ジャバの使い方でお悩みの方へ

2021年5月14日

ジャバの使い方でお悩みの方へ
*2024年7月追記
ジャバの使い方に関しては商品についている取り扱い説明書を参照に使って頂く形がベストです。商品の使用方法は随時メーカーの方で変更がありますので、使い方を詳しく知りたい場合はみずほ住設のエコキュートコンシェルジュにお問い合わせください*

エコキュートはふろの追いだきができる非常に便利な給湯機です。
しかし、エコキュートはふろ配管の洗浄を行わなければ汚れが配管の中に溜まって、人にとってリスクがある菌が発生することがあります。
ここでは、ジャバの使い方でお悩みの方へ、エコキュートのふろ配管の洗浄の必要性、エコキュートのふろ配管の洗浄に使うジャバとは?エコキュートのふろ配管の洗浄でのジャバの使い方についてご紹介します。
ジャバの使い方でお悩みの方へ
■エコキュートのふろ配管の洗浄の必要性

エコキュートは大気の熱を利用してお湯を沸き上げして光熱費が低減でき、二酸化炭素が出ないために環境に対して優しいため、多くの方が設置しているのではないでしょうか。
しかし、エコキュートのふろ配管の洗浄が正しく行われなかったり、洗浄方法がわからなかったりするケースが多くあります。
しかし、こまめにエコキュートのふろ配管の洗浄を行わなければ、汚れが溜まってきます。

●ふろ配管が汚れる要因

人が入浴すれば、浴槽の中に湯垢や皮脂などの汚れが付きます。
また、汚れが入浴剤の成分によっては誘発されることもあるため、入浴剤を使うと汚れがさらに付きやすくなります。
エコキュートで追いだきするときは、ふろ配管を循環するお湯を加熱します。
浴槽のお湯が汚れていれば、一緒に汚れもふろ配管に流れ込みます。
雑菌などの繁殖はお湯が加熱されることによって促進されるため、洗浄をしていないふろ配管は汚れが溜まりやすくなります。

●ふろ配管の汚れを洗浄しないときのリスク

こまめに浴槽は清掃していても、ふろ配管の洗浄まではあまり行なっていないでしょう。
しかし、ふろ配管がきれいに維持されていなければ汚れが溜まって、入浴した人の健康が損なわれるリスクがあります。
ここでは、ふろ配管の汚れを洗浄しないときのリスクについてご紹介します。
エコキュートのふろ配管の中は温かいため、菌が増殖しやすくなります。
ふろ配管の中で繁殖する菌の中でも、レジオネラ菌は特に注意する必要があります。
レジオネラ菌は、健康な体の人にはリスクがありませんが、免疫力が弱い高齢の方や子供さんなどにはリスクがあります。

レジオネラ菌を免疫力が弱い人が吸うと、高熱や下痢、咳や頭痛が起きるレジオネラ肺炎になることがあります。
症状が悪くなれば、死亡することが最悪のときにはあります。
レジオネラ菌が増殖しやすい環境は、温かいことにプラスして汚れていることです。
清掃を全く行なっていないエコキュートのふろ配管のときは、ふろ配管を増殖した菌が循環して人が吸うリスクがアップするため、清掃を定期的に行う必要があります。
レジオネラ菌は一週間も清掃しなければ発生するため、定期的にふろ配管は清掃しましょう。
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■エコキュートのふろ配管の洗浄に使うジャバとは?

ここでは、エコキュートのふろ配管の洗浄に使うジャバについてご紹介します。

●ジャバとは?

ジャバは、雑菌が増殖しやすいエコキュートのふろ配管などが洗浄でき、徹底して除菌ができます。
ジャバでエコキュートのふろ配管などを洗浄すると、雑菌のブドウ球菌や大腸菌群などが除菌できます。
月に1回ジャバでエコキュートのふろ配管を洗浄することによって、バスタイムがいつでもきれいになります。
ジャバ1つ穴用であれば、エコキュートのふろ配管だけでなく、浴室の小物も洗浄とほとんどの除菌ができます。

