エコキュートの凍結を防ぐには・・・
2020年4月24日
エコキュートが凍結してしまった時の対処法!!
冬の時期で気温が下がった日の朝に、朝起きて洗顔でもしようと思ったらお湯が全然出ない事があります。
寒い日に見たことのないようなエラーコードが表示が出ているなどのトラブルに遭ってしまうこともございます。
このようなトラブルは北海道や東北エリアに発生する問題だと考えている人もが多いかもしれませんが、普段は寒い日でもあまり気温が下がらないようなエリアでも極端に寒い日には配管凍結により、お湯が出ないといった症状が起きる可能性があります。
北海道、東北エリアであれば凍結防止対策を念入りに施していたり寒冷地用のエコキュートを設置したりして、凍結のようなトラブルは少なくなるかもしれません。
配管凍結は屋外に設置することが多いエコキュートではよくある事なのですが、注意点もございます。
気温の変化により配管内で水が凍結したというだけの場合、時間経過と共に気温自体が上がることで自然とお湯が出るようになるのでそこまで大きなトラブルにはならないことも多いです。
一方、購入して設置してから中長期間経過しているエコキュートであれば、配管劣化で凍結によって配管が破裂してしまう可能性もございます。配管破裂してしまった場合は修理費用もそれなりの出費になってしまいかねません。
これより配管が凍結してしまってお湯がでない場合の対策方法を開示していきます。
・放置
配管凍結時のシンプルな対策は気温上昇を待つ事です。夜中から朝にかけて気温が下がったことにより、配管内の水が凍結を起こします。配管に不具合が出ていないのであれば、気温が上がればお湯が出るようになりますので放置も1つの手になります。
気温上昇と同時にリモコンのエラーリセットしてエコキュートを使ってみましょう。
至急お湯を使う必要はない場合はこの手法が最もシンプルで簡単なので試してみる価値がございます。
・ぬるいお湯
すぐお湯を使いたいという場合もあるでしょう。そういう時には上記のように待っているだけでなく、早く使えるようにしたいですよね?このような場合は配管凍結を起こしている部分にぬるめのお湯をかけて凍結を解除するのも有効になります。
エコキュートは本体からヒートポンプまでの配管と浴槽循環口までの風呂配管が凍結する可能性があります、この部分にぬるま湯をかけるようにしましょう。ぬるま湯というのが味噌になります。
凍結した配管に熱湯をかけると配管亀裂を起こしてしまう恐れがあります。凍結を溶かす際、配管にタオルを巻いてらぬるま湯をゆっくりとかけましょう。仕上げに拭き取ることも大事ですので注意しましょう。
エコキュートの配管凍結を防ぐ方法
上記ではエコキュート凍結時にお湯が出ない症状になってしまったケースの対策を共有いたしました。
次は凍結させないためにはという凍結対策を考えていきましょう。
水を出しておく
エコキュートの凍結対策の中で最も簡単な方法になります。
配管凍結の恐れがあるほど気温が下がる日には、お風呂の蛇口を少しだけ開けて常に少しだけ水が出る状態を保つという手法です。
上記により、配管内の水が凍るのを防ぐ事が可能になります。水の量は少しで構いません、これにより水道代は一晩中水を出していたとしても100円程度になります。
出した水を無駄にせずバケツなどで受けておきましょう、溜まった水を翌日の洗濯に使う事で友好的な手法になります。
エコキュートの温度設定で水モードを選択できないタイプがあるのには注意が必要です。
水モードがない場合はお湯を出しっぱなしになってしまうため、生活に必要なお湯が不足して余計な光熱コストがかかる可能性がございます。この手法は水モードを選択可能なエコキュートで実行しましょう。
お風呂のお湯を抜かない
この方法もシンプルです。家族全員がお風呂に入った後に残り湯を循環口より上にお湯を残しておくのです。
フルオートのエコキュートの場合は気温が約3℃以下になると風呂配管の凍結予防運転を行う自動機能があります。
この機能を使って配管内の水が流動して配管凍結を防げます。
お湯を全て抜いて浴槽に水が溜まっていない場合は30分おきに循環口から水を出すなどの動作を行います、そうすると深夜に稼働する音が鳴ってしまうので夜から朝にかけて気温が下がる日には浴槽の水を残しておくのがオススメです。
グッズで凍結防止
先ほどのエコキュートの配管凍結防止方法は天気予報で特別に寒くなることが確認できる等、一時的に行える凍結防止策となります。
こういった一時的なものではなく恒久的に配管凍結を防ぐ手法も存在しております。
配管保温保護カバー
配管保温保護カバーは発泡スチロールのような素材で、配管の外側から使うことにより配管の凍結を防ぎます。
ホームセンターなどでも販売されていて取り付けも非常に簡単なので、エコキュートの配管凍結を防ぎたい場合に自分で設置する事も可能でございます。
凍結防止用ヒーターを置いた場合は気温が設定気温以下に下がると、ヒーターが自動で起動して配管の凍結を防いでくれます。
こちらに関してはDIYで施工するのは難しいですが、電気屋さんなら設置できるのでこちらも検討しましょう。
凍結防止用ヒーターの価格はヒーターの長さによって異なりますが、エコキュート設置会社に設置してもらう場合でも安価で収まるはずです。配管凍結をきちんと防止したい場合は上記のように配管自体に直接対策を行う必要があるのではないでしょうか。
エコキュート購入の時に配管凍結を防ぐための対策も同時にするのが最も対策として正しいのではないでしょうか。
冬のよくあるトラブルである凍結してお湯が出なくなってしまった場合の対処法と、凍結させないための対策についてご紹介しました。
エコキュートは屋外に設置する事が多いので外気温の影響を受けやすいです、極端に気温が下がってしまった朝は配管が凍結してしまうトラブルも少なくないので気をつけましょう
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