使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ   

2021年8月12日

使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ   
電気温水器を使っていると、お湯を使っていないにも関わらず、電気温水器のお湯が減って困っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ、電気温水器の水漏れの要因と処置法、電気温水器の水漏れの解決法、電気温水器からエコキュートに交換するとお得な理由についてご紹介します。
使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ   
■電気温水器の水漏れの要因と処置法

電気温水器の水漏れが見つかると、お湯が使えないのではないか、水道代が高くなるのではないか、修理費が高くなるのではないかなどが考えられ、非常に心配になるでしょう。
ここでは、電気温水器の要因と処置法についてご紹介します。

●電気温水器の水漏れの要因

電気温水器の水漏れの要因としては、大きく分類すると次のようなものがあります。

・不具合が電気温水器本体の部品などに発生している

・不具合が給水配管、給湯配管に発生している

電気温水器本体が要因の水漏れのときは、修理はメーカーの無償保証によって対応できますが、配管が要因の水漏れのときは、修理はメーカーの無償保証によって対応できないため、修理は有償で対応する必要因がります。
最近は、電気温水器の延長保証に入っている方も多くいるでしょうが、このような延長保証には配管の不具合は対象外になり、延長保証期間内でも電気温水器の不具合ではないため修理費がかかることもあるため注意しましょう。

●電気温水器の水漏れの処置法

ここでは、電気温水器の水漏れの処置法についてご紹介します。
信頼できる業者がいるときは、その業者にまず相談するのがいいでしょうが、連絡が業者とつかないときなどは、次のようなことで処置しましょう。

・リモコンのエラー表示
電気温水器のリモコンのエラー表示があるときは、エラー表示に該当する箇所やこの周りの不具合によって漏水が発生しているため、水漏れは電気温水器が要因の可能性が大きくなります。
また、エラー表示が出ないときは、リモコンの電源が入っていないこともあります。
電気温水器本体や配線用の漏電遮断器が入っていないことが多くありますが、漏電を漏水によって感知して漏電遮断器が落ちていることもあるため、業者にチェックしてもらいましょう。

・電気温水器の周りの漏水状態のチェック
電気温水器の貯湯タンクの周りが濡れていないか、あるいは接続している配管からお湯や水が漏れていないかチェックしてください。
貯湯タンクの下部が水濡れしているときは、電気温水器の内部の配管や部品の不具合によって、水漏れしていることが多く、このときは電気温水器本体の不具合と考えられます。
接続している配管からお湯や水が漏れているときは、修理費用がメーカーの保証対象外になるため注意しましょう。
また、電気温水器の内部の配管から水漏れしているときは、電気温水器本体の基板が漏れた水で濡れて、エラー表示していることもあります。
このようなときは、配管の水漏れの修理以外に、基板なども交換する可能性が大きくなります。

・水道メーターのチェック
電気温水器の水漏れの可能性があるときは、水道メーターをチェックすることによって、症状の具合を掴むことができます。
勢いよく水道メーターが動いているときは、電気温水器に給水している配管の止水栓をすぐに閉めてください。
止水栓を閉めて水道メーターが動いていなければ、電気温水器の水漏れはとりあえず止まっているため、業者に頼んで処置してもらいましょう。
電気温水器に給水している配管の止水栓を閉めても、水道メーターが動いているときは、水を使っていなければ、水漏れが電気温水器の給水配管以外で発生している可能性が大きいため、給水配管をすぐに修理する必要があります。

●電気温水器の主な水漏れの事例と概算の修理費用

ここでは、電気温水器の主な水漏れの事例と概算の修理費用ついてご紹介します。
電気温水器の水漏れの要因による部品の交換のときは、量が少なくてもお湯が漏れて蒸気が発生して、周りの部品も2次的にトラブルが発生している可能性が大きくなります。
そのため、該当する部品を交換するのみでなく、例えば、基板を交換したりして修理費が高くなることがあるため注意してください。

・弁類のトラブル
最も多くある電気温水器の水漏れの事例としては、給湯や風呂の混合弁、減圧弁や逃し弁というような弁類のトラブルがあります。
このような弁類のトラブルのときは、エラーが電気温水器のリモコンに表示されているときが多くあるため、エラー表示からトラブルが発生している場所は特定できます。
部品は消耗品であるため、年数がある程度経つとトラブルが発生しやすくなります。
弁類が水漏れしたときは、周りのコネクターや基板が濡れてトラブルが発生することが多くあります。
弁類のトラブルの概算の修理費用は3万円~です。

