アパート用の電気温水器をご検討中の方へ

2021年7月30日

アパート用の電気温水器をご検討中の方へ
アパートを経営しようと思っている方は、どのような給湯機がいいか検討しているのではないでしょうか。
アパート用の給湯機としては、電気温水器などがあります。

ここでは、アパート用の電気温水器をご検討中の方へ、アパートでのオール電化のメリット、デメリット、アパートには電気温水器とガス給湯器のどちらがおすすめか?電気温水器とエコキュートの比較についてご紹介します。
アパート用の電気温水器をご検討中の方へ
■アパートでのオール電化のメリット、デメリット

賃貸物件としては火を使わないオール電化のアパートがありますが、どのような住み心地なのでしょうか?
ここでは、アパートでのオール電化のメリット、デメリットについてご紹介します。

●オール電化とは?

オール電化のアパートは、室内設備は全くガスを使わないものです。
床暖房やエアコンだけでなく、給湯機、台所のコンロなどの全ての設備は電気を使います。
ここでは、オール電化の設備についてご紹介します。

・台所は電気コンロあるいはIHクッキングヒーターを使う
台所のコンロというとガスコンロをイメージするでしょうが、オール電化のアパートでは電気コンロあるいはIHクッキングヒーターを使います。
IHクッキングヒーターのIHというのはinduction heatingを略したものですが、電流を器具の中の磁力線に流して器具自体を発熱させるものです。
一方、電気コンロは、電気を電熱線に通して器具を加熱します。
IHクッキングヒーターのメリットは火を使わないため安全であることですが、専用のフライパンや鍋が必要になります。
しかし、熱効率がガスコンロよりも高いため、ガスコンロよりもお湯を沸かす時間が短くなります。
出力そのものは電気コンロとIHクッキングヒーターではそれほど違いませんが、熱効率がIHクッキングヒーターの方が高いため電気代は安くなるでしょう。
電気コンロとIHクッキングヒーターは、使える調理器具が違います。
電気コンロはきちんと熱が伝わればどのようなものでも問題ありませんが、IHクッキングヒーターは底が平らなステンレスや鉄で作られている専用の器具が必要になります。

・給湯は電気温水器あるいはエコキュートを使う
オール電化のアパートでは、ガス給湯器のようなお湯を沸かすものはありません。
お湯を使うときに沸かすのではなく、沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておくようになっています。
お湯を沸かす給湯機としては電気温水器あるいはエコキュートのいずれかになりますが、古い築年数のアパートのときは電気温水器の方が多いでしょう。
基本的に、電気温水器もエコキュートも沸かしたお湯を貯湯タンクに貯めておくようになっています。
新しい給湯機のときは、電気代が安い夜間の時間帯にお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておくようになっています。
お湯を台所や浴室で使うと貯湯タンクの中のお湯が少なくなって、お湯が無くなると水を再度沸かします。
エコキュートの方が電気代が安いため、アパートの給湯機を検討するときは覚えておきましょう。
また、電気温水器が古いタイプのものは、お湯を夜間の時間帯に沸かすような機能がないことがあります。

・床暖房は種類がいくつかある
オール電化のアパートは床暖房も電気を使いますが、床暖房のタイプとしては電気ヒーター式と温水式があります。
電気ヒーター式の床暖房としては、蓄熱式、電熱線ヒーター式、PTCヒーター式があります。
一方、温水式の床暖房としては、電気温水器とエコキュートを使うものがあります。
電気代としては、温水式のエコキュートを使うものが最も安くなります。
築年数が割合新しいアパートは、エコキュートを設置しています。

●オール電化のメリット

火災などのリスクが少ないことが、オール電化の大きなメリットです。
台所のコンロも火を使わないため、火災が発生するリスクがありません。
また、夏のシーズンに台所が暑くなるというようなこともありません。
ガス器具が古くなって不完全燃焼が発生するようなこともありません。
このように、オール電化は安全面において大きなメリットがあります。
さらにお湯を沸かすのは、電気料金が安い深夜の時間帯であるため、それほど電気代もかからないことがメリットです。
お湯を貯湯タンクに貯めておくため、お湯や水を断水になったときでもある程度使えることもメリットでしょう。

