2023年最新版エコキュートの補助金をお探しの方へ

2023年1月23日

2023年最新版エコキュートの補助金をお探しの方へ
エコキュートに交換したいがイニシャルコストが高いために悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。
令和5年(2023年)から、次のような新しい3つの補助金・助成金制度(「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」)がスタートします。
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」(経済産業省・環境省)
「こどもエコ住まい支援事業」(国土交通省)
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」(経済産業省)
今回の補助金は、今まで併用できなかった国の補助金の併用ができるようになったことが最大の特徴です。
ここでは、2023年最新版エコキュートの補助金をお探しの方へ、リフォーム工事で申請できる「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」についてご紹介します。
2023年最新版エコキュートの補助金をお探しの方へ
●「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」
ここでは、家庭でのエネルギー消費量が案外と多い給湯器を対象にした「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」についてご紹介します。
・給湯器のエネルギー消費量は案外と多い
家庭のエネルギー消費量といえば、真っ先にエアコンの冷暖房をイメージするのではないでしょうか。
しかし、「エネルギー白書2020」(資源エネルギー庁)によると、給湯が家庭のエネルギー消費量の中では3割を占めると報告されています。
このエネルギー消費量は、冷暖房と同じ程度であり、疎かには決してできないことがわかります。
そのため、高効率の給湯器の導入をサポートすることによって住宅の省エネルギー化を促すために、「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」が設けられました。
なお、給湯器のみが補助の対象部位になります。
また、現在発表されている資料によると、新築でもリフォームでも対象になり、全ての世帯が対象になるようです。
・補助対象になる給湯器、補助金額
補助対象になる給湯器、補助金額は、次のようなものです。
ヒートポンプ給湯機(エコキュート)は、2025年度の目標基準値以上の省エネ性能のもので、補助金額は5万円/台です。
ハイブリッド給湯機は、熱源設備としてガス補助熱源機と電気式ヒートポンプを併用するシステムで、貯湯タンクがある機器、一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)で108%以上の年間給湯効率のもので、補助金額は5万円/台です。
家庭用燃料電池は、都市ガスやプロパンガスなどから水素を作って、空気中の酸素とこの水素との化学反応によって発電し、一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)に登録されているエネファームなどの商品で、補助金額は15万円/台です。
・申請の流れ、申請期間
補助金の申請者は、工事業者になります。
そのため、給湯器を買う人や工事を注文する人ではないために注意しましょう。
なお、申請するための詳細な日程はまだ公表されていません。
申請期間は、次のようになります。
対象になる契約:未定
対象になる工事の着工:それぞれの補助金制度の事業者登録日以降
なお、「こどもみらい住宅支援事業」に登録している事業者だけは、それぞれの補助金の事務局設置(令和4年12月中旬予定)以降の着工で問題ありません。
事業者登録ができる期間:未定
交付申請ができる期間:未定
申請の方法:未定
・別の補助金との併用
別の補助金との併用については、次のようになっています。
国の補助金で、補助対象(=住宅リフォーム)が重複する制度との併用は不可
しかし、3省連携ワンストップ補助金は併用できます。
それぞれの自治体の補助金で、国費が充当されている制度との併用は不可
これ以外については併用できます。
なお、主なリフォーム関係の補助金との併用については、次のようになっています。
「こどもみらい住宅支援事業」との併用は家庭用燃料電池のみ併用可能
「既存住宅の断熱リフォーム支援事業」は家庭用燃料電池のみ併用可能
「住宅エコリフォーム推進事業」は併用不可
「住宅・建築物省エネ改修推進事業」は併用不可
「長期優良住宅化リフォーム推進事業」は併用不可
3省連携ワンストップ補助金の「こどもエコ住まい支援事業」「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業」は補助対象が重複しないときに併用可能
・問合せ先
補助金制度については、下記の事務局に問い合わせしてください。
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部
電話:03-3501-1511(内線 4541~6)
2023年最新版エコキュートの補助金をお探しの方へ
●「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」
ここでは、「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」についてご紹介します。
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」は、令和5年(2023年)からスタートする、次のような新しい3つの補助金・助成金制度です。
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」(経済産業省・環境省)
「こどもエコ住まい支援事業」(国土交通省)
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」(経済産業省)
今までの補助金は、運用がそれぞれの省庁ごとであったために併用できませんでした。
しかし、この3つの補助金は、3省が連携することによって、併用申請がワンストップでできるようになったもので、今までにない補助金・助成金制度です。
なお、利用するためには、一定の要件をそれぞれクリアする必要があります。
・「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」は、2050年にカーボンニュートラルを実現するために、強く住宅の省エネ化を推し進めるために設けられました。
既設の住宅の省エネリフォームをサポートすることによって、省エネ住宅を多くしていく施策になります。
今までの補助金制度は、省庁が違っても同じ国の財源のものは併用することができませんでした。
