オール電化とプロパンガスでお悩みの方へ

2021年5月15日

オール電化とプロパンガスでお悩みの方へ
家庭の給湯エネルギーを供給する方法としては、大きく分類するとオール電化とプロパンなどのガスがあります。
そのため、マイホームを建てるときに、オール電化にするかプロパンガスにするか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

ここでは、オール電化とプロパンガスでお悩みの方へ、オール電化とプロパンガスの年間の光熱費の比較、オール電化とプロパンガスはどちらがお得か?プロパンガスとエコキュートは併用できるか?についてご紹介します。
オール電化とプロパンガスでお悩みの方へ
■オール電化とプロパンガスの年間の光熱費の比較

「新しくマイホームを建てるつもりであるが、どのようなエネルギーがいいか悩んでいる」「光熱費が高いため、さらにお得な方法がないか見つけたい」というような方もいるでしょう。
このような方のために、ここでは、オール電化とプロパンガスの年間の光熱費の比較についてご紹介します。
なお、ここでは4人家族のケースについてご紹介します。

●オール電化の年間の光熱費

オール電化の年間の光熱費は、関西電力のホームページ(https://kepco.jp/denka/alldenka_average/) によると、4人家族のときは、電気代が月平均で14,914円、年間で178,968円になっています。
オール電化のときは、全くガス代がかからないため、光熱費としては電気代だけになります。
年間の電気代の178,968円は、年間のトータルの消費支出の3,908,280円の4.5%になります。

・オール電化の導入の費用
オール電化を自宅に導入するときは、お湯を沸かす夜間蓄熱式のエコキュートなどの給湯機とIHクッキングヒーターを設置することが多くあります。
このエコキュートとIHクッキングヒーターを新しく設置するときは、エコキュートの設置費用が50万円~70万円くらい、IHクッキングヒーターの設置費用が10万円~30万円くらいかかります。
エコキュートの交換業者によっても違いますが、オール電化を導入する費用としては一般的に60万円~100万円くらいかかると考えておきましょう。

・オール電化のメリット
オール電化のメリットとしては、次のようなものがあります。

(深夜電力が利用できる)
オール電化のときは、普通の電気料金プランとは違う「オール電化向けプラン」がサービスされています。
この「オール電化向けプラン」は、電気料金が深夜に割引されるものです。
夜間蓄熱式機器のエコキュートなどを使うときは、お湯を安い深夜の時間帯に沸き上げしたり貯めたりすることができるため、光熱費を普通の電気料金プランよりも低減することができます。
例えば、東京電力の「オール電化向けプラン」の「スマートライフS」であれば、1kWhあたりの電気料金が深夜の午前1時~午前6時が17.46円、午前6時~次の日の午前1時が25.33円であるため、7.87円ほど深夜の電気料金の方がお得になります。
(火災が発生するリスクが少ない)
オール電化のときは、エコキュートで給湯、ガスコンロで調理、エアコンで暖房するなどになるため、暮らすためにほとんど火を使うことがありません。
高齢の方だけの家庭などでは、万一のことを考慮して火災が発生するリスクが少ないオール電化が非常におすすめです。

(IHクッキングヒーターは簡単にお手入れできる)
ガスコンロと違って、IHクッキングヒーターはデザインがフラットであるため、調理した後に簡単にお手入れができます。
ごとくをガスコンロのように取り外して掃除をするのは考えている以上に手間がかかるため、掃除がふきんなどで拭くのみでできるIHクッキングヒーターはメリットがあります。

(エコキュートの貯湯タンクユニットに貯めているお湯が非常時に使える)
オール電化で使うエコキュートの貯湯タンクユニットに貯めているお湯は、生活用水などとして非常時に使うことができます。
水道が災害の発生によって使えなくなったときでも、エコキュートの貯湯タンクユニットに貯めているお湯が使えると安心でしょう。

(プロパンガス代がかからない)
オール電化にすれば、全くプロパンガスを使う必要がありません。
プロパンガス、都市ガスに関係なく、ガスは「基本料金」が基本的にかかります。
この「基本料金」は、プロパンガスや都市ガスを全く使っていなくてもかかるもので、プロパンガスは1500円~2000円くらい、都市ガスは700円~800円くらいです。
しかし、プロパンガスの契約を止めてオール電化にすれば、「基本料金」が全くかからなくなります。
また、光熱費としては電気代だけになるため、楽に家計の管理ができるというメリットもあります。