●ジャバ1つ穴用の使い方

ジャバ1つ穴用は、エコキュートなどの給湯機のふろ配管などの洗浄・除菌におすすめです。
ジャバが水に溶けて、ふろ配管の汚れが出てきます。
ジャバを使うときは、ふろ循環アダプターのフィルターは髪の毛などのゴミが入らないように取り外さないようにします。
浴槽を清潔に維持するためは、定期的に1ヶ月〜2ヶ月ごとにジャバを使うのがおすすめです。
なお、ジャバは食べ物ではないため注意してください。
また、ジャバは上部に穴を開けて、パウチが膨らまないようになっています。

ここでは、ジャバ1つ穴用の使い方についてご紹介します。
浴槽の中の水位を、ふろ循環アダプターより約5cm上になるようにして、一箇所にジャバが固まらないように全ての量を入れてエコキュートの追いだきを行います。
エコキュートの追いだきができないときは、水を浴槽に足します。
エコキュートの追いだきを5分間程度行った後、約10分間そのままにしておきます。
なお、最初にジャバを使うとき、冷水からジャバを使うとき、酷い汚れのとき、前回ジャバを使ったときから間隔があいたときは、10分間程度エコキュートの追いだきを長く行うのがおすすめです。
すすぎのため、排水した後に再度ふろ循環アダプターから約5cm上まで水を入れて、エコキュートの追いだきを5分間程度行います。
この後、浴槽の水を排水します。
水を入れるときに蛇口が浴槽の近くにないときは、水をシャワーで入れましょう。
自動運転は行いません。
新しい水でも入浴した後の残り湯でも使えますが、残り湯に入浴剤が含まれているものは使えません。

なお、エコキュートのメーカーによっては、リモコンの追いだきボタンの名称が違うため、ボタンの機能をチェックして使ってください。
浴室の小物の洗浄・除菌のときは、浴槽の中の水位をふろ循環アダプターより約5㎝上になるようにして、ジャバの全ての量を入れます。
ジャバの溶け残りがあるときは、軽くかき混ぜます。
洗面器、イス、プラスチックのおもちゃ、風呂のフタなどの浴室の小物などは、2時間~12時間浴槽の中に浸けます。
小物を取り出して水洗いをします。
汚れが残っていれば、軽くスポンジなどで擦ります。
エコキュートのふろ配管の洗浄については、メーカーのエコキュートの取扱説明書をチェックしたり、メーカーに問い合わせしたりしてください。

●ジャバ1つ穴用の特徴

ジャバ1つ穴用を使うふろ配管は、雑菌などが長い配管であるため繁殖しやすくなっています。
しかし、ジャバ1つ穴用であれば、水に入れた瞬間にアクティブ発泡パワーが強力発泡して、雑菌や汚れを取り除いて、99%除菌ができます。
水あるいはぬるま湯にジャバを入れてエコキュートの追いだきを行うのみであるため、楽にふろ配管が洗浄でき、しかも手も汚れません。
当然ですが、エコキュートのふろ配管だけでなく、清掃が大変な浴室の小物も簡単につけ置きで洗浄でき、99%除菌ができます。

●ジャバ1つ穴用の詳細

ジャバ1つ穴用の用途は、お風呂の湯温が一定になる追いだきができるエコキュートのふろ配管の洗浄です。
使用量の目安としては、約300 Lの標準サイズの浴槽にジャバの全量の160gです。
品名は「風呂釜用・浴室小物用洗浄剤」で、液性は弱アルカリ性、成分は過炭酸塩、クエン酸(キレート剤)、漂白活性化剤、アルキル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤)、正味量は160gです。

●ジャバ1つ穴用の使用上の注意

ジャバ1つ穴用を使う前には、使用法・注意を必ず十分に読んでください。
先にご紹介した用途の他には使わないでください。
重篤な刺激があるため、注意して目に粉や液が入らないようにしてください。
刺激があるため、注意して皮膚にジャバ1つ穴用が付かないようにしてください。
ジャバ1つ穴用の粉を吸い込んだり、飲み込んだりすると害があります。
毒があるガスが発生するリスクがあるため、別の洗浄剤や漂白剤とジャバ1つ穴用を混合・併用しないでください。

