ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ    

2021年9月18日

ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ
ガス給湯器で入浴剤を使いたいと思っても、いろいろな入浴剤があるためどれを使うと良いか悩むのではないでしょうか。

ここでは、ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ、ガス給湯器で使える入浴剤、ガス給湯器に対する入浴剤の影響を少なくする方法、エコキュートで使える入浴剤についてご紹介します。
ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ
■ガス給湯器で使える入浴剤

ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで入浴剤を使いたいときは、どのような入浴剤であれば使って良いか悩むでしょう。
一部の入浴剤を使うのは避けてくださいという注意書きが、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプの取扱説明書にはあります。
というのは、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプに入浴剤を使うと、トラブルが入浴剤の種類によっては発生することがあるためです。
ここでは、ガス給湯器で使える入浴剤についてご紹介します。

●ガス給湯器の追いだき機能付きタイプの仕組み

ここでは、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプの仕組みについてご紹介します。
追いだきというのは、再度お風呂の浴槽の中のお湯を温め直すことです。
つまり、浴槽の中のお湯をふろ配管を通してガス給湯器で温めて、再度ふろ配管を通して浴槽に返します。
追いだきする方法としては、強制循環式というお湯をガス給湯器が浴槽から強制的に吸って浴槽に返すものと、自然循環式というお湯をガス給湯器が浴槽から自然に吸って浴槽に返すものがあります。
追いだきすることによって、ガス給湯器で浴槽のお湯が再度温められます。
このときに、ガス給湯器やふろ配管の中をお湯が循環するため、入浴剤をお風呂に入れると一緒に入浴剤の成分も循環します。
そのため、入浴剤の成分がガス給湯器やふろ配管の中に付くことがあり、使う入浴剤の成分によってはダメージを受けることがあります。

●ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使える入浴剤

ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで入浴剤を使うとダメージを受けることがありますが、使っても良い入浴剤も中にはあります。
ここでは、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使える入浴剤についてご紹介します。
ガス給湯器の追いだき機能付きタイプでも、ダメージを受けない成分が含まれている入浴剤であれば使っても問題ありません。
例えば、お湯が白く濁らない透明な入浴剤や中性の入浴剤などは問題ありません。
使いたい入浴剤がどのようなものかわからないときは、入浴剤の梱包箱に書かれている注意書きをチェックしてください。
入浴剤の梱包箱に浴槽・配管を傷めないなどと書かれていると、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプでも使うことができます。

●ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使えない入浴剤

ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使えない入浴剤については、市販品であれば注意書きが梱包箱に書かれています。
そのため、使う前には必ず入浴剤の梱包箱をチェックしましょう。
ここでは、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使えない入浴剤についてご紹介します。

・塩分、硫黄などが含まれている入浴剤
硫黄が湯の花には含まれていたり、塩分がバスソルトには含まれていたりします。
このような硫黄や塩分だけでなく、入浴剤にアルカリや酸などが含まれているときは、ガス給湯器がダメージを受けることがあるため、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプでは使えません。
ガス給湯器は銅などの配管を使っているため、塩分や硫黄、アルカリや酸などの成分が付くと配管に穴が開いて水漏れするときがあります。

・白濁する入浴剤、にごり湯系の入浴剤
ガス給湯器の追いだき機能付きタイプには、白濁する入浴剤やにごり湯系の入浴剤を使わないようにしましょう。
酸化チタンが、このような入浴剤には含まれていることがあります。
酸化チタンは、ガス給湯器の中のフィルターが詰まる要因になったりすることがあります。
しかし、風呂釜・配管を傷めないなどと梱包箱に書かれているときは、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプでも使うことができます。

・詰まりの要因になる入浴剤
泡風呂や花びら、炭酸ガスの出る入浴剤をガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使うと、フィルターや配管が詰まって追いだきができなくなることがあります。

・食べ物が含まれている入浴剤
食べ物のお茶やゆず湯、牛乳などが含まれている入浴剤をガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使うと、食べ物が含まれている入浴剤の成分が配管の中に残るときがあり、カビや雑菌などが繁殖することがあります。
カビや雑菌が配管の中にあるままでガス給湯器の追いだき機能付きタイプを使うと、衛生的にも浴槽が汚れるため良くありません。

