エコキュート、使い方の教科書!
2020年4月29日
ヒートポンプ技術により空気熱でお湯を沸かし、貯めておくことができるものがエコキュートです。
エコキュートは電気代金のリーズナブルな電力会社に契約変更したり時間帯によって電気代金が異なるプランを利用して、電気代が安い時間帯にお湯を作ることによって電気代金の削減が可能です。
エコキュートは電力会社や電気プランの見直しのみだけでなく利用方法によっても電気代金を節約することも可能です。
その1つがエコキュートをシーズンによって使い分けることです。
エコキュートは省エネ機能が搭載されているので、それを活用して最も効率的にエコキュートを利用することができます。
しかしシーズンによってお湯の使用量は異なります。
冬はお湯の使用量が増えるためタンクに貯めていたお湯がなくなり、電気代が高い日中にお湯を沸かさなくてはならなくしまう可能性もあります。こうなってしまうと電気代金削減どころか電気代金が高くなってしまうということが起こってしまいます。
よくお湯を使う冬は省エネモードでなくお湯を多く作る設定に切り替えておけば、湯切れを防いでお湯を利用できます。
その日にお湯を利用しない場合は自動沸き増し機能をオフにすることも電気代削減に役立ちます。
エコキュートはお湯が少なくなると沸き増しをする自動沸き増し機能が搭載されています、特に最近の機種はほとんどその機能が搭載されております。自動沸き増し機能が有効になっているとお湯が少なくなると電気代金の高い日中でも沸き増しして電気を使ってしまいます。
お湯を使わない場合には自動沸き増し機能をオフにすることで電気代金を削減することができますし、自動沸き増し機能についてはピークカット設定を行うことも削減ポイントです。深夜に電気代が安いプランでは電力が最も利用される日中のピークタイムには電気代金がさらに高く設定されている事がスタンダードです。
ピークタイムに沸き増しをしてしまうと電気代が高くなります。自動沸き増し機能で設定した時間帯に沸き増しをしないピークカット設定を行っておけば、電気代金が一番高い時間帯に沸き増しすることを防ぐ事ができます。
ピークカット設定機能の搭載はメーカー毎に異なるため、ピークカット設定機能がない場合はピークタイム前にお湯の残量を確認してピーク時間を避けて沸き増しを自己裁量でおこなる事でも同じ効果を得る事ができます。お風呂のお湯の使い方も工夫をすることで電気代金の節約なのがわかり頂けたのではないでしょうか。
お湯がぬるくなった場合に追い炊きや自動保温などの機能を利用すると、タンク内でお湯を循環させてお湯を温めるため電気を使用します。一方、タンクの中に貯まっている高温のお湯を足したり高温足し湯を行えば電気の節約や電気代金の削減になります。
足し湯では水がもったいないという場合はお風呂の水を洗濯に利用するのも良いのではないでしょうか。エコキュートはエコキュートを中心とした利用をすることで電気代削減になるのです。
家庭毎にどのような使い方をするのかを一度検証して、それに合わせたご利用方法を検討する事が大事です。
エコキュート選びを後悔しないようにきちんとビジョンを持ってエコキュートの設置を検討しましょう。
少しでも参考にして頂けますと幸いです。
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