エコキュートと入浴剤

2020年6月1日

毎日の入浴を楽しみにしている方は多いのではないでしょうか。
様々な入浴剤が販売されており、肩こり腰痛を緩和してくれるものやお風呂で本格的な温泉気分を味わえるような入浴剤もあります。

お風呂好きの方は毎日のお風呂に入浴剤を入れてリラックスしている人も多いことでしょう。
エコキュートは入浴剤を使ったら壊れてしまうという情報もあり、エコキュートの導入に悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。

エコキュートに入浴剤はNGという情報は本当でしょうか?
エコキュートの中には入浴剤の使用を禁止している機種があったのも事実ですが、最近のエコキュートは入浴剤を使用しても問題ないような機種も沢山あるのです。

入浴剤メーカーによるエコキュート対応の入浴剤が開発されるなど、今では毎日のお風呂を楽しみながら光熱費削減を目指せる時代になっているのです。エコキュートと入浴剤の関係について紐解いていきましょう。

メーカー毎の入浴剤

代表的なエコキュートメーカーにでそれぞれのメーカーが販売しているエコキュートにおいてどのような入浴剤が利用できるの確認しましょう。エコキュートは非常に人気の給湯システムなので、多くのメーカーがエコキュートの開発を進めています。

メーカーごとに重視するポイントが異なるので、優先するポイントが何かをよく考えてエコキュート選びを進めましょう。いくつかのメーカーと入浴剤との関係を簡単にご紹介しておきます。

ダイキン

ダイキンのエコキュートは全般的にバスクリンが利用可能です。
にごり湯系統の入浴剤も使用可能な機種もあり、様々な入浴剤をお楽しみいただけます。

酸、アルカリ、硫黄、塩などが含まれている入浴剤は使用不可とされています。
メーカー問わずエコキュート全般で固形物やとろみのあるタイプの入浴剤は故障の原因となるため使用不可とになります。

コロナ

非常に高い性能を持つことでエコキュート業界でとても人気があるのがコロナです。
コロナではバブやバスクリン、バスロマン、ドラッグストアで販売されている有名入浴剤は基本的に問題なくご利用いただけます。

パナソニック

パナソニックもエコキュートを販売しています。
パナソニックのエコキュートは【フルオートタイプ以外】のセミオート・給湯専用タイプのものは入浴剤の使用が可能です。

使用できる入浴剤はバスクリンやきき湯関係のものです。
にごり湯タイプの入浴剤やバブルタイプの入浴剤は使用不可となります!

日立

日立製のエコキュートは、バブ、バスクリン、きき湯、バスロマンなどの入浴剤がOKです。
にごり湯タイプのものは使用不可となります。

バブルタイプの入浴剤や生薬タイプ、ミルクタイプのものも基本的に使用不可です。
目詰まりが故障の原因となるためににごり湯系やとろみ系は基本NGです。

完全に入浴剤が使えないという情報は間違いというのは分かっていただけたでしょうか?
バブやバスクリンなどの有名入浴剤に関しては基本的にどのメーカーのエコキュートでも利用可能と考えて頂いて問題ございません。

メーカーごとの使用可能入浴剤は公式サイトできちんと公表されていますので、エコキュート購入前に確認しておきましょう。
公式サイトに記載されている入浴剤はメーカーが使用実験しているため、故障の可能性がないと証明されているものですので安心です。

メーカーごとに使用可能な入浴剤は異なります。
メーカーが推奨していない入浴剤が原因で故障した場合は保証されない可能性が高いので、入浴剤を使用の際はきちんとメーカーサイトを確認してください。

入浴剤の中でエコキュートに悪影響を与えてしまうものがある理由は何なのでしょう?
エコキュートの中でも追い炊き機能や自動保温機能がついているタイプのものはバスタブとエコキュートがつながっています。

バスタブに入れた入浴剤が循環してしまってエコキュートの機械に不具合を出してしまうのです。
粒子が溶けにくいタイプの入浴剤はフィルターが目詰まりを起こしたり、入浴剤の成分で金属部分が酸化して腐食してしまうのです。

入浴剤の注意点

とろみ成分

循環口のフィルターを目詰まりさせてしまう可能性が高いです。
ポンプ内に湯垢が付着しやすくなるため故障の原因です。

発砲成分

泡が配管内に入り込んでしまった際にポンプのセンサーが反応してしまう可能性があり、センサーが正常に作動できません。

硫黄、酸、アルカリ、塩分

配管やエコキュートの金属部分のサビや腐食の原因です。

固形物

お湯に入れても解けないような固形物はフィルターが詰まる原因になります。

※給湯専用タイプやセミオートタイプなど追い炊き機能などが搭載されていないエコキュートは、機械自体に入浴剤が循環しないので使用できる入浴剤のタイプが多い傾向にあります。

こまめなメンテナンス

入浴剤を使う→エコキュートが故障するという情報は間違いで、メーカーが推奨しているものであれば問題もないということは分かりましたね?毎日入浴剤を利用する場合には一つ注意しなければならないことがあります。

通常よりもエコキュートのメンテナンスを小まめにすることが大事です。
入浴剤は水以外の成分が含有されることとなりますので、メンテナンスを怠ってしまうと寿命を縮めてしまう原因になるのです。

エコキュートのメンテナンス

お風呂は毎日使用するものですので、普段のメンテナンスを怠ってしまうと汚れが蓄積してしまいます。以下のポイントを押さえていきましょう。

入浴後

入浴後はきちんと入浴剤の成分や汚れを洗い流してください。
配管に入浴剤の成分や汚れが蓄積するのを防ぎます。

自動配管洗浄機能

自動配管洗浄機能がついているエコキュートであれば常にこの機能をオンにしておきましょう。
配管に入浴剤の成分などを残さないようになります。

浴槽フィルター
浴槽フィルターに目詰まりが起こると故障の原因になったり、追い炊きしても温度が上がらない不具合が出ます。入浴後は配管入り口についているフィルターをきちんと洗浄しましょう。

定期的が大事!

毎日ではなくても数カ月おきなど、定期的に行いたいメンテナンスを検証しましょう。
毎日小まめにメンテナンスをしていたとしても、エコキュートの配管には汚れが蓄積します。

衛生的に考えても配管の中に汚れがあるのはいい気分ではないでしょう。
以下のようなメンテナンスをすることを心がけてください。

配管

数カ月おきに配管の洗浄を行いましょう。配管洗浄をするためのモード設定は説明書に記載されていますので、記載通りに行いましょう。

貯水タンク

長期間同じエコキュートを使用している場合はタンクの底に不純物が溜まってしまい、お風呂のお湯に混ざって排出されてしまうことがあります。不衛生なお風呂になってしまうので定期的にメンテナンスが必要です。

エコキュートに入浴剤が使えないという情報は間違いであり、一部の入浴剤が使えないだけで非常に幅広い入浴剤は何の問題もなく使用可能です。
最近は入浴剤のパッケージ側にエコキュート使用可能と記載されているものもありますし、メーカーが推奨している入浴剤を使って毎日のお風呂をエンジョイできます。

お風呂に入浴剤を利用するなら通常よりこまめなメンテナンスが必要になるかもしれません。
メンテナンスには小まめにしてあげる方が寿命も延びますので、入浴剤の使用は関係なく小まめにすべきものですので基本的にするようにしましょう。

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