三菱の電気温水器をご検討の方へ

2021年8月19日

三菱の電気温水器をご検討の方へ
三菱は、深夜電力利用の電気温水器を他社に先駆けて1964年に発売しました。
三菱の電気温水器は、長年の信頼と技術で快適な給湯ライフをサポートします。

ここでは、三菱の電気温水器をご検討の方へ、三菱の電気温水器の特徴、三菱の電気温水器の商品ラインアップ、三菱の電気温水器の保証制度、三菱のエコキュートがおすすめについてご紹介します。

■三菱の電気温水器の特徴

電気温水器は貯湯タンクにヒーターを内蔵しており、お湯を沸き上げて貯めるシンプルな給湯器です。
ここでは、三菱の電気温水器の特徴についてご紹介します。

●安心設計

・耐震性のアップ
幅広のタフレッグの採用によって、地階および1階設置で耐震クラスAに対応しています。
なお、タフレッグは給湯専用タイプ・自動風呂給湯タイプの角形（150L、200L、300Lを除く）に採用されています。
耐震クラスというのは、「建築設備耐震設計・施工指針」（（一財）日本建築センター）における局部震度法による設備機器の地震力に基づく指標です。
耐震クラスAは、耐震クラスBの約1.5倍の0.6の設計用水平震度(KH)をクリアします。

・生活用水として非常時は利用
断水などのときは、生活用水として電気温水器の貯湯タンクの中のお湯や水を非常用取水栓から利用できます。
なお、熱湯が非常用取水栓から出るときがあるため注意してください。
また、飲み水としては使えません。
やむを得ず飲むときは、必ず一旦沸騰させてください。
なお、丸形の電気温水器のときは、非常用取水栓を配管施工時に取り付けする必要があります。

・停電時でも出湯できる
停電のときでも、お湯や水が貯湯タンクの中に残っているとシャワーや水栓で使えます。
なお、設定温度と違う温度のお湯がでることがあるため注意してください。
断水のときには、お湯がシャワーや水栓から出ません。
停電のときには、わき増し・わき上げができません。

・停電などのときの時計のバックアップ
停電などのときも、メモリー機能とリチウム電池によってそのままリモコンの設定をバックアップ（マイコンレス型を除く）します。
そのため、停電が復帰するときに再度時計を設定する必要もありません。
なお、停電が長時間のときは、時刻にズレがないか念のためにチェックしてください。

●臭わないで燃焼音無し

電気温水器は火を使わないため、気がかりな燃焼音がないだけでなく、嫌な排気ガスの臭いもないため非常に快適に使えます。

●ピークシフト対応

夜間をメインにお湯を沸き上げるため、昼間の多く電力需要がある時間帯からのピークシフトにも対応しています。

●ぴったり

給湯専用タイプは、150L・200Lのワンルームマンション向けから550Lの大容量まで、用途に応じた幅広いラインアップが準備されています。
自動風呂タイプは、エコオート、フルオートダブル追いだきから選べます。

●省スペース

貯湯タンクのスペースがあるとすっきり設置できるため、リフォームにも新築にもおすすめです。
三菱の電気温水器をご検討の方へ
■三菱の電気温水器の商品ラインアップ

ここでは、三菱の電気温水器の商品ラインアップについてご紹介します。

●給湯専用タイプの電気温水器

給湯専用タイプの電気温水器は、水栓から浴槽にお湯はりするシンプルな給湯器です。
非常にリーズナブルに、快適な電気温水器ライフが楽しめます。
給湯専用タイプの電気温水器としては、次のようなものがあります。