・配管などの穴開き
電気温水器の中の銅配管やホースに小さい穴が開いて、水漏れが発生していることがあります。
初めは水漏れが少量でも、穴がだんだん大きくなって水漏れが酷くなることもあります。
このトラブルのときも、配管の交換のみでなく、基板などの部品の交換が必要なこともあります。
配管などの穴開きの概算の修理費用は2万円~です。

・貯湯タンクの穴開き
電気温水器の貯湯タンクに小さい穴が開いて、水漏れが発生していることもあります。
このトラブルのときは、穴空きしているところを溶接などで修理対応することもありますが、穴空きしているところによっては修理できないこともあります。
このときは、電気温水器本体を交換する必要があります。
また、修理できるときでも、お湯が漏れることによって、別の部品も交換する必要があることもあるため注意してください。
貯湯タンクの穴開きの概算の修理費用は5万円~です。
なお、修理できないこともあります。

・ふろ循環ポンプのトラブル
追いだきやお湯はりなどで使うふろ循環ポンプのトラブルによって、水漏れが発生することもあります。
このトラブルのときも、エラーが電気温水器のリモコンに表示されているときが多くあります。
このときも、ふろ循環ポンプ自体のみでなく、基板などの交換が必要なこともあります。
基板を交換するときは、5万円近くの修理費になります。
ふろ循環ポンプのトラブルの概算の修理費用は25,000円~です。

・パッキンの劣化によるトラブル
電気温水器は貯湯タンクの中に電気ヒーターがありますが、この取付箇所のパッキンの経年劣化によって水漏れが発生することもあります。
パッキンの劣化によるトラブルの概算の修理費用は25,000円~です。

・給水配管、給湯配管の水漏れ
電気温水器本体が要因でなく、給水配管、給湯配管の水漏れのときは、修理費用がそれぞれの症状によって違うため、業者に調べてもらう必要があります。
このときは、信頼できる業者でないと修理費用が相当高額になることがあるため注意する必要があります。
可能であれば、知り合いの業者などに頼むのがいいでしょう。

・ふろ配管の水漏れの場合
電気温水器本体とお風呂を繋ぐふろ配管が劣化して、水漏れが発生することがあります。
このときは、エラーが電気温水器のリモコンに表示されていることもあります。
ふろ配管の修理は、メーカーの保証対象外になるため注意してください。

●水漏れを早く見つけるために普段からチェックすべきこと

先にご紹介したように、水漏れによるトラブルは2次的なトラブルが発生することが多くあるため、修理するときは高くなる可能性が大きく、早く見つけて、早く処置する必要があります。
何となく気になったがお湯が出ているためいいだろうとそのままにしておけば、修理費用が高くなったようなこともよくあります。
次のような症状があるときは、早めに業者に相談しましょう。
・電気温水器の周りが雨が降っていないにも関わらず濡れている

・お湯の減り方が従来から早い気がする

・エラーが表示されるときがある

・漏電遮断器が作動することがある

そのため、定期的に電気温水器の周りをチェックするのがおすすめです。
家の裏側に電気温水器を設置しているときも多くあるため、電気温水器の近くに行かないような方も多くいるでしょうが、清掃がてらにちょっとチェックしてみましょう。

●電気温水器は修理すべきか交換すべきかの基準

電気温水器のトラブルが発生したときは、できるだけ費用をかけないで修理で済ませたいと考えるでしょう。
しかし、電気温水器の修理費用をかけたにも関わらず、他の部品がまたすぐにトラブルが発生して、お湯が沸かないだけでなく、次々と修理費用がかかってしまうことは防ぎたいでしょう。
ここでは、電気温水器は修理すべきか交換すべきかの基準についてご紹介します。

・電気温水器の延長保証期間中である
当然ですが、電気温水器の延長保証期間中のときは、修理すべきです。
しかし、電気温水器の延長保証に入っているかわからない方もいるのではないでしょうか。
そのため、電気温水器の延長保証に入っているか、あるいは延長保証期間中かをチェックしてください。

・電気温水器の耐用年数を考える
電気温水器の耐用年数は、だいたい15年間です。
使っている電気温水器がこの耐用年数オーバーしているときは、次々と消耗部品のトラブルが発生することがあります。
しかし、いつ他の部品のトラブルが発生するかはわからないため、15年間をオーバーした電気温水器の修理のときは、トラブルが発生した箇所の修理費用がどの程度になるかが、修理すべきか交換すべきかの判断の目安になるでしょう。