・オール電化のデメリット
一方、 オール電化のデメリットとしては、次のようなものがあります。

(イニシャルコストが高い)
オール電化の導入にかかるイニシャルコストは、住宅ローンなどを組まないと、工事の前に基本的に全て払う必要があります。
オール電化を導入したいと考えても、60万円~100万円くらいのイニシャルコスト準備する必要があるためハードルがちょっと高くなるでしょう。

(調理する器具が限定される)
IHクッキングヒーターは、調理する器具としてアルミ・土鍋・耐熱ガラスなどでできたものが使えないだけでなく、底が平らな形でないものも使えません。
そのため、プロパンガスのガスコンロからIHクッキングヒーターに変えるときは、従来から使っていたフライパンや鍋が使えないこともあり得ます。
また、調理をしているときはフライパンの底面が浮かせられないため、フライパン本体をフライパンの中身を混ぜるために揺らすことができません。

(飲用としてエコキュートのお湯が使えない)
オール電化のエコキュートは前もって夜間に沸き上げしたお湯を貯湯タンクユニットの中に一度貯めて使うため、飲用としてエコキュートのお湯が衛生面で使うことができません。

(1日に使えるお湯の量に限界がある)
オール電化のエコキュートのお湯は貯湯タンクに貯まっているため、1日に使えるお湯の量に限界があります。
この限界の量をオーバーするとお湯が無くなるため、多くお湯を使う家庭では、瞬間式のガス給湯器のように限界のない方がいいかもしれません。

●プロパンガスの年間の光熱費

プロパンガスの年間の光熱費としては、プロパンガス代が月平均で約5,800円、年間で約69,700円、電気代が月平均で約11,700円、年間で約140,600円、プロパンガス代と電気代のトータルが月平均で約17,500円、年間で約210,300円になります。
プロパンガスの年間の光熱費の約210,300円は、年間のトータルの消費支出の3,908,280円の5.3%になります。
なお、ガス代については石油情報センター(https://oil-info.ieej.or.jp/price/price_ippan_lp_gusu.html)のデータをベースに算出したものです。
また、電気代については総務省 家計調査(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20180&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&stat_infid=000031795454&result_back=1&tclass4val=0)のデータをベースに算出したものです。

・プロパンガスの導入の費用
自宅にプロパンガスを導入するためには、プロパンガスのボンベを自宅の敷地内に置く必要があります。
プロパンガスのガス給湯器やガスコンロも設置するときの工事費用は、自宅の規模によっても違いますが、約15万円くらいです。
しかし、プロパンガスのときは、最初にまとめて工事費用を払うことはそれほどありません。
ほとんどは工事費用を最初に払う必要がありません。
工事費用が完全に無料ということではなく、ほとんどは契約期間として10年間~15年間の縛りをおいた上で、少しずつ毎月のガス代に上乗せして払っていくようになります。

・プロパンガスのメリット
プロパンガスのメリットとしては、次のようなものがあります。

(広い対応エリアであるためどこでも使える)
ガスボンベが運搬できるところであれば、プロパンガスは基本的にはどこでも使うことができます。
例えば、都市部だけでなく離島などでもプロパンガスは供給されています。
都市ガスは、同じガスでも供給エリアが日本で約6%だけであることを考慮すれば、いかにプロパンガスの対応エリアが広いかがわかるでしょう。

(イニシャルコストが導入するときにかからない)
プロパンガスを導入するための工事費用は、先にご紹介したように、ほとんど毎月のガス代に上乗せして10年間くらいかけて払うようになります。
しかし、全くイニシャルコストがかからないということではありませんが、イニシャルコストが心配な方にとっては非常にメリットがあるでしょう。

(調理をする上でメリットが大きい)
プロパンガスは直接ガスコンロの火を使って調理するため、どのような調理器具でも使うことができます。
また、オール電化に比較して、熱量が高いため調理が短時間でできます。
例えば、チャーハンを作るときなどは、プロパンガスの方が火力が強いため便利です。
料理の質を追求するために、レストランなどでは火力の強いプロパンガスを都市ガスの供給エリアでも使っていることも多くあります。

