電気代

2020年7月21日

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一戸建ての電気代マンションに住んでいる場合より高くなると聞いたことありませんか?理由はなぜなのか気になりますよね?

どうすれば一戸建ての電気代を安く抑えられるのか、一戸建ての電気代を節約するためのヒントをご案内させて頂きます。

一戸建ての電気代は高いのでしょうか?

電気料金は家族の人数やライフスタイルによって大幅に異なります。
一戸建てとマンションなどの集合住宅の電気代を単純に比べることは難しいのですが、一般的には一戸建ての方が高くなる傾向がございます。

電気の使用量自体もマンション等に比べ一戸建ての方が多くなります。
マンションから一戸建てに引っ越したところ、1ヶ月の電気代が高くなってしまったという話はみずほ住設のエコキュートのお客様からもお聞きさせて頂いております。

原因

契約しているアンペア数

契約しているアンペア数が高いケースはよく挙げられます。
アンペアは電流の強さを表す単位で契約アンペア数が高くなると、その分電気代の基本料金も上がる事になります。

電力最大手である東京電力の従量電灯Bというプランのアンペア数ごとの基本料金をご案内させて頂きます。

10アンペア-約280円、15アンペア-約421円 20アンペア-約561円、30アンペア-約842円、40アンペア-約1,123円、50アンペア約1,404円、約60アンペア 約1,684円

契約アンペア数を10アンペア高くすると基本料金が約280円上がる形です。
マンションに住んでいたときは40アンペアで大丈夫でも一戸建てに越してからは使う家電が増えて同時に使うとブレーカーが落ちてしまうため、契約アンペア数を50アンペアにした場合は電気代がその分高くなります。

契約アンペア数について意識しておらず、必要以上にアンペア数を高く設定していたというケースもよくありますので確認が大事です。

専有面積と断熱性

一戸建てはマンションと比較して部屋数なども多く、専有面積が大きくなる傾向があります。
専有面積が広くなれば冷暖房設備の負担が大きくなってしまい、部屋数も多ければその分設備の数や家電も増えるため電気代が上がってしまうのです。

一般的にマンションよりも一戸建ての方が気密性や断熱性が低いとされます。
外気の影響を受けやすく冷暖房の消費電力が上がってしまい、その結果電気代も上がってしまいます。

節約方法

①契約アンペア数

契約アンペア数がわからないという場合は電気使用量を知らせる検針票を確認してみましょう。
東京電力の検針票にはご契約種別の下のご契約という箇所に契約アンペア数が記載されています。

適切な契約アンペア数を決めるときは一度にどれだけの電気器具を使うかを考えて、それぞれのアンペア数を足して計算すると目安になるので計算して見ましょう。
主な電気器具の大体のアンペア数をご案内させて頂きます。。

エアコン    7アンペア

電気ストーブ  10アンペア

電気こたつ   5アンペア

テレビ     2アンペア

冷蔵庫     2.5アンペア

照明器具    1アンペア

電子レンジ   15アンペア

オーブン    14アンペア

ドライヤー   12アンペア

洗濯機     3アンペア

IH炊飯器    13アンペア

アイロン    14アンペア

家電製品の多くは消費電力がワットで記載されています。
ワットをアンペアに直すには下記の式で算出します。

ワット÷100ボルト=アンペア

すぐにブレーカーが落ちてしまうという場合はアンペア数を上げる必要があります。
たまに落ちると程度なら同時に使う器具を制限するなど、工夫次第でアンペア数を下げる事が可能です。

電力会社と契約プラン

電力会社や契約プランを変更することでも電気代は安くなります。
インターネットの電気料金比較サービスで、どの程度安くなるのか調べてみるといいでしょう。

新電力と呼ばれる新しい電力会社を利用するで数パーセントは月々の電気代を節約できる可能性があります。
昼間より夜の方が使用電力量が多い場合は夜の電気代が安い契約プランに変える方法もあります。

最近はユニークな料金プランを用意する電力会社が増えています。
自分のライフスタイルに合う会社やプランを探してみると良いでしょう。

③家電

古い家電を省エネタイプのものに買い替えるだけでもかなりの節約が期待できます。
同じメーカーの550Lの冷蔵庫で調べてみると10年前の製品の年間消費電力は約420kWhで現在の製品の年間消費電力は約270kWhとなっていて、格段に省エネ性能が上っているのです。

買い替えるための費用はかかりますが、中長期的に見れば光熱費にかかる出費を抑えることが可能になります。

太陽光発電

一戸建てなら太陽光発電を導入するのも良い選択です。
発電できる電気量が日射量に影響されるなどの不確定要素もありますが家をオール家電にして契約プランを見直す事や蓄電装置を備え付けて夜間などに使用する工夫をすると電気代を大幅に節約できる可能性もございます。

一戸建ての電気代を節約するにはその原因を特定して適切な対策を取ることが効果的です。上記を参考にして頂いて少しでも快適な電気ライフにしていただけますと幸いです。

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