エコキュートの基礎拡大/基礎撤去などの工事手順について知りたい方へ
2021年6月12日
近年は、家庭の光熱費が大幅に低減できるということで、ガス給湯器などからエコキュートに交換する方が多くなっています。
エコキュートは、貯湯タンクユニットが必要な給湯機で、安い電気料金の深夜時間帯にお湯を沸かして貯湯タンクユニットに貯めておきます。
そのため、エコキュートに交換するときは、貯湯タンクユニットの基礎工事が必要になります。
ここでは、エコキュートの基礎拡大/基礎撤去などの工事手順について知りたい方へ、エコキュートの一般的な設置工事の流れ、エコキュートに交換するときに従来の基礎はそのまま使用できるか?エコキュートの基礎工事の事例についてご紹介します。
■エコキュートの一般的な設置工事の流れ
エコキュートに交換するときの一般的な設置工事の流れとしては、エコキュートを設置する場所を決める、エコキュートの基礎工事を行う、エコキュートの設置工事を行う、というようなことになります。
エコキュートに交換するときは、エコキュート設置するスペースがあることが条件になるため、住宅が密集しているところなどで「スペース的に自宅は難しいのではないか」と考える方は、エコキュートの機種を決める前に「スペース的に設置できるか」について工事業者に相談しましょう。
ここでは、エコキュートの一般的な設置工事の流れについてご紹介します。
●エコキュートを設置する場所を決める
最初に、エコキュートを設置する場所を決める必要があります。
エコキュートは、貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを設置する必要があるため、壁掛けタイプのガス給湯器などより、設置スペースが相当広く必要になります。
もちろん、設置できるスペースがなければエコキュートは設置することができません。
ここでは、エコキュートを設置するために必要な目安のスペースについてご紹介します。
エコキュートは大きさがメーカーや型式によって微妙に違っているため、エコキュートを設置するためのスペースがどの程度あればいいかなどについては一律ではありませんが、目安はある程度あります。
エコキュートの一般的な大きさとしては、貯湯タンクユニットの角型が550mm~650mmくらいの幅、600mm~750mmくらいの奥行で、ヒートポンプユニットが幅900mm程度の幅、300mm程度の奥行になります。
なお、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットは距離を600mm程度を確保して設置する必要があるため、設置する目安のスペースとしては2100mm程度の幅、750mm程度の奥行が必要であると考えておきましょう。
エコキュートは、確かに設置するスペースがあれば交換することができます。
しかし、交換した後のことを考慮したときは、注意することがいくつかあります。
まず、エコキュートは騒音トラブルが発生することがあります。
エコキュートで光熱費が低減できるのは、安い電気料金の深夜時間帯にお湯を沸かすためです。
しかし、人が寝静まっている深夜時間帯にエコキュートは運転するため、エコキュートの運転音によるトラブルが発生することがあります。
エコキュートの運転音は昼間であれば問題にならないくらいの音ですが、深夜時間帯で周りが静かであれば騒音が気になるような人も中にはいます。
エコキュートの騒音トラブルで実際に裁判にまでなったこともあるため、距離が隣家と近いときは防音対策を行う必要があります。
また、自宅についても、エコキュートを寝室のそばなどに設置したときは、運転音のために眠れないというようなことになるため注意する必要があります。
エコキュートを設置する場所を決めるときは、このようにいろいろなことを検討する必要があるため、工事業者に前もって相談するのがおすすめです。
●エコキュートの基礎工事を行う
次に、エコキュートの貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットを設置する場所で基礎工事を行います。
基礎工事の前に、既設のガス給湯器などを撤去する必要がありますが、ガス給湯器をもともと設置しており、ガスをガス給湯器の他に使っていないときは、必ずガス会社との契約を解除しましょう。
なお、現在ガスコンロなどを使っているときは、契約を解除する必要はありません。
