石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ

2021年10月11日

石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ
石油給湯器を使っているとリモコンにエラーコードが表示されることがあります。

ここでは、石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ、石油給湯器のエラーコードが表示される要因、給湯器の888(88)のエラーコードのリセット方法、解除方法、エコキュートのエラーコードのメーカーごとの対応方法についてご紹介します。
石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ
■石油給湯器のエラーコードが表示される要因

石油給湯器のトラブルが発生してお湯が出ないなどのときは、対応方法を把握しておくと良かったと思うようなこともあるでしょう。
毎日使う石油給湯器が使えないと、影響が日常生活にも出てきます。
お風呂に入れなければ、体だけでなく心も寒くなるでしょう。
石油給湯器のトラブルが発生しても、要因がわからない方も多くいるでしょう。
このようなときには、石油給湯器のエラーコードの意味を把握しておくと役に立つでしょう。
石油給湯器のエラーコードというのは、リモコンに石油給湯器のトラブルが発生したときなどに表示されるものです。
ここでは、石油給湯器のエラーコードが表示される要因についてご紹介します。

●石油給湯器のトラブルでよく発生する症状

石油給湯器のトラブルが発生する要因はいろいろあります。
ここでは、石油給湯器のトラブルでよく発生する症状についてご紹介します。

・お湯が沸かない
特に、冬のシーズンは石油給湯器のお湯が沸かないと困るでしょう。
水は出るがお湯が沸かないときは、石油給湯器に灯油が供給されていないことがあるため、灯油タンクに灯油があるかチェックしましょう。

・水もお湯も出ない
水もお湯も出ないときは、水道のトラブルの可能性があります。
例えば、水道水の元栓が開いているかチェックしましょう。
また、水漏れや工事による断水が要因のこともあるため、一度チェックしてください。

・お湯の温度が安定しない
お湯の温度が安定しないときは、石油給湯器のトラブルの発生が要因のことがあります。
このときは、石油給湯器の業者でしか対応できないため、修理できる業者に頼みましょう。

・異音、異臭がする
このような症状のときは、石油給湯器の寿命やトラブルが考えられます。
大きなトラブルが場合によっては発生することもあるため、すぐに業者に修理してもらうのがおすすめです。

・リモコンにエラーコードが表示される
石油給湯器のトラブルが発生したときは、リモコンにエラーコードが表示されることがあります。
リモコンのエラーコードをチェックすることによって、トラブルの内容と対応方法がわかります。
万一のときのために、エラーコードについては前もって把握しておきましょう。

●代表的な石油給湯器のエラーコードの対応方法

ここでは、代表的な石油給湯器のエラーコードの対応方法についてご紹介します。
「011」のエラーコードは、石油給湯器の給湯運転が60分間以上のときに表示されます。
石油給湯器の電源を一旦切って再度入れると、エラーコードが無くなることがあります。
「012」のエラーコードは、石油給湯器の風呂運転が60分間以上のときに表示されます。
石油給湯器の電源を一旦切って再度入れると、エラーコードが無くなることがあります。
「111」のエラーコードは、石油給湯器の給湯側点火不良です。
給湯側点火不良というのは、石油給湯器に点火しない、あるいは点火が安定しない状態です。
石油給湯器の電源を切って、灯油タンクの灯油の残量をチェックしてください。
「140」のエラーコードは、過熱防止装置の作動です。
過熱防止が作動する要因は、石油給湯器の本体の異常過熱です。
緊急性があるため、石油給湯器を使うのを止めてすぐに業者に連絡してください。
なお、エラーコードについては、メーカーによって内容が違うことがあります。
そのため、エラーコードについては使っている石油給湯器の取扱説明書をチェックしてください。

●業者に頼む前に石油給湯器を自分でチェックする

石油給湯器のトラブルが発生したときは、業者にすぐに頼もうと思うでしょう。
しかし、石油給湯器のトラブルの中には、簡単に自分で対応できるものもあります。
石油給湯器のエラーコードが全く表示されていないときは、簡単なミスではないかチェックしましょう。
例えば、石油給湯器の温度設定は正しいか、石油給湯器のブレーカーが切れていないかをチェックしてください。
あるいは、石油給湯器の電源プラグがコンセントに差し込まれていないこともあるかもしれません。
また、沸き増し機能が無い石油給湯器のときは、湯切れの要因も考えられます。
このようなことは、自分で対応することができます。
すぐに石油給湯器のトラブルと判断しないで、自分で要因をチェックしましょう。
業者に頼んだときは、訪問してもらうのみでも出張費がかかります。
費用が余計にかからないように、業者に頼む前に石油給湯器を自分でチェックしましょう。