・マイコン型の電気温水器
貯湯タンクの残湯量や給水温度の変化などをベースに、マイコンが通電を始める時刻を制御します。
なお、契約している電力会社に電力料金プランについては問い合わせしてください。
マイコン型の電気温水器としては、次のようなものがあります。
角形は、配管内蔵（減圧弁、逃し弁内蔵）で家の外観がスッキリするため、リフォームや新築のときにおすすめです。
丸形の電気温水器は、丸形から買い替えするときにおすすめです。
460Lのスリムボディタイプは、現在使っている370Lのスペースで、お湯の使用量をワンランクアップしたいときにおすすめです。
高圧力型は、170kPaの給湯圧力で、シャワーが快適に楽しめます。
別売のリモコン（SRTシリーズはリモコンが付属）のタンク残湯量表示は、0〜4の5段階表示です（SRシリーズは除く）。
リモコンは使いやすさを追求したものです。
本体に内蔵しているリチウム電池によって、前もって設定した時刻を記憶しています。
そのため、設置するときや入居するときに時刻を設定する手間が少なくなります（SRシリーズは除く）。
深夜電力契約でリモコンを使うときは、100V電源無しで200V電源だけでも接続できます（高圧力型を除く）。
そのため、一層施工の手間が少なくなります。
なお、100V電源がリモコンバックライト、タンク内湯温表示、時計表示を行うときは必要です。

・マイコンレス型の電気温水器
マイコンを搭載しないで、約85℃にわき上げ温度を固定としたもので、本体価格のぐんと身近なものを実現しました。
深夜電力を利用して、たっぷりとお得なお湯がわきます。
なお、リモコンは接続できません。
深夜電力契約を継続する方向けです。
最寄りの電力会社に契約内容は問い合わせしてください。

●自動風呂給湯タイプの電気温水器

自動風呂給湯タイプの電気温水器は、毎日の便利さで人気です。
機能や価格で我が家らしい自動風呂給湯タイプの電気温水器を選びましょう。
自動風呂給湯タイプの電気温水器としては、次のようなものがあります。

・フルオートダブル追いだきの電気温水器
リモコンワンタッチで、お湯はりができ、好みの湯量と湯温をそのまま自動的に維持します。
お湯が設定した時間後に冷めると、追いだきもワンタッチでできます。
三菱の電気温水器であれば、マイルド追いだきと急速追いだきの2つのモードを搭載しているため、シーンに応じて選べます。
マイルド追いだきは、入浴しながら湯温を高くしたいときに、優しく一定のスピードで追いだきします。
子供さんや高齢の方に対する思いやりモードです。
急速追いだきは、追いだきを最大能力で行って、設定した湯温に一気になります。
すぐに時間がなくて入浴したいときには非常に便利です。
自動保温は、お風呂のお湯がぬるくなれば自動的に貯湯タンクの中のお湯を使って温めます。
自動たし湯は、お湯が少なくなれば自動的にたし湯を行います。
ちょうどいい湯量をいつでも維持します。
エマージェンシーストップは、本体が万一水漏れしたときに、給水をただちに止めて最小限に被害を防止するセーフティ機能で、標準で全ての機種に装備されています。
なお、貯湯タンクの中に貯まっているお湯や水を止めるものではありません。
ツイン湯温コントロールは、例えば、お湯はりを42℃で行っているときに、50℃でシャワーや水栓で給湯できます。
なお、設定は最高60℃までできます。
浴槽アダプターへの給湯用混合弁と蛇口給湯用混合弁が独立してそれぞれ働くため、浴槽と水栓で同時に違う温度のお湯が使えます。

・エコオートの電気温水器
エコオートの電気温水器は、お湯はりのみが自動です。
もちろん入浴しているときの調整も非常に簡単です。
毎日楽にお湯はりをしたい、設置費用を安くしたいというような家庭におすすめです。
リモコンワンタッチでお湯はりが始まり、設定した湯量、湯温になれば自動的に止まります。
入浴しているときにお湯が少なくなったりぬるくなったりしたときは、浴室リモコンで湯量、湯温が簡単に調節できます。