基礎工事については、既設のエコキュートを新しいエコキュートに交換するようなときは、既設の基礎などがそのまま使えることもあるため、必要に応じて基礎工事を行うようになります。
エコキュートにガス給湯器を交換するときは、エコキュートの基礎を作るために砂利を敷いたり、コンクリートを打ったりする必要があります。
しかし、エコキュートを設置するときは、強固な基礎を作るということに注意する必要があります。
エコキュートは非常に貧弱な基礎に設置しているようなケースも多くあります。
エコキュートをブロックだけを置いた上に設置して、斜めに本体が傾いているようなケースも中にはあります。
しかし、このようなエコキュートの安定しない設置は非常にリスクがあります。
そのため、強固なエコキュートの基礎工事を行う必要があります。
基本的に、エコキュートの貯湯タンクユニットは60kg~100kgくらいも重量があるだけでなく、お湯がこの中に貯まります。
そのため、お湯が貯湯タンクユニットに貯まっているときは、重量が500kgをオーバーするようになります。
このようにエコキュートの貯湯タンクユニットは重量が大きいため、強固な基礎でなかったときは、自然災害の地震などが発生したときに、揺れなどに耐えることができなくて、エコキュートが倒壊するようなトラブルが発生します。
エコキュートの基礎工事は、コンクリートの幅80cm、奥行80cm、厚さ10cm以上くらいの基礎が設置する場所にあると行う必要はありません。
しかし、このような基礎がなければ、エコキュートの基礎工事が必要になります。
エコキュートの基礎としては、型枠を現場で作って生コンクリートを流し込む現場打ち、コンクリートのブロックを組み合わせてボルトで締めるエコベースがあります。
基礎工事としては、エコベースの方が安くて短納期ですが、地盤がもともと安定しないときはエコキュートが設置できないと考えておきましょう。
●エコキュートの設置工事を行う
エコキュートの基礎工事が終わると、次にエコキュートの設置工事を行います。
ここでは、エコキュートの設置工事を行う方法についてご紹介します。
浴槽に穴を開けてふろ循環アダプターを取り付けます。
また、ふろリモコンと台所リモコンを取り付けてリモコンの配線工事を行います。
先に作ったエコキュートの基礎に、しっかりと貯湯タンクユニットを固定します。
貯湯タンクユニットが斜めになって設置されていることがたまにありますか、必ず水平になるように設置する必要があります。
貯湯タンクユニットの設置が終わると、次に給水配管、給湯配管、ふろ配管、排水配管を接続して、電源配線を接続します。
ヒートポンプユニットもしっかりと固定して倒壊しないようにして、貯水タンクユニットとの配線工事を行います。
エコキュートを設置した後に、試運転で動作をチェックして、正常に動作するとエコキュートの交換は終わりです。
なお、既設の給湯機の基礎を再度使うときは、既設の給湯機を固定していた穴を必ず埋めておくように注意する必要があります。
この穴を埋めておかないと、雨水が穴に侵入して基礎がもろくなることがあります。
●エコキュートの設置工事をきちんとチェックする
ここでは、エコキュートの一般的な設置工事の流れについてご紹介しました。
基本的に、エコキュートを設置する場所を決めると、業者が工事をきちんと行なってくれるため、お客様そのものが作業を何らか行う必要はありません。
しかし、全くチェックしないで業者に全て任せると、強固でない基礎になったり、水平でないままエコキュートを設置されたりすることがあるため、エコキュートの設置工事についてはきちんとチェックしましょう。
エコキュートを設置する費用の相場は、設置する場所によっても違いますが、一般的に10万円~20万円くらいです。
例えば、既設の給湯機の基礎を再度使ったり、既設の給湯機の配管を再度使ったりするときは、エコキュートの設置工事の費用が安くなることもあるでしょう。
エコキュートの設置工事を考えている方で、自宅に設置できるか心配なときは気軽に工事業者に問い合わせてください。
エコキュートの工事業者では、豊富な設置工事の実績をベースに、設置する最も適した場所を決めるためにアドバイスしてくれます。
■エコキュートに交換するときに従来の基礎はそのまま使用できるか?
エコキュートに電気温水器から交換するときに、そのまま電気温水器のコンクリートの基礎を使用したいと思っている方もいるのではないでしょうか。
では、エコキュートに交換するときに従来の電気温水器の基礎はそのまま使用できるのでしょうか?