(災害が発生したときに復旧が早い)
日本は地震が多いため、災害が発生したときに早く復旧することも重要視したいでしょう。
2011年に発生した東日本大震災において、ライフラインとして最も早く全面復旧したのはプロパンガスでした。

・プロパンガスのデメリット
一方、 プロパンガスのデメリットとしては、次のようなものがあります。

(適正料金で使わなければ相当料金が高い)
電気・都市ガスは公共料金扱いで、法律が料金設定にありますが、完全にプロパンガスは自由料金です。
例えば、プロパンガスのガス会社が同じでも料金プランが家庭ごとに全く違っていたり、示された価格が地域の料金の相場の2倍であったりするなども、実際には多くあるようです。
そのため、住んでいる地域のプロパンガスの適正な料金をしっかりと掴んでおかなければ、高すぎるプロパンガスのガス代を払って損するようになります。

(不当な値上げが使うプロパンガスのガス会社によっては行われることがある)
プロパンガスは、先にご紹介したように自由料金であるため、料金設定だけでなく、自由に値上げすることもできます。
このようなことを悪用して、十分に顧客に告知もしないで値上げをどんどん繰り返すようなプロパンガスのガス会社も中にはあるようです。

●オール電化の方がプロパンガスより光熱費が安い

先にご紹介したように、オール電化の光熱費は月平均で14,914円、年間で178,968円、プロパンガスの光熱費は月平均で約17,500円、年間で約210,300円です。
毎月の光熱費については、オール電化の方がプロパンガスよりも約2,600円安くなります。
プロパンガスは、高い熱量がありますが、プロパンガスの業者間の価格競争がそれほど厳しくないこと、プロパンガスのボンベを配送する費用がかかることなどから、オール電化よりも光熱費は高くなります。
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■オール電化とプロパンガスはどちらがお得か?

住宅を新しく建てたり、リフォームしたりするときには、オール電化とプロパンガスのどちらがお得かということで誰もが悩むでしょう。
オール電化は、家庭の暮らしの給湯、調理、冷暖房などの全てを電気で賄うものです。
では、オール電化とプロパンガスはどちらがお得なのでしょうか?
オール電化とプロパンガスを比べるときは、費用面のみでなく、それぞれのメリットとデメリットについても考慮する必要があります。

●オール電化とプロパンガスの費用の比較

ここでは、オール電化とプロパンガスの費用の比較についてご紹介します。
一般的に、都市ガスの料金よりもプロパンガスの料金は高めになっていることが多くあります。
また、お得な電気料金が電力の自由化によって選べるようになったため、「光熱費がオール電化に切り替えると安くなるのではないか?」と思っている人も多くいるでしょう。
しかし、単純に電気料金とプロパンガス料金を比較するのみでは、オール電化とプロパンガスはどちらがお得かはわかりません。
というのは、オール電化に切り替えるときは、エコキュート、IHクッキングヒーターなどを設置するイニシャルコストが必要になるためです。

オール電化に必要な機器を設置するための費用は、60万円くらいかかります。
さらに、オール電化に必要な機器の買い替えが10年〜15年ごとに必要であるとされています。
そのため、このようなイニシャルコストが準備できるか、あるいはオール電化を導入した後に、毎月の電気代が安くなってイニシャルコストが回収できるかが、オール電化とプロパンガスのどちらがお得かの目安の一つになるでしょう。

●オール電化とプロパンガスのメリットとデメリットの比較

ここでは、オール電化とプロパンガスのメリットとデメリットの比較についてご紹介します。

・オール電化のメリットとデメリット
オール電化のメリットは、ガスを使わなくなるため、ガス代を払う必要がなくなることです。
なお、電気代はその分高くなります。
また、オール電化を導入すると、深夜のお得な電気料金が利用できます。
さらに、オール電化は火を使わないため、夏のシーズンに部屋の中が熱くなりすぎなく、火災が発生する可能性が小さくなります。
一方、オール電化のデメリットは、イニシャルコストとしてエコキュートやIHクッキングヒーターなどの設置費用がかかることです。
特に、エコキュートは設置費用が高額になります。
深夜の電気料金が安いオール電化向けの電気料金プランは、昼間の電気料金プランが割高の電気料金になっています。
また、オール電化のときは、停電が発生すると全ての家庭内の機能が停まってしまいます。