●入浴剤を安全にガス給湯器で使う方法

ここでは、入浴剤を安全にガス給湯器で使う方法についてご紹介します。

・ふろリモコンの追いだきのスイッチを切る
ふろリモコンの追いだきのスイッチを切っておいたり、ふろリモコンの電源スイッチを切っておいたりすることによって、入浴剤の成分がガス給湯器の中に入るのを防止することができます。
追いだき機能としては、浴槽のお湯の温度が低下すると自動的に追いだきするフルオートタイプがあります。
そのため、リモコンの追いだきのスイッチを切ったり、ふろリモコンの電源スイッチを切ったりすることによって、自動的に追いだきするのを防止することができます。

・ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使える入浴剤は適切に使う
ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで使える入浴剤は、十分に梱包箱に書かれている注意書きをチェックして適切に使いましょう。
注意書きを守らないで、メーカーがすすめていない使い方をすればガス給湯器のトラブルが発生することがあります。
例えば、種類の違った入浴剤を混ぜたり、大量に入浴剤を使ったりするのは止めましょう。
種類の違った入浴剤を混ぜれば、化学反応が入浴剤の成分によっては発生することもあります。
化学反応が発生してガス給湯器にダメージを与えることもあるため、必ず入浴剤は同じ種類のものだけを使いましょう。
また、決まっている量以上に入浴剤を使うと、お湯の中で完全に溶けなくて、ガス給湯器に溶けなかった成分が付いて劣化することがあります。

・入浴剤を使った後は洗浄する
ガス給湯器や配管に入浴剤が残らないように、入浴剤を使った後は洗浄しましょう。
ガス給湯器や配管の洗浄は、お湯を浴槽に足してお湯と一緒に汚れを流したり、水を浴槽に新しく入れて追いだきしたりすることによってできます。
配管洗浄機能がガス給湯器の中には付いているものもあり、配管の中の洗浄がこの機能を使うことによってできます。

●入浴剤を使ってトラブルがガス給湯器の追いだき機能付きタイプで発生したときの対応法
ガス給湯器の追いだき機能付きタイプで入浴剤を使って、異音がしたり、追いだきが使えなくなったりするトラブルが発生すれば、すぐに入浴剤を使うのを止めてください。
ガス給湯器のトラブルが発生していると考えられるときは、修理業者に連絡してください。

・入浴剤を使うことで発生するガス給湯器のトラブル
入浴剤を使うことで発生するガス給湯器のトラブルとしては、フィルターが詰まったり、配管が腐ったり、温度を検知するサーミスタの異常が発生したりするなどがあります。
このようなトラブルが発生することによって、追いだきができない、お湯が温度が上がらない、お湯が設定した温度にならない、異音がふろ循環アダプターから出る、ガス給湯器の配管が水漏れするなどがあります。

・修理業者に頼むケース
ガス給湯器の配管の中に入浴剤の成分が詰まってトラブルが発生しているのであれば、詰まりが洗浄することによって無くなることがあります。
しかし、洗浄してもトラブルがまだ改善されないときは、修理業者に早めに頼む方が良いでしょう。
メーカーが禁じている入浴剤を使ってガス給湯器のトラブルが発生したときは、メーカーの無償保証対象にはならなく、修理費が有料になるため注意してください。

●ガス給湯器で使える入浴剤のまとめ

ここでは、ガス給湯器で使える入浴剤についてご紹介しました。
ガス給湯器で入浴剤を使う前には、十分に梱包箱に書かれている注意書きをチェックしましょう。
入浴剤を使ったことによって万一ガス給湯器にトラブルが発生したときは、すぐに使うのを止めて修理業者に連絡しましょう。
ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ
■ガス給湯器に対する入浴剤の影響を少なくする方法