基本的に、従来の電気温水器の基礎はそのまま使用できます。
エコキュートの貯湯タンクユニットと電気温水器は、大きさがほとんど同じです。
どちらかといえば、エコキュートの貯湯タンクユニットの方が断熱材などの技術改良によって、コンパクトなときが多くあります。
そのため、電気温水器をエコキュートに交換するときは、基礎はそのまま使用できます。
なお、基礎工事がごくまれに必要なこともあるため注意しましょう。
エコキュートに電気温水器から交換するときに基礎工事が必要になるのは、基礎の状態が強固でないときです。
基礎は一応あるが強固でないときは、そのまま使用できません。
例えば、コンクリートブロックを下水マスを塞がないように空間をレンガで作った上にエコキュートの貯湯タンクユニットを置いているようなケースです。
もし地震が発生したなどによってこのレンガが崩れると、貯湯タンクユニットが倒壊するリスクがあります。
中古住宅を買ったようなときは、同じような状態でもともとのエコキュートが設置されていることがあります。
このようなケースは、エコキュートに交換するときに他の場所に基礎工事を新しく行って、エコキュートを設置する必要があります。
また、エコキュートに電気温水器から交換するときに基礎工事が必要になるのは、大きく基礎が傾いているケースです。
基礎はあるが大きく基礎が傾いているときは、そのままの基礎が使用できません。
例えば、木が基礎の下にあって、木が大きくなるにつれて傾いてしまったようなケースがあります。
このようなときは、基礎を一旦撤去してから、木の根を除去して再度基礎工事を行う必要があります。
基礎工事のときは、鉄筋を入れて周りの犬走りやコンクリートブロックと緊結するように施工します。
新しい基礎は、水平になるようにエコキュートが設置することができます。
エコキュートに電気温水器から交換するときには、基本的にそのままの基礎が使用できます。
なお、先にご紹介したような良くない基礎のケースは稀なものです。
基本的に、既設の電気温水器を設置していた基礎に、そのままエコキュートを設置することができます。
もし既設の電気温水器の基礎が使用できるかわからないときでも、工事業者が現場を調査するときにチェックしてくれます。
エコキュートに交換するときに基礎についてわからなければ、気軽に工事業者に相談してください。
■エコキュートの基礎工事の事例
ここでは、エコキュートの基礎工事のいくつかの事例についてご紹介します。
●エコキュートの基礎工事の事例1
エコキュートの基礎工事を行いました。
弊社では、一切簡易基礎ベースを使用していません。
というのは、エコキュートの貯湯タンクユニットは満水になると重量が370Lの容量で400kg以上、460Lの容量で500kg以上もあり、セメント・砕石・砂を混ぜたしっかりした基礎コンクリートの基礎でなければ、地震による倒壊や地盤沈下などによる傾きなどでリスクがあるだけでなく、ちょっと傾いたのみでも力が配管の接続部にかかって水が漏れる要因にもなるためです。
例えば、良くない基礎工事の事例としては、側溝のフタなどに使う安いコンクリートの平板のみの基礎があります。
このような良くない基礎工事は、訪問販売業者が行うことがたまにあります。
エコキュートなどのオール電化は、ネット業者、訪問販売業者、家電量販店などのいろいろな異業種から相次いで参入しており、競争が過度になっています。
そのため、価格は定価の値引率などで比べられやすいため、工事の手間や材料を省略することによってギリギリまで工事原価を切り詰めるような工事が行われています。
ここでは、強度を確保する現場打ち鉄筋コンクリート基礎についてご紹介します。
ヒートポンプユニットのドレン排水管と逃がし弁用の排水管を、数日前に施工しました。
このような事前の施工が、排水管を露出させないときは必要になります。
木枠を組んで、砕石を敷き詰めました。
今回は、エコキュートの貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの両方の基礎工事を行うために、基礎の面積を2倍に拡大しました。
次に、地面を専用の道具で転圧しました。
このときには、地面をしっかりと締め固めることが必要になります。
差し筋アンカーを、住宅の基礎部分に入れるための穴を開けました。
アンカーを約30cmピッチで打ち込みました。