・スマートリモコン
スマートリモコンは、使いやすくて見やすいと好評です。
インターホンタイプリモコンセット（RMC-JD5SE）は、次のような機能が搭載されています。
ホワイトバックライト液晶と大きな表示文字を採用することによって、見やさがぐんとアップしました。
ふろ自動運転から湯量、湯温などのいろいろな設定が、ボタン一つで楽に操作できます。
透明樹脂製素材でリモコンの表面を仕上げているため、一層上質感もアップしました。
双方向ハンズフリーインターホン機能（サブリモコンは対応していません）、音声ガイダンス機能が搭載されています。
サブリモコン（RMC-JKZ5）は、インターホン機能、呼び出し機能が搭載されています。

●大容量タイプの電気温水器

大容量タイプの電気温水器は、複数台を接続することによって大量にお湯が使えるため、いろいろな用途に使えます。
電気温水器のシステムであるため、電気料金のお得な制度が利用できます。
ランニングコストが低減でき、一気に業務用給湯が効率化できます。
電気温水器を複数台組み合わせるものであるため、一部のシステムに万一トラブルが発生してもお湯が使えます。
給水してからお湯をわき上げるまで自動の運転システムであるため、面倒な管理の手間も無くなります。
専従設備管理者も大型ボイラーのように必要ありません。
なお、小型ボイラーにSRT-556GUAはなります。
そのため、業務用で使うときは、対応が特別に必要です。
販売会社の担当部門に必ず問い合わせしてください。
必ず同梱されている「事業者さまへのご案内」をチェックしてください。
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■三菱の電気温水器の保証制度

ここでは、三菱の電気温水器の保証制度についてご紹介します。

●三菱の電気温水器は2年保証

三菱の電気温水器は、本体の無償保証が2年間です。
なお、無償保証期間は、電気ヒーターが3年間、貯湯タンク（缶体）が5年間です。

●延長保証制度

延長保証制度は、保証料をお客様が負担することによって、延長保証期間とメーカー保証期間をトータルして5年間あるいは8年間あるいは10年間の保証になる制度です。
三菱の電気温水器の延長保証制度は、電気温水器を買ってから3ヶ月以内に申し込みしてください。
保証料をお客様が負担すると、延長保証期間とメーカー保証期間をトータルして修理費が5年間あるいは8年間あるいは10年間無料になります。
なお、三菱のスマート電化延長保証規定に準じた対応に、修理のサービス内容はなります。
この延長保証制度を申し込みする前に、電気温水器の購入先などで延長保証に入っていないかをチェックしてください。
保証を別の延長保証で受けているときは、この延長保証の保証は受けられないため注意してください。
保証内容は、対象の電気温水器に延長保証期間中にトラブルが発生したときに、修理費が保証されます。
保証金額の限度は、本体価格になります。
保証される修理費は、出張料、技術料、部品代のトータルです。
電気温水器の延長保証料は、5年間が5,390円（税込）、8年間が10,450円（税込）、10年間が17,270円（税込）です。
延長保証は、メーカー保証が終わった後から始まります。
保証期間は、メーカー保証を含めて、電気温水器を買った日（使い始めた日）から5年間あるいは8年間あるいは10年間になります。
また、延長保証が終わった後は一般の有料修理になります。
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■三菱のエコキュートがおすすめ

三菱の電気温水器を検討するのであれば、電気温水器よりもエコキュートの方がおすすめです。
ここでは、三菱のエコキュートの機能についてご紹介します。

●バブルお掃除

・汚れを約0.1ミリのマイクロバブルが落とす
三菱のエコキュートのバブルお掃除は、マイクロバブルの力で汚れがちなふろ配管を自動洗浄し、きれいにふろ配管を維持してくれます。
お掃除の方法は、入浴が終わると浴槽の栓を抜くのみの簡単なものです。
バブルお掃除が自動的に始まって、浴槽についた皮脂汚れなどにマイクロバブルが吸着して除去します。
バブルお掃除は抜群の効果で、三菱の試験では、15年間エコキュートを使ったときのふろ配管を約79%の汚染度に抑えることができます。