●業者に頼む必要があるケース

ここでは、業者に頼む必要があるケースについてご紹介します。

・送風機の異常
送風機というのは、灯油を燃やすための空気を燃焼器に送るものです。
送風機の異常は、正常に送風機が回っていない状態です。
正常に送風機が回っていないと燃焼不良が発生することがあり、お湯の温度が安定しなくなったり、お湯が沸かなくなったりします。

・中和器水位異常
中和器水位異常というのは、ドレン水を中和する箇所のトラブル、あるいは中和器の中の詰まりや排水の詰まりなどです。
中和器は石油給湯器のエコフィール中にあるため、業者に頼む必要があります。

・中和器寿命機器停止
中和器寿命機器停止のエラーコードは、中和器の寿命がオーバーしたときに表示されます。
なお、石油給湯器のエコフィールは、約8年間~10年間の寿命であるといわれています。

・過熱防止装置作動
過熱防止作動は、石油給湯器の本体の異常過熱です。
過熱防止装置が作動するとと、石油給湯器が使えなくなります。
また、石油給湯器の中の熱いお湯が出て火傷するリスクもあるため、無理に自分で点検しないで、業者にすぐに頼みましょう。

●石油給湯器の修理費の相場

石油給湯器を修理するときは、まず保証期間内かをチェックしてください。
石油給湯器のメーカーでは、基本的に無料で保証期間内は修理してくれます。
石油給湯器のトラブルが保証期間外に発生したときの修理費の相場は、平均的に6万円くらいです。
修理費の内訳としては、出張費、部品代、技術料になります。
業者に訪問してもらうのみでも出張費がかかるため、前もってうっかりミスでないかを十分にチェックしましょう。
また、使っている石油給湯器のメーカーによっても修理費は違うため注意しましょう。

●石油給湯器のエラーコードが表示される要因のまとめ

ここでは、石油給湯器のエラーコードが表示される要因についてご紹介しました。
石油給湯器のトラブルは、急に発生することが多くあります。
エラーコードとしては簡単に対応できるものもありますが、修理を業者に頼む必要があるものもあります。
緊急性があるエラーコードが表示されたときは、大きなトラブルになることもあるため注意する必要があります。
石油給湯器のトラブルが発生したときは、慌てないでエラーコードをチェックし、高いリスクがあると判断したときは修理業者にすぐに連絡しましょう。
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■給湯器の888(88)のエラーコードのリセット方法、解除方法

ガス給湯器や石油給湯器のリモコンに888(88)のエラーコードが表示されたときは、使っている給湯器の点検時期のサインです。
給湯器の異常やトラブルではないために使用できますが、安全に給湯器を使うためにあんしん点検をするのがおすすめです。
普通に給湯器を使っているときは、使い始めてから10年間くらいで888(88)のエラーコードが表示されます。
長期使用製品安全点検制度で決まっている製品は、法定点検を行う必要があります。
ここでは、給湯器の888(88)のエラーコードのリセット方法、解除方法についてご紹介します。

●888(88)のエラーコードとは?
2008年頃から造られた給湯器では、一般的な使い方で10年間相当経った後に、給湯器のリモコンに888(88)のエラーコードが表示されて、点検時期を知らせてくれます。
トラブルが発生してエラーコードが表示されたものではないために給湯器を使うことができますが、安全に使うためには点検するのがおすすめです。
また、888(88)のエラーコードが表示されるようになれば、給湯器をそろそろ交換してもいい時期になります。