・お湯が使えないことについてどのように考えるか
電気温水器のトラブルが発生して困るのは、当然のように毎日使っているお湯が使えないことです。
トラブルが発生したときに電気温水器の耐用年数をオーバーしていたときは、お湯が使えないのが非常に困るのであれば交換すべきでしょう。
お風呂に何日間も入れなくても問題ない、ジムに普段は通っているためお風呂にそこで入れる、親戚が近くにあるためいざといときはお風呂に入らせてくれる、などということで困らない方であれば、問題ないでしょう。
しかし、このような方でなければ、未然にお湯が使えないことを防止するためにも、電気温水器の耐用年数をオーバーしているときは、交換すべきでしょう。

・サービス部品の保有期限が過ぎている
電気温水器を修理したくても、サービス部品の保有期限が過ぎていることもあります。
このときは、残念ですが、電気温水器を交換するしかありません。
また、電気温水器のトラブルが発生したときは、他の箇所も2次的にトラブルが発生することもあります。
そのため、当該箇所のサービス部品があって修理したが、その後すぐに他の部品のトラブルが発生して、この部品のサービス部品がない、というようなこともあり得ます。
そのため、10年間以上使っている電気温水器のトラブルが発生したときは、交換すべきでしょう。
使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ   
■電気温水器の水漏れの解決法

電気温水器があれば、ふんだんにお湯を使うことができるため非常に便利です。
電気温水器は、毎日の暮らしに必ず必要なものでしょう。
電気温水器の一つのトラブルとして水漏れがあります。
では、電気温水器の水漏れが発生したときはどのように解決すればいいのでしょうか?
ここでは、電気温水器の水漏れの解決法についてご紹介します。

●電気温水器の水漏れの状態

電気温水器の水漏れの状態としては、次のようなものが多くあります。

・貯湯タンクが亀裂している

・配管が亀裂している

・パッキンが劣化している

●電気温水器の主な水漏れの要因

電気温水器の部品は、材質が経年変化で劣化します。
劣化した箇所から水漏れが発生することはよくあります。
特に、弁類やパッキンなどでプラスチックやゴムを使っている箇所は劣化しやすいため注意しましょう。
また、貯湯タンクや配管などが冬のシーズンの凍結によって亀裂して水漏れが発生することもあります。

●電気温水器の水漏れを解決しないとどうなるか?

電気温水器は、ガス給湯器のように燃料としてガスを使っていません。
そのため、水漏れが発生して火が消えて一酸化炭素中毒になるリスクはありません。
しかし、電気温水器の水漏れを解決しないと、次のようなトラブルが発生することがあります。

・電気温水器の水漏れが発生した付近が腐食する

・電気代や水道代が高くなる

・大量の漏水に繋がる

・漏電のリスクがある

そのため、電気温水器の水漏れが見つかったときは、すぐに解決してください。

●電気温水器の水漏れでチェックすること

ここでは、電気温水器の水漏れでチェックすることについてご紹介します。

・電気温水器の水漏れが発生しやすい箇所
電気温水器で水漏れが発生しやすいのは、次のような箇所です。
パッキン部分を含む部品の接続箇所
ゴム製の給水ホース
経年変化によって亀裂が発生しやすい配管
電気温水器の減圧弁や逃し弁
経年変化によって腐食が発生しやすい貯湯タンク
水漏れはじわじわと発生するときもあるため、十分にチェックしてください。

・電気温水器の水漏れのチェックで注意すること
電気温水器の水漏れのチェックは、電源を必ず切った状態で行ってください。
電源が入った状態で水漏れしている箇所を触れば、感電するリスクがあります。
また、水漏れをチェックするときに、配管を分解したり取り外したりしないようにしましょう。
というのは、専門的な知識がなければ元どおりにするのは困難です。

・業者にチェックを頼むべきケース
業者にチェックを頼むべきケースとしては、次のようなものがあります。
部品を自分で交換できない箇所の水漏れ
水漏れが大量に発生しているとき
水漏れ箇所がわからないとき
自分で勝手に判断して修理すると、不完全な修理になりがちです。
自分で修理できないと判断したときは、安全のためにも、業者に頼んでください。
業者に頼むときは、水漏れしている箇所をチェックしておきましょう。

●電気温水器の修理や交換

ここでは、電気温水器の修理や交換についてご紹介します。

・電気温水器を修理すべきケース
電気温水器のトラブルの中で、部品の簡単な交換などで済むときは修理するのがおすすめです。
自宅に業者が来て、電気温水器の修理を直接行うようになります。