●オール電化のデメリット

オール電化は安全面でメリットがありますが、停電のときは室内の全ての設備が使えないことがデメリットです。
規模の大きなマンションで自家発電があると、停電のときでも使えることがあります。
また、電気給湯機は、大量にお風呂やシャワーでお湯を使うと貯湯タンクの中のお湯が無くなるため注意する必要があります。
また、大量に昼間から夜にかけてお湯を使うと、お湯を電気料金が高い時間帯に沸かすようになるため、電気代が高くなります。
アパートの電気温水器を検討するときは、タイプと貯湯タンクの容量をチェックしましょう。
これ以外にも、電気温水器を使わないときでも、水が中に貯まったままのことがあります。
そのまま使うと衛生面で良くないため、一旦貯湯タンクの中の水を入れ替える必要があります。
また、エコキュートを設置しているときは、運転音にも注意する必要があります。
エコキュートのヒートポンプユニットの低周波音で眠れないこともあるため、エコキュートを設置するときは設置場所を検討する必要があります。
オール電化はどのような給湯機を設置するかで電気代が相当違うため、給湯機を選ぶときは十分に検討する必要があることもデメリットかもしれません。
また、電気温水器の貯湯タンクの容量についても、アパートに住む方のライフスタイルを考えて検討するのがおすすめです。

●実際にオール電化に住んだ人の感想

オール電化では電気代が気になるでしょうが、電気代は家族構成やお湯の使い方によって相当違います。
例えば、単身の人でも毎日お風呂に入るかどうか、またはシャワーのみで済ませるかで、結構電気代は違ってきます。
単身の人のアパートでエコキュートを設置しているときは、貯湯タンクの容量は150L~200Lくらいになります。
貯湯タンクの370Lくらいのお湯の量の目安は、お湯を180Lの浴槽に1回入れて、数回シャワーを使って台所などで洗い物をするとほとんど使い切るというようなイメージです。
単身の人でも毎日お風呂入りたいときは、貯湯タンクの容量が200Lでは物足りないでしょう。
ランニングコストについても、お湯を大量に使う人は大きな貯湯タンクの容量でないと、高い電気料金の昼間の時間帯にお湯を沸かすため電気代が高くなります。
使い勝手については、評価がおおむねいいようです。
特に、冬のシーズンは温かいお湯がすぐに出るため便利であるという意見もあります。
小さい子供さんがいる家庭は火を使わないため安心であり、寒い冬のシーズンに換気をする必要がないことも評価が高くなっています。

●アパートでのオール電化のメリット、デメリットのまとめ

アパートでのオール電化は、お湯の使い方と電気温水器の性能によってメリットになるかデメリットになるかが違ってくるでしょう。
大量にお湯を使うときは、残ったお湯の量を気にしながら使うようになります。
このような心配がないときは、安い電気料金の深夜にお湯を沸かせるため、電気代を安くすることもできます。
アパートでのオール電化を検討するときは、住む人のライフスタイルを十分にチェックしましょう。
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■アパートには電気温水器とガス給湯器のどちらがおすすめか?

ガス給湯器がなければ冬のシーズンでもシャワーは冷たい水を浴びるようになり、温かい浴槽には浸かれないでしょう。
ガス給湯器は、大切な設備で必要なものです。
しかし、このような大切な役目が果たせるのはガス給湯器のみではありません。
同じような役目は電気温水器でも果たすことができます。
では、電気温水器とガス給湯器はどのような違いがあるのでしょうか?
アパートには電気温水器とガス給湯器のどちらがおすすめなのでしょうか?
ここでは、電気温水器とガス給湯器の違い、メリット・デメリットについてご紹介します。

●電気温水器とは?

