IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へ

2022年1月4日

IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へIHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へ
IHクッキングヒーターはメンテナンスが必要ですが、どのようなメンテナンス方法があるかわからない方もいるでしょう。

ここでは、IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へ、IHクッキングヒーターのメンテナンス方法、IHクッキングヒーターの頑固な汚れのお手入れ方法、エコキュートのメンテナンス方法についてご紹介します。
IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へIHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へ
■IHクッキングヒーターのメンテナンス方法

IHクッキングヒーターはフラットなトッププレートで使った後にサッと拭くとお手入れができますが、長年使っていると汚れたり、焦げ付いたりしてきます。
ここでは、IHクッキングヒーターのメンテナンス方法についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターのトッププレートのメンテナンス方法

ここでは、IHクッキングヒーターのトッププレートのメンテナンス方法についてご紹介します。

・IHクッキングヒーターのトッププレートの焦げ付きの要因
IHクッキングヒーターのトッププレートの焦げ付きの多くは、調味料や吹きこぼれがフライパンや鍋の底に付いて焦げ付いて、これらがトッププレートに移ることが要因です。
そのため、IHクッキングヒーターのトッププレートの掃除だけでなく、使うフライパンや鍋の底の汚れを無くすことによって、トッププレートの汚れの多くは防止できます。

・IHクッキングヒーターのトッププレートの焦げ付きを掃除する方法
ここでは、IHクッキングヒーターのトッププレートの焦げ付きを掃除する方法についてご紹介します。

(付いたばかりの焦げ付き)
焦げ付きは、付くと可能な限り早く掃除するようにしてください。
使った後はトッププレートが熱いため冷えてから、飛散した油汚れなどのときには中性洗剤のスプレータイプのものなど使うのがおすすめです。

(くすんだ焦げ付き)
きちんと普段にメンテナンスをしていても、IHクッキングヒーターのトッププレートは長年使うことによってくすみが発生することがあります。
このときは、市販品の水栓の水垢などが落ちるポリエステル系の住宅用掃除シートがおすすめです。

(トッププレートの頑固な焦げ付き)
トッププレートの頑固な焦げ付きについては、丸めたラップやアルミホイルとクレンザーを組み合わせるのがおすすめです。
重曹をクレンザーの代わりに使っても問題ありません。

・IHクッキングヒーターのトッププレートの駄目なメンテナンス方法
ここでは、IHクッキングヒーターのトッププレートの駄目なメンテナンス方法についてご紹介します。

(金属わたしは使わない)
頑固な焦げ付きでも、金属たわしは使わないようにしてください。
トッププレートに傷が付くため、焦げ付きが発生したときはアルミホイルとクレンザーを組み合わせてください。

(汚れ防止シートは使わない)
市販品の「汚れ防止マット」は、正しく温度調節機能が作動しない要因になるのみでなく、火災になったケースもあります。
それぞれのIHクッキングヒーターのメーカーでも使うことを禁止しているため、市販品の「汚れ防止マット」は使わないようにしてください。

(トッププレートを分解したり持ち上げたりするなどは絶対にしない)
IHクッキングヒーターのトッププレートは、ガスコンロと違って取り外すことができません。
無理にトッププレートを持ち上げると、トッププレートが割れたり、センサーにトラブルが発生したりすることがあります。
そのため、トッププレートを分解したり持ち上げたりするなどは絶対にしないようにしてください。

●IHクッキングヒーターの排気口のメンテナンス方法

ここでは、IHクッキングヒーターの排気口のメンテナンス方法についてご紹介します。

・取り外しできる部品は水洗いする
取り外しできる部品は洗剤で洗うことができるため、こまめに洗ってください。
給排気口が狭いときは、次のようなメンテナンス方法がおすすめです。
IHクッキングヒーターの給排気口が狭いときは、割り箸の先にガーゼなどを巻き付けて掃除してください。
市販品のサッシ溝掃除用道具は、ガーゼを巻き付ける必要が無いため便利です。
排気口は狭いときは、サッとトッププレートのように拭くことができません。
しかし、掃除をしないでそのままにしていれば油汚れが中で固着するため、こまめに掃除する必要があります。

・IHクッキングヒーターの排気口のメンテナンス方法で注意すること
掃除するときの洗剤は、布巾などに吹き付けてください。
IHクッキングヒーターのほとんどは、右側が吸気口で左側が排気口になっています。
グリルに繋がっている排気口は拭き取りやすくなっていますが、内部の基板に繋がっている吸気口は水などが侵入するとトラブルの要因になるため注意してください。