・マイクロバブルとは？
マイクロバブルというのは、極小の約0.1ミリの泡のことです。
マイクロバブルの性質としては汚れの小さいものに吸着することがあり、この性質を三菱のエコキュートのバブルお掃除は使って汚れを落とします。
マイクロバブルの性質としては、汚れに吸着するもの以外にも、潤いをお肌に与える効果もあります。
この性質を、後からご紹介する三菱のエコキュートのホットあわー機能は利用しています。

・マイクロバブルのダブル配管洗浄
三菱のエコキュートのバブルお掃除は、水位が浴槽の栓を抜いて下がったことを検知すれば、2種類のマイクロバブルによるお掃除を自動的に始めます。
バブル循環洗浄は、マイクロバブルが含まれているお湯を、循環運転によって浴槽と貯湯タンクを行き来させることによって、きれいにふろ配管に付いている皮脂汚れなどを落とします。
汚れが落ちたお湯は、浴槽に最後に戻って排水口に流れます。
バブル注水洗浄は、仕上げの洗浄で、バブル循環洗浄が終わった後に行われます。
約6Lのマイクロバブルが含まれている水を浴槽へ注水することによって、きれいにふろ配管などに残っている汚れを洗い流します。
マイクロバブル以外に水の勢いも使っているため、抜群の洗浄効果があります。
三菱のエコキュートのPシリーズ、Sシリーズに、バブルお掃除は搭載されています。

●キラリユキープ

三菱のエコキュートは、お湯の菌の増殖を深紫外線を使って抑える機能が搭載されています。
業界で最初のもので、UV-LEDユニットを配管の中に搭載し、入浴しているときから入浴が終わった後まで快適できれいなお湯を作ります。
お風呂は、午後6時にはったお湯を、深夜に追いだきで入って、残り湯として次の日に利用する、というようなことが多くあるでしょう。
そのため、お湯の中の雑菌が気になるでしょう。
入浴しているときや入浴した後の雑菌を、UV-LEDユニットを経由させてお湯を循環させることによって抑えます。

・菌の増殖を紫外線の照射で抑える
キラリユキープは、UV-LEDユニットを循環する配管経路に搭載しています。
深紫外線をお湯がこの配管を通るときに照射して、雑菌のDNAにまで働きます。
空気や水気を浄化する効果が、深紫外線の短い波長のLEDは期待できます。
三菱の試験によれば、180Lのお湯、40℃のお湯の温度でキラリユキープがあるかどうかによって、雑菌の増殖に2時間後から違いが出ています。
キラリユキープのときは試験を始めてから1時間後の菌数がほとんど5時間後も維持されていますが、キラリユキープ無しのときは時間とともに菌数が多くなっています。
何回も家族が入浴する家庭にはおすすめの機能です。

・排水口の汚れも少なくなる
キラリユキープは、雑菌の増殖が残ったお湯の中で抑えられることによって、ヌメリが排水口のトラップ箇所で抑えられます。
ヌメリがなくなるということではありませんが、2倍以上にヌメリが発生するまでの期間がなり、面倒な排水口掃除の回数を少なくすることができます。
三菱のエコキュートのPシリーズ、Sシリーズ（コンパクトエコキュートを除く）に、キラリユキープは搭載されています。

●ホットあわー

・約0.01ミリのマイクロバブルが全身を包み込む
三菱のエコキュートのホットあわーは、ボタンを入浴しているときに押すことによってマイクロバブルがお湯の中に発生して、マイクロバブル入浴が簡単に実現できる機能です。
ホットあわーのマイクロバブルは、約0.001ミリのバブルお掃除のマイクロバブルよりも微細な泡です。
マイクロバブルはより微細な泡であるため、入浴しているときはお湯の中に滞留しやすくて全身を包み込んでくれます。