ここでは、ガス給湯器に対する入浴剤の影響を少なくする方法についてご紹介します。

●入浴剤を使ったときは追いだきを止める

入浴剤を浴槽のお湯に入れても追いだきをしなければ、全くガス給湯器に対する影響はありません。
硫黄が含まれている入浴剤やにごり系の入浴剤をどうしても使いたいときは、家族の中で入浴するのを1番後にして、入浴剤はお風呂がきちんと温まってから使いましょう。
入浴剤を使った後は、お湯をすぐに排水して浴槽を洗うようにしてください。
しかし、寒冷地でのガス給湯器の凍結予防機能については注意する必要があります。
追いだきをしなくても、凍結予防機能がガス給湯器にはあるため一定温度以下になれば循環ポンプが自動的に作動します。
凍結予防機能は、水の流れを作ってふろ配管の中の水が凍結しないようにするものです。
追いだきをしないようにいかに注意していても、凍結予防機能が作動すると入浴剤の成分がガス給湯器内に入るため注意する必要があります。
寒い日にこそにごり系の入浴剤を使いたいにも関わらず、寒い日に使えば循環ポンプが自動的に作動するためどうしようもありません。
外気温が下がると凍結予防機能は作動するため、ガス給湯器が屋外に設置されており、2℃以下に外気温がなるときは注意する必要があります。

●ガス給湯器の配管洗浄機能を使う

凍結予防機能が作動した、あるいは間違って追いだきをしたというようなときでも、入浴が終わってすぐにガス給湯器の配管洗浄機能を使うと、ほとんど影響はありません。
対処するまでの時間や入浴剤の成分などによっても違うため必ずとはいえませんが、入浴したすぐに後にガス給湯器の配管洗浄機能を使うとほとんど問題ないでしょう。
配管洗浄機能というのは、ガス給湯器の追いだき機能付きタイプに搭載されているものですが、配管洗浄機能がもし搭載されていないときでも問題ありません。
このときは、浴槽の中の全てのお湯を排水してから、ガス給湯器のリモコンのふろ自動ボタンを押してお湯を1分間くらい流しっぱなしにしましょう。
ガス給湯器の追いだき機能付きタイプであれば、きれいな水をふろ循環アダプターのちょっと上になるくらいまで貯めて、追いだきを5分間くらい行うのがおすすめです。

●配管洗浄剤を定期的に使う

入浴剤を使う頻度に応じて、配管洗浄剤を定期的に使うのがおすすめです。
例えば、配管洗浄剤としてはジャバなどを使うのが効果的でしょう。
基本的に、時間が経つほど汚れは落ちにくくなり、入浴剤の成分がガス給湯器の内部で固着すると汚れが溜まることがあるため、洗浄剤を定期的に使うのが非常におすすめです。
頻度としては、1ヶ月ごとでもいいし、2ヶ月ごとでも問題ありません。
それほど頻繁に行う必要はありませんが、にごり系の入浴剤を間違って使ったなどのときは、できるだけ早く洗浄剤で洗浄することによってトラブルの発生するリスクが最小限になるでしょう。
なお、基本的に市販品の洗浄剤は殺菌するのが目的であるため、入浴剤の成分に対してはそれほど期待できません。

●配管洗浄を業者に頼む

いろいろなメーカーサービス、清掃業者、水道業者の中には、配管洗浄を行っているところがあります。
このようなところに、配管洗浄を頼むのもおすすめです。
業者によって作業内容は違っていますが、次のようなところがおすすめです。
配管洗浄では専用の薬剤と専用の機材を使うため、普通の人が行う配管洗浄とは圧倒的に効果が違います。
価格はそれほど安くはありませんが、今まで徹底して配管洗浄を十分に行なっていないようなときにはおすすめです。
丁寧に清掃しているような家庭でも、せいぜいふろ循環アダプターのフィルターまででしょうから、ふろ循環アダプターごと取り外して、しっかりと汚れやゴミも清掃するようなことはまずないでしょう。
実際には、ふろ循環アダプターにも汚れやぬめりが付いています。
しかし、普通の人がふろ循環アダプターを取り外そうとすれば、固定しているネジを無くしたなどのトラブルも発生するため、業者に頼むのがおすすめです。
ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ
■エコキュートで使える入浴剤

ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いか悩んでいるのであれば、ガス給湯器よりも光熱費が低減できるエコキュートがおすすめです。
その日の疲れをとるために入浴を毎日楽しみにしているような方も多くいるでしょう。
最近は、多くの入浴剤があり、本格的な温泉気分が自宅のお風呂でも味わえるような入浴剤や、腰痛や肩こりを和らげてくれる入浴剤などもあります。
そのため、入浴剤をお風呂に毎日入れてリラックスしているような方もいるでしょう。
一方、エコキュートを設置したいと思っている方の中には、入浴剤を使うとエコキュートにトラブルが発生するということで設置するのを迷っている方もいるようです。
では、エコキュートに入浴剤は使えないのでしょうか?
エコキュートの中には実際に入浴剤を使うのを禁止しているものもありますが、最近は入浴剤が使えるエコキュートもあります。
さらに、エコキュートが普及してきているため、エコキュート対応の入浴剤が入浴剤のメーカーによって発売されるなど、現在ではエコキュートによる光熱費の低減がお風呂を毎日楽しみながらできるようになっています。
ここでは、エコキュートで使える入浴剤についてご紹介します。

