ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ

2021年9月8日

ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ
ガス給湯器を使っている方は結構ガス代がかかるため、なんとかして節約したいと思っているのではないでしょうか。

ここでは、ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ、光熱費をガス給湯器で節約する方法、ガス給湯器は都度消しとつけっぱなしはどちらが節約できるか?エコキュートの電気代の節約方法についてご紹介します。
ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ
■光熱費をガス給湯器で節約する方法

ガス給湯器は、普段の生活ではあまり意識しないため、知らない間に光熱費が高くなっていたようなこともあるでしょう。
逆にいうと、ガス給湯器はちょっと意識するのみでも節約できるため、どのようなシーンで費用がかかっているか普段から十分にチェックしましょう。
ここでは、光熱費をガス給湯器で節約する方法についてご紹介します。

●ガス給湯器で発生する光熱費

ガス給湯器を使うためには、ガスの他に水と電気が必要になります。
ガス給湯器はお湯を沸かするためにガスや水が必要になるのはわかるでしょうが、ガス量をコントロールするための制御弁や水量を検知するセンサーなどにも電気が実際には使われています。
そのため、ガス代、水道代、電気代がガス給湯器にかかる光熱費であり、ガス給湯器はスイッチに通水がなっているため、お湯を使うたびに光熱費がかかります。
お湯を使う量はほとんどガス給湯器で発生する光熱費になるため、お湯を使うのを節約するとほとんどガス給湯器で発生する光熱費が節約できると思って問題ないでしょう。
一方、ガス管、水道管、電源線がガス給湯器には接続されています。
運転スイッチの代わりに水の通水がなっているため、混合水栓のお湯側の水栓を開けると通水がガス給湯器の内部に始まって、ガス給湯器の内部の水量センサーが検知してお湯を沸かし始めます。
ガス給湯器の内部に通水した水は、ガスを燃焼した熱交換器でお湯になり、給湯配管やふろ配管を通って給湯水栓やお風呂に供給されます。
ガス給湯器であるにも関わらず、どうして電気代がかかるか不思議に思っている方もいるでしょう。
しかし、ガス給湯器も多くの制御弁やセンサーなどの電気部品が内蔵されています。
例えば、ガス給湯器に内蔵されている電気部品としては、ファンモーター、水量センサー、イグナイター、水量制御弁、ガス量制御弁などがあります。

これ以外にも、リモコンの画面なども電気で表示しており、電気がほとんどの機能を担っています。
電気がお湯を沸かす以外の全ての機能に必要であるため、ガス給湯器は電気を考えている以上に使っています。
一方、待機電力は家電品などで使われていますが、待機電力は電源が常に入ったままで給湯栓が開くのを待っているガス給湯器でもかかります。
ガス給湯器の待機電力の電気量はテレビに次いで多いとされており、節約したいのであれば対策する必要があります。
待機電力を少なくするためには、リモコンの運転スイッチをこまめに切ることが大切です。
そのため、リモコンの運転スイッチはお湯を使わないときには切っておきましょう。
ガス給湯器は電源を完全に切ることができないため、0に待機電力をすることができません。
しかし、ちょっとした気配りが積み重なると大きな節約になります。
なお、ガス給湯器の待機電力を少なくするために電源プラグをコンセントから抜く方法もありますが、これはトラブルが発生するリスクなどがあるためおすすめではありません。
特に、寒いシーズンのときは、凍結防止装置が作動しないためガス給湯器が凍って、水道管が破損することも最悪の場合はあります。
また、いろいろな設定が、電源プラグをコンセントから抜くとリセットされるため問題です。
待機電力が節約できるということでも、ガス給湯器の電源プラグはコンセントから抜かないようにしましょう。

●お風呂でできる節約方法

お湯を使うシーンというと、お風呂が真っ先に思い浮かぶでしょう。
家庭でお湯を最も多く使うのはお風呂であり、冬のシーズンは非常に光熱費がかかるため悩んでいる方も多くいるでしょう。
家庭の光熱費の大きな割合を占めるため、節約による効果も体感しやすいシーンといえます。
ここでは、お風呂でできる節約方法についてご紹介します。