一体に住宅の基礎とすることによって強度がアップして、住宅の基礎部分とエコキュートの基礎の間が開かないようになります。
細い針金の格子状のワイヤーメッシュを、差し筋アンカーの上に入れました。
ワイヤーメッシュを入れるのは、ひび割れがコンクリートが固まるときに発生しないようにするためです。
次に、生コンクリートを現場で作りました。
ミキサーでセメント・砂利・砂を混ぜてコンクリートを作りました。
なお、モルタルはセメントと砂だけを混ぜたものですが、砕石が入っていないため強度が弱くなります。
モルタルは、土間タイルや外壁などの仕上げに使用します。
なお、仕上がったときは、外観のみではモルタルとコンクリートの区別ができません。
モルタルの基礎はセメントと砂で工事ができるものですが、生コンクリートの基礎は現場で左官工がミキサーで作ったものです。
生コンクリートは重いために、通路は一輪車で運んで、階段はバケツで運びました。
コンクリートは15cmの厚さで打ちました。
左官工は、午前8時30分から午後3時まで現場でコンクリートを打って、数時間経ってさらに天場を仕上げました。
なお、現場打ちコンクリートは、6袋の砂、8袋の砕石、3袋のセメントを使って、1日がかりで作業を行いました。
そのため、簡易基礎ベースとは強度が数倍も違うようになります。
これが、一般的なエコキュートの基礎工事の方法です。
●エコキュートの基礎工事の事例2
今回のエコキュートの基礎工事は、壁掛け式のガス給湯器を撤去してエコキュートに交換するものでした。
まず、壁掛け市のガス給湯器を撤去しました。
エコキュートに壁掛け式のガス給湯器を交換するときは、追加で貯湯タンクユニットを設置する基礎工事が必ず必要になります。
貯湯タンクユニットは、機種によっても違いますが、満水のときは約400kg~500kg以上の重さになるため、直接砂利や土の地面に設置することはできません。
というのは、貯湯タンクユニットが重量によって地面に沈むためです。
そのため、エコキュートを設置する場所では、コンクリートを打つ基礎工事を行うことが多くあります。
基礎工事の工程としては、次のようなものがあります。
・地盤を踏み固める
・必要な大きさの枠を木などで作る
・枠の中に鉄筋をサイの目上に入れる
・コンクリートを打つ
・平らにコンクリートの表面を仕上げる
・コンクリートが完全に固まるまで待つ
そのため、エコキュートを設置するためには2日間最低でもかかります。
このように強固な基礎を作るためには、時間も費用もかかります。
リフォームなどのように、1日で住みながらエコキュートに交換するときでも可能ですが、結構厳しくなります。
このようなときは、1日でエコキュートに交換するために簡易基礎を使います。
ここでは、簡易基礎を使った基礎工事についてご紹介します。
・地面を固める
・簡易基礎を設置する
・コンクリートを石の間のスペースに打って、平らに表面を仕上げる
コンクリートが乾くと、エコキュートの基礎が完成します。
なお、コンクリートを普通に打つのみであれば、時間が固まるまでにかかるため、凝固剤をコンクリートに混ぜて乾くまでの時間を短くしました。
そして、コンクリートが固まったときに、エコキュートの貯湯タンクユニットを設置しました。
ヒートポンプユニットも一緒に設置しました。
ヒートポンプユニットは、ほとんどエアコンの室外機と同じようなものであるため、プラスチックの脚を地面に置いて固定しました。
エコキュートの貯湯タンクユニットとヒートポンプユニットの設置が終わると、次にそれぞれの配管や配線の工事を行いました。
今回は、エコキュートを設置する場所が既設のガス給湯器の場所から変わっていたため、既存の配管などを延長する必要がありました。
配管などの工事が終わった後の見栄えがいいように、脚カバーを取り付けました。
そして、凍結を防止するために保温材をそれぞれの配管に巻いて配管工事が終わりました。
あとは、台所リモコンとふろリモコンを取り替えて、試運転をした後に完成しました。
エコキュートの設置工事は、午前9時から始めて午後5時頃に終わって、午後6時30分頃に試運転、操作方法の説明が終わって、お客様に引渡ししました。
エコキュートを設置するスペースや搬入する道幅が相当ギリギリであったため、本当に設置できるか不安になっていたお客様も喜んでくれました。