・肌付着量が三菱オリジナルの技術でアップ
三菱のエコキュートのホットあわーは、オリジナルの旋回流ノズルを改良することによって、お肌にマイクロバブルが付く量がアップしました。
2017年に発売されたエコキュートは、2013年のエコキュートと比較して、約1.9倍もホットアワーから出るマイクロバブルの量がアップしています。

・湯冷めしにくくなる
三菱のエコキュートのホットあわーのマイクロバブル入浴は、皮膚の表面温度がアップする効果があり、入浴した後に湯冷めしにくいというメリットがあります。
入浴した後にすぐに湯冷めする方には、三菱のエコキュートのホットあわーは最もおすすめでしょう。

・肌が潤う
三菱のエコキュートのホットあわーは、湯冷めしにくいというメリットのみではありません。
三菱がオリジナルに実施した検証によれば、5日間ホットあわー入浴を続けることによって、1.6倍も肌水分量がアップするというデータがあります。
肌水分量がアップするということは、その分潤いがお肌にあることになります。
潤いをお肌に与えたい方には、特にうれしいメリットでしょう。
また、ホットあわー入浴にプラスして、保湿ケアを湯上がり後に行うことによって、潤いのあるお肌をさらに維持することができるでしょう。
三菱のエコキュートのPシリーズ、Sシリーズに、ホットあわーは搭載されています。

●ハイパワー給湯

・快適な勢いのあるシャワーが実現
エコキュートの交換や購入を考えている方から、現在使っているエコキュートのシャワーが弱い、エコキュートはガス給湯器に比較して水圧が弱いのではないか、というような話をよく耳にします。
三菱のエコキュートのハイパワー給湯は、オリジナルの貯湯タンクの構造によって、290kPaまでお湯の圧力をアップしています。
従来の180kPaの高圧力型エコキュートに比較すれば、ハイパワー給湯は圧力が約1.6倍も強くなります。
シャワーの勢い強いことが、お湯の圧力が強いことによるメリットでしょう。
エコキュートのシャワーが弱いと今まで思っていた方には、非常におすすめです。
また、シャワーの勢いを節水型シャワーヘッドを使うことによって調節することもできます。

・kPaとは？
Paは、圧力の強さを表す圧力の単位です。
hPa、kPa、MPa、GPaなどが、主によく使われています。

・ハイパワー給湯が可能なオリジナルの構造
三菱オリジナルの貯湯タンクによって、三菱のエコキュートのハイパワー給湯は実現しています。
給湯圧力をアップするために、貯湯タンクに次のような工夫を2つ行なっています。
減圧弁設定圧力は、給湯圧力が減圧弁をお湯が通るときにアップするような三菱オリジナルの工夫です。
圧力ロス抑制は、給湯圧力が混合弁や配管をお湯が通るときにダウンしないような三菱オリジナルの工夫です。
三菱のエコキュートのPシリーズ、Sシリーズに、ハイパワー給湯は搭載されています。

●スマホ連携

三菱のエコキュートは、スマホ連携の機能によって、自分のWi-Fiルーターと別売部品の無線LANアダプター（GT-RA2（希望小売価格：20,000円））を経由していろいろな設定や操作がスマホアプリからできます。
ここでは、帰宅してお風呂にすぐに入られることが便利です。
帰宅する前にスマホからお湯はり操作をすると、帰宅してお風呂にすぐに入ることができます。
なお、浴槽の栓を外出する前に閉めておかないと、全て流れてしまうため注意しましょう。
また、エコキュートは、長期間旅行などで留守にするときに沸き上げを止めていれば、旅行から帰宅してもお湯が使えないときがあります。
基本的に、エコキュートは一晩かけて深夜電力でお湯を沸かして、このお湯を水で薄めて使うため、お湯が貯まっていなければすぐに使おうとしても使えません。
しかし、旅行先からスマホで沸き上げを始めることによって避けることができます。
なお、アプリをダウンロードしたり利用したりするのは無料ですが、アカウントなどの登録が必要です。
三菱のエコキュートのコンパクトエコキュート、エコキュートライトに、スマホ連携は対応しています。

