三菱のSRT-HP37WUZ5のエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ
2022年4月4日
エコキュートは、ヒートポンプの技術を利用して大気中の熱エネルギーでお湯を沸かす給湯機です。
お湯を沸かすときは大気中の熱エネルギーも電気以外に使い、省エネで環境に対して優しいために人気になっています。
ここでは、三菱のSRT-HP37WUZ5のエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、SRT-HP37WUZ5の仕様、SRT-HP37WUZ5の表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートの寿命、交換時期、SRT-HP37WUZ5からエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
■SRT-HP37WUZ5の仕様
ここでは、SRT-HP37WUZ5の仕様についてご紹介します。
・設置場所:屋外専用
・貯湯タンクの容量:0.37㎥(370L)
・寸法:ヒートポンプユニット:高さ638mm、幅870mm、奥行き301mm(配管カバー寸法を含む)、貯湯タンクユニット:高さ1,900mm、幅1,120mm、奥行き430mm、
・質量:ヒートポンプユニット:約48kg、貯湯タンクユニット:約90kg(満水時 約460kg)
・運転音:ヒートポンプユニット(中間期/冬期):38dB/43dB、貯湯タンクユニット(追いだき時):40dB
ヒートポンプユニットの運転音は、JISのルームエアコンディショナに準じた測定です。
中間期の作動条件としては、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
冬期の作動条件としては、外気温(乾球温度/湿球温度)が7℃/6℃、水温が9℃、沸き上げ温度が90℃です。
・ヒートポンプユニットの中間期加熱能力:4.5kW
沸き上げ終了直前では、加熱能力が低下することがあります。
中間期加熱能力の作動条件としては、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
・消費電力:ヒートポンプユニット:1.01kW(中間期)
ヒートポンプユニットの中間期の作動条件としては、外気温(乾球温度/湿球温度)が16℃/12℃、水温が17℃、沸き上げ温度が65℃です。
・消費電力:ふろ保温時(うち制御用):100W(5W)、凍結防止ヒーター:60kW
・沸き上げ温度:約65℃~約90℃
・給湯温度設定:約35℃~約48℃(1℃刻み)、約50℃、約60℃
・ふろ温度設定:約35℃~約48℃(1℃刻み)
・水側最高使用圧力:320kPa(逃し弁圧力)
・通常使用圧力:280kPa(減圧弁圧力)
■SRT-HP37WUZ5の表示されやすいエラーコードの要因と対処法
ここでは、SRT-HP37WUZ5の表示されやすいエラーコードの要因と対処法についてご紹介します。
●エラーコードの「P18」
エラーコードの「P18」の要因は、正常に自動ふろ運転、追いだきなどができない状態で、自動ふろ運転、追いだきの部品のトラブル(ふろ用熱交換器の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P20」
エラーコードの「P20」の要因は、貯湯タンクユニットの給湯温度を調節する部品のトラブルで、設定した温度のお湯が給湯栓、シャワーから出ない状態です。
給水配管専用止水栓が閉まっている、冬のシーズンは配管が凍結していることです。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P21」
エラーコードの「P21」の要因は、貯湯タンクユニットの給湯温度を調節する部品のトラブルで、設定した温度のお湯が給湯栓、シャワーから出ない状態です。
給水配管専用止水栓が閉まっている、冬のシーズンは配管が凍結していることです。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P24」
エラーコードの「P24」の要因は、沸き上げ不良で、沸き上げ動作時の部品のトラブル(入水切替弁の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P25」