衣類などが脱色することがあるため、注意してジャバ1つ穴用が付かないようにしてください。
直射日光を避けて、湿度や温度が高くなるところにジャバ1つ穴用を置かないようにしてください。
ペットや子供が触るところには、ジャバ1つ穴用を置かないようにしてください。
ふろ配管をきれいに維持するため、定期的に1ヶ月〜2ヶ月ごとにジャバ1つ穴用を使うのがおすすめです。

●ジャバ1つ穴用の応急処置

目にジャバ1つ穴用の粉が入ったときは、流水ですぐに15分間以上洗い流して、刺激が残ったときは眼科医にすぐに相談してください。
ジャバ1つ穴用の粉を飲み込んだときは、吐かせないで、口をすすいで医師にすぐに相談してください。

ジャバ1つ穴用の粉を吸い込んだときは、新しい空気を吸わせて、異常が呼吸器にあるときは医師にすぐに相談してください。
皮膚にジャバ1つ穴用の粉が付いたときは、十分に水ですぐに洗い流してください。
受診するときは、いずれのときでもジャバ1つ穴用の現品を持参してください。
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■エコキュートのふろ配管の洗浄でのジャバの使い方

入浴剤をエコキュートに使えば、ふろ配管が汚れてきます。
エコキュートのふろ配管が汚れたときは、ふろ配管を洗浄しないと、トラブルがいろいろ発生します。
そのため、ふろ配管をジャバ1つ穴用を使って洗浄するのがおすすめです。
ここでは、エコキュートのふろ配管の洗浄でのジャバの使い方についてご紹介します。

●エコキュートのふろ配管の洗浄が必要なケース

エコキュートのふろ配管の中は、浴槽の中のお湯あるいは水が循環するため汚れてきます。
エコキュートのふろ配管の中を浴槽の中のお湯あるいは⽔が循環するのは、追いだきをするとき、冬のシーズンに凍結を防止するときです。
追いだきするときは、ふろ配管を通じて浴槽の中のお湯あるいは⽔をエコキュートに戻して、温めてからふろ配管をまた通じて浴槽に送ります。
そのため、浴槽の中のお湯あるいは水が循環するためふろ配管が汚れます。
一方、冬のシーズンは、水が凍結して膨張してふろ配管が破損することがあるため、浴槽の中にはお湯あるいは⽔を貯めておくことが必要です。
お湯あるいは⽔を浴槽の中に貯めておいて、ふろ配管に凍らないくらいの温度のお湯を循環し続けるようにして、ふろ配管の凍結を防止します。
このときは、ふろ配管の中に多少なりとも浴槽の雑菌が流れ込むため、ふろ配管が汚れるようになります。

浴槽の中のお湯あるいは水がふろ配管を循環しないようにするために、追いだきを止めて、冬のシーズンでも⼊浴が終わると浴槽のお湯をすぐに排水するのであれば、ふろ配管は汚れないため洗浄する必要はありませ ん。
しかし、追いだきを止めるのは実際には困難であり、冬のシーズンに一人の入浴が終わるごと浴槽のお湯をすぐに排水するのは無駄になります。
そのため、エコキュートのふろ配管は、定期的に洗浄する必要があります。

●浴槽のお湯あるいは⽔が汚れる要因

浴槽のお湯あるいは⽔が汚れる要因は、浴槽の中に⼈が⼊ることによって脂質などが出てくるためです。
これが浴槽のお湯あるいは水が汚れる⼤きな要因ですが、⼊浴剤を使うと汚れがさらに多くなるといわれています。
というのは、入浴剤の成分が細菌の好きな栄養分になることがあるためです。
⼊浴剤でもにごりタイプのものや固形物が含まれているものは、成分がふろ配管の中にこびりつくときもあります。
このような入浴剤は使うのが禁止されているため、使う⼈もいないでしょう。
しかし、エコキュートのメーカーが推奨している⼊浴剤でも、少なからず成分がふろ配管に付き、何よりも細菌が⼊浴剤のために繁殖しやすくなっています。