今回は、エコキュートにガス給湯器を交換するケースについてご紹介しました。
普通のエコキュートからの交換であれば基礎工事は必要ないため、もっと費用も安く早く終わるでしょう。
●エコキュートの基礎工事の事例3
今回は、エコキュートに電気温水器から交換しました。
既設の電気温水器はコンクリート基礎ではないため、電気温水器の重量によって既設の土間が割れていました。
そのため、コンクリート基礎工事を新しく行なってエコキュートを設置しました。
既設の電気温水器の基礎は、ブロックだけを置いたものでした。
また、電気温水器を固定もしていなかったため傾いていました。
このようなものを撤去して、コンクリート基礎工事を新しく行いました。
保温材が配管も巻かれていませんでした。
まず、既設の電気温水器を取り外して、3人掛かりで搬出しました。
搬出する経路が少し狭いところが1部ありましたが、撤去は問題なく終わりました。
撤去した電気温水器は、工事が終わった後にそのまま持ち帰って処分しました。
土間も薄い厚みであったため、基礎の場所の土間は取り除きました。
基礎工事は、土の状態にしてから行いました。
簡易基礎ベースなどは使わないで、手作業でスタッフが全て基礎工事を行いました。
簡易基礎もいいでしょうが、現場ごとに適したコンクリート基礎の方がやはりより強固になると思っています。
そのため、基礎が乾燥するまでの数日間は、前もってお客様にお湯が使えないことを了承してもらいました。
エコキュートの設置工事のために後日訪問しました。
基礎も十分に固まっていました。
貯湯タンクユニットは、満水になれば重量が400kg以上にもなります。
このコンクリート基礎で貯湯タンクユニットも固定できるため、安心して使えます。
コンクリート基礎に固定アンカーをしっかりと打ち込みました。
貯湯タンクユニットをコンクリート基礎の上から一旦取り外して、穴をドリルで開けてアンカーを打ち込みました。
ボルトが緩むことも、スプリングワッシャーも使っているためありません。
今回設置したエコキュートは、3箇所の固定ボルトがありました。
配管を接続する箇所は大きく変わっていませんでしたが、せっかくであるため新しく配管はやり直しました。
配管の接続部には放熱ロスをできるだけ少なくするために、保温材をしっかりと巻きました。
ヒートポンプユニットは、貯湯タンクユニットの近くに設置しました。
ヒートポンプユニットの配管は、標準でアルミ3層管を使っています。
アルミ3層管は、安いポリエチレン管とは違って、95℃の耐熱温度で非常に性能が高く耐久性も高いものです。
配管は長期間安心して使えるように品質の高いものを使っています。
台所リモコンとふろリモコンも新しく交換しました。
次に、脚カバーを取り付けました。
この脚カバーを取り付けると、外観が良くなり、冬のシーズンの配管の凍結も予防することができます。
今回のエコキュートは鋼板製の脚カバーでした。
脚カバーに配管が当たるところをカットしました。
カットしやすいようにもともと脚カバーには切り目が付いていますが、切り目のところをカットすれば相当開口部が大きくなって見栄えも悪くなります。
そのため、配管が当たるところのみをカットしました。
さらに、カットしたところは防腐スプレーを塗って腐食しないようにしました。
細かい作業ですが、安心して長期間使うことができます。
試運転を行って、エコキュートの設置工事は終わりました。
■まとめ
ここでは、エコキュートの基礎拡大/基礎撤去などの工事手順について知りたい方へ、エコキュートの一般的な設置工事の流れ、エコキュートに交換するときに従来の基礎はそのまま使用できるか?エコキュートの基礎工事の事例についてご紹介しました。
エコキュートの一般的な設置工事の流れとしては、次のようなものがあります。
・エコキュートを設置する場所を決める
・エコキュートの基礎工事を行う
・エコキュートの設置工事を行う
エコキュートに電気温水器から交換するときは、まれなケースを除いて、基本的にそのまま基礎が使用できます。
エコキュートの基礎拡大/基礎撤去などの工事手順について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
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