・浴槽の湯量を少なくする
普通、浴槽にはお湯を8分目くらいまではるでしょうが、実際には5分目くらいでも入浴することが十分にできます。
浴槽に人が入ると水かさが多くなるため、案外と少ない湯量でも全身が浸かります。
浴槽の湯量は実際には入浴する人の好みや体の大きさで調整する必要がありますが、湯はりしているときに入浴してみてどの程度の湯量で自分が満足できるか試してみましょう。
入浴するときに自分がどの程度の湯量で満足できるかを掴むことができるため、お湯を余分に普段はっていたことがわかるでしょう。

・お湯の設定温度を低くする
入浴する人などによってお湯の設定温度は違いますが、お湯の設定温度を低くする方が節約できます。
また、お湯の設定温度をシーズンによって変更するのも非常に有効です。
熱いシャワーを寒い冬のシーズンに浴びたいような方も多くいるでしょうが、夏のシーズンに汗をさっぱり流したいのみであれば、シャワーは低めの設定温度の方がおすすめです。
お風呂の温度は熱い42℃~43℃よりもぬるい40℃くらいの方が高いリラックス効果や安眠効果があるといわれています。
そのため、お湯の設定温度を思い切って低くしてみれば、寝苦しさもなくなるかもしれません。

・追いだきの回数を少なくする
追いだきは便利な機能ですが、回数を少なくすると節約になります。
しかし、我慢してぬるま湯に入ることがないようにしましょう。
ここでは、お湯ができるだけ冷えなくて、追いだきをしなくてもいいような方法についてご紹介します。
湯はりのときだけでなく、浴槽に入っていない洗髪しているときなどは、浴槽の蓋をこまめにしましょう。
浴槽の蓋をしないときは早く冷めるため、追いだきの回数も多くなります。
また、市販品の保温シートを浴槽の蓋の代わりに使うのもおすすめです。
バラバラに家族が入浴すれば、お湯がその分冷めやすくなるため、追いだきの回数が多くなります。
例えば、親が一緒に小さい子供さんと入浴するなど、可能な限り入浴する時間を合わせるのがいいでしょう。
浴槽のお湯が非常にぬるくなっているときは、節約になるたし湯を利用するのもおすすめです。
たし湯をするときは、リモコンのたし湯ボタンを使ったり、自分で給湯栓を開けたりしましょう。

・シャワーの時間を短くする
節約するためには、お湯をはらないでシャワーだけにする方法もあります。
しかし、シャワーを使う人数と時間によっては効率がかえって悪くなるときもあります。
例えば、シャワーを約17分間浴びると、浴槽1杯分の約200Lのお湯の量になります。
寒いということでシャワーを出しっぱなしにしたり、シャワーを長い時間浴びたりすると、実際にはそれほど節約できないこともあります。
節約するためにシャワーだけで済ませるときは、シャワーの時間を短くして、使わないときはきちんと止めるようにしましょう。
シャワーの時間は、入浴するときには短くなる傾向があります。
そのため、バラバラに家族が入浴するときは、お湯をはる方がシャワーの1人あたりの時間が短くなるため、使うトータルの湯量はほとんど同じか、むしろ節約できることがあります。
例えば、入浴することによって1人あたりのシャワーの時間が5分間短くなれば、4人の家族がバラバラに入浴するときはシャワーの時間が20分間短くなる、つまり浴槽1杯分以上節約できるため、むしろお湯をはる方が節約できるようになります。
実際には、1人あたりのシャワーの時間が違ったり、はったお湯の追いだきの費用がかかったりするため一律ではありませんが、シャワーで済ませると節約できるとは必ずしも限りません。
例えば、東京ガスのガス料金/一般料金(https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/ryokin/ippan/index.html)によると、4人家族で先にご紹介したような全ての節約を行うと、年間のガス代は次のように節約できます。
なお、全ての節約というのは、シャワーの時間を短くする、追いだきの回数を少なくする、浴槽の湯はり量を少なくする、温度設定を低くする、ということです。