●メーカーごとのエコキュートで使える入浴剤

近年、エコキュートは非常に人気の高い給湯器になっているため、エコキュートを多くのメーカーが開発しています。
当然ですが、重要視するポイントがメーカーごとに違っているため、どうしても自分が譲れないことを十分に検討してエコキュートを選びましょう。
ここでは、メーカーごとのエコキュートで使える入浴剤についてご紹介します。

・ダイキンのエコキュート
ダイキンのエコキュートは、入浴剤としてバスクリンが全般的に使えます。
また、機種によってはにごり湯系の入浴剤も使えるなど、いろいろな入浴剤を楽しむことができます。
しかし、アルカリ、酸、 塩分、硫黄などが含まれている入浴剤は使えないため注意しましょう。
なお、とろみや固形物のあるタイプの入浴剤は、エコキュートのトラブルの要因になるため使えません。

・コロナのエコキュート
コロナはメーカーとしての知名度は高くありませんが、性能が非常に高いためにエコキュート業界において近年非常に人気があります。
コロナのエコキュートは、基本的に薬局などで販売されているようなバスクリンやバブ、バスロマンなどの有名な入浴剤は使えます。
しかし、アルカリ、酸、塩分、硫黄などが含まれている入浴剤、とろみや固形物のあるタイプの入浴剤は使えません。

・パナソニックのエコキュート
パナソニックの給湯専用タイプ、セミオートタイプのエコキュートは、入浴剤が使えます。
使える入浴剤は、きき湯やバスクリン関係のものです。
しかし、最近人気になっているバブルタイプの入浴剤やにごり湯タイプの入浴剤は、使えないため注意しましょう。
また、アルカリ、酸、塩分、硫黄などが含まれている入浴剤やとろみのあるタイプの入浴剤は使えません。

・日立のエコキュート
日立のエコキュートは、バスクリン、バブ、バスロマン、きき湯などの入浴剤が使えます。
しかし、にごり湯系の入浴剤は使えません。
また、ミルクタイプ、生薬タイプの入浴剤、バブルタイプの入浴剤も使えません。
エコキュートは、目詰まりがトラブルの要因になるため、とろみ系やにごり湯系の入浴剤は基本的に使えません。

●入浴剤とエコキュートとの相性が良くない理由

先にご紹介したように、エコキュートは入浴剤が使えます。
しかも、有名なバスクリンやバブなどの入浴剤については、どこのメーカーのエコキュートでも基本的に使えます。
なお、メーカーごとの使える入浴剤については、それぞれのメーカーのエコキュートの取扱説明書などに書かれているためチェックしておきましょう。
取扱説明書などで書かれている入浴剤は、きちんとメーカーが使えることをチェックして、トラブルが発生しないことを確かめているため安心です。
なお、先にご紹介したように、使える入浴剤はメーカーごとに違っています。
また、メーカーが使えるとしていない入浴剤を使ってエコキュートのトラブルが発生したときは、保証してくれない可能性が大きいため、入浴剤を使うときはきちんとエコキュートの取扱説明書などをチェックしてください。
では、良くない影響をエコキュートに与えるような入浴剤があるのはどうしてでしょうか?
実は、追いだき機能が付いているエコキュートは、エコキュートと浴槽が接続されています。
そのため、浴槽に入れた入浴剤がエコキュートに循環するためトラブルが発生します。
例えば、粉が溶けにくいタイプの入浴剤は、エコキュートの金属の部分が入浴剤に含まれている成分で腐食したり、フィルターが目詰まりしたりします。
ここでは、良くない影響をエコキュートに与える入浴剤についてご紹介します。
とろみ成分・白濁色の入浴剤は、ふろ循環アダプターのフィルターが目詰まりする可能性が大きくなります。
また、湯垢がポンプの中に付きやすくなるため、トラブルが発生する要因になります。
発泡成分の入浴剤は、エコキュートの中に発泡した泡が入り込むと、ポンプのセンサーが反応することがあり、正常にセンサーが作動できなくなります。
アルカリ、酸、塩分、硫黄などが含まれている入浴剤は、エコキュートの金属の部分や配管の腐食の要因になります。
お湯に溶けない生薬のような固形物が含まれている入浴剤は、フィルターが詰まる要因になります。
なお、追いだき機能付きでない給湯専用タイプやセミオートタイプなどのエコキュートは、入浴剤がエコキュートに循環しないため使える入浴剤が多くあります。