●あったかリンク

あったかリンクの機能は、お湯はりをリモコンで操作すれば、同時にバス暖房乾燥機や脱衣室暖房機が作動できる便利なものです。
特に、冬のシーズンは浴室内や洗面所、脱衣室が寒くなりがちであるため、あったかリンクの機能を付けると自動的に暖めてくれます。
寒い洗面所に暖かいリビングから行ったりすれば、一気に血圧が高くなって脳卒中などになるヒートショックのリスクがありますが、このリスクを少なくすることもできます。
なお、作動するのは対応しているバス暖房乾燥機・脱衣室暖房機とのセットのときです。

・あったかリンクの機能に対応している機種
エコキュートは、最新の全てのシリーズの機種に対応しています。
バス暖房乾燥機はV-241BZ5（希望小売価格：137,100円）、脱衣室暖房機はWD-240DK2-RC（希望小売価格：164,900円）にそれぞれ対応しています。
なお、制御アダプターは、バス暖房乾燥機・脱衣室暖房機にそれぞれ同梱されています。
三菱のエコキュートのコンパクトエコキュート、エコキュートライトに、あったかリンクは対応しています。

●太陽光発電システムとの連携

天気予報をベースにした太陽光発電システムと連携することによって、エコキュートの沸き上げを昼間の余剰電力で行います。
この機能は、太陽光発電システムで発電した電気を売電しないで、有効にエコキュートで使うものです。
年々太陽光発電の買取価格が下がってきており、発電した電気を売電しても儲からないだけでなく、電力プランによっては買う電気の方が高くなることもある中、次の日は晴れと天気予報が判断をすればエコキュートの沸き上げを発電量の多い昼間に行います。
なお、天気予報は外れるときもあり、発電量が曇っていたりして不足すると、沸き上げを昼間の電気を使って行うようになるため、このことを把握したうえで使うのがおすすめです。
三菱のHEMS（ホーム・エネルギー・マネージメント・システム）を利用すれば、連携がより賢くできます。
過去の太陽光発電システムの発電した実績をベースに、太陽光発電量をAIで予測して精度をアップします。

・太陽光発電システムとの連携に対応している機種
エコキュートは、最新の機種シリーズに対応しています。
HEMSアダプターはGT-HEM4（希望小売価格：20,000円）、エネルギー計測ユニットはHM-EM03-EあるいはHM-EM03-W（希望小売価格：56,000円）、情報収集ユニットはHM-GW03（希望小売価格：51,000円）に対応しています。
太陽光発電システムは、三菱以外のものでもOK（全量買取は不可）です。
このようなものが揃って初めて機能します。
三菱のエコキュートのコンパクトエコキュート、エコキュートライトに、太陽光発電システムとの連携は対応しています。

●三菱のエコキュートの省エネ機能

ここでは、三菱のエコキュートの省エネ機能についてご紹介します。

・かしこいわき上げ制御
三菱のエコキュートのかしこいわき上げ制御は、お湯の家庭ごとの使用状況を学習して、自動で最適な沸き上げを行ってくれるものです。
かしこいわき上げ制御の主な特徴としては、次のようなものがあります。

（お湯の過去2週間分の使用状況を学習）
三菱のエコキュートのかしこいわき上げ制御は、お湯の過去2週間分の使用量の平均を学習して、お湯を安い電気料金の夜間に沸き上げ、足りなくなったときのみお湯を昼間に沸き増しします。
そのため、お湯の沸かし過ぎを防止することができるため、光熱費の低減ができます。
（集中湯量不足分わき増し）
三菱のエコキュートのかしこいわき上げ制御は、お湯の使用が1日の中で集まる時間帯を学習して、お湯を多く使用するのを予測して沸き増しを行ってくれます。
（湯切れ防止わき増し）
集中湯量不足分わき増しを行った後に、最低貯湯量以下に貯湯タンクの中のお湯がなったときは、湯切れ防止のために沸き増しを自動で行ってくれるものです。
（満タンわき増し）
満タンわき増しを設定すると、お湯を使うたびに設定した日は満タンに貯湯タンクがなるまで沸き増しを行ってくれます。