●ふろ配管が汚れることによる弊害

レジオネラ菌は、有名な浴槽で繁殖する細菌で、⾷中毒の要因になる、毒素を持った強い繁殖⼒があるものです。
どこにでもレジオネラ菌はいますが、繁殖しやすいのは浴槽の中です。
エコキュートの貯湯タンクユニットに貯まっているお湯は、長時間⾼温で維持されています。
そのため、殺菌するために水道水に含まれている塩素(カルキ)が抜けて、普通の殺菌力のないお湯になっており、細菌が繁殖しやすいため、エコキュートのお湯あるいは⽔は飲用できないとされています。
このようなお湯あるいは⽔が、汚れたふろ配管を通じて浴槽に入れば、レジオネラ菌がさらに繁殖しやすくなります。

●レジオネラ菌のリスク性

レジオネラ菌は、エコキュートのふろ配管を洗浄しないことによって繁殖する⼀つの菌です。
レジオネラ菌によって発症する病気が、レジオネラ症です。
健康な人は、レジオネラ症は余程のことがなければ、発症しないとされています。
しかし、抵抗力の弱い高齢の方や子供、体が弱っている方などは、レジオネラ症が発症しやすくなります。
レジオネラ症については、厚⽣労働省のホームページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00393.html)で次のように詳しく紹介されています。
「レジオネラ症の潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)は、2~10日です。
レジオネラ症の主な病型としては、重症のレジオネラ肺炎と軽症のポンティアック熱が知られています。
レジオネラ肺炎は、全身倦怠感、頭痛、食欲不振、筋肉痛などの症状に始まり、咳や38℃以上の高熱、寒気、胸痛、呼吸困難が見られるようになります。
まれですが、心筋炎などの肺以外の症状が起こることもあります。
また、意識レベルの低下、幻覚、手足が震えるなどの中枢ちゅうすう神経しんけい系の症状や、下痢がみられるのもレジオネラ肺炎の特徴とされています。
軽症例もあるものの、適切な治療がなされなかった場合には急速に症状が進行することがあり、命にかかわることもあります。
レジオネラ症は、1999年(平成11年)の感染症法の施行に伴って、全てのレジオネラ症感染者は都道府県に報告されるようになりました。
1999年からのレジオネラ症の届出患者数は、近年の検査法の開発・普及に伴い、報告件数は増加傾向にあります。」
追いだき機能付きのエコキュートを使っているときは、レジオネラ症を予防するために、浴槽の中に細菌で形成されるぬめり(バイオフィルム)や汚れが発生しないように定期的に洗浄するなど、エコキュートの取扱説明書に従ってメンテナンスを行いましょう。
レジオネラ菌が増殖しないように、ぬめりや汚れを無くすことが必要です。
レジオネラ症の発生が多くなっているのは、レジオネラ症になった人が検査法の開発と普及によって認められる確率が高くなったことが要因です。
レジオネラ症の発生が多くなったということではありません。
しかし、1700人をオーバーするレジオネラ症が2017年度でも発生しているため、注意する必要があり ます。
レジオネラ症の要因になるレジオネラ菌などが繁殖しないように、定期的にエコキュートのふろ配管は洗浄する必要があります。

●「バブルおそうじ」の機能があってもふろ配管の洗浄が必要か?

「バブルおそうじ」の機能は、三菱のエコキュートに搭載されているもので、ふろ配管の相当有効な汚れを除去する機能です。
この機能があると、ふろ配管はいつも掃除する必要がありません。
しかし、浴槽のお湯あるいは⽔が汚れやすかったり、⼊浴剤を使ったりするときは、ふろ配管が「バブルおそうじ」機能があっても汚れてきます。
そのため、このようなときは、ふろ配管を定期的に洗浄する方が安⼼でしょう。

●エコキュートのふろ配管の洗浄におすすめの洗剤

エコキュートのふろ配管の洗浄の洗剤については、エコキュートのそれぞれのメーカーがおすすめのふろ配管の洗浄⽤の洗剤を取扱説明書に明記しています。
ここでは、エコキュートのそれぞれのメーカーがすすめているふろ配管の洗浄⽤の洗剤についてご紹介します。

・三菱のエコキュートは配管洗浄剤(BJ-070L)、ジョンソン株式会社の「ジャバ1つ⽳⽤」

⽇⽴のエコキュートはジョンソン株式会社の「ジャバ1つ⽳⽤」

パナソニックのエコキュートはふろ循環回路洗浄剤(品番AD-03755-2AH)、市販品の給湯機⽤⾵呂釜洗い洗剤(1つ⽳⽤)