湯はりは、従来の約17,000円が、1日あたり湯温を2℃低下して湯量を50L少なくすれば、節約後は約12,000円になります。
シャワーは、従来の約84,000円が、使う時間を1日あたり1人2分短くすれば、節約後は約62,000円になります。
追いだきは、従来の約6,400円が1日あたりの回数を2回から1回にすれば、節約後は約1,400円になります。
そのため、トータルでは、従来の約107,400円が節約後は約75,400円になり、年間に約32,000円もガス代が節約できます。
なお、計算は 東京地区等・一般契約料金(A表)・基準単位料金(2019年8月現在)をベースにしています。
1㎥あたりのガスのカロリーは10,000kcal、浴槽の湯はり量は一律200L、シャワーの流量は1分あたり一律12L、ガス給湯器の燃焼効率は80%、お風呂とシャワーは15℃の水を42℃のお湯にしたとします。
シャワーの時間は、4人の家族が全員10分から8分に短くなったとします。
浴槽は、1年の約半分の180日だけ湯はりをするとします。
追いだきは温度が5℃アップとし、お湯を毎日浴槽にはったものを半分にしたとします。
浴槽の湯量は、200Lから150Lになったとします。
湯温は42℃から40℃になったとします。
追いだきも3℃アップとして再度計算します。

●台所でできる節約方法

ガス給湯器をお風呂以外で使うのは台所があります。
ここでは、台所でできる節約方法についてご紹介します。

・温度設定を入浴するときと切り替える
お湯を台所で使うときは、あまりお湯の温度を上げる必要はありません。
ぬるま湯で洗い物もできるため、お風呂と同じ設定温度にして使っているのであれば設定温度を下げるのがおすすめです。
リモコンがあるガス給湯器のときは、台所リモコンでの温度設定と浴室リモコンでの温度設定は別々に記憶されており、ワンタッチで優先ボタンなどを押すと切り替えができます。
温度設定を都度行うよりも楽であるため、操作を取扱説明書でチェックしておきましょう。

・手洗いの洗い物のお湯の使い方を考える
手洗いの洗い物をお湯ですれば汚れがよく落ちますが、節約するためには可能な限り水で洗いましょう。
しかし、汚れが落ちにくくなって水を使う量が多くなると全く意味がなく、また水が冬のシーズンは冷たく大変であるため、工夫がちょっと必要になります。
お湯を使わなくても、しっかりと水と洗剤につけおくことによって汚れがよく落ちるようになります。
つけおきを忘れたときや急いでいるときはできませんが、すぐに使ったものをつけおくことを習慣にするのがおすすめです。
水道代も節約することができます。
特に、冬のシーズンは冷たい水を触るのは可能な限り避けたいでしょう。
そのため、水でつけおきは行ってお湯ですすぎを行うと、容易に節約ができます。
なお、食洗機を使っているときは、お湯の設定温度のみに注意すれば問題ありません。
例えば、東京ガスのガス料金/一般料金(https://home.tokyo-gas.co.jp/gas/ryokin/ippan/index.html)によると、設定温度を見直しして、水でつけおき洗いをすれば、年間のガス代は次のように節約できます。
つけ置きは、従来の約13,000円が水でつけておくようにすれば、節約後は0円になります。
水洗いは、従来の約13,000円が1日あたり湯温を5℃低下して時間を5分短くすれば、節約後は約7,000円になります。
そのため、トータルでは、従来の約26,000円が節約後は約7,500円になり、約19,000円もガス代が節約できます。
なお、計算は 東京地区等・一般契約料金(A表)・基準単位料金(2019年8月現在)をベースにしています。
1㎥あたりのガスのカロリーは10,000kcal、ガス給湯器の燃焼効率は80%、15℃の水を42℃のお湯にしたとします。
給湯栓の湯量は1分あたり5Lとします。
食器洗いは15分かかっていたとします。
すすぎの時間は、15分から10分に5分短くなったとします。