電気温水器は、電気を使ってお湯を沸かすものです。
電気温水器には電気を使う電気ヒーターが内蔵されており、この電気ヒーターでお湯を沸かします。
ガス給湯器はガスの火でお湯を沸かしますが、電気温水器は火を使いません。
電気温水器としては、貯湯タイプと瞬間タイプがあります。
貯湯タイプの電気温水器は、前もって電気ヒーターでお湯を沸かして貯湯タンクに貯めておいて、使うときにお湯を出すものです。
基本的に、電気料金が安い夜間の深夜時間帯に電気でお湯を沸かします。
貯湯タイプの電気温水器は、使いたいときに貯湯タンクの中のお湯が無くなるようなこともあり得ます。
例えば、シャワーを出しっぱなしにしたり、来客があってお湯の使用量がいつもより多くなったりすると、貯湯タンクの中のお湯が無くなるため注意する必要があります。
一方、瞬間タイプの電気温水器は蛇口を開ける通水のタイミングでお湯を沸かします。
そのため、貯湯タイプの電気温水器と違ってお湯が無くなることがありません。
また、貯湯タイプの電気温水器は、お湯を貯める貯湯タンクも必要であるため、大きなスペースが必要ですが、瞬間タイプは大きなスペースが必要ありません。
しかし、一度に大量のお湯を沸かすことはできません。

●ガス給湯器とは?

ガス給湯器は、ガスでお湯を沸かします。
水が通る熱交換器がガス給湯器の中にはあり、この熱交換器をガスを燃やして熱することによってお湯を沸かします。
通水することがガス給湯器の運転スイッチになっているため、蛇口を開けると自動的に運転して、ガスでお湯を沸かします。
なお、ガス給湯器ですが、運転するときには電気を使っています。
お湯を沸かすのはガスですが、ガス給湯器は電気で動いています。

●電気温水器とガス給湯器の違い

電気温水器とガス給湯器は、お湯を沸かす方法が大きく違っています。
ここでは、電気温水器とガス給湯器の違いについてご紹介します。

・イニシャルコスト
電気温水器とガス給湯器を比較すれば、本体価格、工事費をトータルした費用はガス給湯器の方が平均的に安目です。
電気温水器は、ガス給湯器よりも数倍イニシャルコストが安いといわれています。

・平均寿命
平均寿命としては、電気温水器が約15年間でガス給湯器が約10年間とされており、電気温水器の方が平均寿命は長くなります。
この平均寿命は基本的に目安で、使い方によってはもっと長くなったり、短くなったりすることもあります。

・シャワー圧力
アパートに入居している人の立場で考えればシャワー圧力が気になるでしょう。
基本的に、シャワー圧力はガス給湯器の方が電気温水器よりも強くなります。
特に、貯湯タイプの電気温水器は、顕著にシャワー水圧の物足りなさが表れます。
というのは、ガス給湯器や瞬間タイプの電気温水器は、水道管の水圧の状態でお湯を沸かすため、強いシャワー圧力を保つことができます。
しかし、貯湯タイプの電気温水器は、水道管の水圧を低くして貯湯タンクに貯めたお湯を使うため、シャワー圧力が弱くなります。

●電気温水器とガス給湯器のどちらがおすすめか?

では、電気温水器とガス給湯器はどちらがおすすめなのでしょうか?
イニシャルコストとしては電気温水器よりガス給湯器の方が安くなりますが、平均寿命としては電気温水器の方がガス給湯器より長くなります。
ここでは、電気温水器とエコキュートの設置費用の一例についてご紹介しましょう。
追いだき機能付きの電気温水器は、本体価格と工事費をトータルして約30万円~です。
一方、追いだき機能付きのガス給湯器は、本体価格と工事費をトータルして約15万円~です。
アパートに入居している方の立場で考えれば、電気温水器はお湯が無くなって困ったり、シャワー水圧が弱かったりするため、ガス給湯器の方がおすすめかもしれません。
しかし、電気温水器は火を使わないため一酸化炭素中毒や火災の発生のリスクが無い、音が静であるなどもあるため、一律に絶対にガス給湯器の方がおすすめともいえないでしょう。
そのため、アパートの給湯器を検討しているのであれば、一度業者に相談してみるのがおすすめです。
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■電気温水器とエコキュートの比較

アパート用の電気温水器を検討しているのであれば、エコキュートも検討するのがおすすめです。
電気温水器もエコキュートも、電気でお湯を沸かす給湯機です。
しかし、電気温水器とエコキュートの違いが分かっている方は多くないのではないでしょうか。
もしかすれば、電気温水器とエコキュートは同じものではないかと考えている方もいるでしょう。
しかし、実際には電気温水器とエコキュートは、お湯を沸かす方法だけでなく、イニシャルコスト、電気代なども違います。
ここでは、電気温水器とエコキュートの比較についてご紹介します。

●電気温水器とは?

