エコキュートに入浴剤を使用する事が不安な方へ

2020年10月23日

エコキュートに入浴剤を使用する事が不安な方へ

こんにちは、エコキュート修理工事、エコキュート交換工事、エコキュート取替工事のみずほ住設でございます。本日のコラムを担当させて頂く菅原と申します、宜しくお願い致します。

今日は私も大好きな入浴剤についてコラムを書く機会という事で、気持ちを込めてコラムを書かせて頂きます。エコキュートを導入した場合は日頃使っているお気に入りの入浴剤は使用できないという不安な方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

せっかくのエコキュート導入なのでできる限り快適なバスライフを過ごしたいですよね?
エコキュートと入浴剤の相性と、どのような入浴剤なら使用できるのかも含めてご案内させて頂きます。

エコキュートには自動保温機能や追い焚き機能などの機能が付いているフルオートタイプ、給湯専用やセミオート、オートタイプなどの機能が少ないタイプが存在しております。
給湯専用やセミオートのエコキュートは本体に入浴剤の成分が侵入しないという特徴があるので、使用可能な入浴剤の種類が多い前提がございます。

フルオートタイプのエコキュートは浴槽を配管でつなげているため自動保温機能や追い焚き機能を使うとお湯と一緒に入浴剤が巡回してしまうという点がリスクとなるのです。
巡回してしまうと入浴剤の成分が入り込み、エコキュート本体が故障するリスクが高くなってしまいます。

水溶性でない入浴剤の成分や素材に変化を与えてしまう入浴剤の成分が入り込むと、循環機能や配管が腐ってしまったり、錆びた上にフィルターが詰まってしまうといったトラブルが起こります。
フルオートタイプのエコキュートを使用している場合は注意が必要になります。

エコキュートに故障が起こらないように入浴剤の種類を確認する事が大事だとおわかりいただけましたね?故障出なくても寿命を短命にしてしまう可能性がございます。

説明書に記載してある、メーカーが確認できている入浴剤のみ使用しましょう。
エコキュートに悪影響を及ぼす入浴剤の成分も紐解いていかなければいけませんね。

とろみと濁り成分-エコキュートのポンプ内部に垢がついたり循環口のフィルターが詰まったりすることによって故障するリスクが高いです。とろっとしたものだと配管の中にこびりついてしまうという事も考えられます。

発泡成分-配管内部に泡が侵入してしまい、センサートラブルを起こした事例が確認されております。

酸と塩分-酸性の成分が入ると金属パーツが腐敗し、配管が錆びてしまう事がございます。

固形成分-お湯に溶けない固形の入浴剤はフィルターの詰まりを起こしてから故障する可能性があるため注意が必要です。

説明書に使用可能と記載されている入浴剤は使えます、こちらは各メーカーが異なる形になりますので、必ず確認しましょう。
ただフルオートタイプは配管と浴槽が接続されているため、入浴剤を使用した後に浴槽内に成分が残った状態にならないように掃除をしましょう。

エコキュートに入浴剤を使用する事が不安な方へ

みずほ住設ではきちんとしたメンテナンスを推奨させて頂いております。
せっかくのエコキュートなので、できるだけ長持ちさせる意識で扱っていると本当に長持ちできるので是非対応しましょう。

自動配管洗浄機能をON

自動配管洗浄機能が搭載されているエコキュートをお持ちの場合は洗浄機能をONにした状態にしておくことが大切です。
入浴後にバスタブのお湯を流す際に配管にもお湯を流して配管内に残っているお湯を洗浄してくれるとっても便利な機能なのです。

配管にお湯に混じった入浴剤の成分が残らないように配管洗浄をする事が非常に大事になります。
これからエコキュートを導入する入浴剤がお好きなお客様は自動配管洗浄機能がついたものも検討候補に入れられる事を推奨させて頂きます。

浴槽フィルター洗浄

浴槽の水を抜いた後に配管の周辺に設置されているフィルターを外して洗うことが非常に大切です。
入浴剤を使った後はフィルターに汚れが目詰まりしやすい状態なので、ブラシを使って汚れをしっかりと落とす事が大事です。

フィルターが目詰まりすると様々な箇所の故障の原因になってしまいます。
追い炊きを時に温度が上昇しないトラブルが起こる可能性もあるため注意が必要になります。

配管洗浄を自身で行う

定期的に配管洗浄を行いましょう。
配管洗浄とはバスタブにお湯を入れ、洗剤を加えてエコキュート内部の配管にお湯を流して洗う方法です。

1時間ほどかかるものの入浴剤を使用する場合には特に汚れが蓄積しやすいので、数ヶ月に1度は配管洗浄方法として有効な方法になります。
配管の洗浄方法についてはエコキュートの種類ごとに違いがあるため、説明書を確認して正しい方法で配管洗浄を行う必要があります。

エコキュートのタイプによってはお湯ではなく水を使って洗浄可能な型番もございます。
洗剤に関しては酸やアルカリや硫酸といった成分が含まれているものを使ってしまうとトラブルが発生してしまうというのはもうご存知ですよね?

エコキュートはリーズナブル且つ、スムーズに温かいお湯に浸かることができるのが特徴の商品でございます。
エコキュートのパーツが変質・劣化する成分が配合されている入浴剤が存在するため、入浴剤の成分には十分に注意が必要です。

せっかく導入するエコキュートなので使用できる入浴剤をチェックしてメンテナンスを行いながら、エコキュートを有効活用しましょう。
入浴剤に関してでもどんなことでもご相談ください、少しでもこちらのお役に立てますと幸いです。

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