エラーコードの「P25」の要因は、沸き上げ不良で、沸き上げ動作時の部品のトラブル(入水切替弁の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P26」
エラーコードの「P26」の要因は、沸き上げ不良で、沸き上げ動作時の部品のトラブル(出湯切替弁の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P27」
エラーコードの「P27」の要因は、沸き上げ不良で、沸き上げ動作時の部品のトラブル(出湯切替弁の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P28」
エラーコードの「P28」の要因は、正常に自動ふろ運転、追いだきなどができない状態で、自動ふろ運転、追いだきの部品のトラブル(追焚切替弁の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P29」
エラーコードの「P29」の要因は、正常に自動ふろ運転、追いだきなどができない状態で、自動ふろ運転、追いだきの部品のトラブル(追焚切替弁の異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
●エラーコードの「P30」
エラーコードの「P30」の要因は、正常に自動ふろ運転、追いだきなどができない状態で、自動ふろ運転、追いだきの部品のトラブル(ふろ循環熱源ポンプの異常)です。
給水配管専用止水栓を閉めて、点検、修理をメーカーあるいは業者に頼んでください。
エラーコードを解除する方法は、取扱説明書をチェックしてください。
■エコキュートの寿命、交換時期
ここでは、エコキュートの寿命、交換時期についてご紹介します。
●エコキュートの寿命
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットにわかれています。
寿命は、貯湯タンクユニットが10年間~15年間くらい、ヒートポンプユニットが5年間~15年間くらいといわれています。
しかし、実際には、設置場所や使用頻度などによってエコキュートの寿命は違います。
15年間をオーバーしても使えることもあるため、この寿命は目安と考えておきましょう。
・貯湯タンクユニットの寿命
エコキュートは、ヒートポンプで沸かしたお湯を貯湯タンクユニットに貯めておいて、水を混ぜて使います。
貯湯タンクユニットの寿命は、10年間~15年間くらいです。
お湯を貯める貯湯タンクユニットは壊れないのではないかと考えるかもしれませんが、電装基板やポンプなどのいろいろな部品が貯湯タンクユニットには内蔵されています。
そのため、貯湯タンクユニットに内蔵されている部品のトラブルが発生すると、お風呂の湯はりができなかったりお湯が出なくなったりします。
・ヒートポンプユニットの寿命
ヒートポンプユニットの寿命は、5年間~15年間くらいです。
貯湯タンクユニットよりヒートポンプユニットは早く壊れることもありますが、ヒートポンプユニットのみでも交換することができます。
なお、修理用部品をメーカーが保有しているのは、エコキュートの製造が終わってから10年間くらいです。
ヒートポンプユニットが壊れると、お湯が沸かなくなります。
ヒートポンプでお湯を沸かす仕組みは、次のようになります。
大気中の熱エネルギーを、二酸化炭素の冷媒に熱交換器で取り込む
冷媒を圧縮して温度を高くする
温度が高くなった冷媒の熱を水に伝えてお湯を沸かす
なお、電気温水器はお湯を沸かすときにヒーターを使います。
電気温水器は、本体価格がエコキュートよりも安く、少し寿命は長めで20年間になることもあります。
そのため、電気温水器の方が安くて長持ちするためにお得ではないかと思うかもしれません。
しかし、電気温水器はエコキュートよりも光熱費が高くなります。
トータル的に判断すれば、エコキュートの方が電気温水器よりもお得でしょう。
●エコキュートは20年間使うと交換すべきか?
家庭用のエコキュートは、2001年に最初にコロナから販売されました。
そのため、エコキュートを使っているときは、20年間をオーバーすることもあるでしょう。
では、エコキュートは20年間をオーバーして使い続けても問題ないのでしょうか?