・電気温水器を交換すべきケース
電気温水器のトラブルが発生したときに、次のようなケースは交換すべきです。
修理費用が高くなる(10万円以上になる)とき
現在使っているものよりも新しい魅力的な給湯器があるとき
家族構成の変更などによって現在の電気温水器がライフスタイルに適していないとき
電気温水器の寿命になったとき
電気温水器のトラブルは、現在の状態に適したものに交換するチャンスであると考えることもできます。

・電気温水器の修理や交換の依頼先
電気温水器の修理や交換は、信頼できる業者に頼んでください。
電気温水器は生活に必ず必要なものであるため、可能な限りすぐに修理してくれるところに頼みましょう。
しかし、あわてて頼まないで、まず状況を話して修理費用の見積もりを入手して検討してください。
見積もりするときに、不信感があるような業者は止めましょう。

・電気温水器の修理や交換の費用
電気温水器の修理の費用は、数千円は最低でもかかると考えておきましょう。
また、高い部品を交換するときは数万円以上かかることもあります。
思ってもみなかったような高額な修理費用で困らないようにするためにも、業者から入手した見積もりを十分にチェックする必要があります。
わからないことは、初めに必ずチェックしておきましょう。
親切な業者であれば、修理や交換が必要な箇所はどこか、どのような修理を行うか、費用の見積もりの理由などについて詳しく説明してくれます。

・電気温水器の業者の選び方
電気温水器の業者の選び方としては、次のようなことを参考にしてください。
電気温水器の販売実績が豊富にある
販売以外に修理も行っている
新製品への交換を無理にすすめない
無料で修理・交換の見積もりを行ってくれる
修理・交換を可能な限り早く行ってくれる
費用がリーズナブルである
問い合わせへ対応が丁寧で親切である
お客様からの評判がいい
なお、いい業者は、ほとんど訪問営業や電話勧誘を行っていません。
というのは、信頼を口コミで得ているため、営業を無理に行う必要がないためです。

・電気温水器の修理や交換の相談窓口
電気温水器の修理や交換の相談窓口としては、メーカーあるいは業者などがあります。
メーカーや業者のホームページをチェックして、メール、電話、FAXなどで相談してください。
なお、相談は平日の昼間のみのときもあります。
そのため、夜間や土日のときは、タイムラグが先方からの返事に発生することもあります。
電気温水器の水漏れは、本体自体を交換する必要があることもあります。
設置してから8年間以上の電気温水器は、交換を業者からすすめられることが多くあるでしょう。

■電気温水器からエコキュートに交換するとお得な理由

電気温水器を家庭の給湯器として使っている方は、エコキュートに交換すると光熱費が相当低減できるということを聞いたたことがあるでしょう。
しかし、ネットなどでちょっと調べてみれば、電気温水器もエコキュートもお湯を電気エネルギーで沸かす給湯器であるため、どうしてエコキュートは光熱費が低減できるか不思議に思っている方も多くいるようです。
しかし、電気温水器とエコキュートは、はっきりした違いがあり、電気温水器からエコキュートに交換するのみで、光熱費が1/3くらいになることがあります。
ここでは、電気温水器からエコキュートに交換するとお得な理由ついてご紹介します。

●電気温水器とエコキュートの基本的な違い

電気温水器もエコキュートもお湯を電気で沸かす給湯器というと、機能が全く同じ給湯器と思いがちですが、実際には相当大きな違いがあります。
ここでは、電気温水器とエコキュートの基本的な違いについてご紹介します。

・電気温水器
電気温水器は、電気ポットの大きなものをイメージすると非常にわかりやすいでしょう。
電気温水器は、ヒーターを電気エネルギーで加熱して、お湯をこの熱で沸かすものです。
そのため、不完全燃焼によるトラブルの発生などのリスクもガス給湯器のようにないため、電気温水器は安全であるといわれています。
しかし、電気エネルギーのみでお湯を沸かすため、電気代が高くなります。
使うところの気象条件によっては、給湯器の中でも光熱費が比較的に高くなるといわれています。

・エコキュート
エコキュートも電気エネルギーを使う給湯器であるため、電気温水器と同じものです。
しかし、エアコンなどにも使われているヒートポンプの技術をエコキュートは利用していることが、電気温水器との大きな違いです。
ヒートポンプの技術は、大気の熱を取り込んで、効率よくこの熱が利用できるため、お湯を沸かすときに電気エネルギー以外も使います。
そのため、電気エネルギーだけでお湯を沸かす電気温水器よりも、エコキュートは相当少ない電気代でお湯を沸かすことができます。
また、省エネタイプの太陽熱集熱ユニットを搭載したエコキュートも最近は登場しており、お湯をより効率的に沸かすことができます。

