井戸水とエコキュート

2020年6月25日


ガス給湯器などを利用しているご家庭がエコキュートの導入を考えた場合には設置スペースはあるのかがチェックポイントになるというのは皆さんご存知ですが、実はそれ以前にエコキュートを利用できる水質なのかと言う点が非常に重要です。


日本は水質管理をしっかりしているので水質なんか関係ないと考えてしまう人も多いのではないでしょうか。現在でも普段の生活用水として井戸水や地下水を利用しているご家庭も残っております。


井戸水を生活用水として利用している場合は多くのメーカーから販売されている通常のエコキュートが利用できない場合がございます。
通常のエコキュートの取り扱い説明書には井戸水では使用不可といった注意書きがされていることがほとんどです。


生活用水として井戸水を利用しているご家庭では給湯コスト削減が目指せるエコキュートを導入することはできないのでしょうか?
井戸水を利用しているご家庭のために、井戸水対応型エコキュートのご紹介をしたいと思います。


井戸水では何故エコキュートが使えないのか


井戸水に含まれる成分


一般的なエコキュートに関して取扱説明書などで井戸水使用不可となっているのは、井戸水に含まれている成分が原因となっております。
水道水と井戸水を目で見ただけでは気づくことなどできませんが、井戸水などの地下水にはカルシウムや微生物などの成分が多く含まれています。


これらの成分は人間が生きるうえで欠かせない成分と言えるのですが、エコキュートを利用する水と考えた場合は故障を引き起こしてしまう可能性がある問題の成分となるのです。
これらの成分を多く含む水をエコキュートに使用した場合はエコキュート内部にある熱交換器に個体成分として生じるおそれがあります。


それらの個体成分はエコキュートを使い続ける限りは生じてしまうのです。
その結果はエコキュート内部が詰まってしまうおそれがあり、エコキュート内部の目詰まりからエコキュート自体が故障してしまう訳です。


多くのエコキュートに関しては井戸水を使用した場合はメーカーが定めている耐用年数も持たずに故障してしまうことになることから、井戸水を使用しているご家庭には導入できないと決まっているわけです。


いくつかのメーカーが井戸水によるエコキュートの故障を回避する仕組みを開発しております。井戸水を利用しているご家庭でも問題なくエコキュートの導入ができる機種が登場しているのです。


井戸水でも使用可能なエコキュート


井戸水を生活用水として利用しているご家庭で問題なく利用できる井戸水対応のエコキュートを販売しているいくつかのメーカーをご案内させて頂きます。
記載した通り通常のエコキュートの場合は井戸水に含まれる成分によってエコキュートが故障してしまう可能性が高く井戸水を使用できないという記載がされております。


エコキュートの機能的な点を気に入ったとしても販売店側に導入を断られてしまうのです。
最近ではエコキュートの性能が年々向上しており、井戸水を利用しているご家庭の給湯コスト削減を目指せる井戸水対応エコキュートを販売するメーカーが登場しております。


パナソニック、ダイキン、日立、長府では井戸水対応のエコキュートが販売されておりますので井戸水エコキュートをご検討中の方は是非これらの会社で検討してみると良いでしょう。

注意点


井戸水を使用しているご家庭でエコキュートの導入を検討した場合に、注意しておきたいいくつかのポイントをご案内させて頂きます。
国内にはまだ5%以上井戸水を生活用水として利用しているご家庭があると言われています。


井戸水をお使いの家庭でエコキュートの導入を行う場合には通常の設置手順とは異なる点が出てきますし、注意しておかなければならないこともございます。


水質検査


井戸水対応エコキュートであっても何の条件もなく導入できるわけではありません。
井戸水を利用しているご家庭に井戸水の水質検査を行って、エコキュートの利用が問題ないのかメーカーに検査してもらわなければいけません。


水質検査の結果は含有されている成分比率によっては井戸水対応でも故障の可能性があると判断された場合は導入できないことも考えられます。
水質検査の方法はメーカーによって異なりますし、水質検査を行うための検査費用の取り扱いもメーカーで異なります。


検査の結果で導入不可の場合は検査費用が不要になるメーカーが多いのは事実です。
井戸水を利用しているご家庭でエコキュートの導入を検討した場合はまずは販売店に水質検査について質問してみましょう。


設置の仕方


井戸水対応型エコキュートの場合は通常のエコキュート設置手順よりも手間がかかることになります。
一般的な井戸水対応型エコキュートの設置手順をご紹介しておきますので、頭に入れておきましょう。


まずエコキュートの設置を依頼するのに併せて、メーカーによる水質検査も依頼しましょう。メーカーから採水キットが送られてきますのでそれに井戸水を入れてメーカーに送付します。


水質検査費用はメーカーによって取り扱いが異なります。
水質検査の結果は販売店に届きますので問題なく設置できる水質であれば設置工事に進みます。


エコキュートの設置工事は通常のものと同様です。
エコキュートの設置完了後にメーカーに井戸水を利用することの認定書を発行してもらう必要があります。


販売店の指示のもと書類を提出するだけですので特に難しくありません。
書類を送付すればメーカーからステッカーが送られてきますので、指定の位置に貼り付けて完了です。


井戸水を利用中のご家庭でエコキュートを導入する場合はこのような流れとなります。
通常のエコキュートと大きく異なる点は水質検査が必要で認定書を発行してもらわなければならないということです。


この辺りは販売店に方がきちんと説明してくれるはずですので、その指示に従って手順を進めるようにしましょう。従来のエコキュートは井戸水に含まれる成分の関係で導入することが難しいとされていました。


最近では井戸水対応のエコキュートが開発されており、問題なく導入できる機種が増えてきています。井戸水を利用しているご家庭は水道代を削減できるものの、給湯コストの削減は難しいと考えていらっしゃった方が多いです。


最近のエコキュートであれば水質検査が必要になるものの、家庭の給湯コスト削減のためエコキュートを導入できる可能性もあるのです。


井戸水を利用していることでエコキュートの導入を諦めていた方がいれば、みずほ住設にご相談ください!最適な提案をさせて頂きます。


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