・水を調理のときは使う
煮ものを作るときや卵、野菜をゆでるときなどは、時間を短くするためにガス給湯器のお湯を使うことがあるでしょうが、基本的に節約するためには水を調理に使うのがおすすめです。
時間は短くなりますが、ガス給湯器のお湯を使うとガス代がかかるため節約にはなりません。
食材としては、水から煮る方がいいものとお湯で煮ても問題のないものがあります。
例えば、豆類や葉物はサッと熱湯でゆでるのがいいとされていますが、じゃがいもなどの根菜は火が通りにくいためは水から煮る方がいいとされており、お湯で煮ると芯が残って外側のみが柔らかくなります。
節約できないだけでなく、食材の風味が無くなることもあります。

●ガス給湯器を交換するときはエコジョーズがおすすめ

長期的には、従来型ガス給湯器はエコジョーズに交換する方がさらに節約できます。
エコジョーズは、熱効率が従来型ガス給湯器よりもいい給湯器です。
いろいろなメーカーが、エコジョーズを販売しています。
エコジョーズは、従来型ガス給湯器では廃棄していた排熱で水を予熱するものであり、正式には潜熱回収型給湯器といいます。
エコジョーズは、家計にも環境にも優しく、設置することによってガス代が節約できます。
エコキュートのデメリットはイニシャルコストが高いことですが、家庭のガス使用量や家族構成などによってイニシャルコストの差額分が回収できるかが違ってきます。

●光熱費をガス給湯器で節約する方法のまとめ

ここでは、光熱費をガス給湯器で節約する方法についてご紹介しました。
ガス給湯器そのものをエコジョーズに交換するのが最も節約できますが、すぐに自宅でできる方法も多くあるため、ぜひ試してください。
ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ
■ガス給湯器は都度消しとつけっぱなしはどちらが節約できるか?

ガス給湯器は、電気代がガス代以外にもかかります。
特に、シャワーを使うことが多い夏のシーズンや洗い物でお湯を使うことが多くなる冬のシーズンなどは、光熱費が気掛かりでしょう。
では、お湯を使わないときは、ガス給湯器そのものの電源を都度消す方がいいのでしょうか?
それとも、ガス給湯器そのものの電源はつけっぱなしの方がいいのでしょうか?
ここでは、ガス給湯器は都度消しとつけっぱなしはどちらが節約できるか?についてご紹介します。

●ガス給湯器とは?

ガス給湯器は、電気代もガス代の他にかかります。
電気代もかかるのは、ガス給湯器の仕組みが非常に関係しています。
ガス給湯器は、ガスを一度点火した後に水を温めます。
水の通水でガスは点火して、ガス給湯器の水量センサーが検知することによって水がだんだん温かくなります。
このように、ガス給湯器は電気もガスの他に使っているため、電気代とガス代がかかります。
なお、混合水栓の湯側の水栓を開ける、湯はりや追いだきのスイッチをリモコンで押すことによって、ガス給湯器に通水されます。
また、ガス給湯器としては、暖房の機能も給湯の他に兼ね備えているものもあります。
浴室暖房乾燥機などの暖房の機能は電気を使うため、ガス給湯器は電気代とガス代がかかります。

●ガス代はつけっぱなしにするとかかるか?

では、ガス代はガス給湯器をつけっぱなしにするとかかるのでしょうか?
結論からいえば、ガス給湯器をつけっぱなしにしてもガス代はかかりません。
というのは、通水されないとガス給湯器は点火しないためです。
そのため、ガス給湯器の電源が入っていても、通水されないと点火することはありません。
また、ガス給湯器が運転していても、通水が止まるとガスも止まるようになっているため、ガス代の心配はありません。
しかし、ガス代はかかりませんが、電気代はかかります。
というのは、ガス給湯器の電源が入っているためです。
電気代を節約したいのであれば、ガス給湯器を使わないときは電源を切るようにしましょう。