結論からいえば、一度メーカーあるいは業者に点検してもらう方が安心でしょう。
エコキュートが老朽化することによって、重大事故の火災や感電、二酸化炭素の冷媒漏れなどが発生することもあり得ます。
・メーカーの無償保証期間
エコキュートのメーカーの無償保証期間は、部品によって違っています。
メーカーの無償保証期間内にトラブルが発生したときは、メーカーにまず連絡しましょう。
ここでは、エコキュートの主なメーカーの無償保証期間についてご紹介します。
(パナソニックのエコキュートの無償保証期間)
本体とリモコンは1年間
ヒートポンプユニットの冷媒系統は3年間
貯湯タンクは5年間(水漏れに適用)
有料の延長保証は5年間、8年間、10年間から選択可能
(コロナのエコキュートの無償保証期間)
本体は2年間
熱交換器、コンプレッサーは3年間
タンク(缶体)は5年間
有料の延長保証は5年間、8年間、10年間から選択可能
(三菱のエコキュートの保証期間)
本体は2年間
熱交換器、コンプレッサーは3年間
タンク(缶体)は5年間
有料の延長保証は5年間、8年間、10年間から選択可能
(ダイキンのエコキュートの保証期間)
本体は1年間
ヒートポンプの冷媒系統は3年間
タンク(缶体)は5年間
有料の延長保証は10年間
(日立のエコキュートの保証期間)
本体は1年間
冷媒回路は3年間
タンク(缶体)は5年間
有料の延長保証は7年間、10年間から選択可能
(東芝のエコキュートの保証期間)
本体は5年間
インバータ、コンプレッサーは5年間
タンク(缶体)は5年間
有料の延長保証は8年間、10年間から選択可能
なお、消耗部品は2年間です。
●エコキュートの交換時期
ここでは、エコキュートの交換時期についてご紹介します。
・使用年数が10年間をオーバーした
使用年数が10年間をオーバーすると、そろそろエコキュートの交換を検討する時期です。
この時期は、エコキュートのほとんどのメーカーの修理用部品が無くなります。
ここでは、エコキュートの主なメーカーの修理用部品の保有期間についてご紹介します。
パナソニックのエコキュートは2017年11月26日からの新商品と継続商品は製造が終わってから10年間、これ以外は製造が終わってから9年間
コロナのエコキュートは製造が終わってから10年間
三菱のエコキュートは製造が終わってから10年間
ダイキンのエコキュートは製造が終わってから10年間
日立のエコキュートは2012年10月以前に発売した商品は製造が終わってから8年間、これ以降に発売した商品は製造が終わってから10年間
東芝のエコキュートは製造が終わってから10年間
このように、修理用部品の保有期間は、少し商品の発売時期によって違います。
使い始めてから10年間が経つと、次にトラブルが発生すると修理ができないかもしれないと考えておく方がいいでしょう。
なお、修理用部品がメーカーにあると修理もできます。
しかし、例えば、8年間くらい使っているヒートポンプユニットのトラブルが発生したときは、修理費用が15万円~20万円くらいかかります。
また、貯湯タンクユニットのトラブルが発生したときは修理用部品が無いこともあります。
そのため、最終的にセットで交換する必要があるため、エコキュートを修理するよりも交換する方がお得になります。
・寿命をオーバーしてからトラブルが発生した
エコキュートは、設計標準使用期間がガス給湯器のように決まっていません。
しかし、貯湯タンクユニットもヒートポンプユニットも寿命があります。
寿命をオーバーすると、頻繫にエコキュートのトラブルが発生します。
修理しても他の箇所のトラブルがすぐに発生することがあり、ほとんど修理用部品もないため、トラブルが発生したときはエコキュートの交換を検討しましょう。
何回も修理費用がかかると、修理する意味がありません。
ここでは、エコキュートのトラブル事例についてご紹介します。
(お湯が出ない、お湯の出が良くない)
お湯が出ないときは湯切れの可能性があるため、沸き増しを行ってください。
温度を管理する電子部品のトラブルが発生していることもあります。
お湯も水も出ないときは、凍結や断水、水栓のトラブルが考えられます。
・お湯の温度が安定しない
温度を調整している基板のトラブルが考えられます。
エコキュートの本体をリセットすると直るときもあります。
・お風呂の湯はり、沸き上げができない
湯切れの可能性があります。
湯切れになると再度お湯を沸かすまでお風呂の湯はりができなく、追いだき、差し湯もできなくなります。