しかし、今回の「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」は、これができる画期的なものです。
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」でカバーできる省エネリフォーム工事としては、次のようなものがあります。
(省エネ改修)
高断熱窓の設置は、補助対象が高性能の断熱窓(ガラス交換・内窓設置・カバー工法・外窓交換)、補助金額がリフォーム工事内容に応じて補助率1/2 上限200万円/戸、補助金制度が「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」です。
開口部・躯体等の省エネ改修工事は、補助対象が開口部・躯体等の断熱、エコ住宅設備の設置(ドア・窓の高断熱化、外壁・天井・床の断熱、節湯水栓・高断熱浴槽などの設置)、補助金額がリフォーム工事内容に応じて上限30万円/戸、補助金制度が「こどもエコ住まい支援事業」です。
なお、子育て・若者夫婦世帯は、補助金額が上限45万円/戸に引き上げ(さらに既存住宅購入を伴う場合は上限60万円/戸に引き上げ)されます。
一般世帯で安心R住宅購入を伴うときは、補助金額が上限45万円/戸に引き上げされます。
高効率給湯器の設置は、補助対象が高効率給湯器(エネファーム・ハイブリッド・エコキュートなど)、補助金額が定額でエネファームは15万円/台、他は5万円/台、補助金制度が「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」です。
(その他のリフォーム工事)
補助対象が住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、高機能付きエアコン設置など、補助金額がリフォーム工事内容に応じて上限30万円/戸、補助金制度が「こどもエコ住まい支援事業」です。
なお、子育て・若者夫婦世帯は、補助金額が上限45万円/戸に引き上げ(さらに既存住宅購入を伴う場合は上限60万円/戸に引き上げ)されます。
一般世帯で安心R住宅購入を伴うときは、補助金額が上限45万円/戸に引き上げされます。
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」を併用すると、リフォーム工事内容によっては、次のような補助金額になります。
一般世帯が最大245万円
子育て・若者夫婦世帯が最大260万円
・「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」を利用するときに注意すること
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」を利用するときは、次のようなことに注意する必要があります。
(補助対象は重複できない)
例えば高断熱窓の申請を、「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」で行うと、同じ窓の申請は「こどもエコ住まい支援事業」でできません。
同じように、給湯器の申請を「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」で行うと、同じ給湯器の申請は「こどもエコ住まい支援事業」でできません。
最大3つの補助金を1つの契約で申請できますが、重複申請は同じ補助対象については認められていません。
(リフォーム工事だけが対象である)
高断熱窓の補助金(最大200万円)は対象がリフォーム工事だけであるため、ワンストップで3つの補助金を併用できるのはリフォーム工事だけになります。
注文住宅建設や新築住宅購入のときは、上限100万円/戸という補助が「こどもエコ住まい支援事業」であるため、こちらを利用するといいでしょう。
また、高効率給湯器の導入は、リフォーム・新築の別なく、設置・購入について申請することができます。
(着工する時期に注意する)
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」の申請は、工事を行う事業者になります。
そして、「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」を利用するためには、前もって「事業者登録」を事業者が済ませておく必要があります。
そのため、登録する前に着工すると申請できないために注意しましょう。
(工事が完了する時期に注意する)
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」の中で、申請期限が給湯器導入以外は令和5年(2023年)12月31日までになっています。
申請は工事が完了した後になるため、それまでに工事が終わっていないと申請することができません。
給湯器導入補助金は、期限が交付申請と完了報告とも令和6年(2024年)2月末ですが、ワンストップで利用するためには完工が別の2つの補助金と同じ時期になる必要があります。
一般的に、大規模なスケルトンリフォームなどのリフォーム工事は半年間以上かかります。
逆算すると、余裕を見れば着工は5月までには行う必要があるでしょう。
近年のように工期がパンデミックで大幅に延びるなどのトラブルに備えて、余裕のあるスケジュールと早めの準備を心掛けましょう。
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」は、ここ数年で最大の補助金額といえるような制度であるため、性能をアップするリノベーション工事を希望する方は絶好のチャンスになるでしょう。
・「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」の申請者、申請期間
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」の申請者は、工事を行う事業者になります。
そのため、工事を注文する施主ではないために注意しましょう。
申請期間は、次のようになっています。
対象になる契約:令和4年(2022年)11月8日~令和5年(2023年)12月31日
対象になる工事の着工:それまでの補助金制度の事業者登録日以降
なお、「こどもみらい住宅支援事業」に登録済みの事業者だけは、それぞれの補助金の事務局設置(令和4年12月中旬予定)以降の着工で問題ありません。
事業者登録できる期間:令和5年(2023年)1月中旬~11月30日(予定)
交付申請できる期間:令和5年(2023年)3月下旬~12月31日(予定)
なお、令和5年(2023年)11月30日(予定)まで予約ができます。(予算の確保ができる)
・「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」の上手な利用方法
先にご紹介したように、補助対象が重複している部分が3「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」はあります。
重複申請ができないとご紹介しましたが、では申請はどの補助金で行うのがお得なのでしょうか?