●魚焼きグリルのメンテナンス方法

ここでは、魚焼きグリルのメンテナンス方法についてご紹介します。

・取り外しできる部品は水洗いする
IHクッキングヒーターの多くは、フロントパネルやグリルプレートの取り外しができます。
取り外しできる部品は水洗いしましょう。

(中性洗剤と布巾でグリルの中は拭く)
パナソニックのYシリーズのIHクッキングヒーターは、お手入れが容易なラクッキングリルを採用しているためほとんど庫内がフラットになっています。
このときは、中性洗剤が付いた布巾でいずれの面を拭いても問題ありません。
しかし、ヒーターが天面と底面にあるときは直接拭かないようにしてください。
ヒーターに触らないように、中性洗剤が付いた布巾で庫内を拭いてください。

・お手入れボタンでヒーターは掃除する
油汚れがヒーターに付いたままであればトラブルの要因になるため、5回~6回グリルを使えばヒーターをお手入れボタンで掃除してください。
なお、庫内は使ったすぐ後には高温になっているため注意してください。

●長くきれいに使うためのIHクッキングヒーターのメンテナンス方法

IHクッキングヒーターは、ほとんど10年間くらい使うようになります。
焦げ付いたときに掃除する方法もありますが、簡単な毎日のお手入れが長くきれいにIHクッキングヒーターを使うためのメンテナンス方法になります。
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■IHクッキングヒーターの頑固な汚れのお手入れ方法

IHクッキングヒーターは、IHコイルからの磁力で調理するため、高い安全性があります。
また、IHクッキングヒーターのトッププレートは、フラットであるため簡単に掃除ができるとされています。
しかし、毎日の調理で使っていれば、頑固な汚れが付いてきます。
ここでは、IHクッキングヒーターの頑固な汚れのお手入れ方法についてご紹介します。

●IHクッキングヒーターに付く頑固な汚れの要因

ここでは、IHクッキングヒーターに付く頑固な汚れの要因についてご紹介します。

・焦げ付き
焦げ付きは、IHクッキングヒーターのトッププレートのガラス面に付いた汚れです。
いかに焦げ付きが小さくても、調理するときに加熱されるため焦げ付きが広がるようになりがちです。
完全に落ちない鍋の底の汚れも、焦げ付きが発生する要因になります。
フライパンや鍋の底に隙間があったり、剝がれて色が変わったりしたときは、絶対に使わないようにしましょう。
また、前もって使える調理器具の材質や種類、形状については、IHクッキングヒーターの取扱説明書でチェックしておきましょう。

・油汚れ
揚げ物や炒め物を調理しているときに飛散する油も、汚れの要因の一つです。
水拭きでも汚れが軽いときは落ちるため、できるだけ早く拭き取るのがおすすめです。
トッププレートが冷めてから、火傷をしないように掃除をしてください。

・吹きこぼれ
IHクッキングヒーターのトッププレートには、調理するときに使う調味料の塩や醤油、こしょうなどというようなものや食品などが吹きこぼれることがあります。
このような吹きこぼれが溜まってくると、落ちにくい頑固な汚れになります。

●IHクッキングヒーターの掃除に必要なもの

ここでは、IHクッキングヒーターの掃除に必要なものについてご紹介します。

・アルカリ性洗剤・クレンザー
油汚れに効果が期待できるアルカリ性洗剤や落ちにくい汚れが落ちるクレンザーを準備します。
アルカリ性洗剤は水溶性調味料の醤油などや調理しているときに飛散した油などにおすすめで、クレンザーはIHクッキングヒーターのトッププレートに鍋の底の汚れが付いたときにおすすめです。
・スポンジ・古布
スポンジ・古布は、洗剤を付けたところを擦ったり、拭いたりするために準備します。

・掃除用ブラシ
IHクッキングヒーターの隙間に溜まるゴミを掃除するときは、便利な掃除用ブラシを準備します。
使わなくなった歯ブラシでも問題ありません。
・掃除用手袋
手が洗剤によって手荒れするのを防止するために、掃除用手袋を準備します。

・食品用ラップ
IHクッキングヒーターの焦げ付きをクレンザーや重曹を使って掃除するときは、食品用ラップを使うのがおすすめです。
IHクッキングヒーターの汚れの上にクレンザーや重曹を少量置いて水を垂らして、汚れの上を丸めた食品用ラップで擦ります。
アルミホイルを食品用ラップの代わりに使っても問題ありません。