●888(88)のエラーコードが表示されたときの対応方法

ここでは、888(88)が表示されたときの対応方法についてご紹介します。

・それぞれの給湯器メーカーのサービスマンによる有償のあんしん点検を受ける
給湯器メーカーのサービスマンだけが、888(88)のエラーコードの解除ができます。
そのため、使っている給湯器メーカーのサービスマンが訪問してエラーを解除します。
メーカーや機種によって点検費用は違います。
点検費用については、後でご紹介する888(88)のエラーコードの点検費用の目安を参考にしてください。
あんしん点検は、法令によって経年劣化の要因である製品事故を防ぐために点検を推奨する有償の点検制度です。
消安法(消費生活用製品安全法)によって、長期間使っていることによって発生する経年劣化による製品事故を未然に防ぐために、ユーザーの申し出によって点検を行うものです。
あんしん点検は、製品の安全を点検した時点でチェックするためのもので、法定の点検ではなく、製品の性能や延命を保証するものではありません。
あんしん点検の流れとしては、次のようになります。
それぞれの給湯器メーカーのコールセンターに電話をかけて申し込みしたり、ホームページの申し込みフォームに入力したりします。
点検するスケジュールを打ち合わせします。
打ち合わせした日時に点検を行なって、エラーコードの表示を解除します。

・直接ユーザーがそれぞれの給湯器メーカーの窓口に電話をかけて、対応方法を聞いてエラーコードを解除する
なお、この方法のときは無償ですが、同じエラーコードが1年後にまた表示されます。

・給湯器を交換する
888(88)のエラーコードは給湯器の設計標準使用期間がオーバーしたことを表示するものです。
そのため、888(88)のエラーコードが表示されると、給湯器をそろそろ交換する時期です。
お湯は毎日使うものであるため、給湯器の急なトラブルの発生に備えて888(88)のエラーコードが表示されると、給湯器を交換するのがおすすめです。
給湯器の寿命は使い方や使う頻度によって違いますが、一般的に10年間以上経つと給湯器はトラブルが多く発生するようになります。
また、使っている給湯器の製造が終わってから10年間以上経っているときは、修理するためのサービス部品が無くなって修理できないことがあり、給湯器を交換する必要があるときもあります。
また、給湯器が耐塩害仕様や特注色仕様のときは、部材が特注で必要になるなど、納期が1ヶ月間くらい掛かるときが多くあるため、お湯が必要になる冬のシーズンになる前に給湯器を余裕を持って交換する方がいいでしょう。

●888(88)のエラーコードが表示されたときのそれぞれの給湯器メーカーの問い合わせ先

ここでは、888(88)のエラーコードが表示されたときのそれぞれの給湯器メーカーの問い合わせ先についてご紹介します。
リンナイの給湯器は、リンナイ保守点検コールセンター(フリーダイヤル(無料):0120-493110)、リンナイ「888」エラー表示関連ホームページです。
ノーリツの給湯器は、ノーリツコンタクトセンター(フリーダイヤル(無料):0120-911-026、携帯電話からのときは0570-064-910(有料))、ノーリツコンタクトセンターお問合せホームページです。
パロマの給湯器は、パロマ修理受付窓口(フリーコール(無料):0120-193-860)、パロマお問合せサポートホームページです。
パーパスの給湯器は、パーパス点検受付センター(フリーコール(無料):0120-323-884)、パーパス「888」エラー関連ホームページです。

●888(88)のエラーコードの点検費用の目安

点検費用は、メーカーや機器によって違っており有料になります。
ここでは、出張費を含んだ888(88)のエラーコードの点検費用の目安についてご紹介します。
不具合の箇所などが点検した結果であったときは、部品を交換する費用などが別にかかることがあります
なお、対応の時間や地域によっては、追加費用が別にかかることがあります。

・ノーリツの給湯器
ふろ給湯器(暖房付)は税別で 9,500円、給湯器・ふろがまは税別で 8,600円、小型瞬間湯沸器は税別で8,000円です。

・リンナイの給湯器
ふろ給湯器・給湯器・ふろがまは税別で9,300円、小型瞬間湯沸器は税別で8,100円です。

●給湯機の設計上標準使用期間

設計上標準使用期間は、給湯器を長期間使っていると経年劣化するために、安全上問題なく使える期間として決められています。
設計上標準使用期間がオーバーすると、トラブルが経年劣化によって発生することがあります。
給湯器の設計上標準使用期間としては、屋内式ガス瞬間湯沸器、屋内式ガスふろがま、石油給湯機、石油ふろがま、屋内式暖房機能付きガス瞬間湯沸器、小型湯沸器は10年間になります。