電気温水器は、1964年に日本で最初に販売されました。
一方、エコキュートは2001年に日本で最初に販売されたため、エコキュートが最初に販売される30年以上前に電気温水器はそれぞれの家庭に普及していたことになります。
電気温水器は、貯湯タンクの中にある電気ヒーターが熱源です。
エコキュートとは違って、電気温水器は電気だけでお湯を沸かします。
そのため、お湯を貯めておく貯湯タンク、お湯を沸かす熱源、給湯の全てを、電気温水器だけで担います。
電気温水器でお湯を沸かす仕組みは、単純な電気ヒーターで水を温めるというものです。
次のような少ない工程でお湯を沸かします。
貯湯タンクの中の下部に貯まっている水を電気ヒーターで温めて、貯湯タンクの中の上部に保温しながらお湯を貯めます。
お湯が無くなれば貯湯タンクの中の下部の水を電気ヒーターで温めて、お湯が再度貯湯タンクの中の上部に貯まるようになります。

●エコキュートとは?

エコキュートというのは愛称で、自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機が正式な名称です。
エコキュートは、販売が2001年に始まりました。
エコキュートは、ヒートポンプの技術を利用して自然界にある二酸化炭素の自然冷媒を使ってお湯を沸かします。
ヒートポンプの技術は、身近な電気製品の冷蔵庫やエアコンなどにも使われているものです。
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットがセットになっています。
貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットは役目がそれぞれにあり、いずれかが故障すればお湯を沸かすことができなくなります。
貯湯タンクユニットは沸かしたお湯を貯めて給湯するもので、ヒートポンプユニットはお湯を沸かすものです。
ここでは、エコキュートでお湯を沸かす仕組みについてご紹介します。
エコキュートは、大気の熱と電気を使って、次のようにしてお湯を沸かします。
大気の熱をヒートポンプユニットの空気熱交換器が取り込みます。
圧縮機で二酸化炭素の自然冷媒を圧縮し、さらに取り込んだ大気の熱を高温にします。
圧縮されて高温になった二酸化炭素の自然冷媒は水熱交換器に運ばれて、約65℃~90℃に貯湯タンクに貯まっている水を温めます。
沸かしたお湯は保温された状態で貯湯タンクの中の上部に貯まります。
二酸化炭素の自然冷媒は、膨張弁で膨張して温度が下がって空気熱交換器に再度戻ります。
お湯が無くなれば貯湯タンクの中の下部に貯まっている水が、水熱交換器に運ばれて、先にご紹介したようなサイクルでお湯を再度沸かします。

●電気温水器とエコキュートの違い

電気温水器とエコキュートは、それぞれマンション、戸建てなどに対応する商品があります。
また、それほど搭載されている機能も大きな違いがありません。
例えば、電気温水器とエコキュートとしては、お風呂に設定した温度のお湯をはるのみの給湯専用タイプ、たし湯などの操作を手動で行うセミオートタイプ、自動でお湯はりからたし湯、保温までを行う機能、使用湯量を学習する機能などがあるフルオートタイプなどがあります。
先にご紹介したように、熱源と基本的なお湯を沸かす仕組みが電気温水器とエコキュートの最大の違いです。
これ以外に、機器の大きさや設置するためのスペースも違います。
・お湯を沸かす仕組み
電気温水器は、電気だけが熱源で、貯湯タンクの中の電気ヒーターでお湯を沸かします。
エコキュートは、電気と大気の熱が熱源で、ヒートポンプの技術で二酸化炭素の自然冷媒を使ってお湯を沸かします。
・設置するためのスペース
電気温水器は、貯湯タンクだけの設置になるため、スペースとして1m程度の奥行と横幅がそれぞれあると問題ありません。
一方、エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの両方を設置するために広さが必要になります。
搬入したり点検したりすることができるように、スペースとして1m程度の奥行、2m~3m程度の横幅があると安心です。
余裕が設置するためのスペースにないときは、コンパクトタイプや薄型のエコキュートを検討しましょう。