●IHクッキングヒーターの掃除の箇所と方法

ここでは、IHクッキングヒーターの掃除の箇所と方法についてご紹介します。

・魚焼きグリル
スポンジと中性の台所用洗剤を薄めたもので洗います。
たわしやスポンジの硬い面などは、表面が傷付くため使わないようにしてください。
使うたびにお手入れをしなければ、頑固な汚れになって落ちにくくなることがあります。
頑固な汚れになったときは、約40℃~50℃のお湯に焼き網や受け皿を入れて、10分間くらい漬けたままにします。
この後、スポンジと中性洗剤で洗うと落ちやすくなります。

・トッププレート
汚れがトッププレートに付いたままで調理すると、トッププレートの汚れがさらに落ちにくくなります。
汚れが軽いときは、絞った布巾で軽く拭き取って、この後にから拭きをします。
汚れが頑固なときは、丸めた食品用ラップにクリームタイプのクレンザーを付けて擦り取って、この後に十分に拭き取ります。
これでも汚れが落ちないときは、汚れている箇所を市販品のセラミック用スクレーパーで軽く削り落とすのがおすすめです。
もし、トッププレートが割れたり、プレートワクとトッププレートの隙間が広がったりしたときは、信頼できる業者に点検を頼みましょう。

・排気口・排気口カバー
排気口の掃除は、中性の台所洗剤を使います。
布を割りばしなどに巻き付けて、排気口の中は拭き取りましょう。
強く擦り過ぎると、排気口カバーの塗装が剝がれたりすることがあるため注意してください。
重曹は弱アルカリ性であるため、酸性のものが中和できます。
そのため、重曹はIHクッキングヒーターの焦げ付きや油汚れなどを落とすために効果が期待できます。
また、研磨効果も重曹は期待できます。

●IHクッキングヒーターの汚れを防止する方法

ここでは、IHクッキングヒーターの汚れを防止する方法についてご紹介します。

・こまめに掃除する
時間が経つほど、汚れは落ちにくくなります。
面倒でもサッと調理した後に拭き取るなど、掃除を早い段階で行うのがおすすめです。
特に、使うたびにグリル庫内と受け皿、焼き網は掃除しましょう。
汚れが付いたままで使うと、発火や発煙のリスクがあります。

・専用のIHコンロマットなどを貼る
IHクッキングヒーターに専用のIHコンロマットなどを貼ると、調味料などが隙間に侵入したり、汚れが付いたりするのが防止できます。
最近のIHコンロマットは、いろいろなデザインやカラー、材質などのものがあるため、自分が好きなものを選ぶことができます。
なお、IHコンロマットが推奨されていないこともあるため、前もってチェックしてください。

・排気口カバーを取り付ける
IHクッキングヒーターの排気口は、空気や煙の通り道になっています。
グリルを使っているときは、魚の油が排気口から出てきたり、メッシュ箇所にゴミやホコリが溜まったりします。
そのため、排気口カバーを取り付けると、排気口の汚れを防止することができます。
油を弾いて楽にお手入れができる素材の排気口カバーや調味料をカバー上部に置ける排気口カバーなどがあり、バリエーションが豊富にあります。
なお、排気口カバーが推奨されていないこともあるため、前もってチェックしてください。

・メンディングテープを隙間に貼る
隙間にホコリなどが溜まると、なかなか落としにくいでしょう。
しかし、メンディングテープを隙間に貼ると、隙間にホコリなどが溜まらないため便利です。
なお、メンディングテープが推奨されていないこともあるため、前もってチェックしてください。
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■エコキュートのメンテナンス方法

IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたいと思っているのであれば、エコキュートについても一緒に検討するのがおすすめです。
エコキュートは、IHクッキングヒーターと一緒に設置すると現在人気になっているオール電化にすることができます。
このエコキュートは10年間くらいの寿命といわれていますが、メンテナンスを定期的に行うことによって寿命をさらに延ばすことができます。
ここでは、エコキュートのメンテナンス方法についてご紹介します。

●エコキュートの正しいメンテナンス方法

ここでは、エコキュートの正しいメンテナンス方法についてご紹介します。

・浴槽のふろ循環アダプターのフィルター
浴槽のふろ循環アダプターのフィルターの詰まりを掃除しましょう。
ふろ循環アダプターのフィルターを取り外して、水洗いをしてブラシで汚れを落とします。
お風呂を使うときには、こまめに毎日掃除しましょう。