コロナのエコキュートはジョンソン株式会社の「ジャバ1つ⽳⽤」、コロナ純正品の「クリーンエース」(ふろ配管洗浄剤)

⻑府のエコキュートは⻑府純正の配管洗浄剤

つまり、⻑府を除いたエコキュートの全てのメーカーは、ふろ配管の洗浄⽤の洗浄剤としてジャバ1つ⽳⽤を使ってもいいとなっています。
ジャバ1つ⽳⽤は⻑府のエコキュートでも使えるかもしれませんが、すすめられていないため使うときは⾃⼰責任になります。

●ジャバ1つ⽳⽤で洗浄する必要がないエコキュート

一言でエコキュートといっても、大きく分類すると種類が3つあります。
エコキュートの中には、ジャバ1つ⽳⽤で洗浄する必要がないものもあります。
フルオートタイプのエコキュートは、追いだきや⾃動湯はり、⾃動保温などの機能があるものです。
浴槽のお湯が冷めたときに、ふろ配管を通じて浴槽のお湯をエコキュートに戻して、温めてから浴槽にまた送ります。
そのため、汚れた浴槽のお湯あるいは水がふろ配管に循環するため、ふろ配管の洗浄が必要になります。

一方、セミオートタイプのエコキュートは、追いだきや⾃動保温の機能がなく、自動でお湯はりのみができるものです。
そのため、浴槽のお湯あるいは⽔がふろ配管に循環することはありません。
ふろ配管が汚れないため、ふろ配管の洗浄は必要ありません。
また、給湯専⽤のエコキュートは、給湯専⽤であるため自動でお湯はりもできません。
ふろ配管に浴槽のお湯あるいは⽔が循環することがないため、ふろ配管の洗浄は必要ありません。
このように、フルオートタイプのエコキュートだけがふろ配管の洗浄が必要になります。
ジャバとしては、ジャバ1つ⽳⽤とジャバ2つ⽳⽤がありますが、フルオートタイプのエコキュートのふろ配管を洗浄するときはジャバ1つ⽳⽤を使ってください。
なお、風呂釜を使った浴槽のときは、ジャバ2つ⽳⽤を使います。
構造がエコキュートとは違っており、ジャバの洗浄⼒も違っているため間違えないように注意してください。

●三菱のエコキュートのふろ配管の洗浄方法

ここでは、三菱のエコキュートのふろ配管の洗浄方法についてご紹介します。
ジャバ1つ⽳⽤を使うときは、⼀定量のお湯あるいは⽔を浴槽にはる必要があります。
三菱のエコキュートの取扱説明書によれば、一定量のお湯あるいは⽔の量としては、浴槽の⽔が出てくるふろ循環アダプターの中⼼から10cm以上上になるまで必要になっています。
この量よりお湯あるいは水が少なければ、ふろ配管の洗浄ができないとされています。
浴槽のふろ循環アダプターの直径は8cmくらいであるため、ふろ循環アダプターの6cm以上上までお湯あるいは⽔をはります。

ジャバとしては、ジャバ1つ穴用とジャバ2つ穴用がありますが、三菱のエコキュートのふろ配管の洗浄のときはジャバ1つ穴用を使います。
ジャバ1つ⽳⽤の注意書きには、⼊浴剤の⼊ったお湯あるいは⽔で洗浄しないように記載されています。

⼊浴剤を浴槽に毎日⼊れている家庭もあるでしょうが、ふろ配管の洗浄を⼊浴した後のお湯を使って行うときは、我慢して入浴剤をその⽇のみは使わないようにしましょう。
⼊浴した後の残り湯をふろ配管の洗浄に使うときは、お湯の温度は関係ありません。
お湯の温度が高くても気にしないで、ふろ配管を洗浄しましょう。
⼊浴のした後の残り湯を使うときは、非常にお湯の量があるときも多くあるでしょう。
このようなときは、必要ないお湯を排水しましょう。
ジャバ1つ⽳⽤は、お湯の量が多いと薄まって効果が少なくなります。
300Lのお湯に1袋のジャバで対応しているため、300Lよりもお湯が少ないときは、1袋のジャバを全て使わないで、残しておきましょう。