●電気代は都度消しであれば安い

ガス給湯器は、電源が入っていても、ガス代は通水していないとかかりませんが、電気代はかかります。
しかし、電気代を少しでも節約するためには、都度消しがおすすめです。
都度消しというのは、ガス給湯器を使っていないときに待機電力を少なくするために電源を切ることです。
都度消しをするのみで、大幅に年間の電気代が下がるといわれています。
例えば、「令和2年度 待機時消費電力調査報告書」(省エネルギーセンター)によると、ガス給湯器の待機電力は電源が入った状態で平均で7.97W、電源が切れた状態で平均で6.03Wになるというデータが公表されています。
都度消しをすると、300円くらいは年間の電気代の節約ができます。
また、都度消しは、電気代の節約以外に、事故や火災などのトラブルを避けることもできます。
そのため、外出するときや寝るときには、ガス給湯器の給湯スイッチを切ったり、切っているかチェックしたりしましょう。
このようなことを習慣にすることによって、ガス給湯器の電気代が節約できます。
なお、ガス給湯器は約10年間が寿命です。
ガス給湯器は10年間以上使っていると電気代もかかるため、交換するのがおすすめです。
ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ
■エコキュートの電気代の節約方法

ガス給湯器の節約方法を探しているのであれば、ガス給湯器よりもエコキュートの方がおすすめです。
エコキュートは、オール電化住宅などでよく使われていますが、電気代も使い方によって大きく違ってきます。
エコキュートは省エネになりますが、設定が間違っていると昼間の沸き増しが多くなって電気代が高くなることもあります。
ここでは、エコキュートの電気代の節約方法についてご紹介します。

●エコキュートとは?

エコキュートというのは、大気の熱でヒートポンプの技術を利用してお湯を沸かす給湯機です。
ヒートポンプの技術は、エアコンや冷蔵庫などにも使われているもので、室外に設置したヒートポンプユニットの熱交換器が大気中の熱を汲み取って、この熱を使ってお湯を沸かします。
電気のみでなく、大気中の熱も利用するため、お湯が省エネルギーで沸かせます。
基本的に、エコキュートは安い電気料金の夜間電力を使ってお湯を夜間に沸かしておいて、このお湯を貯湯タンクの中に貯めることによって昼間にお湯が使えるようになっています。
そのため、安い電気料金の夜間に次の日に必要なお湯を余分や不足がないように準備することが、省エネなエコキュートをお得に使うために最も大切になります。

●電気代の節約のためには最も適した電気料金プラン選びが大切

エコキュートを使っている家庭は、安い電気料金の夜間電力が適用になるオール電化向け電気料金プランなどを使っているでしょう。
しかし、同じ夜間電力が適用になる電気料金プランは種類がいくつかあるため、この中から自宅に最も適したものを選ぶことが大切です。
家庭の時間帯ごとの電気料金の単価は、電気料金プランによって違っています。
昼間の沸き増しがエコキュートは必要になることもあるため、家庭で多く電気を使う時間帯を考えながら、昼間の電気料金の単価を比較検討して電気料金プランを選ぶ必要があります。

●エコキュートの電気代の節約方法

エコキュートは、安い電気料金の夜間電力でお湯を夜間に沸かすときは電気代が安くなりますが、注意することもあります。
電気代がエコキュートで高くなるのは、昼間にお湯が不足して沸き増しが必要になるときです。
エコキュートは機能が多く搭載されていますが、電気代も使い方によって非常に違ってきます。
ここでは、エコキュートの電気代の節約方法についてご紹介します。

・モードをシーズンによって使い分ける
エコキュートが最も省エネになるのは、メーカーごとのおすすめの省エネモードを使うときです。
しかし、省エネモードで昼間に頻繁にお湯が不足して沸き増しが必要なときは、お湯を多めに沸かす設定に変更する方がいいことがあります。
特に、多くのお湯を使う冬のシーズンにお湯を多めに沸かすモードにしているときは、お湯を使う量が少ない夏のシーズンに省エネモードに変更するなど、モードをシーズンごとに使い分けることによって電気代を節約することができます。

