騒音トラブル

2020年5月3日


エコキュート設置時にあるとされているお隣様とのトラブルに関して紐解いていきましょう!
省エネ目的や大規模自然災害時でも生活用水が確保できるということもあり、エコキュートを設置検討する方が増加していおります。

エコキュートは電気代が安くなる深夜電力を利用するため、家庭の給湯コストを削減できるメリットがあります。
しかし、周囲が寝静まった深夜に稼働するので近隣住民との騒音トラブルに発展してしまう場合がございます。


エコキュートは他の給湯器よりも大幅に給湯コストを下げることが可能で、環境負荷が少ない地球にやさしいなどのメリット面ばかりが注目されている事は事実です。そのため、エコキュートが持つデメリットに関しては無視されてしまいがちです。


稼働する時に出す駆動音による近隣との騒音トラブルに関しては、あまり知られてはいないのではないでしょうか。
稼働の際には多少の駆動音や振動が発生するという事は否定できません。


家庭で使用するものなのでそこまで大きな音が鳴るようなことはないのですが深夜帯に稼働するので、周囲が静かな分エコキュートの音が目立ってしまう事があります。
エコキュート設置により近隣住民との起訴問題にまで発展したケースもあるなど、現在エコキュート設置を検討している方であれば何らかの対策を用意しておくのも良いでしょう。


騒音トラブルの原因


騒音トラブルと聞くとエコキュートとはどれほど大きな音かと設置を迷ってしまう人もいるかもしれませんが、安心して頂いて構いません。稼働時に発生する音は40デシベルほどですので、昼間の閑静な住宅街の騒音程度で通常騒音トラブルに発展するような音ではないといえます。


エアコンの室外機などは50~60dデシベルの値になると言われており、それよりも静かなエコキュートでトラブルになるのは珍しい事す。そこまで大きな音を発することが無いエコキュートで近隣トラブルにまで発展する理由を知りたいですよね?


低周波音


実はエコキュートによる騒音トラブルについては音そのものの大きさではなく、低周波音が原因だと言われています。
トラブルになる音は本体ではなくヒートポンプユニットから出ています。


エコキュートを稼働させている場合には12.5ヘルツ程度の低周波音が発生すると言われております。
本来この程度の音は人間の耳に聞こえるようなことはないのですが、耳で感知できなくても体が反応してしまうことがあります。


それを感じてしまう人が近くに住んでいた場合は騒音トラブルが発生してしまう可能性が高いです。
低周波音に対する苦情が環境省に寄せられることもあります。


低周波音と聞いてもイメージできない方は、冷蔵庫の音や車のアイドリング音をイメージするとわかりやすいと思います。
低周波音は周波数100 Hz以下の音と定義しているため、人の聴覚で感知できないはずですが振動として感知してしまう場合がございます。


低周波音で体調を崩してしまう人もおります。低周波音に関して騒音の基準値のようなものが作られておらず、一般の方の90%が寝室で許容できる騒音レベルという参照値のみがある状況です。


エコキュートの音は大多数の人は全く気にならない音なのですが、気になり始めた人は騒音と感じて騒音トラブルになるのです。
いくら許容範囲の音だとしても隣人から何らかの対策をしてほしいと言われれば放置はできませんね?





騒音対策


そもそもエコキュートは稼働の際に大きな音を発生するわけではありません。設置工事の際にちょっとした対策を行っておくだけでかなり有効な騒音対策をすることができるのを知りたくありませんか?


設置場所


騒音対策にはエコキュートの低周波音の発生源となるヒートポンプユニットの設置場所の選定が重要になります。
極論全く音がしないエコキュートでも寝室の正面に設置してしまえば、ダイレクトに振動が伝わってしまいトラブルに発展してしまう可能性が高くなってしまいます。


近隣の家の寝室の場所や自宅の寝室の位置などを考えてエコキュートの設置場所を選定するのが良いでしょう。
一般的に寝室からは最低15m離れるような場所に設置を行うのが良いとされています。


ヒートポンプユニットの前に塀があればさらに安心ですね?
エコキュートの設置前に近隣住宅の間取りなどもお聞きする事が可能でしたらお聞きするのもベターな方法です。


防振対策


エコキュートは振動による低周波音が問題となるわけですので、エコキュート稼働時に発生する揺れを抑えるのも非常に有効な施策です。ヒートポンプユニットはコンクリートに直置きされている場合が多いのですが、この場合どうしても振動による音が発生してしまいます。


ヒートポンプを設置するときはコンクリートの間などに防振ゴムや防音シートを設置して、稼働による揺れを最小限にできます。
この手法であれば設置前に業者にその旨を伝えれば問題なく施工してもらえるでしょう。


既にエコキュートを設置していても後付けで出来るので、不安な方は今からでも設置すると良いでしょう。
都市ですとお隣様との距離が非常に近い立地条件の場合が多々ありますので、こういった場合にはきちんと防振対策を施しておくのがオススメです。

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