浴槽のお湯の量をチェックして問題なければ、ジャバ1つ⽳⽤を⼊れます。
300Lのお湯の量に対して、1袋のジャバ1つ⽳⽤を使うようになります。
例えば、150L程度のお湯が浴槽に残っているときは、ジャバ1つ⽳⽤は半袋でいいようになります。
ジャバ1つ⽳⽤は、開封するとすぐに使う必要はありません。
このような記述は注意書きにもないため、もし余ったときは残しておいて次回に使いましょう。
例えば、150L程度のお湯が浴槽に残っているようなときは、2回に1回は残しておいたジャバ1つ⽳⽤のみでふろ配管が洗浄できるようになります。
なお、ジャバ1つ⽳⽤を残しておくときは、湿気をしっかりと対策しておかなければ、湿ってきます。
ジャバ1つ⽳⽤が湿ってくれば、変質が若干あるのではないでしょうか。
ジャバ1つ⽳⽤を開封した後に残しておくときは、念のために湿り気対策をしっかりと行いましょう。
例えば、しっかりとガムテープで封をするのもおすすめです。
3秒間以上ふろリモコンの「洗浄」ボタンを押して、ふろ配管の洗浄を始めます。
1時間経ったときに、「洗浄」ボタンをもう⼀回押して洗浄を終わらせます。
「洗浄ボタン」を押して洗浄を止めないときでも、洗浄は自動的に6時間経てば終わります。

浴槽のお湯を排⽔します。
浴槽のお湯を排⽔すると、ふろ配管の洗浄が全て終わりということではありません。
この後に、ふろ配管のすすぎを行う必要があります。
そのため、もう⼀回、水を浴槽に貯めます。
同時に「ふろ⾃動」ボタンと「温度▼」ボタンを押すことによって、浴槽に⽔を流し込んで貯めることができます。
水をふろ循環アダプターの上のところまで貯めると、水を止めるために「ふろ⾃動」ボタンを押します。

すすぎを行う方法は、洗浄する方法と同じです。
3秒間以上ふろリモコンの「洗浄」ボタンを押すと、洗浄が始まります。
洗浄を30分間行うことによって、ふろ配管のすすぎができます。
「洗浄」ボタンを押すことによって、すすぎを終わらせます。
すすぎを止めるのを忘れても、洗浄は自動的に6時間経つと終わります。
すすぎを行うときも、汚れがふろ配管から流れ出てきます。
汚れがふろ配管から流れ出てこないようになれば、浴槽の⽔を抜いて掃除をすると終わりになります。

⼊浴剤を使うときは、ふろ配管をジャバ1つ⽳⽤で洗浄する回数を多くする方がいいでしょう。
エコキュートには⼊浴剤が一切使えないと思って、全く⼊浴剤を使っていないような方もいるのではないでしょうか。
このようなときは、ふろ配管を洗浄しても、2ヶ月ごとの洗浄で、汚れがふろ配管から流れ出ることはほとんどありません。
しかし、エコキュートで⼊浴剤を使うときは、2ヶ月ごとの洗浄でも、汚れがふろ配管から結構な量が出るようになります。

エコキュートで⼊浴剤を使うと、間違いなくふろ配管の汚れは多くなります。
そのため、ジャバ1つ⽳⽤を使う回数を1ヶ月ごとに多くするなどが必要になります。
安⼼してきれいなお⾵呂を使うためには、1ヶ月ごとにジャバ1つ⽳⽤でエコキュートのふろ配管を洗浄するのがおすすめです。
ジャバの使い方でお悩みの方へ
■まとめ

ここでは、ジャバの使い方でお悩みの方へ、エコキュートのふろ配管の洗浄の必要性、エコキュートのふろ配管の洗浄に使うジャバとは?エコキュートのふろ配管の洗浄でのジャバの使い方についてご紹介しました。

エコキュートのふろ配管の洗浄をこまめに行わなければ、汚れが溜まってきます。
エコキュートのふろ配管に汚れが溜まってくると、増殖した菌がふろ配管を循環して人が吸うリスクがアップします。

エコキュートのふろ配管の洗浄に使うジャバは、雑菌が増殖しやすいエコキュートのふろ配管などの洗浄で徹底して除菌ができます。

ジャバの使い方でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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