・お湯をその日に使わないときは昼間の沸き上げを止める
エコキュートの貯湯タンクの中のお湯の量が少なくなれば昼間に自動で沸き増しする自動沸き増しの機能が搭載されているときは、その日にお湯をもうこれ以上使わないときには、昼間のその日の自動沸き上げを止めることによって電気代が節約できます。

・きちんとピークカットを設定する
エコキュートに最も適している夜間に安い電気料金プランは、昼間には電気料金の単価が時間帯別に設定されているため、昼間の高い電気料金の単価の時間帯があります。
特に、ピークシフトプランを現在契約している家庭は、エコキュートでピーク時間帯に沸き上げすると、非常に電気代が高くなるため注意しましょう。
ここでは、電力会社ごとのピークシフトプランについてご紹介します。
北海道電力はピーク抑制型時間帯別電灯(ドリーム8エコ)
東北電力はよりそう+サマーセーブ、よりそう+シーズン&タイム、ピークシフト季節別時間帯別電灯
東京電力はピークシフトプラン
中部電力はピークシフト電灯
関西電力は季時別電灯PS
中国電力は電灯ピークシフトプラン
四国電力はピークシフト型時間帯別電灯
九州電力はピークシフト電灯
使っている電気料金プランの昼間の電気料金の単価が高い時間帯を掴んで、エコキュートでお湯が少なくなっても設定した時間帯は自動沸き増しをしないピークカット設定ができるときは正しく設定しましょう。
エコキュートでピークカット設定がないときは、来客などでお湯を普段より多く使うようなときなどは残湯量をピーク時間前にチェックして、沸き増しが必要なときは沸き上げをピーク時間以外の時間帯に行いましょう。
ピーク時間帯は、非常に電気料金の単価が高くなります
例えば、東北電力のよりそう+サマーセーブのケースでは、電気料金の単価が安い夜間の時間帯に対して最も高い時間帯は4倍以上と高くなっています。
上手く電気料金の単価が高いピーク時間帯を避けることによって、電気代が大きく節約できます。

・高温たし湯の方が追いだきよりも省エネになる
お風呂は、自動保温や追いだきよりも高温たし湯の方が省エネになります。
自動保温や追いだきのときは、お風呂のぬるくなったお湯を循環して、貯湯タンクの中の熱を使うことによって温めるため、貯湯タンクの中の熱がその分無くなります。
しかし、高温たし湯はそのまま貯湯タンクの中の熱いお湯を使うため省エネになります。
また、同じように、前の日の残り湯を沸かすよりもお湯はりを再度する方が省エネになります。
水がもったいないのであれば洗濯などに使って、お湯を新しくはる方がおすすめです。
・休止モードを使う
数日間あるいは長期間留守にするようなときは、沸き増しを無駄にしないように休止モードに設定することによって電気代が節約できます。
また、長期間留守にするときは、きちんと貯湯タンクの水抜きなどのメンテナンスも行いましょう。
・夜間の時間設定をチェックして電気料金プランを見直しする
安い夜間電力が使える時間帯は、使っている電気料金プランごとに違っています。
電気代はエコキュートの夜間時間の設定が間違っていると多くかかることがあるため、しっかりと間違えないように時間帯設定を行いましょう。
また、電気料金プランの種類が多くなったり、適切な電気料金プランが家庭のライフスタイルの変化で変わったりすることがあります。
契約している電気料金プランを定期的に見直しすることも、電気代の節約になります。
ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ
■まとめ

ここでは、ガス給湯器の節約方法をお探しの方へ、光熱費をガス給湯器で節約する方法、ガス給湯器は都度消しとつけっぱなしはどちらが節約できるか?エコキュートの電気代の節約方法についてご紹介しました。
お風呂でできる節約方法としては、次のようなものがあります。

・浴槽の湯量を少なくする

・お湯の設定温度を低くする

・追いだきの回数を少なくする

・シャワーの時間を短くする

台所でできる節約方法としては、次のようなものがあります。

・温度設定を入浴するときと切り替える

・手洗いの洗い物のお湯の使い方を考える

・水を調理のときは使う

ガス給湯器の節約方法をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

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