・追いだき配管
追いだき配管はエコキュートと浴槽の間にあり、使っているときはお湯が配管の中を流れているため汚れにくいですが、使っていないときは汚れやすくなります。
一般的にエコキュートには自動洗浄機能が搭載されていますが、自動洗浄機能が搭載されていないときなどは十分に手動で洗浄しましょう。
追いだき配管を洗浄する頻度としては、洗浄剤を使って半年に1回がおすすめです。
エコキュートのメーカーが洗浄剤について指定していることがあるため、前もってチェックしておきましょう。

・貯湯タンクの水抜き
メーカーによって少し方法が違っていますが、ここでは一般的な貯湯タンクの水抜き方法についてご紹介します。
給水配管専用止水栓を閉めて貯湯タンクへの給水を止めて、貯湯タンクユニットの逃し弁のレバーを上げます。
排水栓を開けて、きれいな水が出てくるようになれば排水栓を閉めます。
止水栓を開けて貯湯タンクが一杯になるまで給水します。
水が排水口から出てきた後に逃し弁のレバーを下げると、貯湯タンクの水抜きは完了です。
排水栓を年に2回~3回くらい開けて、1分間~2分間くらい貯湯タンクの水抜きをすることによって、快適に長期間エコキュートを使うことができます。

・ヒートポンプユニットの空気抜き
ヒートポンプユニットをできるだけ長期間使うためには、ヒートポンプユニットの空気抜きが非常に大切です。
ヒートポンプユニットの空気抜きの頻度としては、年に2回~3回くらいがおすすめです。
一般的なヒートポンプユニットの空気抜きの方法は、次のようなものです。
ヒートポンプユニットの全ての水抜き栓を開けて、1分間以上ヒートポンプユニットから水が出ることをチェックした後、水抜き栓を全て閉めると完了です。
なお、メーカーや機種によって少し方法が違うことがあるため、十分に取扱説明書をチェックしてください。

・漏電遮断器のチェック
貯湯タンクユニットの点検口のカバーを開けて、漏電遮断器のテストボタンを押します。
テストボタンを押して、漏電遮断器の電源レバーが「切」になると正常です。
漏電遮断器の電源レバーを「入」にすると完了です。
なお、メーカーや機種によって方法が違うことがあるため取扱説明書をチェックしてください。

・逃し弁のチェック
逃し弁は、沸き上げしたときに貯湯タンクの中の圧力が高くならないように、膨張水を排出するものです。
逃し弁のレバーを上げて、お湯あるいは水が貯湯タンクの排水口から出ることをチェックしてください。
お湯あるいは水が排水口から出てくると、逃し弁のレバーを下げて完了です。
なお、メーカーや機種によって方法が違うことがあるため取扱説明書をチェックしてください。

・エコキュートの臭いのチェック
エコキュートを設置した後にお湯を初めて使うときは、お湯に配管工事のときの油の臭いが混じることがあります。
臭いは1ヶ月間くらいで無くなるでしょうが、気になるときは貯湯タンクの中の水を一旦全て排水して新しい水を入れて使いましょう。
また、貯湯タンクユニットのドレン配管を設置するところが要因のことがあります。
生活排水の排水管に貯湯タンクユニットのドレン配管が接続されているときは、臭いが貯湯タンクユニットに入ってお湯が臭うことがあります。

・エコキュートを長期間使わないときの注意
旅行などで長期間家を留守にしてエコキュートを使わないときは、電源を切りましょう。
また、1ヶ月間以上使わないときは、貯湯タンクの全てお湯や水を排水しておきましょう。
ヒートポンプユニットの吹出口、吸込口を塞がないように、荷物などを周囲に置かないようにしましょう。

●エコキュートのメンテナンスを行わないことによるトラブル

エコキュートは水道水を沸かすのみであるため配管や貯湯タンクの中は汚れないと考えるかもしれませんが、水道水には不純物がいろいろ含まれており、この不純物が貯湯タンクの中に沈殿物として溜まってきます。
また、お風呂に湯はりをするときにはこの不純物が浴槽のふろ循環アダプターのフィルターに詰まって、エコキュートの調子がだんだん悪くなります。
貯湯タンクの水抜きを行わないときは、不純物がお風呂に浮いてから貯湯タンクに沈殿物があることがわかることもあるようです。
ふろ循環アダプターのフィルターが汚れで詰まると、追いだきができなかったり、時間が追いだきにかかったりすることがあります。
そのため、ふろ循環アダプターのフィルターも定期的に掃除しましょう。