●長期使用製品安全点検制度

長期使用製品安全点検制度は、平成21年4月1日に施行されました。
長期使用製品安全点検制度に該当する特定保守製品は、経年劣化することがあるため、設計上標準期間使った後も続けて使うときはあんしん点検を受ける必要があります。
主な特定保守製品としては、屋内式ガス瞬間湯沸器、屋内式ガスバーナー付ふろがま、石油給湯機、石油ふろがまなどがあります。
なお、長期使用製品安全点検制度の詳細については、経済産業省のホームページ(https://www.meti.go.jp/product_safety/producer/shouan/07_tyouki.html)をチェックしてください。
石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ
■エコキュートのエラーコードのメーカーごとの対応方法

石油給湯器のエラーコードが表示されて困っているのであれば、エコキュートに交換するのがおすすめです。
エコキュートは、使っているときにリモコンにエラーコードが表示されることがあります。
エコキュートのエラーコードの対応方法がわからないような方も多くいるでしょう。
しかし、エラーコードが万一表示されたときに対応方法がわからないと、どのようにすればいいかわからないため慌てるかもしれません。
ここでは、エコキュートのエラーコードのメーカーごとの対応方法についてご紹介します。

●エコキュートのエラーコードとは?

エコキュートのリモコンには、運転の状況やお湯の温度などが常に表示されています。
エラーコードというのは、何かトラブルがエコキュートで発生したときにリモコンに表示されるものです。
エラーコードは、アルファベットが1文字目で、数字にこれ以降がなっています。
エラーコードが表示されても、エコキュートのトラブルが発生しているということでは必ずしもありません。
例えば、お風呂に栓をしていないなど、ユーザーにちょっとしたミスなどを知らせる役目もあります。
そのため、エラーコードの内容をチェックして、トラブルが無くなるように対応する必要があります。

●エラーコードが表示されたときの対応方法

ここでは、エラーコードが表示されたときの対応方法についてご紹介します。

・トラブルの内容のチェック
まず、トラブルの内容をチェックする必要があります。
エコキュートのエラーコードのトラブルは、見てわからないものとわかるものがあります。
例えば、水漏れしている、湯はりができないというようなトラブルはすぐにわかるでしょう。
このようなときは、そのトラブルに対応することによってエラーコードはほとんど無くなります。
しかし、特に問題が使う上で無いにも関わらずエラーコードが表示されることもあります。
このようなときは、エコキュートのメーカーごとのエラーコードの内容をチェックして、対応する必要があります。

・トラブルが発生したときは完全にエコキュートを止める
エラーコードによっては、エコキュートのトラブルが発生していると判断できることがあります。
このようなときは、自分で対応することができません。
業者に修理を頼むまでは、エコキュートの電源を切っておきましょう。
止水栓をもし可能であれば閉めておくのもおすすめです。
・取扱説明書をチェックするか業者に問い合わせする
基本的に、エラーコードについてはエコキュートの取扱説明書に書かれています。
自分で対応できるエラーコードもあるため、取扱説明書をチェックして対応しましょう。
それでもエラーコードの表示が無くならないときは、業者に問い合わせするのがおすすめです。

●それぞれのエコキュートのメーカーのエラーコード

メーカーによって、エコキュートのエラーコードの内容は違っています。
なお、 エコキュートのエラーコードとしては、自分で対応できるものと業者に点検や問い合わせが必要なものがあります。
ここでは、それぞれのエコキュートのメーカーのエラーコードについてご紹介します。

・ダイキン
自分で対応できるエラーコードとしては、次のようなものがあります。
「C55」は、給水止水栓が開いていない、断水している、凍結していることがあります。
水に給湯設定をして約200mlの水が1分間に出るようにして、給湯蛇口を開けてリモコンの決定を押します。
「E7」は、ヒートポンプユニットの送風機の周りが凍っていたり、積雪していたりするため、溶けるのを待ったり、雪を溶かす必要があります。
この後、3秒間以上貯湯タンクユニットの漏電遮断器を切って、再度入れます。
「C76」「740」「750」は、漏電遮断器のトラブルが発生していることがあり、貯湯タンクユニットの漏電遮断器を3秒間以上切って、再度入れます。
「U54」は、試運転を残り湯があるままで行なっていることがあるため、お風呂の全てのお湯を排水して、リモコンの決定をこの後に押して試運転を再度行います。
しかし、エラーコードがこのような対応でも無くならないこともあります。
このようなときは、エラーコードについてメーカーや業者に問い合わせましょう。
ここでご紹介した以外のエラーコードが表示されているときは、修理が必要なことがあります。
自分で対応しないで、メーカーや業者に問い合わせましょう。
なお、ダイキンのエコキュートのエラーコードについては、http://www.daikincc.com/errorcode/のサイトをチェックしてください。