例えば、窓のときは、一定以上の性能がある高断熱窓を入れるのであれば、申請を「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」で行うのがお得です。
同じ外窓交換を行うときの2つの補助金額は、次のようになります。
外窓交換で大きさ区分「大」のときの補助金額は、「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」がグレードSS:221,000円/箇所、グレードS:150,000円/箇所、グレードA:123,000円/箇所、「こどもエコ住まい支援事業」がZEHレベル:31,000円/箇所、省エネ基準レベル:23,000円/箇所です。
このように補助金額のみで単純に比較すると、「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」の方が高いことがわかります。
しかし、グレードSS(熱貫流率Uw1.1以下)の窓の製品価格そのものが高額になるため、工事の全てがお得かどうかはトータルの工事費用も考慮して判断する必要があります。
性能向上リノベーションでの断熱性能のHEAT20G1、HEAT20G2クラスのものを目指す改修であれば、補助金額も大きくなります。
なお、サッシのグレードA未満は対象にならないために注意しましょう。
そのため、断熱性能の外皮熱還流率などの数値が出せる業者に頼むのがおすすめです。
また、高効率給湯器と高断熱窓の補助金は対象工事がそれぞれ限定されますが、「こどもエコ住まい支援事業」の特徴は対象範囲が広いことです。
そのため、「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」を上手に利用するためには、給湯器と窓は別の2つの補助金を使って、「こどもエコ住まい支援事業」をその他のリフォーム工事は使うのがいいでしょう。
併用できる「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」のメリットを最大限に享受しましょう。
・国の補助金と都道府県の補助金の併用でさらにお得になる
国の補助金と都道府県の補助金は、財源が違うために併用できることがあります。
なお、控除される金額が併用するときは少なくなります。
例えば、東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業(高断熱窓・ドア)」の補助金は併用することができます。
補助金を利用するためには、東京都が決めた一定の要件をクリアする必要があります。
また、事前申請制であるため、申請及び交付が契約・着工前に決定される必要があります。
併用することができると、最大100万円も東京都の高断熱窓の補助金でもらうことができます。
このように、それぞれの自治体の補助金も利用すると、リフォーム工事がさらにお得になります。
同じような補助金制度が自分の住んでいる自治体にもあるか、ぜひチェックしてみましょう。
・「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」の問合せ先
「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」については、下記の事務局に問い合わせしてください。
「住宅の断熱性向上のための先進的設備導入促進事業」
電話番号 :0570-028-341(通話料がかかります)
受付時間:平日の9時30分~18時15分(土、日、祝日は受付けしていません)
「こどもエコすまい支援事業」
電話番号:03-6704-5537
受付時間:9時00分~17時00分(土・日・祝含む)
「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」
経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部
電話番号:03-3501-1511(内線 4541~6)
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●まとめ
ここでは、リフォーム工事で申請できる「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」「省エネリフォーム支援強化補助金 3省連携ワンストップ補助金」についてご紹介しました。
いずれも高い省エネ性能の住宅をより多く作って、カーボンニュートラルの実現を2050年までに目指すための補助金制度です。
今からリフォーム工事を考えている方は、非常におすすめの補助金制度です。
また、給湯の効率をアップすることが、住宅の消費エネルギーを少なくするためには大切です。
この機会に「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」を利用して、お得にエコキュートを交換しましょう。
なお、この補助金制度は新しいまだ発表されたばかりのものであるため、今後の情報に着目しましょう。
エコキュートの交換業者では、補助金の申請も行っています。
エコキュートの補助金についても相談できるため、気軽に問い合わせてみましょう。

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