一戸建てとマンションはどっちがお得か問題

2020年7月17日


マイホームの購入を機にエコキュートを導入したい、交換したい、というお客様も多数みずほ住設にご用命頂いております。そこでエコキュート工事のみならず世間で話題の一戸建てとマンションはどちらが良いのかという点も含めて紐解かせて頂きます。

マイホームの購入で一戸建てにするかマンションにするか、どちらを選んだら良いのか悩む方も多いのではないでしょうか?
個人の価値観によって何を重視するか様々ですが、中でもランニングコストは多くの人が気になるポイントになります。

初期費用だけでなく長い目で見た時のランニングコストは一戸建てとマンションでどう違うのでしょうか。
マイホーム購入におけるランニングコストについて、一戸建てとマンションとで比較していきます。

ランニングコスト

マイホーム購入は人生のなかでも大きな買い物のひとつになりますよね?
数千万円もの金額を一括で支払うという方はごく稀でしょうから、多くの方が公的金融機関でローンを組んで何十年にもわたって毎月返済をする形をとるのではないでしょうか。

マイホーム購入にかかるお金は家と土地のお金だけではないということは意識しておく必要があります。
家賃8万円の賃貸マンションに住んでいて普通に暮らせていたし、ローンも月々このくらいで大丈夫だと思っているとしたらその考えは大変リスクがあります。

マイホームを購入して住み始めたら光熱費やメンテナンス費用、固定資産税、保険代といった維持管理のためのランニングコストが必ず発生するからです。
マイホーム購入の初期費用の土地と建物代はこの先長く住み続けた場合にかかるコストの半分以下に過ぎません。

ランニングコストはそれほどまでに大きな割合を占めているのです。
マイホーム購入は初期費用にばかり気を取られてしまいがちですが、それに加えてランニングコストを支払い続けられるのかとういうことを考えることがリスク管理としてもとても大事です。

ランニングコストを想定せずにマイホームを購入してしまった結果、月々の支払いが苦しくなってしまって、せっかくのマイホームを手放してしまうケースも少なくないのです。

ランニングコスト

マイホームにかかるコストのなかで大部分を占めるものがランニングコストというのは上述したのでお分かりですね?
毎月のローン返済以外にかかるコストですから、マイホームを購入した後にはどのくらいの費用がかかるのかをきちんと理解しておきましょう。

一戸建てとマンションのランニングコストを比較してみましょう。
それぞれにどのくらいのコストがかかるのかを詳しく見ていき、選択のお手伝いができますと幸いです。

維持管理費

維持管理費というのはマイホームの修繕やメンテナンスにかかる費用のことです。マンションの場合は管理費、修繕積立金として毎月平均で3万円ほどの支払いが発生することが多いです。

1年に換算すると36万円で10年では360万円です。
一戸建ての場合は家賃としての管理費や修繕積立金の支払いは不要のため、月々の維持管理費はマンションよりも割安になります。

一戸建てでも長く住めばメンテナンスは必要という注意点はございます。
一般的には10年程度で外壁塗装や、その他の修繕が必要になるためにはまとまった出費が必要になるでしょう。

手配や計画も自ら行わないといけないためその分手間はかかると思っていた方が良いでしょう。
10年ごとに必要な修繕費は一戸建ての場合約250万円とされているため、コストだけで比較すればマンションの管理費や修繕積立金を10年間支払うよりもコストを抑えることができるでしょう。

駐車場代

マンションで駐車場を利用する場合は毎月駐車場代を支払わなくてはいけません。
駐車場代の平均は地方で5,000円以上しますし、都心部では2万円以上かかることもございます。

一戸建ての場合は購入した敷地内に駐車場を作ってしまえば毎月駐車場を借りる必要はないためコスト面の心配はなさそうですね。

固定資産税

マイホーム購入後のランニングコストの代表格が固定資産税です。
1月1日時点で不動産を所有している人に課税される地方税となり、マンションでも一戸建てでも納税しなくてはいけない点は同じです。

一戸建てと比べてマンションの方が建物に対する評価額が高いため、固定資産税の負担も一戸建てと比べて負担が大きくなる傾向はございます。

火災保険料と地震保険料

自然災害に備えるための保険はマイホームを購入したら必ず入る必要がございます。
火災保険の相場はマンションで年間約2万円で一戸建てで年間約3万円です。

地震保険の相場は一戸建てで年間約2万円です。
マンションの地震保険は共有分と専有部分とで分かれていて、共有部分は管理組合が一括で加入しているのが一般的になります。

個人で支払うのは専有部分のみ平均数千円ほどになります。
ランニングコストという観点で比較すると、一戸建てよりもマンションの方が割高になります。

購入資金のほか購入後にどのくらいのランニングコストがかかるのか、まずは把握した上で支払いできるかどうかが重要です。
どちらにもそれぞれのメリット、デメリットはございます。

マイホームの購入で一戸建てかマンションか迷った時に参考にしていただけますと幸いです。トータルでご自身にどちらのタイプが合っているか考えてくださいね!

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