・プロパンガスのメリットとデメリット
プロパンガスのメリットは、調理や給湯がプロパンガスの熱量が高いために効率良くなることです。
また、プロパンガスは調理する器具が自由に選べます。
さらに、大震災などが発生したときには電気よりも早く復旧ができます。
一方、プロパンガスのデメリットは、きちんとプロパンガスの販売店を選ばないと、プロパンガス代が割高になることがあります。
また、プロパンガスのボンベを庭や玄関の脇などに置く必要があります。

●オール電化とプロパンガスはどちらがお得か?のまとめ

ここでは、オール電化とプロパンガスの費用、メリットとデメリットの比較についてご紹介しました。
オール電化とプロパンガスのどちらがお得かは、それぞれの家庭での電気とプロパンガスを利用する条件によって違うでしょう。

現在、オール電化が着目されていますが、メリットだけでなくデメリットもあります。
「オール電化は火を使わないため高齢の方がいる家庭では安全である」というメリットがある一方、「大地震などが発生したときに復旧が遅くなる」というようなデメリットもあります。
あるいは、「絶対に自分は土鍋で調理をしたい」というようなときは、プロパンガスが必要でしょう。

また、オール電化はイニシャルコストが高いため、多額の出費は困難であるというときは、プロパンガスの方がいいかもしれません。
オール電化とプロパンガスはどちらがお得か?については、オール電化とプロパンガスのどのようなメリットとデメリットを重視するかで検討する必要があるでしょう。
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■プロパンガスとエコキュートは併用できるか?

オール電化を導入しても、火を使って調理をしたいときなどはプロパンガスを使いたいという方もいるのではないでしょうか。
では、プロパンガスとエコキュートは併用できるのでしょうか?
ここでは、プロパンガスとエコキュートを併用するときのメリットとデメリットについてご紹介します。

●エコキュートとは?

エコキュートというのは、ヒートポンプ技術を採用した電気給湯機で、「自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機」と正式にはいいます。
大気中からヒートポンプユニットで汲み上げた熱を、二酸化炭素の自然冷媒を使って圧縮して、高温にして、水に自然冷媒の熱を伝えることによってお湯を沸かすものです。
エコキュートは、効率良く電気エネルギーを使って熱エネルギーに変えることができるため、環境に対して優しい給湯機であるといわれています。

・エコキュートの設置費用、ランニングコスト
エコキュートを設置するときは、エコキュート本体価格にプラスして、設置する工事費用がかかります。
エコキュート本体価格(希望小売価格)は、3人~5人の家族用の350Lの貯湯タンクの容量で600,000円くらいです。
しかし、一般的に、エコキュート本体価格は実際には値引きが大幅に行われています。
エコキュートを設置する工事費用は150,000円くらいで、トータルで330,000円~600,000円くらいが相場です。
さらに、既設のガス給湯機や電気温水器の撤去などが必要なときは、費用が追加で必要になることもあります。

一方、プロパンガスのガス給湯器は100,000円くらいで設置できるため、圧倒的にエコキュートは高額になります。
しかし、最大のエコキュートのメリットの一つが、安いランニングコストです。
エコキュートのランニングコストは、パナソニックのエコキュートで、東京電力エナジーパートナーのエリアのときで、月平均が約1,900円、年間平均が約22,800円になっています。
都市ガスのガス給湯器のランニングコストは、年間平均が約61,200円であり、プロパンガスのガス給湯器であればさらに高額になります。
そのため、エコキュートのランニングコストは、プロパンガスのガス給湯器よりも大幅に安くなります。
このようにエコキュートのランニングコストが安いと、高額なイニシャルコストも10年以内には回収できるでしょう。

・IHクッキングヒーターとエコキュートでオール電化になる
エコキュートと一緒にIHクッキングヒーターを設置すると、全くガスを使う必要がなくなります。
IHクッキングヒーターの本体価格と設置する費用がさらにかかりますが、オール電化にすれば公共料金を電気だけに1本化できるなどのメリットがあります。

