水圧問題

2020年6月26日


エコキュートは給湯器をエコキュートにしたらシャワーの水圧が弱くなったという方もおり、水圧で不便を感じるのであればガスを選択したほうが良いのかもと不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オール電化住宅ではエコキュートは必須ですし、シャワーの水圧問題は非常に死活問題と捉えている方もいらっしゃいます。


エコキュートを導入した場合に本当にシャワーの水圧が弱くなるのか、水圧が弱いと感じた時に対策はできるのかを検証していきましょう。


シャワーの水圧が弱い?


いきなり回答からご案内しますが家庭の給湯器としてエコキュートを選択した場合は水道直圧方式のガス給湯器と比較すればシャワーの水圧が弱くなるのは間違いありません。
仕様上の問題がありますのでまずはその点から紐解いていきましょう。


水圧が弱い理由


水圧が弱い理由はエコキュートが一日に使用するお湯をまとめて作り、貯湯タンクに貯め置きしておくという貯湯式の給湯器になっていることが原因にございます。
ガスは水道直圧方式なのでお湯が必要になった際にその場でお湯を作りって蛇口から供給するという瞬間式の給湯器ですので、水道水の水圧そのままの状態でお湯の供給できる点が異なります。


エコキュートはタンク内でお湯を作り、お湯が必要になった際にタンクからお湯を供給するという仕様です。
一般的な水道の水圧は約500kpa程度ですがタンクにお湯を溜める場合にはそのままの水圧を保つことはできないため、減圧弁で一度減圧させてから貯めておくという仕組みになっているということがあげられます。


標準タイプのエコキュートはタンクに貯め置きする際の水圧が190kpa程度まで減圧されており、この水圧の差がシャワーの水圧の差として出て来ます。
これがシャワーの水圧が弱くなってしまう直接的原因です。


エコキューは不便なのか?


エコキュートのシャワーが不便なのかを実際にみずほ住設でエコキュートを導入したお客様にも確認させて頂きましたし、弊社のスタッフにも確認させて頂きました。
弊社でエコキュートを導入した方に質問してみた結果は皆様シャワーで不便を感じるようなことはないという返答を頂いております。


ガス給湯器からエコキュートに入れ替えしたご家庭は水圧が弱くなったと自覚しているお客様が多いです。これによりシャワーで不便を感じてしまう方はいませんでした。


ガス給湯器は勢いが強すぎたと答える方もいらっしゃり、水圧問題に関しては人によって感じ方が異なってくるセンシティブな部分と捉えております。
絶対にシャワーの水圧に不便を感じないと断言できませんが、最近販売されているモデルのエコキュートであれば概ね問題にならないでしょう。


販売開始当初のエコキュートで水圧に不満の声が多くあったことが現在でも噂として残っているのが事実としてあります。
発売当時はクレームも少なくなかったのですが、メーカーも開発を続けて現在のエコキュートは使用感に不便を感じない程度の水圧になっております。





それでも水圧に不満な場合?


近年販売されている比較的新しいモデルのエコキュートはシャワーの水圧が弱くて不便なので、エコキュートの導入を失敗したとしてしまう方は少ないと思います。
ただ、実際に導入してみなければわかりませんし水圧の感じ方は人それぞれですので不満になってしまう方もいらっしゃることでしょう。


出来るだけ快適にエコキュートを利用するため、いくつかのシャワーの水圧対策方法をご案内させて頂きます。


高圧給湯エコキュート


エコキュートは全ての機種が同一の水圧になっているのではなく、最近では水圧を高くしている高圧給湯タイプのエコキュートも登場しております。
販売開始当初に水圧が弱いという声が多くあったため、その問題を解消するためにいくつかのメーカーが開発したものです。


高圧給湯タイプのエコキュートはタンクの水圧が300kpa程度まで高くなりますので、シャワーの水圧は保ちたいと考えている方であれば安心して導入することができます。
2階部分にお風呂があるご家庭には基本的には高圧給湯タイプを推奨させて頂いております。


高圧給湯タイプのエコキュートは標準タイプのものよりも本体価格が割高になります。
導入コストのこともよく考えて機種選びをする事が大事です。


日立のエコキュートには水道直圧給湯が可能なタイプも存在していますのでガスと遜色のない圧力のものもございます。


設定温度


通常のエコキュートは40~42℃程度の設定温度で運用する方が多いのですが、この使い方だとエコキュートからの給湯だけでシャワーを使うことになります。
この場合エコキュートの仕様上の水圧しかないという形になります。


ガス給湯器などに慣れていた方であれば、水圧に不満を感じてしまうことも考えられるでしょう。
通常の使い方では水圧に不満な方はエコキュートの設定温度を高くして運用するのを推奨させて頂きます。


シャワーからお湯を出すとき混合カランで水道水を混ぜてお湯を使うことになりますので、水圧を上げることが可能です。
この場合はお湯だけを出すと熱湯状態のお湯が出てしまうなど、お子様がいる家庭は少し危険だというリスクがあります。


標準的な使い方よりも電気代が高くなってしまうデメリットにもありますので注意が必要です。


低水圧用シャワーヘッド


エコキュートの水圧に不満を感じた場合、後から簡単に出来る水圧施策になります。
低水圧用シャワーヘッドはインターネットでも販売されていますので、使用しているシャワーヘッドを変更するのもいいのではないでしょうか。


低水圧用シャワーヘッドは穴を小さくしたり、少なくしたりしてシャワーの水圧を上げることができるアイテムになります。非常に単純な方法ですが水圧を強くすることが可能になります。


通常のシャワーよりも直線的にお湯が出るようになるため、拡散力がなく使いにくくなってしまったという声も少なくないので注意が必要です。
もし水圧に問題を感じた場合や水圧が弱い対策を考えているのであれば、本稿でご紹介した対策を思い出していただけますと幸いです。


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