●電気温水器とエコキュートのイニシャルコスト・電気代の比較

大きな買い物をするときは、誰でもイニシャルコストや電気代がどの程度なのかまず調べるでしょう。
ここでは、 電気温水器とエコキュートのイニシャルコスト・電気代の比較についてご紹介します。
新しく電気温水器とエコキュートを設置するときは、電気温水器の方がエコキュートよりも費用が安くなります。
というのは、電気温水器の本体の価格は、エコキュートの半分くらいであるためです。
これ以外にも、設置するためには水道工事、電気工事が必要です。
メーカー、貯湯タンクの容量、機能によって本体の価格は違います。
また、電気代については、電気温水器もエコキュートも深夜電力の安い電気料金を使ってお湯を沸かすため、それほど違いは無いと考えるかもしれません。
しかし、エコキュートの方が1月あたりの電気代は安くなります。
というのは、電気温水器とエコキュートは消費電力が違っているためです。
電気温水器は電気だけが熱源ですが、エコキュートは電気以外に大気の熱を利用します。
そのため、電気温水器よりもエコキュートはお湯を少ない電力で沸かすことができます。
また、電気温水器もエコキュートもオール電化住宅に切り替えたり、電気料金プランを変えたりすれば、住宅全体にかかる電気代をさらに安くできるというメリットもあります。

・イニシャルコスト
電気温水器は、本体の価格(定価)が50万円~60万円、工事費が10万円程度です。
エコキュートは、本体の価格(定価)が90万円~110万円、工事費が12万円~14万円程度です。
なお、電気温水器もエコキュートも、実際には本体の価格の値引きがあるためこれよりも安くなります。
そのため、電気温水器とエコキュートのイニシャルコストについては、業者から見積もりを入手して比較する必要があります。

・電気代
使う機能などによって電気代は若干違ってきますが、電気温水器とエコキュートの平均的な電気代としては次のようになります。
電気温水器の電気代は、1月で4,000円~6,000円、年間で48,000円~72,000円です。
一方、エコキュートの電気代は、1月で1,000円~1,500円、年間で12,000円~18,000円です。
このように、電気温水器とエコキュートの1月の電気代の違いは3,000円~4,000円です。
エコキュートはイニシャルコストが高くなりますが、電気代が安くなるため、長期的に見れば電気温水器よりもエコキュートの方がお得かもしれません。
なお、電気温水器の方がアパートによってはお得になることもあります。
そのため、アパートに住む人の状況などを考慮して、一度業者に相談してみましょう。

●電気温水器とエコキュートの比較まとめ

一見すると電気温水器とエコキュートは、同じような給湯機に見えますが、基本的に熱源やお湯を沸かす仕組みが違っています。
また、本体の価格も大きく違っており、エコキュートの方が電気温水器より高くなります。
これ以外に、電気代も消費電力が違うために違ってきます。
ここでご紹介したように電気温水器よりもエコキュートはイニシャルコストが高くなりますが、1月の電気代は相当安くなります.
一方、電気温水器はイニシャルコストが安くなりますが、1月の電気代は高くなります。
しかし、いずれも毎日運転しているため、何かしらの故障が必ず発生するため、修理が必要になります。
そのため、イニシャルコストや電気代のみを考慮して、いずれがトータル的にお得かは、実際には断定できないかもしれません。
メリットやデメリットがそれぞれありますが、長く使い続ける給湯機であるため、設置するところの条件や費用面などを含めて、それぞれのアパートに適したものを選びましょう。
アパート用の電気温水器をご検討中の方へ
■まとめ

ここでは、アパート用の電気温水器をご検討中の方へ、アパートでのオール電化のメリット、デメリット、アパートには電気温水器とガス給湯器のどちらがおすすめか?電気温水器とエコキュートの比較についてご紹介しました。

アパートでのオール電化は、メリットになるかデメリットになるかがお湯の使い方と電気温水器の性能によって違うでしょう。
大量にお湯を使う心配が無いときはお湯を安い電気料金の深夜に沸かせるため、電気代が安くなるメリットがあります。
しかし、大量にお湯を使うときは残ったお湯の量を気にしながら使うようになるためデメリットになります。
アパートでのオール電化は、住む人のライフスタイルを十分に検討しましょう。

アパート用の電気温水器をご検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュート、修理、交換設置について
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