自動沸き上げの機能が昼間に作動しないときは、設定が「夜間のみ沸き上げ」になっていることもあります。
また、水漏れが配管から発生していることも考えられます。
・お風呂の湯はりが止まらない
お湯の量を検知する水位センサーのトラブルが発生している可能性があります。
お湯の量が正確に測れないため、可能な限り早く修理する必要があります。
・漏電遮断器が働く
漏電遮断器やエコキュート専用ブレーカーを一旦切って、しばらくして再度入れます。
これでも再度漏電遮断器が働くときは、漏電していることがあります。
・異音が発生する
ヒートポンプユニットの運転音は、低い外気温のときには大きくなります。
これ以外のときに異音が発生するときは、給水配管専用止水栓を閉めて、メーカーあるいは業者に点検を頼んでください。
・水漏れが発生している
トラブルではなく、沸き上げするときの膨張水や結露水などもあるため、様子をしばらく見て水漏れが無くなるかチェックしてください。
弁やパッキンの損耗が要因のときは、部品を交換する必要があります。
水道代が異常に高くなったときは、水漏れが建物の内部の配管から発生していることもあります。
・エラーコードが頻繫に表示される
自分でエラーコードの解除ができることもあります。
まず、エコキュートの取扱説明書で、エラーコードの内容をチェックして、記載されている方法に従って対処してください。
●エコキュートの寿命が短くなる要因
ここでは、エコキュートの寿命が短くなる要因についてご紹介します。
・入浴剤を使っている
エコキュートのトラブルの要因になるものが、入浴剤の中にはあります。
エコキュートの取扱説明書をチェックして、使えない入浴剤は利用しないようにしましょう。
例えば、次のような入浴剤は使えないことが多くあります。
にごりタイプの入浴剤
硫黄分が含まれている入浴剤
中性以外の酸やアルカリの入浴剤
炭酸カルシウムが含まれている入浴剤
塩分が含まれている入浴剤
薬草を使っている入浴剤
エコキュートのメーカーや機種によって、使えない入浴剤が違っています。
使える入浴剤のみを使って、成分がわからない入浴剤は使わないようにしましょう。
・水質や設置環境に適したエコキュートでない
エコキュートは、設置環境に適したものを選ぶ必要があります。
代表的なエコキュートとしては、寒冷地仕様のものや耐塩害仕様(耐重塩害仕様)のものがあるでしょう。
水質も注意する必要があります。
井戸水や地下水を使うときは、メーカーが決めた水質検査に受かったうえで井戸水や地下水対応エコキュートを使う必要があります。
普通のエコキュートは、トラブルが発生しやすくなります。
エコキュートを設置するときは、十分に地域の特性がわかっている工事業者に相談してください。
・お手入れを行わない
エコキュートは、お手入れが必要です。
お手入れを適切に行うとエコキュートの寿命が延びますが、お手入れを行わないと寿命が短くなります。
エコキュートのお手入れについては、取扱説明書をチェックしてください。
●エコキュートの寿命を延ばす方法
ここでは、エコキュートの寿命を延ばす方法についてご紹介します。
・エコキュートの寿命を延ばすために注意すること
ここでは、エコキュートの寿命を延ばすために注意することについてご紹介します。
(ヒートポンプユニットの周りに遮蔽物を置かない)
エコキュートのヒートポンプユニットの周りには、遮蔽物を置かないようにしてください。
ヒートポンプユニットの吸気や排気が妨げられ、トラブルの要因になります。
エコキュートの周りは、常に掃除をしておきましょう。
・エコキュートを動かさない
エコキュートは、動かすことを前提にしていません。
配管などは余裕がないため、動かすとトラブルの要因になります。
どうしても動かすときは、工事業者に相談してください。
・エコキュートの寿命を延ばすお手入れの方法
お手入れは、エコキュートにとって非常に大切です。
お手入れを行わないと、エコキュートの寿命が短くなります。
ここでは、代表的なお手入れについてご紹介します。
(貯湯タンクの水抜き)
長期間使うと、貯湯タンクの底に汚れが溜まってきます。
そのため、汚れを除去するために、年に2回~3回くらい貯湯タンクの水抜きを行ってください。
貯湯タンクの水抜きの方法については、エコキュートの取扱説明書をチェックしてください。
なお、貯湯タンクの水抜きは沸き上げしていないときに行って、熱湯に触らないようにしてください。
(ヒートポンプユニットの水抜き(空気抜き))