・電気温水器とエコキュートの違い
電気温水器もエコキュートも、電気エネルギーでお湯を沸かすということは同じです。
しかし、電気温水器は電気エネルギーだけでお湯を沸かしますが、エコキュートは大気中の熱エネルギーも利用してお湯を沸かすため、電気代はエコキュートの方が安くなります。
さらに、太陽熱も利用できる太陽光発電と連携したりするエコキュートが最近は登場しているため、電気代をより安くしてお湯を沸かすことができます。
これ以外にも、エコキュートは、電気温水器よりもお湯を沸かすときの二酸化炭素の排出量が半減するといわれています。
そのため、家計に優しいのみでなく、環境にも優しい給湯器です。

●電気温水器からエコキュートに交換するメリット・デメリット

ここでは、電気温水器からエコキュートに交換するメリット・デメリットについてご紹介します。

・電気温水器からエコキュートに交換するメリット
まず、電気温水器からエコキュートに交換する大きなメリットとしては、電気代が電気温水器は1月あたり6,000円~7,500円くらいといわれていますが、エコキュートに交換することによって2,000円弱にまで安くなるといわれています。
そのため、電気エネルギーを同じように使ってお湯を沸かすのみで、電気代が約1/3以下になります。
これ以外にも、エコキュートのメリットとしては、次のようなものがあります。
二酸化炭素の排出量の低減など、環境に対する負荷が少ない
学習機能付きの機種は、自動でライフサイクルに適した節約を行ってくれる
HEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)に対応する機種がある
オール電化プランの電気料金にすると、光熱費がより低減できる
災害が発生したときに貯湯タンクに貯まっているお湯や水が非常用水として使える
このように、エコキュートは電気代が低減できる効果だけでなくいろいろなメリットがあります。
特に、最新のエコキュートなどは、太陽光発電などの電気をAI機能が搭載されて自動で有効に利用できるため、非常に便利です。
さらに、お湯を沸かしているのみで環境に対して貢献できることもエコキュートのメリットになっています。

・電気温水器からエコキュートに交換するデメリット
電気温水器からエコキュートに交換するときは、先にご紹介したようなメリットが多くありますが、次のようなデメリットもあります。
電気温水器よりも本体価格がエコキュートは高いということは、電気温水器からエコキュートに交換するときのデメリットです。
しかし、このデメリットはそれほど問題視しなくてもいいでしょう。
というのは、電気温水器とエコキュートの本体価格にそれほど違いがあるということでもなく、実際にはわずか数万円エコキュートの方が高いくらいです。
そのため、電気温水器からエコキュートに交換したことによる毎月の電気代の低減効果を考慮すれば、すぐに回収できるくらいの違いです。
エコキュートのデメリットとはっきりといえるのは、エコキュートのヒートポンプユニットが運転するときに低周波音が発生することでしょう。
あまりエコキュートの低周波音が気にならない人もいますが、エコキュートのヒートポンプユニットの低周波音は、近くの人との騒音トラブルになることがあるため、距離が近くの住宅と近いときは、防音・防振対策を何らか検討する必要があるでしょう。

●電気温水器からエコキュートに交換するとお得な理由のまとめ

ここでご紹介したように、電気エネルギーでお湯を沸かすということは電気温水器もエコキュートも同じです。
しかし、お湯をどのようにして沸かすかという基本的な仕組みが全く違うため、使ったときのメリットが非常に違ってきます。
エコキュートは、電気エネルギーのみでなく効率良く大気中の熱が利用できるため、電気温水器よりも相当少ない電気エネルギーでお湯を沸かすことができます。
また、お湯を沸かすときに出る二酸化炭素も半減するため、環境に対しても非常に優しい給湯器です。
なお、世界中の目標に二酸化炭素の排出量の低減がなっているため、この助けになるエコキュートの設置は地方自治体などの補助金が利用できることもあります。
補助金が利用できるところであれば、エコキュートがさらにお得になるため、自治体などに一度問い合わせてみましょう。
使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ   
■まとめ

ここでは、使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方へ、電気温水器の水漏れの要因と処置法、電気温水器の水漏れの解決法、電気温水器からエコキュートに交換するとお得な理由についてご紹介しました。
大きく分類すると、電気温水器の水漏れの要因としては次のようなものがあります。

・不具合が電気温水器本体の部品などに発生している

・不具合が給水配管、給湯配管に発生している

使っていないのに電気温水器のお湯が減ってお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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