エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ

2024年4月19日

エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ

ネットで調べてみると、エコキュートは壊れやすいメーカーがあるなどというようなことが表示されます。そのため、メーカーによってエコキュートの寿命が違うと思っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ、エコキュートの壊れやすいメーカーとは?エコキュートのメーカーの特徴についてご紹介します。

 

エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ

 

エコキュートの壊れやすいメーカーとは?

ここでは、エコキュートの壊れやすいメーカーとは?についてご紹介します。エコキュートは、光熱費がガス給湯器よりも安いため、長期間使うことによってお得になるといわれています。

エコキュートの本体価格は、ガス給湯器と比較すると割高になります。そのため、エコキュートを選ぶときは、長持ちするメーカーがいいと思う方が多くいます。

では、エコキュートは、メーカーによって壊れやすさが違うのでしょうか?このことについて、ネット上にある情報をご紹介します。

エコキュートの業者の交換実績によると、主なメーカーの交換割合は次のようになっています。

これのみを見れば、三菱やパナソニックのエコキュートが壊れやすく、コロナや日立のエコキュートが壊れにくいように思えるでしょう。しかし、エコキュートのメーカーの市場のシェア率を見ると、三菱やパナソニックのエコキュートが必ずしも壊れやすいということではありません。

エコキュートの2018年度のメーカーの市場シェア率としては、次のようになっています。

三菱のエコキュートが27%
パナソニックのエコキュートが24%
コロナのエコキュートが14%
ダイキンのエコキュートが13%
日立のエコキュートが13%

このように、先にご紹介したメーカー別のエコキュートの交換割合とほとんど同じようになっています。そのため、三菱やパナソニックのエコキュートの交換割合が多いのは、販売されている台数が多いためです。エコキュートの壊れやすさは、メーカーとは無関係であると判断できるでしょう。

このようなことからも、エコキュートを交換するときは、自分が欲しい性能や機能が搭載されているものを選ぶのがおすすめです。

 

エコキュートのトラブルが発生しやすいケース

先にご紹介したように、どのメーカーのエコキュートでも壊れやすさはそれほど違いません。適切にお手入れを行っていると、どのメーカーのエコキュートでも10年間以上は使えるでしょう。

しかし、エコキュートは、設置環境によって壊れやすさが違うことがあります。

エコキュートが壊れやすいケースとしては、次のようなものがあります。

 

エコキュートを寒冷地に設置する

エコキュートは、外気温が低い冬のシーズンにトラブルが多く発生します。エコキュートは、大気中の熱エネルギーを利用してお湯を沸かすため、外気温が低い冬のシーズンは大きな負担がかかります。

そのため、エコキュートは、冬のシーズンにトラブルが多く発生すると考えておきましょう。特に、冬のシーズンにマイナス10℃を外気温が下回るような地域は、寒冷地仕様のエコキュートを使いましょう。

 

エコキュートを海岸近くに設置する

エコキュートは、熱交換器を内蔵しています。この熱交換器は、大気中の熱エネルギーを取り込むためのものです。熱交換器は、金属製であるため、塩分に触れると腐食が発生します。

そのため、エコキュートを海岸近くに設置するときは、塩害を防止するために耐塩害仕様のものを使いましょう。

 

エコキュートで井戸水や地下水を使う

井戸水や地下水を生活用水として使っているときは、エコキュートの機種を慎重に選びましょう。普通のエコキュートを使うと、井戸水や地下水に含まれている成分によって目詰まりなどのトラブルが発生することがあります。

エコキュートとしては、井戸水や地下水対応機種があるため、このような機種を使いましょう。

 

エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ

 

エコキュートのメーカーの特徴

先にご紹介したように、エコキュートは壊れやすいメーカーはありません。エコキュートを交換するときは、欲しい機能や設置環境に適した機種を重要視して選ぶのがおすすめです。

そのため、エコキュートのメーカーの特徴を把握しておきましょう。

ここでは、エコキュートのメーカーの特徴についてご紹介します。

 

三菱のエコキュートの特徴

三菱は、エコキュートのトップクラスのシェアのメーカーです。三菱のエコキュートは、清潔さや省エネ関係の機能にこだわっており、新築住宅で使われることが多くあるといわれています。

ここでは、三菱のエコキュートの特徴についてご紹介します。

 

