エコキュートはお守り!?
2020年5月1日
台風や地震などの自然災害によって大きな被害がでていることから災害に対する備えをする人が多くなっているのではないでしょうか。
最近では新型コロナウィルスの影響で緊急時、一大事になる前に何かを用意する癖がついている方も多いですよね?
災害も規模によってはインフラ設備も被災してライフラインが停止していることから、ライフラインをどう確保するかがポイントとなってきています。災害時や緊急時の水の確保という点でエコキュートが脚光を浴びているのは事実です。
エコキュートはヒートポンプ技術によって空気の熱でお湯を沸かす機器です。
エコキュートを設置し、電気プランを最適なものにすることによって電気代金の削減が期待できます。
エコキュートが今までの電気温水器と異なる点はお湯を貯めるための貯湯タンクがあるところです。
貯湯タンクのお湯は災害時の生活用水と利用することができることから、エコキュートは防災アイテムとしても脚光を浴びています。
人は1日に2リットルの飲み水が必要といわれておりますし、生活にはトイレや洗濯、お風呂などで水が必要ですよね?
災害によってライフラインが断絶したときの避難生活で最も困ったのは水の確保と言われており、この問題を解決しておくのは非常に大事なことでございます。
エコキュートの貯湯タンクに貯めることができるお湯は一般敵意370L、460L、550Lで、これは4人家族であれば2~4日分の生活用水となります。ライフラインが停止してしまった場合は飲料水の確保も難しいのでエコキュートのお湯が飲料水として利用できないか、考える人は多いではないでしょうか?
エコキュートのメーカーでは飲料水として使用することは不適切としているのがほとんどであり、取り扱い説明書にも記載されております。これはエコキュートの貯湯タンクに貯めたお湯が貯湯タンクにしばらく貯めるために飲み水として法的な基準に適さないため不適切と念のためしているだけで、煮沸することによって飲むことも可能になります。
エコキュートは生活用水の確保だけでなくいざとなれば飲料水の確保になるとうことで、現在飲用としてお使いできるエコキュートも少ないながら発売されております。
ただし、エコキュートの貯湯タンクの水は煮沸すれば必ずしも安全というわけではございません。
貯湯タンクに水垢や湯垢や付着していたり汚れが沈殿している場合は飲料水として利用するのをやめておいた方が良い事もあります。
災害時に飲料水としても利用する前提であれば定期的に貯湯タンクの清掃やメンテナンスを行うことが非常に大事になってきます。
貯湯タンク清掃は3ヶ月から半年に1回が目安といわれていますが、エコキュートのメーカーによる違いもありますのでよく取扱説明書を確認しましょう。
エコキュートの貯湯タンクの清掃は自身で行うことも可能ですが、エコキュートの点検やメンテナンスを行っている専門業者に依頼する方法もあります。
災害時の備えいうだけでなく、エコキュートを長期的に長く利用するためにも点検やメンテナンスは大事ですので定期的なクリーンアップを心掛けましょう。
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