・アシスト湯はり&ヒートポンプ保温
三菱のエコキュートは、アシスト湯はりとヒートポンプ保温が「ふろ自動」ボタンを押すのみで省エネ運転を自動で行ってくれます。
アシスト湯はりは、ヒートポンプユニットで沸き上げた貯湯タンクの中のお湯と水道水を混合して湯はりを行うことによって、省エネ効果が約2%期待できます。
ヒートポンプ保温は、ヒートポンプユニットで沸き上げたお湯とぬるい浴槽のお湯を熱交換することによって、省エネ効果が約8%期待できます。

・節電モード
三菱のエコキュートの節電モードの機能は、学習したお湯の２週間分のデータをベースに、沸き上げ量を自動で抑えてくれるものです。
節電モードを利用することによって、約10%の省エネにおまかせモードに比較してなります。
三菱のエコキュートのPシリーズ、Sシリーズ、Aシリーズに、省エネ機能は搭載されています。

●スマートリモコン

・ドット表示
三菱のエコキュートのスマートリモコンは、見やすいドット表示を一部の液晶に採用しています。
エコキュートの給湯状況や運転状況をチェックすることができます。

・ワンボタン・ワン
三菱のエコキュートのスマートリモコンは、ボタン一つでふろ自動運転や湯量設定・湯温設定などのいろいろな機能を操作することができます。
子供さんから高齢の方まで、全ての家族が簡単に操作できるでしょう。

・お話リモコン機能
三菱のエコキュートのスマートリモコンのお話リモコンは、機能が2つあります。
双方向ハンズフリーインターホンの機能は、会話が台所リモコンと浴室リモコンでできる機能です。
高齢の方が入浴しているときにも、簡単に用事などを伝えることができるため安心です。
音声ガイダンスの機能は、エコキュートをリモコンで操作するときに、音声で動作内容と注意事項を知らせしてくれるものです。
そのため、リモコンを操作するときのミスが少なくなります。

・チャイルドロック
三菱のエコキュートのスマートリモコンでは、3秒間以上チャイルドロックボタンを押すことによって、チャイルドロックがかかります。
そのため、子供さんによる誤操作が防止できるため安心です。
三菱のエコキュートの全てのシリーズに、スマートリモコンは付属されています。

●三菱のエコキュートの安全・安心機能

ここでは、三菱のエコキュートの安全・安心機能についてご紹介します。

・耐震クラスSに対応
耐震クラスSに、三菱のエコキュートは対応しています。
万一の地震に備えるのであれば、三菱のエコキュートが地震に対して強い優れた耐震性があるためおすすめです。
なお、耐震クラスというのは、「建築設備耐震設計・施工指針」（日本建築センター）によって決まっている、耐震性能の建築関係におけるランクです。
耐震クラスSが最高のランクで、これ以外に耐震クラスA、耐震クラスBがあります。

・非常用取水栓
災害の地震などが発生したときは、生活用水としてエコキュートの貯湯タンクの中のお湯や水が使えます。
三菱のエコキュートは、非常用のお湯・水を取り出す非常用水栓が白色でわかりやすいため、間違えることが少なくなります。

・停電時出湯
三菱のエコキュートでは、停電したときでもお湯が貯湯タンクに残っていると、シャワーや水栓からお湯を使うことができます。

・日時バックアップ
三菱のエコキュートのリモコンは、停電中でもバックアップをリモコン本体に内蔵されているリチウム電池で行うため、停電が終わった後に再度時間を設定する必要がありません。
三菱のエコキュートのPシリーズ、Sシリーズ、Aシリーズに、安全・安心機能は搭載されています。
三菱の電気温水器をご検討の方へ
■まとめ