについてご紹介します。
・ヒートポンプユニットの周りに障害物を置かない
ヒートポンプユニットの周りに障害物を置くと、吸込口や吹出口が塞がれます。
ヒートポンプユニットは、吸込口や吹出口が塞がれると正常に作動しなかったり、トラブルが発生しやすくなったりします。
ヒートポンプユニット周りに障害物が無いかを定期的にチェックして、エコキュートの寿命を延ばしましょう。
・長期間使わないときは電源を切る
使わないときには電源を切っておくことによって、エコキュートの負担が少なくなります。
エコキュートは、貯湯タンクの中のお湯が足りなくなるとお湯を自動で沸かします。
そのため、お湯が少ないと判断すると、使わなくてもお湯を沸かすために、電気代が無駄にかかります。
使わないときにお湯を沸かさないようにすると、電気代が低減できます。
エコキュートは、貯湯タンクユニットのカバーの中にある配線用遮断器と漏電遮断器を切ることによって電源が切れます。
しかし、冬のシーズンに電源を切ると配管などが凍結するため、沸き上げを止めるなどで対応しましょう。
・貯湯タンクの水抜きを行う
1ヶ月以上使わないときは、貯湯タンクの全てのお湯や水を抜きましょう。
というのは、貯湯タンクのお湯や水が1ヶ月以上そのままになると、水質が変わることがあるためです。
お湯を安全に使うためには、貯湯タンクの水抜きを行いましょう。
・メーカーや業者のメンテナンスも考える
お手入れがこまめに必要であるとわかっていても、忙しいときは自分でお手するのは大変になるでしょう。
また、自分のお手入れの方法が正しいか心配になることもあるのではないでしょうか。
そのため、確実にメンテナンスを行いたいときは、メーカーや業者に頼むのもおすすめです。
有料になりますが、自分でお手入れができない箇所まで行ってくれたり、トラブルの要因になる部品なども見つけてくれたりします。
■HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換する人気の型番ランキング
ここでは、HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
第1位:日立のエコキュートのBHP-FG37XU
BHP-FG37XUは、日立の高効率・高信頼性のフルオートモデルで、標準タンク式の一般地仕様。3〜5人家族に最適な370Lの貯湯タンク容量を持ち、快適なお湯ライフを支える多彩な便利機能を搭載しています。
製品スペック
シリーズ BHP-FGシリーズ(一般地仕様)
タンク容量 370L(2〜5人用)
貯湯タンクユニット寸法 高さ:1,771mm × 幅:650mm × 奥行:730mm
ヒートポンプユニット寸法 高さ:720mm × 幅:792mm × 奥行:299mm(配管カバー含む)
メーカー希望小売価格(税込)
本体(BHP-FG37XU):1,174,800円
① インターホンリモコン BER-X1FH 63,800円(税込)/58,000円(税別)
② 無線LANアダプター付属リモコン BER-X1FH-T 74,800円(税込)/68,000円(税別)
脚部カバー(BEAK-46X):17,600円
主な機能
ウレタンク(断熱性に優れた貯湯タンク)
高速湯はり(約11分)
追いだき機能
ダブル湯温設定
インテリジェント制御(学習型運転で省エネ)
節約サポート機能
ステンレス・クリーン自動洗浄システム
入浴剤対応・汚れガードパネル
来客時満タン沸き上げ
太陽光発電利用沸き上げ対応
ECHONET Lite AIF認証対応
日立エコキュートアプリ対応
耐震クラスS対応
ポイント解説
省エネ×快適性を両立した日立の高性能エコキュート。
ステンレス配管と自動洗浄機能により衛生面も安心。
リモコンやアプリでの遠隔操作・モニタリング機能も充実。
なお、機能の詳細については、日立のエコキュートのホームページ(https://kadenfan.hitachi.co.jp/kyutou/
)などを参照してください。
第2位:コロナのエコキュートのCHP-E37AZ1
CHP-E37AZ1は、コロナの高性能ハイグレードモデルで、高圧力パワフル給湯(最大290kPa)に対応。3〜5人家族に最適な370Lタイプで、一般地(-10℃対応)向け仕様です。
製品概要
シリーズ ハイグレードタイプ・高圧力モデル
タンク容量 370L(3人〜5人用)
対応地域 一般地仕様(-10℃まで対応)
貯湯タンクユニット寸法 高さ:1,860mm × 幅:630mm × 奥行:730mm
ヒートポンプユニット寸法 高さ:720mm × 幅:884mm × 奥行:299mm