●エコキュートを正しく使う方法

ここでは、エコキュートを正しく使う方法についてご紹介します。

・入浴剤
入浴剤は、入浴してリラックスしたいときなどによく使います。
しかし、実際には、エコキュートの部品などが硫黄、アルカリ、酸、塩分などが含まれている入浴剤によってダメージを受ける要因になるため使わない方がいいとされています。
エコキュートに適さない入浴剤を使うと、トラブルが発生したりしてエコキュートの寿命が短くなる要因になることがあります。
また、それぞれのエコキュートのメーカーが使える入浴剤を指定していることがあるため、取扱説明書などをチェックしましょう。

・エコキュートの床暖房
エコキュートの床暖房は温水式で、床下の温水パイプにエコキュートで沸かしたお湯を循環して暖房するものです。
基本的に、安い電気料金の深夜電力で沸かしたお湯を床暖房に使うため、光熱費が低減できることがメリットです。
しっかりと冷えやすい足元から暖めるため、それほど部屋の温度が高くなくても快適になります。
温水式の床暖房は、お湯を床下に循環するパイプを設置するためイニシャルコストが高くなりますが、ランニングコストはそれほど高くなりません。
床暖房は、立ち上がるまでの時間が30分間~60分間くらいかかりますが、運転を停止した後も余熱があるため居室時間に応じてタイマーで床暖房を運転するのがおすすめです。
飲み物などがこぼれたときは、長時間経つと床材の種類によっては変色やシミなどの要因になるため、汚れたときはすぐに拭き取りましょう。

●エコキュートを掃除しないことによるトラブル

エコキュートを掃除しないと、汚れが目に付くようになります。
水に含まれている石灰などの不純物が固まった水垢が、エコキュートの貯湯タンクの底には溜まります。
そのため、エコキュートの貯湯タンクの水抜きなどを定期的に行って、溜まっている水垢を除去する必要があります。
また、ステンレスで貯湯タンクは作られているため腐食しなく、空気が通らないため空気中の雑菌などに水が触れて腐食することもありません。
しかし、エコキュートを長時間使っており、長期間貯湯タンクを掃除しないと、溜まった水垢がヘドロ状になるときもあります。
そのため、貯湯タンクの水抜きなどを定期的に行って、汚れを排出する必要があります。
さらに、エコキュートを掃除しないと、ゴミが発生するときも多くあります。
エコキュートから出る黒いゴミは、配管の接続箇所に使っているゴムパッキンが劣化したものです。
浴槽のときは黒いゴミがわかりやすいでしょうが、キッチンのときはわかりにくいため、食器や食べ物を黒いゴミが含まれているお湯で洗うこともあるでしょう。
このようになる前に、業者にメンテナンスを頼む必要があります。
年に2回~3回のメンテナンスを自分で行うのみで、業者に頼むときのメンテナンス費を低減することもできます。

●エコキュートのメンテナンスを怠ったときの対処法

エコキュートのメンテナンスを怠ると、トラブルがいろいろ発生することがあります。
貯湯タンクの中の濁ったお湯が流れて、お風呂のお湯が濁ったり、フィルターが目詰まりして効率が悪くなったりします。
トラブルが万一発生したときは、給水配管専用止水栓をまず閉めます。
給水配管専用止水栓は、エコキュートの貯湯タンクユニットの根元のカバーを開けると中央あたりにあるためチェックしておきましょう。
エコキュートのメンテナンスを怠ってトラブルが発生して、自分で対処できないときや徹底的にメンテナンスしたいときは、業者に頼むのもおすすめです。
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■まとめ

ここでは、IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方へ、IHクッキングヒーターのメンテナンス方法、IHクッキングヒーターの頑固な汚れのお手入れ方法、エコキュートのメンテナンス方法についてご紹介しました。

IHクッキングヒーターのメンテナンス方法としては、次のようなものがあります。

・IHクッキングヒーターのトッププレートのメンテナンス方法

・IHクッキングヒーターの排気口のメンテナンス方法

・魚焼きグリルのメンテナンス方法

IHクッキングヒーターのメンテナンス方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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