エコキュートの仕組み
2020年9月27日
こんにちは、エコキュート修理工事、エコキュート交換工事、エコキュート取替工事みずほ住設でございます。本日はエコキュートの仕組みというトピックでコラムを作成させて頂きます。
不景気が叫ばれている昨今、光熱費を安く抑えたいと考えている人もかなり多いのではないでしょうか。
ただ、日々の使用量を大幅に減らすということは難しいかもしれません。
そこで省エネ効果の高いエコキュートの出番になります。
本当に光熱費が安くなるのか半信半疑な方もいらっしゃると思いますのでエコキュートが省エネ効果をもたらすための概要を説明させて頂いてご案内させて頂きます。
エコキュートはお風呂や台所にお湯を送る給湯器という事はご存知ですよね?
エコキュートの正式名称は自然冷媒ヒートポンプ給湯機というものです。
従来の給湯器は熱源にガスを用いていましたが、エコキュートの熱源は大気熱なのでガスは一切使用しません。エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットで構成していて、ヒートポンプユニットで貯湯タンクユニット内の水をお湯に沸かして貯湯タンクへと戻す仕様となっております。
エコキュートはエアコンでよく使われているヒートポンプの原理を利用してお湯を沸かします。
お湯を作り出しては貯湯タンクに貯めていくという仕組みです。
大気中の熱を利用してお湯を作るため、ガスを燃料としてお湯を沸かす従来のガス給湯器よりも地球環境に優しいエコな給湯器がエコキュートになります。
追い炊き
エコキュートの追い炊きというものは貯湯タンクに設置された熱交換器によって行われます。
ポンプで汲み上げられたお湯は貯湯タンク内の熱交換器を通って温め直されて浴槽に戻るという流れになります。
熱交換器を使っているため、追い炊きにはほとんど電気代はかからないという特徴もございます。
熱交換器内は密閉されているので、追い炊きをするために汲み上げられたお湯が貯湯タンクに貯められているお湯と触れることがなく清潔という大きな特徴があります。
電気温水器とは何が異なる?
電気でお湯を沸かすシステムとして他に電気温水器がございます。
エコキュートと電気温水器の違いはズバリお湯を沸かす仕組みになります。
上記で概要を説明させて頂いた通りヒートポンプ技術を使ってお湯を沸かすエコキュートに対して、電気温水器は電気熱でお湯を沸かすという違いがございます。
ヒーターでお湯を沸かすという仕組みの電気温水器は、大気熱を使ってお湯を沸かすエコキュートに比べると発熱効率で負けてしまって、結果的に電気代も高くなってしまうという違いもございます。
ストロングポイント
ガス給湯器や電気温水器からエコキュートの導入を検討しているご家庭もあるのではないでしょうか。
ガス給湯器や電気温水器よりも初期費用が高いエコキュートを導入するストロングポイントをご案内させて頂きます。
光熱費の節約
エコキュートはガスを一切使わず、大気中の熱を利用しているため発熱効率が高いという特徴がございます。電気代が最も安い深夜にお湯を沸かすので、上手に使用すれば光熱費を大幅に節約できる可能性がございます。
特にプロパンガスを使用している地域では光熱費の節約に大きく貢献する傾向がございます。
地球環境に優しい
エコキュートでお湯を沸かすために使用するのは再生可能エネルギーである空気中の熱が主とされております。従来の電気温水器と比べると使用電力は約3分の1というデータが出されたエコキュートもございます。
電気代もそうですが効率的に使用することで、地球温暖化対策などにも有効的な設備となる事ができるという特徴がございます。
非常時に水を活用できる
貯湯ユニットのタンク内には常に大量のお湯またはお水が貯蔵されており、断水時などに非常用として取り出すことが可能となっております。
商品によっては停電時もそのまま使える機種がラインアップされているなど、万が一の場合でも活用することができます。
ウィークポイント
エコキュートにもいくつか注意しておくべきポイントもあります。
エコキュートのウィークポイントもきちんとご案内させて頂きます。
工事費用を含めたエコキュートの価格は約30万円~70万円程度です。
各メーカーの給湯専用モデルから床暖房がついた多機能型と呼ばれるものまでの価格を出すと大抵この金額におさまります。
従来の電気温水器やガス給湯器と比べると高く感じてしまいませんか?
お湯の使用量が少ない家庭だと損をしたと感じてしまう可能性もありますので、トータルで考えるということが非常に大事になります。
掃除
綺麗なお湯を使うためには定期的な清掃が必要になります。
長持ちさせるためにも定期的に貯湯ユニットのタンク内の清掃を行う必要がございます。
タンクの水をすべて抜くだけではダメなのです。
タンクのフィルターの汚れを除去するなどの作業もございますので、ちょっと面倒に感じてしまう点もウィークポイントとして捉えなければいけません。
エコキュートは光熱費を大幅に節約することも可能です。
従来の電気温水器やガス給湯器と比べると導入費用は高いですが、長期的な視点で考えるとメリットが多いのではないでしょうか。
実際エコキュートや電気代金のことでもなんでもお聞きください。
みずほ住設のエコキュートコンシェルジュがお客様のお悩みを解決させて頂きます。
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