ヒートポンプユニットは、水抜きを定期的に行うことによってトラブルが防止できます。
ヒートポンプユニットの側面の下部の2箇所~3箇所に水抜き栓があります。
全ての水抜き栓を緩めて水抜きを行ってください。
ヒートポンプユニットの水抜きは、火傷に注意して取扱説明書に従って行ってください。
(逃し弁の作動チェック)
逃し弁は、貯湯タンクの中の圧力を逃がすためのものです。
そのため、非常に大切な部品で、定期的に作動チェックをするのがおすすめです。
年に2回~3回、貯湯タンクユニットの操作窓を開けて、手前に逃し弁のレバーを起こして、お湯や水が排水口から出ることをチェックしてください。
(漏電遮断器の作動チェック)
漏電遮断器は、漏電したときに自動的に電気を止める安全装置です。
火災や感電などの事故を防止するために、非常に大切な役目があります。
漏電遮断器は、年に2回~3回作動をチェックしてください。
チェック方法は、貯湯タンクユニットの操作窓を開けて漏電遮断器のテストボタンを押すのみです。
「入」から「切」に漏電遮断器の電源レバーがなると正常です。
最後に、「入」に電源レバーを必ず戻してください。
(長時間停電した後のリモコンの時刻設定)
リモコンの設定時刻が、停電が長時間あればずれるときがあります。
リモコンの設定時刻がずれると、お湯を沸かす時間が狂います。
そのため、電気代が高くなることがあります。
現在時刻とリモコンの設定時刻がずれているときは、時刻を正しく設定し直してください。
(ふろ配管、エコキュートの配管のチェック)
配管自動洗浄機能が搭載されていないときは、自分でふろ配管を洗浄する必要があります。
メーカーが推奨する洗浄剤を使ってください。
エコキュートの配管は、年に2回~3回点検してください。
保温材の破損や水漏れがないかをチェックしましょう。
保温材の破損があると、配管が凍結して破損することがあります。
そのため、できるだけ早く業者に修理を頼んでください。
(浴槽のふろ循環アダプターのフィルター、給水ストレーナーの清掃)
浴槽のふろ循環アダプターのフィルターが詰まると、エコキュートのトラブルの要因になります。
そのため、毎日清掃するのがおすすめです。
清掃するときは、フィルターを取り外して水洗いをしてください。
古い歯ブラシを使えば、細かな汚れも落ちます。
給水ストレーナーが、エコキュートの貯湯タンクユニットにはあります。
給水ストレーナーも汚れが溜まるため、定期的に清掃してください。
■SRT-HP37WUZ5からエコキュート交換する人気の型番ランキング
ここでは、SRT-HP37WUZ5からエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介します。
第1位:三菱のエコキュートのSRT-S375UZ
三菱のエコキュートのSRT-S375UZは、一般地向け(高機能)のSシリーズのフルオートW追いだきの角型で、タンク容量が370L、家族の人数が主に3人〜4人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが2,150mm、幅が430mm、奥行きが1,120mm、ヒートポンプユニットは高さが715mm、幅が865mm、奥行きが301mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、995,000円(税別)です。
インターホンタイプリモコンセット(RMCB-D5SE)のメーカー希望小売価格は、40,000円(税別)です。
脚部カバー(GT-L370ZA)のメーカー希望小売価格は、21,000円(税別)です。
搭載されている機能としては、こだわりの先進仕様、フルオートW追いだき、キラリユキープ、バブルおそうじ、ハイパワー給湯、スマートリモコン、電力自由化対応、省エネ制御、あったかリンク、お天気リンクEZ/AIなどがあります。
なお、機能の詳細については、三菱のエコキュートのホームページ(https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/ecocute/)などを参照してください。
第2位:パナソニックのエコキュートのHE-WU37KQS