●プロパンガスとエコキュートを併用するメリット

IHクッキングヒーターは、ヒーターから鍋の底が離れると加熱することができないため、火を使って調理することに慣れている人は不便を感じるでしょう。
火を調理するときに使いたいという人は、エコキュートとプロパンガスを併用するのもおすすめです。
都市ガスが供給されていないエリアであれば、プロパンガスを使うようになります。
ここでは、プロパンガスとエコキュートを併用するメリットについてご紹介します。

・災害が発生したなどの非常時にお湯が使える
エコキュートであれば、貯湯タンクにお湯がいつも貯まっているため、災害が発生したなどの非常時でもお湯が使えます。
また、オール電化のときは停電が発生ときに調理することができなくなりますが、プロパンガスとエコキュートの併用であれば火を使うことができるため、調理をしたり、お湯を使ったりすることができます。
災害が発生したときに早く復旧するのは、一般的に、プロパンガス、都市ガス、電気の順番であるため、災害が発生したときにはプロパンガスとエコキュートの併用の方がメリットがあるでしょう。

・エコキュートを設置するときに補助金が受けられる自治体もある
補助金がエコキュートを設置するときに受けられる自治体もあります。
そのため、住んでいるところの自治体の補助金について調査して、お得にエコキュートが設置できるかチェックしてみましょう。

・オール電化よりも生活リズムによってはお得である
プロパンガスとエコキュートの併用のときは、プロパンガスの基本料金と電気の基本料金と使用料がかかるため、一見するとオール電化よりも高くなるのではないかと考えられがちです。
しかし、オール電化のときは昼間の電気料金が高くなるため、昼間に調理するときはプロパンガスを使う方が安くなることもあります。

・鍋の材質が自由に選べる
プロパンガスのガスコンロのときはどのような形状・材質の鍋でも使えますが、IHクッキングヒーターのときは電気が通らない材質のものは使えません。
例えば、土、ガラス、銅、アルミなどの材質の鍋は使えません。

●プロパンガスとエコキュートを併用するデメリット

エコキュートのデメリットとしては、設置する費用が高くなることがあります。
また、プロパンガスとエコキュートを併用するデメリットとしては、次のようなものがあります。

・昼間の電気料金が高くなる
エコキュートは、安い電気料金の深夜電力を利用するものです。
逆にいうと、お湯が昼間に無くなって沸き上げすると、プロパンガスのガス給湯機よりも光熱費が高くなるときもあります。
そのため、エコキュートを使うときは、生活リズムやシーズンに応じたモードに設定する、昼間の沸き上げをすぐにお湯を使わないときは停止するなどが必要になります。

・エコキュートはメンテナンスが定期的に必要である
エコキュートは、お湯を沸き上げして貯湯タンクに貯めておくものであるため、新しいお湯が蛇口から出てくるということではありません。
そのため、定期的に貯水タンクの水抜きを行うなどのメンテナンスを怠れば、水質にトラブルが生じることがあります。

●プロパンガスとエコキュートは併用できるか?のまとめ

プロパンガスとエコキュートを併用することは、メリットがいろいろあるため、導入することを考える価値があります。

しかし、プロパンガスとエコキュートの併用は、メリットだけでなくデメリットもあるため、災害などが万一発生したときのことも考えて、最善のものをいろいろな選択肢から選ぶことが大切です。
オール電化とプロパンガスでお悩みの方へ
■まとめ

ここでは、オール電化とプロパンガスでお悩みの方へ、オール電化とプロパンガスの年間の光熱費の比較、オール電化とプロパンガスはどちらがお得か?プロパンガスとエコキュートは併用できるか?についてご紹介しました。
オール電化とプロパンガスの年間の光熱費を比較すると、オール電化の方がプロパンガスよりも約31,200円安くなります。

オール電化とプロパンガスはどちらがお得か?は、どのようなメリットとデメリットをオール電化とプロパンガスで重視するかで検討する必要があるでしょう。
プロパンガスとエコキュートを併用することは、いろいろなメリットがあるため導入する価値があります。

オール電化とプロパンガスでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

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