●入浴剤を使うときはメンテナンスをこまめに行う

メーカーが推奨している入浴剤であれば、エコキュートに使っても問題ありません。
しかし、エコキュートを設置している家庭で入浴剤を毎日使うときは注意する必要があります。
注意する必要があるのは、エコキュートのメンテナンスをこまめに行うことです。
メーカーが使えるとしている入浴剤でも、やはり水ではない成分が含まれているため、メンテナンスを行わなければ寿命が短くなる要因になります。

・エコキュートの日常のメンテナンス
毎日エコキュートは使うものであるため、日常のメンテナンスを怠ると汚れがすぐに溜まってきます。
エコキュートの日常のメンテナンスとしては、次のようなものがおすすめです。
お風呂を使った後は、汚れや入浴剤の成分をきちんと洗い流してください。
これのみでも、汚れや入浴剤の成分が配管に溜まるのを防止できます。
エコキュートに自動配管洗浄機能が付いているときは、この機能を常に入れておきましょう。
この機能を使うことによって、入浴剤の成分などが配管に溜まらないようになります。
ふろ循環アダプターが目詰まりすると、エコキュートのトラブルが発生する要因になったり、追いだきしても湯温が高くなりにくかったりします。
そのため、入浴した後はきちんとふろ循環アダプターのフィルターを洗浄しましょう。

・エコキュートの定期的なメンテナンス
先にご紹介したように、エコキュートは日常的なメンテナンスを行っていても汚れがエコキュートの配管などには溜まってきます。
衛生的にも、汚れが配管の中に溜まっているのは気分が良くないでしょう。
そのため、エコキュートは定期的なメンテナンスが必要です。
エコキュートの定期的なメンテナンスとしては、次のようなものがおすすめです。
配管洗浄は、数ヶ月ごとでも良いため行いましょう。
配管洗浄のモードについては、エコキュートの取扱説明書に書かれているためチェックしましょう。
貯湯タンクも定期的に清掃しましょう。
エコキュートを長期間使っているときは不純物が貯湯タンクの底に溜まって、これがお風呂のお湯に混じることがあります。
そのため、お風呂がきたなくなるためメンテナンスを定期的に行いましょう。

●エコキュートで使える入浴剤のまとめ

ここでは、エコキュートで使える入浴剤についてご紹介しました。
エコキュートは、入浴剤が使えないなどといわれていることもあり、設置を迷っている方も多くいるでしょう。
お風呂が毎日楽しみであればお風呂に使う入浴剤も一つの楽しみになるでしょうから、光熱費の低減効果がいかに高くてもエコキュートの設置ができないと思っている方もいるかもしれません。
しかし、先にご紹介したようにエコキュートには入浴剤の一部が使えないのみで、多くの入浴剤は使えます。
最近は、エコキュート使用可能などと入浴剤の梱包箱に書かれているものもあり、エコキュートのメーカーが推奨する入浴剤を使ってお風呂を毎日楽しむこともできるでしょう。
しかし、入浴剤をお風呂に使うときは、普通よりメンテナンスがこまめに必要になります。
メンテナンスについては、こまめにする方がエコキュートの寿命も延びるため、入浴剤を使うかどうかに関係なく、基本的にこまめに行いましょう。
ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ
■まとめ

ここでは、ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方へ、ガス給湯器で使える入浴剤、ガス給湯器に対する入浴剤の影響を少なくするための方法、エコキュートで使える入浴剤についてご紹介しました。

ガス給湯器の追い焚き機能付きタイプでも、例えば、お湯が白く濁らない透明な入浴剤や中性の入浴剤などの配管がダメージを受けない成分が含まれている入浴剤であれば使っても問題ありません。

ガス給湯器の入浴剤にどれを使って良いかお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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