キラリユキープとバブルおそうじの機能

三菱のエコキュートは、キラリユキープとバブルおそうじの機能が搭載されています。このような機能を利用すると、入浴しているときから入浴した後まで、お風呂のお湯をいつでも清潔に維持してくれます。キラリユキープの機能は、深紫外線を追いだき配管を通るお湯に照射してお湯のにごりや臭いを抑えます。

また、バブルおそうじの機能は、入浴した後に浴槽の栓を抜くのみで、追いだき配管内の掃除が自動で始まります。

 

業界トップクラスの省エネ性

三菱の上位機種のエコキュートは、省エネ性を表示する年間給湯保温効率(JIS)が4.2で、業界トップクラスです。上位機種のエコキュートは、ホットりたーんの機能が搭載されており、お風呂の残り湯の熱を回収して、再度お湯を沸かすときに利用するなど、省エネ性が非常に高くなっています。

これ以外にも、保温性をアップするために高断熱素材を貯湯タンクユニット内部に採用したり、配管を工夫して水が効率良く加熱できたりするなど、省エネに細部にまでこだわっています。

 

ホットあわーの機能

三菱のエコキュートは、ホットあわーの機能が搭載されている機種があります。ホットあわーの機能は、乾燥肌を緩和してくれたり、お風呂上がりの湯冷め防止してくれたりするなど、女性に嬉しいものです。ホットあわーの機能は、バスタイムを毎日快適に楽しみたい方におすすめです。

 

パナソニックのエコキュートの特徴

パナソニックは、エコキュートのみでなく、いろいろな住宅設備や建築材料、家電製品を製造、販売するメーカーとして有名です。パナソニックのエコキュートは、シェアがトップクラスで、省エネ性と便利さを併せ持つ、ユーザーに寄り添ったオリジナルの機能が搭載されていることが特徴です。

ここでは、パナソニックのエコキュートの特徴についてご紹介します。

 

温浴セレクトの機能

パナソニックのエコキュートは、3つのお湯の温度から選べる温浴セレクトの機能が搭載されている機種があります。温浴セレクトの機能を利用すると、それぞれの家族が心地よいと感じるお湯の温度で入浴ができます。温浴セレクトの機能は、タイマーでお風呂につかる時間を設定することもできます。

 

いろいろな省エネ機能が搭載されている

パナソニックのエコキュートは、いろいろな省エネ機能が搭載されています。例えば、エネルギー消費を入浴していないときに抑えるエコナビ、省エネ&節水が実現できるリズムeシャワープラス、沸き上げに残り湯の熱を利用するぬくもりチャージなど、省エネ性は業界トップクラスです。

 

HOME IoTの機能

パナソニックのエコキュートは、スマホを利用して、遠隔操作でお風呂の湯はりや追いだきなどができます。外出先からお風呂の湯はりなどが操作できるため、毎日の入浴が便利です。パナソニックのエコキュートは、いろいろな省エネ機能が搭載されているため、人気は業界でもトップクラスです。

また、太陽光発電を導入しているときは、ソーラーチャージ機能を利用することによって、省エネがさらに実現できます。

 

ダイキンのエコキュートの特徴

ダイキンは、空調機器のメーカーのイメージがあるかもしれません。しかし、ダイキンは、エコキュートの心臓になるヒートポンプ式冷暖房・給湯マルチシステムを販売した会社としても有名です。

ここでは、ダイキンのエコキュートの特徴についてご紹介します。

 

品質の高い貯湯タンクと交換用ヒートポンプユニット

ダイキンのエコキュートは、品質の高いステンレス素材を使った貯湯タンクが特徴で、高い耐久性があり、劣化や腐食に対して非常に強くなっています。また、ダイキンは、エコキュートのヒートポンプユニットのトラブルが発生したときに、貯湯タンクユニットをそのままにして、ヒートポンプユニットだけを交換することができます。

ダイキンだけが、交換用ヒートポンプユニットを準備しています。

 

万一のときでも安心できる機能

ダイキンのエコキュートは、万一のときでも安心できる耐震構造、停電時出湯対応、非常用水取出しなどの機能が特徴です。エコキュートの貯湯タンクユニットは、背が高いために地震のときに倒れるリスクがあります。

しかし、ダイキンのエコキュートは、大幅に耐震性能がアップしています。さらに、転倒防止金具などが準備されており、このようなものを使うことによってさらに強度がアップします。