・コロナ
自分で対応できるエラーコードとしては、次のようなものがあります。
「C01」は、お風呂の栓が閉まっていなかったり、ふろ循環アダプターのフィルターが詰まっていたりするため、お風呂の栓を閉めたり、ふろ循環アダプターのフィルターを清掃したりする必要があります。
「C02」は、追いだきが残り湯の状態でできないため、お風呂の全てのお湯を排水した後にふろ自動を入れます。
「C03」は、貯湯タンクのお湯の不足であるため、強制沸き増しを入れます。
「C06」は、貯湯タンクの温度が低下しているため、深夜のみ沸き上げモードにしているときは解除し、これ以外は待機します。
「C07」は、循環液不足であるため、循環液の補充をメーカーや業者に頼みます。
しかし、エラーコードがこのような対応でも無くならないこともあります。
このようなときは、エラーコードについて、メーカーや業者に問い合わせましょう。
ここでご紹介した以外のエラーコードが表示されているときは、修理が必要なことがあります。
自分で対応しないで、メーカーや業者に問い合わせましょう。
なお、コロナのエコキュートのエラーコードについては、https://www.corona.co.jp/support/error/eco/index.htmlのサイトをチェックしてください。

・三菱
自分で対応できるエラーコードとしては、次のようなものがあります。
「P05/U03」は、異常が湯はり機能にあるため、貯湯タンクに水がないときは満水にします。
エコキュートが凍っているときは、溶けるまで待ちます。
止水栓が閉まっているときは開けます。
「U00」は、給水温度が高いため、水が給湯器に供給されるようにします。
「U04/U05」は、お湯が貯湯タンクに無いため、満タン設定で沸き上げます。
「U09」は、試運転の異常であるため、お風呂の全てのお湯を排水した後にふろ自動を再度入れます。
「U29」は、試運転の異常であるため、お風呂の栓を閉めてふろ自動を再度入れ、水抜き栓が緩んでいるときは閉め、止水栓が開いていないときは開けます。
しかし、エラーコードがこのような対応でも無くならないこともあります。
このようなときは、エラーコードについて、メーカーや業者に問い合わせましょう。
ここでご紹介した以外のエラーコードが表示されているときは、修理が必要なことがあります。
自分で対応しないで、メーカーや業者に問い合わせましょう。
なお、三菱のエコキュートのエラーコードについては、http://faq01.mitsubishielectric.co.jp/category/show/550?site_domain=defaultのサイトをチェックしてください。

・パナソニック
自分で対応できるエラーコードとしては、次のようなものがあります。
「U22」は、凍結あるいは断水の可能性があるため、凍結しているときは少しお湯側の水栓を開けて溶けるまで待ってふろ自動をこの後に入れます。
「U51」は、お風呂の浴槽の栓が閉まっていなかったり、ふろ循環アダプターのフィルターが詰まっていたりする可能性があるため、お風呂の浴槽の栓を閉めたり、ふろ循環アダプターのフィルターを清掃したりする必要があります。
「U53」は、お湯がお風呂で溢れている可能性があるため、少ない設定湯量で湯はりをします。
「U54」は、基準水位が浴槽で設定されていないため、お風呂の全てのお湯を排水した後にふろ自動を再度入れます。
しかし、エラーコードがこのような対応でも無くならないこともあります。
このようなときは、エラーコードについて、メーカーや業者に問い合わせましょう。
ここでご紹介した以外のエラーコードが表示されているときは、修理が必要なことがあります。
自分で対応しないで、メーカーや業者に問い合わせましょう。
なお、パナソニックのエコキュートのエラーコードについては、https://www.e-service-a.panasonic.co.jp/wmtas015/asp/i/EcoKyuto/index.htmlのサイトをチェックしてください。