メーカー希望小売価格(税込)
本体+インターホンリモコンセット:1,215,500円
本体+無線LAN対応インターホンリモコンセット:1,232,000円
対応リモコン(最新型):
インターホンリモコンセット
RBP-GAD1(S)
希望小売価格 60,500円(税抜55,000円)
無線LAN対応※1インターホンリモコンセット
RBP-GADW1(S)
希望小売価格 77,000円(税抜70,000円)
脚部カバー(CTU-FC28):22,440円(税込)
主な搭載機能
高圧力パワフル給湯(290kPa)
自動お湯はり・自動保温・自動たし湯(有/無切替)
追いだき機能/ふろ自動一時停止/入浴お知らせ(音声モニター付)
ダブル温調機能(キッチン・バス個別)
ふろ湯量節水/使い切りモード/今日の湯増し休止
ふろ配管洗浄・貯湯ユニットステンレス配管
汚れんコート(防汚処理)
ecoガイド表示機能
コロナ快適ホームアプリ連携(無線LANモデル時)
ECHONET Lite対応/HEMS連携可能
特徴・おすすめポイント
最大290kPaのパワフルな給湯圧力で2階でも快適シャワー
音声モニター付き入浴お知らせ機能で家族への安心サポート
無線LAN対応リモコン(スマホアプリ操作)で外出先からもコントロール可能
エネルギーを賢く使うecoガイドや節湯設定も搭載
なお、機能の詳細については、コロナのエコキュートのホームページ(https://www.corona.co.jp/eco/)などを参照してください。
第3位:ダイキンのエコキュートのEQX37YFV
EQX37YFVは、フルオートタイプの一般地仕様・角型(Xシリーズ)で、パワフル高圧タイプ(320kPa)のエコキュートです。
370Lのタンク容量は、3人〜5人世帯に最適です。
■ 寸法
貯湯タンクユニット:高さ1,825mm × 幅630mm × 奥行730mm
ヒートポンプユニット:高さ735mm × 幅899mm × 奥行300mm
■ メーカー希望小売価格(税込)
本体価格:1,369,500円
脚部化粧カバー(KKC022E4):12,760円
スタイリッシュリモコン(BRC083G1):66,000円
■ 主な機能一覧
昼間シフト機能
沸き上げ一時休止/休止設定/沸き増し
おまかせ/たっぷり/少なめ湯量モード
じゃ口閉め忘れ・給湯量お知らせ
スマート貯湯・ターボ沸き上げ
あらかじめ霜取り・沸き増し能力アップ
ツイン給湯・パワフル高圧給湯(320kPa)
温浴タイム・ウルトラファインバブル入浴(オプション)
チャイルドロック・非常用水取出し
降雪対応ファン機能
ふろ自動・自動保温・自動たし湯(入切設定付き)
追いだき・たし湯・高温たし湯・たし水
エコふろ保温・ふろ配管洗浄(自動/手動)
無線LAN対応リモコン対応
エコ確認・コミュニケーション(通話)
設定ナビ/サービスTEL表示
サブリモコン対応(別売)
試運転ナビ
電力契約設定(プラン/マニュアル)・電力抑制設定
ピークカット設定
ECHONET Lite Release.I 準拠
なお、機能の詳細については、ダイキンのエコキュートのホームページ(https://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/
)などを参照してください。
■まとめ
ここでは、東芝の電気温水器HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、HPL-2TFB375RAUの仕様、HPL-2TFB375RAUの表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートの寿命を延ばすコツ、HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介しました。
HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換する人気の型番ランキングとしては、次のようになります。
第1位:日立のエコキュートのBHP-FG37XU
第2位:コロナのエコキュートのCHP-E37AZ1
第3位:ダイキンのエコキュートのEQX37XFV
東芝の電気温水器HPL-2TFB375RAUからエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュート、修理、交換設置について
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