また、ダイキンのエコキュートは、停電のときでも、お湯が貯湯タンクに残っていると、シャワーなどからお湯を使うことができるようになっています。

 

充実したお風呂機能

ダイキンのエコキュートは、ユーザーが求めるいろいろな便利な機能が搭載されています。例えば、パワフル高圧給湯は、高圧給湯の1.9倍くらいのパワフルな給湯を実現しており、スピーディーなお風呂の湯はりや勢いのあるシャワーを実現しています。

これ以外にも、快適な入浴サポート機能の温浴タイムやマイクロバブル入浴などが特徴です。

 

コロナのエコキュートの特徴

コロナは、エコキュートを最初に販売したメーカーです。

ここでは、コロナのエコキュートの特徴についてご紹介します。

 

独自のES制御

コロナのエコキュートの上位機種は、独自のES制御の機能が搭載されており、効率よくお湯をつくる、効率よくお湯を貯める、効率よくお湯を使う、ということを実現しています。このES制御によって、非常に高い年間給湯保温効率4.0の省エネ性を達成しています。

 

パワフル給湯と便利なリモコン

コロナのエコキュートの上位機種は、水圧が非常に高くなっています。お風呂が2階や3階でも、スピーディーなお風呂の湯はりと勢いのあるシャワーが実現します。また、非常にリモコンが便利で、ハンズフリー通話機能や第三者から入浴している人の状況と時間がチェックできる浴室モニタースイッチなどの機能が搭載されています。

 

高いデザイン性

コロナのエコキュートは、デザインにもこだわっており、住宅の外観が損なわれないスタイリッシュなものが品揃えされていることが特徴です。エコキュートは大型の給湯器であるため、思っている以上に目に付きます。新築であるために住宅の外観にこだわりたいと思っている方には、非常にコロナのエコキュートがおすすめです。

 

日立のエコキュートの特徴

日立は、生活家電を幅広く手掛けるメーカーですが、エコキュートも販売しています。

ここでは、日立のエコキュートの特徴についてご紹介します。

 

水道直圧給湯方式

普通のエコキュートは、沸かしたお湯を貯湯タンクユニットに貯めておいて供給する方式です。しかし、日立のエコキュートは、直接水道から給湯する水道直圧給湯方式を採用しています。水道直圧給湯方式は、水圧がパワフルでお風呂の湯はりも早く、さらにそのままお湯が飲用できるなど、いろいろなメリットがあります。

 

ウレタンクを採用

日立は、業界で最初にウレタンフォーム断熱材を貯湯タンクの周りに充填したウレタンクを採用しました。ウレタンクによって、保温性が非常に高くなり、省エネ性もアップしています。さらに、耐震性も高く、耐震クラスSを実現しています。

日立のエコキュートは、水道直圧給湯方式が採用されていることが特徴でしょう。エコキュートは、沸かしたお湯を貯湯タンクユニットに貯めておいて供給するため、水道直圧タイプのガス給湯器よりも水圧が低くなります。

近年は、高圧タイプがいろいろなメーカーから販売されており、水圧も高くなっていますが、水道直圧タイプのガス給湯器よりも水圧が低くなります。しかし、日立のエコキュートであれば、水圧がガス給湯器と同じレベルの機種があるため、お風呂が2階以上にあるときには非常におすすめです。

エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ

 

まとめ

ここでは、エコキュートの故障が多い・壊れやすいメーカーが気になる方へ、エコキュートの壊れやすいメーカーとは?エコキュートのメーカーの特徴についてご紹介しました。エコキュートは、結構高価な給湯器であるため、選ぶときはできるだけ長く使えるものがいいと思うでしょう。

そのため、「エコキュート 壊れやすい メーカー」というようなキーワードで、ネットで検索することがあるでしょう。

しかし、エコキュートの壊れやすさは、メーカーによってそれほど違いありません。エコキュートの壊れやすさは、設置環境に適した機種を使っているかが大切です。そのため、エコキュートを選ぶときは、自分が欲しい機能が搭載されているものがおすすめです。

エコキュートは、メーカーによって特徴が違っています。業者は、エコキュートの販売、設置工事を長年行っており、豊富に知識があるスタッフが対応してくれます。エコキュートを交換するときは、業者に相談しましょう。

 

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