パナソニックのエコキュートのHE-WU37KQSは、Wシリーズのパワフル高圧 薄型フルオート ミドルクラスで、タンク容量が370L、家族の人数が3人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,843mm、幅が1,078mm、奥行きが440mm、ヒートポンプユニットは高さが672mm、幅が867mm、奥行きが332mm(配管カバー寸法を含む)です。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、1,045,000円(税込)です。
対応リモコン(別売品)のコミュニケーションリモコン(HE-RSWKW)のメーカー希望小売価格は、56,100円(税込)です。
対応リモコン(別売品)の増設リモコン(HE-RQVKZ)のメーカー希望小売価格は、27,500円(税込)です。
搭載されている機能としては、エコキュート専用アプリ、無線LAN搭載コミュニケーションリモコン(台所リモコン)、ステンレス配管採用、電気料金プランかんたん設定、ピークセーブ機能、ダブルピークカット機能、ピークシフト設定、ソーラーチャージ、AIエコナビ、リズムeシャワープラス、配管洗浄、キレイキープコート、ECHONET Lite AIF認証対応、HOME IoT(AiSEG)対応、昼間沸き上げ停止、給湯ガイド、自動お湯はり、自動保温・自動たし湯、追いだき、たし湯・高温たし湯などがあります。
なお、機能の詳細については、パナソニックのエコキュートのホームページ(https://sumai.panasonic.jp/hp/
)などを参照してください。
第3位:ダイキンのエコキュートのEQX37WFTV
ダイキンのエコキュートのEQX37WFTVは、フルオートタイプの一般仕様の薄型(Xシリーズ)のパワフル高圧で、タンク容量が370L、家族の人数が3人〜5人用です。
寸法としては、貯湯タンクユニットは高さが1,813mm、幅が1,075mm、奥行きが438mm、ヒートポンプユニットは高さが635mm、幅が899mm、奥行きが300mmです。
エコキュートの本体のメーカー希望小売価格は、1,078,00円(税込)です。
脚部化粧カバー(KKC052B4)のメーカー希望小売価格は、14,520円(税込)です。
スタイリッシュリモコン(BRC083D1)のメーカー希望小売価格は、55,000円(税込)です。
搭載されている機能としては、昼間シフト機能、沸き上げ一時休止、沸き上げ休止設定、沸き増し、おまかせ/たっぷり/少なめ、じゃ口閉め忘れお知らせ、給湯量お知らせ、スマート貯湯、ターボ沸き上げ、沸き増し能力アップ、あらかじめ霜取り、ツイン給湯、パワフル高圧給湯(320kPa)、ウルトラファインバブル入浴(オプション機能)、チャイルドロック、非常用水取出し、降雪対応ファン機能、ふろ自動、自動保温、自動たし湯、自動たし湯入切設定、追いだき、たし湯、高温たし湯、たし水、エコふろ保温、自動ふろ配管洗浄、ふろ配管洗浄、無線対応LANリモコン、エコ確認、コミュニケーション(通話)、設定ナビ表示、サービスTEL表示、サブリモコン対応(別売)、試運転ナビ、電力契約設定(電力プラン設定)、電力契約設定(マニュアル設定)、電力抑制設定、ピークカット設定、ECHONET Lite Release.I 規格準拠などがあります。
なお、機能の詳細については、ダイキンのエコキュートのホームページ(https://www.daikinaircon.com/sumai/alldenka/ecocute/
)などを参照してください。
■まとめ
ここでは、三菱のSRT-HP37WUZ5のエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方へ、SRT-HP37WUZ5の仕様、SRT-HP37WUZ5の表示されやすいエラーコードの要因と対処法、エコキュートの寿命、交換時期、SRT-HP37WUZ5からエコキュート交換する人気の型番ランキングについてご紹介しました。
SRT-HP37WUZ5からエコキュート交換する人気の型番ランキングとしては、次のようになります。
第1位:三菱のエコキュートのSRT-S375UZ
第2位:パナソニックのエコキュートのHE-WU37KQS
第3位:ダイキンのエコキュートのEQX37WFTV
三菱のSRT-HP37WUZ5のエコキュート交換、修理、取替えをご検討の方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュート、修理、交換設置について
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