・東芝
自分で対応できるエラーコードとしては、次のようなものがあります。
「U20」は、循環口の異常であるため、お風呂の浴槽の栓が閉まっているかチェックします。
湯はりの湯量設定がふろ循環アダプターよりも低くなっていないかチェックします。
ふろ循環アダプターのフィルターを清掃します。
「U22」は、お湯が湯はりあるいは自動保温中に無くなったためで、沸き増しを湯はり1回分の設定で行った後に湯はりを再度行います。
「U23」は、 1日に3回以上節水湯はりを使ったためで、お風呂の全てのお湯を排水した後に湯はりを再度行います。
「U25」は、お風呂の水位が低いためで、ふろ循環アダプターよりも水位が高くなるように湯はりを行います。
しかし、エラーコードがこのような対応でも無くならないこともあります。
このようなときは、エラーコードについて、メーカーや業者に問い合わせましょう。
ここでご紹介した以外のエラーコードが表示されているときは、修理が必要なことがあります。
自分で対応しないで、メーカーや業者に問い合わせましょう。
なお、東芝のエコキュートのエラーコードについては、https://www.toshiba-carrier.co.jp/support/check.htmのサイトをチェックしてください。

・日立
自分で対応できるエラーコードとしては、次のようなものがあります。
「Er02」は、貯湯タンク温度センサーの異常であるため、3秒間以上リモコンのメニューを押します。
「Er15」は、給水止水栓が開いていない、断水している、凍結しているため、給水止水栓を開けたり、断水が終わるまで待ったり、溶けるまで待ったりする必要があります。
「U04/U05」は、湯はりができないため、沸き増しを湯はり1回分の設定で行った後に湯はりを再度行います。
しかし、エラーコードがこのような対応でも無くならないこともあります。
このようなときは、エラーコードについて、メーカーや業者に問い合わせましょう。
ここでご紹介した以外のエラーコードが表示されているときは、修理が必要なことがあります。
自分で対応しないで、メーカーや業者に問い合わせましょう。
なお、日立のエコキュートのエラーコードについては、http://www5.hitachiacs.jp/PTCsupport/xls/errorcode_denoneco_simplified.pdfのサイトをチェックしてください。

●エコキュートのエラーコードが発生する前の対応方法

エコキュートのエラーコードは、いつ発生するかわかりません。
メンテナンスをしっかり行なっていても、エコキュートのエラーコードが発生することもあります。
そのため、前もって対応しておくのがおすすめです。
ここでは、エコキュートのエラーコードが発生する前の対応方法についてご紹介します。

・問い合わせ先をチェックする
エコキュートのトラブルが発生したときのために、どこに問い合わせするかチェックしておきましょう。
問い合わせ先としては、エコキュートを買った販売店、メーカーがおすすめです。
エコキュートを設置したときは、このような問い合わせ先を聞いておくのもおすすめです。
また、メーカーの問い合わせ先がエコキュートの取扱説明書にも書かれていることが多くあります。
そのため、取扱説明書は大切に保管しておきましょう。

・止水栓の位置をチェックする
水漏れなどが発生しているときは、止水栓を閉めなければ水が止まらなくなります。
業者が対応するまで水漏れしていると、水道代がその分余計にかかります。
そのため、止水栓の位置はチェックしておくようにしましょう。
止水栓を閉めておくと、エコキュートから水漏れすることはありません。
万一のときは、水漏れを止水栓を閉めて防止しましょう。

●エコキュートのエラーコードのメーカーごとの対応方法のまとめ

ここでは、エコキュートのエラーコードのメーカーごとの対応方法についてご紹介しました。
メーカーによってエコキュートのエラーコードは違っており、種類も内容もいろいろです。
エコキュートのエラーコードの内容さえわかると、ほとんどのトラブルは解決するでしょう。
常に問い合わせ先などもチェックしておいて、対応がすぐにできるようにしておくのがおすすめです。
石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ
■まとめ

ここでは、石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へ、石油給湯器のエラーコードが表示される要因、給湯器の888(88)のエラーコードのリセット方法、解除方法、エコキュートのエラーコードのメーカーごとの対応方法についてご紹介しました。

石油給湯器のエラーコードは簡単に対応できるものや、修理を業者に頼む必要があるものがあります。

石油給湯器のトラブルが発生したときは、エラーコードを慌てないでチェックして、高いリスクがあるときは修理業者にすぐに頼みましょう。

石油給湯器のエラーコードが表示されてお困りの方へは、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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